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更新日:2015年11月24日

知事定例記者会見(2015年11月24日(火曜日))

【発表項目】

 1 今冬の節電対策の基本方針と具体的内容
 2 平成27年度「五つ星ひょうご」選定商品の決定
 3 「第11回兵庫県障害者芸術・文化祭」及び「平成27年度兵庫県障害者福祉大会」の開催
 4 第7回スウィーツ甲子園関西大会
 5 第8回ひょうご水土里のふるさとフォーラムの開催
 6 一般向けセミナー「意外と知らない?暮らしを支えるスハ゜コンの働き」の開催
 7 東日本大震災兵庫県避難者への「シ゛ャハ゜ン・ウ゛ィルトゥオーソ゛・シンフォニー・オーケストラ」コンサート招待
 8 兵庫陶芸美術館開館10周年記念特別展
 9 開館3周年記念展  横尾忠則 幻花幻想幻画譚

動画(録画配信)

記者会見を動画で見る(約35分(外部サイトへリンク))

会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事会見内容

 今日は日本赤十字社の兵庫県支部設立125周年で、秋篠宮妃殿下がお見えになっていらっしゃいましたので、私も式典終了まで出席しておりました。

 

 1番目は「今冬の節電対策の基本方針と具体的内容」です。

 節電がほぼ定着してきていますが、呼びかけをしなければ節電が本当に実現するのかどうかという点もあるため、今年の冬も2ページに記載のとおり実施します。12月1日(火)から3月31日(木)までの期間、冬はピーク時間帯がないことから9時から21時の間、平成22年度の冬対比で9%減のお願いをしていくことにしました。
 あわせて、事業者としての県庁は3ページに記載のとおり、22年度冬比10%以上の節電を実施します。

 

 2番目は「平成27年度『五つ星ひょうご』選定商品の決定」です。

 応募件数は146品ありましたが、選定品は約半分の77品となっています。大変工夫されている商品が並んでいます。例えば、御影酒ガトー大吟醸酒、パンプス、とろろ汁セット、朝倉さんしょ、日本の香りシリーズ、丹波味のハーモニーというような商品があります。お手元の資料に一覧、77品を挙げているのでご参照ください。

 

 3番目は「『第11回兵庫県障害者芸術・文化祭』及び『平成27年度兵庫県障害者福祉大会』の開催」です。

 次の土曜日、11月28日に障害者芸術・文化祭を開催します。明石市立市民会館のアワーズホールにて、内容は資料の4に記載のとおりです。
 障害者の本格的な芸術祭としてはアール・ブリュットのイベント等がありますが、滋賀県が伝統的にしっかり取り組まれています。県立美術館もアール・ブリュットについては既に何度も展示会を実施してきています。

 

 4番目は「第7回スウィーツ甲子園関西大会」です。

 兵庫県が主催し、京都府、大阪府、奈良県、和歌山県、鳥取県、徳島県、富山県に共催として入っていただき、障害者が製造する商品のコンクールを開催します。この中から毎年「グランプリ」と「準グランプリ」を決定することにしています。スウィーツ甲子園もなかなかユニークな作品が出来上がっています。最近では26年度のJapanese SAKE cake、パウンドケーキが評判になっており、各ホテル、旅館でも販売をしていただいています。

 

 5番目は「第8回ひょうご水土里のふるさとフォーラムの開催」です。

 12月5日(土)の開催です。このフォーラムでは、いつもメダカのコタロー劇団と近田幼稚園園児のご協力をいただいています。基調講演は早稲田大学の池田清彦先生に「農業と生きものの環境」をテーマに、農地や水路、ため池、農業用施設の生物多様性について講演いただきます。そして、トークショーとして県立人と自然の博物館の中瀬館長といなみ野ため池ミュージアム運営協議会会長の玉岡かおるさん、淡路東浦ため池・里海交流保全協議会会長の谷正昭さん、市川町の浅野美しい村づくり活動組織代表の藤本忠義さん、ナビゲーターとして谷五郎さんに出演していただきます。おもしろい会議になると思います。

 

 6番目は「一般向けセミナー『意外と知らない?暮らしを支えるスパコンの働き』の開催」です。

 国の事業評価で、スパコンが産業利用にあまり使われていないのではないか、ということを言われたりしたのですが、それを言うならば、新カミオカンデ、梶田先生の大きな予算を投じた施設が産業利用にどこまで使われているのかといったら、全然です。つまり、科学技術の評価と産業利用とを全部一緒にしてしまってはいけないという話なのですが、実を言うと京の場合はいろいろ使われています。ただ、まだまだ企業秘密の段階があって、上手に公表されていません。公表してもよいようなプロジェクトについて、今回のように一般向けセミナーでできるだけわかりやすく説明していただこう、というのがこの事業の趣旨です。これは大変面白い企画になっていると思います。
 「シミュレーション事始め」や「天気予報の未来」、住友ゴムの「タイヤづくり」、そして、日産アークの今井さんによる「電気自動車高性能化への挑戦」これはスパコンと放射光、つまりSPring-8とのコラボでして、シミュレーションと分析装置を組み合わせて産業開発に結びつけている事例を発表していただきます。大変難しい事柄が身近な次元で理解できるようなセミナーとして期待しています。

 

 7番目は「東日本大震災兵庫県避難者への『ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラ』コンサート招待」です。

 ジャパン・ヴィルトォーゾ・シンフォニー・オーケストラ、兵庫県公演は第4回目になりますが、これは、ほとんどが各オーケストラの主席の皆さんで編成されているオーケストラのため、1月4日だからできる演奏会です。1月5日になると、それぞれのオーケストラが活動を開始しますので、そのお正月の狭間を狙って各オーケストラの主席が集まって、主として演奏会をします。三枝成彰さんが実質的な招聘者ですが、従来から指揮は大友直人さん、ヴァイオリンは服部百音さん、チェロは宮田大さんということで、今回は資料裏面のとおりJ.シュトラウスⅡ、F.メンデルスゾーンなどの曲を予定しています。
 ここに、東日本大震災で県内に避難してきていただいている方20名を招待することを公表します。あわせて是非、ヴィルトォーゾの演奏会にもご協力をいただいたら幸いです

 

 8番目は「兵庫陶芸美術館開館10周年記念特別展」です。

 先日、丹波焼の最古の登窯の火入れ式を行いました。大変大勢の方にお集まりいただきました。火入れ式から4日間燃焼を続けて4000点の焼成をしました。結果はまだ聞いていませんが、私も陶板に字を書きましたので、割れていなければと願っているところです。
 10周年を記念して丹波焼に徹底的に集中した特別展を開催しており、12月12日から「丹波の登窯とその時代」という冬シリーズが始まります。中世から近世へと時代が大きく転換する流れに沿って、独自の発展を遂げて現在へ繋がっている丹波焼の真髄をここで示そうとしているものです。
 私も詳しくありませんが、山の斜面を掘り込んだ半地下式の窖窯(あながま)が、江戸時代中期には、蛇窯(じゃがま)と呼ばれる山の斜面に50mにも伸びた登窯へと転換していったということです。そして、今回、120年前の明治28年に作られた登窯を修復し、火入れを行いました。
 10周年記念らしく力を入れていますので、ぜひご参照ください。

 

 9番目は「開館3周年記念展 横尾忠則 幻花幻想幻画譚」です。

 開館3周年記念として横尾さんの世界をさらに広げさせていただこうとするものです。今回は特に挿絵を中心にしていこうとしています。
 12月12日の土曜日ですが、瀬戸内寂聴さんと浅田彰さんと横尾さんとの3者の鼎談を行います。瀬戸内寂聴さんはこの1年間病気でずっと療養されていましたが、ようやく健康を取り戻されて、昨日はNHKで拝見しました。いつもの瀬戸内流で語られていましたが、その瀬戸内さんにもお見えいただきます。というのは、従前は、浅田さんと横尾さんの対談でしたが、3周年だから横尾さんのために是が非でも来たいという話になり、このような鼎談になった経過もあります。非常にユニークな鼎談になるのではないかと思います。

 

 私からは以上です。

 

質疑応答

記者:

 今日の3時から本当は野々村竜太郎元県議の裁判の初公判がある予定でしたが、異例の欠席ということで中止になりました。知事の受けとめと、今後の裁判に期待することを教えて下さい。

 

知事:

 野々村さんの場合は、弁護士さんから精神不安定のため欠席させてくださいと言われたそうですが、その通りではないのでしょうか。
 政務活動費を巡る取り扱いについては、本人自身はもう返還しています。それから、政務活動費の取り扱いは、事後支出でしか支出しないように厳格化されているため、これほど厳格な取り扱いは類例を見ないのではないかと思います。そういう意味では、野々村さんの事件がきっかけになって、本当に厳密な政務活動費の運用がなされることになったことを評価していいのではないかと私は思っています。だからといって野々村さんのやったことをいいと言っているわけではありません。

 

記者:

 裁判に欠席されたこと自体に対してはいかがですか。

 

知事:

 最初に言いましたように精神的に不安定ということだったのでしょうから、また号泣されても困ります。

 

記者:

 週末に大阪の府知事、市長のダブル選があり、維新が圧勝という結果になりました。その受けとめを教えて下さい。

 

知事:

 私自身はこんなに差が開くとは思っていませんでしたが、2つの要素があると思います。
 1つはやはり、東京に対抗する大阪というものをつくろうとしたときに、大阪都はともかくとして、大阪の強化を図らなければいけない。そういう意味の底流が府民・市民の間に願いとしてあった表れではないかということです。これからの大阪に対する期待の表れだと思います。
 もう1つは、橋下さんが引退すると言われたため、有終の美を飾らせてあげようという大阪人らしい反応が出たのではないでしょうか。

 

記者:

 知事としてだけではなくて、関西広域連合の連合長としての立場で、新しい大阪府知事、市長に対して求めることや、今後大阪が抱える課題等に対してご意見を聞かせて下さい。

 

知事:

 奈良県の関西広域連合への加入については既に手続きを行っているため、近いうちに総務大臣の認可がおりると思います。許可がおりると名実ともに関西は1つの体制ができるため、1つ1つと揶揄された時とは違うぞという、1つとなった力を発揮するようにしていかなくてはならないと思います。そのために大阪府も市もぜひ協力して欲しいと願っています。
 19日の広域連合議会の最後に、橋下市長が質問に答えられて、広域連合にエールを送っていただきました。彼も創立者の1人でしたので、そのような意味で、せっかく創った関西全体の広域組織をみんなで推進していく体制として活用し、育てていく基本姿勢が必要だと思っています。

 

記者:

 個別案件で大阪府・市に期待することはなんでしょうか。

 

知事:

 個別案件としては、北陸新幹線の大阪乗り入れやリニアの大阪への早期乗り入れについて、大阪府・市が今も旗振り役になっています。広域連合や他の地域とも一緒になって先頭を走っていただくようなことは、大変パワーのある地域ですから重要なことだと思っています。

 

記者:

 関西広域連合は12月1日で発足から5年になります。連合長の立場で、次の3年、5年をにらんで関西広域連合がどのようなものを目指しているかお聞かせください。
 また、なかなか進まない国の権限移譲ですが、どのように向きあって少しでも前に進めて行きたいと考えているのかお聞かせください。

 

知事:

 広域事務をより具体的にシナリオ化していくことが重要だと思っています。例えば、防災では、各府県で被害想定を実施して対策を進めています。その結果、10年後にはある程度の被害に縮減できるといったシナリオを作っていますが、関西全体のシナリオとしてまとめていません。あるいは、関西全体としての整合性を持ったものになっているかのチェックが出来ていない状況です。そのような意味で、関西全体としての防災・減災のプランを現実的にしていく必要があると考えています。
 これは他の分野でも残っています。例えば、観光庁から「美の伝説」ということで、関西全体の広域観光ルートの設定について指定を受けています。ルートは設定されていますが、具体的にそれぞれ指定されているルートに即した具体の事業で何をやっていくのか。そのことによってどのような効果を期待しているのか。これからは、実施する事業に伴う目的やアウトカムを見定めながら活動を展開していく姿勢が重要だと思います。そうすることで、府県民が自分たちの生活感と関係がなかった関西広域連合の活動が、生活感のある活動に繋がっていくことになるのではないか、このような事を目指すべきだと思っています。
 国の権限移譲問題は、なかなかやっかいな問題です。国にその気がありません。その気が無い人をその気にさせることはやっかいです。いずれにしても、関西広域連合は、国の権限や事務について移譲を要請する権能を持たされています。そういう団体だという認知が中央省庁で十分でないようなところがありそうなため、啓蒙からもう一度はじめて、広域的な国の事務で移譲したらいいものを関西広域連合に移譲する、そういう受け皿機能を果たす、という当初の設立趣旨をもう一度中央省庁の関係者に伝えていく努力をして行きたいと思っています。

 

記者:

 大阪ダブル選で府知事、市長とも大阪都構想をもう一度進めていくと記者会見で説明されていました。知事は、大阪都構想に対して前回の会見で5月に一度否決されているため、違和感があると話されていましたが、改めて選挙の結果を受けて知事の受け止めをお聞かせください。

 

知事:

 先ほどもコメントしましたが、東京に対する大阪という対抗軸を作ろうとした時に、なんらかの府市協力体制が必要だという期待が底流としてあったのではないかと思います。つまり、今のままではよくない。大阪都をやってくれとお二人はいっていますが、それはどうかよくわかりません。わかりませんが、いずれにしても、今のままではなく、府市協力して東京に対抗する体制を大阪府民や市民が求められたということではないかと受け止めています。

 

記者:

 2017年の消費税増税に伴って、自動車取得税が廃止される見通しです。先日、報道等でもありましたが、総務省の案でその代わりに環境性能に応じた6段階の課税をする案が出ている一方で、2016年度の税制改正に盛り込むことを経済産業省や自動車業界団体は反対しています。兵庫県等各自治体にかなり関わってくると思いますが、知事はその点についてどのような所感をお持ちでしょうか。

 

知事:

 平成27年度の税制改正大綱で環境性能課税を導入することは決まっています。問題は、自動車取得税の代替財源についての議論がない中で廃止だけを決めていることです。自動車取得税に代わる環境性能課税を導入することによってどの程度の自動車取得税の代替財源になるのか、制度設計如何にかかっています。地方公共団体からすると不安な状況に置かれています。まず、廃止するなら代替財源の確保の一環として、しかも、環境との関連で制度化しようとされている内容を早く設計して、明らかにしてほしいと言うことが一つです。
 制度設計の如何によっては、29年度の税制改正で直ちに間に合うかどうかということがあり得ます。課税事務との関連からしても、きちんと準備する期間が必要ということを考えると、代替財源の確保の目途と課税事務との関連で、昨年の税制大綱で基本方向が定まっているため、特に28年度の税制改正でその内容を制度設計していただかないといけないと思っています。もし、足らなければその代替財源をどうしてくれるのかということになります。
 言いたくはありませんが、消費者は自動車税で自動車を買うかどうかを決めているのでしょうかと問いかけたいです。自動車産業は重要ですが、自動車税を軽減したら自動車産業が栄えるという話ではなく、自動車取得税がある中で十分に今でも栄えていますからね。それこそ違和感があります。

 

記者:

 石炭火力発電所の意見書の件ですが、神戸製鋼へ本日意見を出されていますが、かなり踏み込まれたと思っています。意見書では、「二酸化炭素総排出量の増加に見合う削減方策を行い、二酸化炭素排出量を増加させないこと」と神戸製鋼にいっていますがその狙いと意図をお聞かせください。

 

知事:

 石炭火力について、CO2発生量をどうするかであり、地球温暖化対策との関連で問題になっている中で、石炭火力だからCO2フラットをしなくていいとならないのではないでしょうか。やはり、きちんとしたアセスメントをしていただいて対応策を講じないといけないということではないでしょうか。環境省も非常に強くその点については他の発電所のプロジェクトで申し入れられていると承知しています。

 

記者:

 電源開発と関西電力の赤穂でも、同様な形になっていくということでしょうか。

 

知事:

 神戸製鋼は厳しく、関西電力は甘くとの姿勢はあり得ません。

 

 

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