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更新日:2015年10月26日

知事定例記者会見(2015年10月26日(月曜日))

【発表項目】

 1 平成27年度兵庫県文化賞・科学賞・スポーツ賞・社会賞受賞者の決定
 2 丹波焼最古の登窯の復興と千人の夢を詰めて焼く登窯初焼成
 3 日本広東経済促進会の開催
 4 ひょうご森のまつり2015の開催
 5 ミュージアムロード・オブジェ「Sun Sister」の愛称決定
 6 尼崎運河オープンキャナルフェスティバルの開催
 7 中播磨地域おもてなしフォーラム・観光ボランティアガイド発表会の開催
 8 平成27年度コウノトリ翔る但馬まるごと感動市の開催

動画(録画配信)

記者会見を動画で見る(約30分(外部サイトへリンク))

会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事会見内容

知事:

 1番目は「平成27年度兵庫県文化賞・科学賞・スポーツ賞・社会賞受賞者の決定」です。

 兵庫県においてそれぞれの分野で活躍をされた方々にお送りする、県としては非常に高い賞として位置付けております。
 文化賞については、桂文枝(かつらぶんし)さん、ご説明することはないと思います。三枝時代も、20年前の阪神・淡路大震災の後、10数年にわたって、ひょうご寄席を主宰して被災者を激励し続けていただきました。それだけではなく、最近は、淡路島名誉大使として、淡路の振興にご協力をいただいています。また、第2の繁昌亭についての提案等もいただいて、非常にご縁のある方であるため、桂文枝さんが文化賞の対象に決まりました。
 それから、神木哲男(かみきてつお)さんは、いわば地域史研究の第一人者です。また、金昌国(きんしょうこく)さんは、フルート奏者で、我が国を代表する奏者として世界で活躍をされてこられましたし、県内のフルートの発展にご指導をいただいてきました。そして、鉄斉美術館(てっさいびじゅつかん)ですが、富岡鉄斉の作品を蒐集して公開をされています。地道な美術館としての活動を評したものです。また、中辻悦子(なかつじえつこ)さんは、絵本作家として活躍をされてきましたし、美術家としても抽象世界を創造してこられました。亡くなられた元永定正(もとながさだまさ)さんの奥様でもあります。
 それから、科学賞ですが、住友ゴム工業(株)の材料開発本部が選ばれましたが、これは資料の業績欄に記載していますように、原材料として化石資源に依存しない100%石油外天然資源タイヤを開発したことで、環境負荷の軽減に努めたことが高く評価されたものです。それから、高橋政代(たかはしまさよ)先生の場合は、もうすでにご案内だとは思いますが、iPS細胞から作製した網膜色素上皮細胞シートを移植する臨床研究の第一人者になられています。また、竹田真木生(たけだまきお)先生は、昆虫研究です。そして、山﨑徹(やまさきとおる)先生は、アモルファス合金やナノ結晶合金等の新材料の開発です。
 科学賞については、神戸大学、大阪大学、京都大学、兵庫県立大学の持ち回りで、分野が偏らないように、しかも公正を期すということで、選んでいただいています。
 それから、スポーツ賞は、バレーボールの見学哲哉(けんがくてつや)さん、バトミントンの瀬川欽也(せがわきんや)さん、陸上の柳川昭男(やながわあきお)さん、そして、兵庫県体育協会の副会長をしてきていただいた、現在は同協会の参与ですけれども、和田清美(わだきよみ)さんです。
 また、剣道で世界一になりました、網代忠勝(あみしろただかつ)さん。それから、ユニバーシアードの野球競技で金メダルを獲得した、坂本誠志郎(さかもとせいしろう)さんです。坂本さんは今回、阪神タイガースにドラフト指名されました。この2人はスポーツの世界大会等で活躍されたことで、基準を満たしており、表彰させていただきます。
 兵庫県社会賞ですが、和泉藤枝(いずみふじえ)さんは、三木市の社会福祉における活動が総合評価されたということです。それから、市川禮子(いちかわれいこ)さんは、社会福祉法人きらくえんの理事長で、高齢者福祉でいろいろな試みを率先して行ってこられました。社会福祉法人運営の第一人者として24時間対応の地域見守り事業も積極的に取り組んでいただいています。保田茂(やすだしげる)先生は、ご承知の有機農業の理論と実践を推進していただいている方です。
 以上を選定させていただきました。11月11日(水)に兵庫県公館の大会議室で贈呈式を実施させていただきます。

 

 2番目は「丹波焼最古の登窯の復興と千人の夢を詰めて焼く登窯初焼成」です。

 立杭の登り窯ですが、全長が50メートル近く、そして、焼成室が9つもある、大変大きな登り窯です。しかも、築窯120年の長きにわたって利用されてきた登り窯です。その修復が終わったことを記念して、初焼成を、2頁に記載していますが、11月21日(土)に火入れ式を行わせていただきます。
 非常に大きな窯で、作品総数3700点を一挙に焼くことになります。小中学生、高校生、大学生など、いろいろな方々の作品もあわせて焼き上げることにしています。
 また、燃料の薪ですが、県民提案事業の一つとして、薪の確保も行ってきました。それから、一部の焼成室では竹を燃料とする実験を行い、検証をします。

 

 3番目は「日本広東経済促進会の開催」です。

 11月4日から5日の2日間にかけて、日本広東経済促進会を開催します。これまで13回にわたって、日本から広東に行く、次の年は、広東から日本に来てもらうという交互で開催を続けてきました。今年からこの促進会の会長を私が引き受けていますので、そのような意味では、しっかりとした情報交換をしてみたいと考えています。

 

 4番目は「ひょうご森のまつり2015の開催」です。

 11月8日の日曜日ですが、ひょうご森のまつり2015を上郡町山野里で実施します。いろんな出展や体験プログラムなども用意しています。

 

 5番目は「ミュージアムロード・オブジェ「Sun Sister」の愛称決定」です。

 美術館の運河側に設置されている、ヤノベケンジさんの大きな少女像ですが、愛称が「なぎさ」という名前に決まりました。お披露目式を11月7日の土曜日に行います。

 

 6番目は「尼崎運河オープンキャナルフェスティバルの開催」です。

 尼崎運河では、従来から再生プロジェクトを実施してきました。特に、水質浄化活動を中心としたまちづくり活動を展開してきましたが、10月31日、11月1日の土日にかけて、オープンキャナルサミットや環境学習会などを行うことにしています。2頁にオープンキャナルサミットの基調講演や招待講演のメンバーを記載していますのでご参照ください。

 

 7番目は「中播磨地域おもてなしフォーラム・観光ボランティアガイド発表会の開催」です。

 中播磨でボランティアガイドのフォーラムを兼ねた発表会を行います。カリスマ添乗員として有名な平田さんの基調講演も行います。

 

 8番目は「平成27年度コウノトリ翔る但馬まるごと感動市の開催」です。

 今年も但馬ドームで感動市を開催します。名物になっている但馬牛の丸焼きも行います。ぜひご参加いただきたいと思います。裏側に感動市のPRポイントが整理されていますのでご参照ください。

 

 私からは以上です。

 

質疑応答

記者:

 横浜市のマンションで傾きが見つかり、データの一部が改ざんされて、杭が支持層に届かなかった問題がありました。発表によると、旭化成建材が関わった工事が、兵庫県内でも89件あったということで、マンションや学校、公共施設もあったようです。知事としてこの一連の問題について全般的にどのようにご覧になっているか、89件あったということで、県として業者側や住民側に、今後どういった対応を考えているかお聞かせください。

 

知事:

 大変問題です。杭などはちゃんと打ってあるとみんな思いますが、その杭に手抜き工事が一部されていた。手抜き工事の理由がよくわかりません。工期におされたからというのは理由になりません。そういう意味では、旭化成建材の方で二度と繰り返さないためにも、なぜそういうことが結果として起こってしまったのか、きちんとした調査の上で対応をしていただきたいと思っています。目に見えないところこそ安全確保にきちっとした対応が求められるということであろうかと思います。
 この10年で全国3040件の杭工事をしているそうですが、横浜市で問題になったマンションの担当者が関わった物件は兵庫県内にはないということです。旭化成建材が杭工事を施工した建物は89件あると聞いています。いずれにしても点検をしてもらう必要がありますし、きっと会社はその予定だと思いますので、また結果についてはきちっとしたご報告をさせていただきたいと思っています。
 マンションは、個々人にとっては終の棲家にしている方が多いでしょうから、その終の棲家が欠陥だということが後でわかったからといって、なかなか次なる展開が難しい施設です。そのような意味で、販売会社も含めてしっかりとした事後処理を期待したいと思っています。

 

記者:

 県議会の閉会日に中小企業振興条例の上程が予定されています。久しぶりの議員提案となりますが、知事の受け止めをお聞かせください。
 また、条例では、県の責務なども盛り込まれることとなっています。既に県の方では、経済・雇用活性化プランも策定されていますが、それとの棲み分けについてどのようにお考えになっているのかお聞かせください。

 

知事:

 兵庫県経済の主体として、中小企業が95%以上と大きなウエイトを占めています。その中小企業が活性化するかしないかで、兵庫県経済の活性化もある意味で左右されるということです。その中小企業の振興を各角度から対応方向を明確にしていく試み自身は評価されるべきで、議員立法でなくとも、県として整理をした上で提案してもいい内容だと思っています。
 従って、条例内容の検討にあたっても、議員立法ですが産業労働部を中心に全面的に協力をさせていただきました。しかも、TPPの大枠が決定されて、中小企業も世界とダイレクトに取り組んでいかなくてはならない状況が生まれつつあるわけなので、そのような意味では、時宜を得ている対応になるのではないかと期待をしています。
 活性化プランとの関係ですが、活性化プランの内容自身も県内経済の主体が95%以上は中小企業だということを前提にしたプランになっているため、二本立てにすると大変重複感が出てきます。活性化プランと中小企業の基本計画とは出来るだけ同一のものとしてまとめられるようになるのではないかと考えています。
 例えば、福祉では、いろんな法律の根拠に基づいて子育ての計画を作成していますが、いくつかの計画を踏まえた上で、1本の計画を立てている事例もあるので、そのような方向で検討すればいいのではないかと思っています。別に作る必然性がないのではないかと思いますが、条例の内容とも関わるため、成立後、議会の方とも相談して取り扱いを決めていきたいと思います。現時点では、今申し上げたような基本方向と思っています。

 

記者:

 中小企業振興条例について重ねて質問します。今日も決算委員会で公明党をはじめ質問がありました。知事が中小企業の現状をどのように見られているか。また、経済・雇用活性化プランと1つの計画にとのことがありましたが、金融機関の責務や大学との連携など、経済・雇用活性化プランの委員を見ると、入ってない部分もあったりします。この辺りをどのように整理し、意見を聞いて政策に反映させていくのかお聞かせください。

 

知事:

 中小企業振興条例については、提案もされていないし、成立もしていないのであまり具体的なことをいえる状況ではありません。ただ、中小企業金融や産官学の協力の推進については、活性化プランで触れているため、経済・雇用活性化プラン作成のメンバーの有無とは全然次元が異なるのではないかと思っています。メンバーになっていなくとも、ヒアリングを実施するなど、いろいろな意見照会の仕方はあると思っています。構成についても、必要ならば検討すればいいと思います。
 中小企業の現状については、兵庫の場合は、中小企業であっても技術力の高いオンリーワン企業や中核になる技術を持っているような中小企業が他の地域に比べて多い。つまり、ものづくりの水準の高い企業が多いということが言えるのではないかと思っています。そのような中小企業をさらに増やしていく努力が、今後の一つの大きな振興の柱になるのではないか。そのために、科学技術基盤を中小企業がなかなか使いきれていないこともあるため、科学技術基盤を使っていくための道筋をつける。大学との連携などをもっと進めていく。NIROが指導している大企業や大学が持っている技術やノウハウの実用化等を更に進める。或いは、異業種交流を進めていく。これらの政策を展開することによって、中小企業の底力やポテンシャルを具現化していきたいと考えています。

 

記者:

 河野太郎大臣が、防災庁の創設について、新しい組織を作るよりも現状の組織をより充実させた方がいいのではないかということで、県の提案されている防災庁については難色を示されたとの報道がありました。知事の受け止めをお聞かせください。

 

知事:

 今年の春に副大臣会合において、防災・減災の国としての組織のあり方について検討が行われた結果、特別の組織を作るよりも現状の組織が連携強化していくべきではないか。ただ、引き続き、特別の組織を作ることについても検討を加えていくとの取りまとめがされましたが、河野大臣のおっしゃられていることもその基本方向に即した発言をされているということで、特別に新たな判断をされたのではないと私は受けとめています。
 いずれにしても首都直下地震の発生確率が30年で70%、南海トラフの発生確率も30年で70%となっています。日本列島の東西の主要地域における地震の発生確率が全く同じということを踏まえたときに、今のような状況だけでいいのかということが我々の基本的な認識です。その認識に基づいた国への働きかけは、引き続き行っていくべきだと思っています。

 

記者:

 政治家としての知事のご意見伺います。11区の民主党松本衆議院議員が離党されるとの情報が神戸新聞に記載がありましたが、知事の受けとめをお聞かせください。

 

知事:

 私は正式に聞いていないため、どのような判断でそのようなことされるのかわかりません。十郎さん以来、剛明さん自身も姫路という保守的な土地柄の代表をされてきて、成り行きからああいう形を取られてこざるを得なかったという経過もあります。参議院選挙を前にして、いろいろな野党協力の議論が出ていますが、もしかすると、そういう動きについて行けるのか、行けないのかというようなところも一つの判断材料になっているかもしれないと思います。先ほども経過に少し触れましたが、保守的な土地柄ですので、支持者の意向になかなか逆らえ切れなかったところもあるのではないかと思います。 
 ともあれ、本人から直にお聞きしていませんので、憶測の域を出ません。そういう意味で、憶測のコメントということでご理解いただきたいと思います

 

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