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更新日:2016年7月25日

知事定例記者会見(2016年7月25日(月曜日))

【発表項目】

 1 需要に即した神戸ビーフ供給力強化対策の推進状況
 2 兵庫県認証食品を使った弁当の発売開始
 3 平成28年度 ため池保全県民運動の実施
 4 横尾忠則現代美術館 「ヨコオ・マニアリスムvol.1」

 

動画(録画配信)

 

記者会見を動画で見る(約30分(外部サイトへリンク))

会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事会見内容

知事:

 今日は久しぶりに気温が30度を超えない日になりそうです。ただし、清々しいのかと思いましたが、湿度が高いですから、自分の体調に合わせて判断しなければならないという状況です。台風2号が発生しましたが、熱帯低気圧になりました。7月3日に発生した台風1号は史上2番目に遅かったのですが、この2号は史上3番目に遅いということです。これから台風シーズンを迎えますので十分に気を付けていきたいと思っています。

 

 1番目は「需要に即した神戸ビーフ供給力強化対策の推進状況」です。

 繁殖雌牛を20000頭飼養することが、私たちの増頭作戦の基本です。資料真ん中の表を見ていただくと、平成21年度末ぐらいから実績頭数が大体16000頭前後でずっと推移しています。結局、導入頭数と廃用頭数がほぼイコールになってしまっている実情です。農林水産省の畜産統計は、悉皆調査ではなく抽出調査で、桁が100頭ベースになっています。差し引きを合わせるため、導入頭数1522頭と廃用頭数△1522頭のようにイコールとなることが原則です。大方の傾向はこれでうかがえるかと思っています。繁殖雌牛の飼育規模別の農家数は、平成26年度末と平成27年度末で比較すると、10頭未満の農家が減って、10頭以上の農家も今回は減っているのですが、減り方が少ないという状況です。基準年である平成18年と比べると、10頭未満の農家が激減して2分の1程度になり、10頭以上が5割増し程度になっている構造です。頭数を見ていただいても、同じような傾向がうかがえます。
 左下のグラフを見ていただくと子牛価格が平成27年度で83万9千円、枝肉価格が153万2千円ほどしているので、ある意味で、肥育農家、繁殖農家の両方とも、大変好環境の恩恵をうけていると言えるのではないでしょうか。この状況がいつまで続くかですが、業界では和牛ブーム、つまり但馬、神戸ビーフブームがこれからも堅調に継続するのではないかという見方をしています。大幅に落ち込むようなことはないと見られていますが、十分先行きのことは注意しながら今できることをきちっとやっておく、そのために増頭作戦をしっかり展開していくことが重要だと考えています。
 2ページからは実施状況です。新規就農者の内訳は、独立就農が5人、雇用就農が11人の計16人が入ってきました。導入頭数は、国補助利用が248頭、県単の助成で760頭、計約1000頭の導入助成を行っています。新規就農者や規模拡大者に対する補助を利用した牛舎の整備は、7戸で110頭規模です。繁殖雌牛の減頭抑制対策としては、新たに、離農予定者から牛舎、雌牛等を継承する但馬牛経営継承バンクを創設しています。また、但馬牛繁殖経営支援センターは神戸市西区にあり、全農が受託して運営しています。酪農家の乳牛に受精卵を移植して、但馬牛の子牛を作るのですが、その飼養事業もここで受託、肩代わりしてやっています。と言いますのは、酪農家には但馬牛の子牛を育てる技術を持っていない人が多いのです。但馬牛の子牛は結構手間がかかる、技術を要するといわれています。単純に子牛が生まれたら、それで育てられるというものではないらしいのです。従って、こういう受託施設ができているということですが、まだまだもっと頭数を増やしていかなければならない状況にあります。
 3ページの(4)の品質の向上では、右の表をご覧ください。平成24年度くらいまでのように但馬牛の全生産頭数の半分程度が神戸ビーフかなと思っていたのですが、平成26年度は73%が認定されるまでに肉質が上がっています。それだけ、生産効率が良くなってきているということが言えます。それと併せて、美味しさ指標というのをさらに啓発していく必要があります。特に、モノ不飽和脂肪酸などについては計量化できるわけですので、普及させていきたいと考えています。海外プロモーション等も併せて行います。4ページは、輸出です。平成27年を見ていただきますと、マカオ、香港、米国、タイ、シンガポール、ベトナム、EU圏、カナダ、ロシアへ輸出していますが、今日、フィリピン向けの輸出が始まりました。欧米向けのHACCP対応の姫路市食肉センターについては現在整備中です。これができ上がると更に輸出力が増すことになると思います。
 以降は、平成28年度の取組ですが、実施内容にはあまり違いはありません。

 

 2番目は「兵庫県認証食品を使った弁当の発売開始」です。

 兵庫県の認証食品を使った弁当の発売を始めます。皆さんに見ていただこうと思って実物を用意しました。神戸のお弁当屋さんと姫路のお弁当屋さんです。それぞれ、特色があり、資料に記載のとおり神戸の淡路屋さんのお弁当は1200円で少し値段が張ります。かやくご飯にされているなど、いろいろ工夫されており、器が専用陶器となっているためその分が高いのかもしれません。姫路のまねき食品さんのお弁当は、オーソドックスですが素材がそれぞれ兵庫の五国の素材を認証食品で作ったご飯になっています。いずれも1000円を超えますので、通常、我々が昼ご飯として食べるには、毎日だとちょっとつらいかもしれません。ですが、駅弁などであれば十分競争力があるのではないか、また関心を持っていただけるのではないか、と期待しています。発売開始イベントは、7月29日に大丸神戸店で行うことにしています。発売期間は7月29日から来年の3月31日まで発売をさせていただこうと考えています。発売場所は、お手元の資料に記載のとおりです。今日お昼に、私も食べさせていただきましたが、兵庫の五国の味を楽しませていただけるおいしいお弁当でした。おいしかったということを強調させていただきたいと思います。

 

 3番目は「平成28年度 ため池保全県民運動の実施」です。

 兵庫県は日本一のため池県です。3万8000ヵ所あります。ため池の保全等に関する条例も制定させていただいています。また、ため池の周辺を単なる農業水利の基地だけではなくて、憩いの場として活用しようという運動も展開しています。そのような意味で、ため池の保全推進フォーラムを8月7日に実施します。また、8月9日には、夏休みを利用してグリーンアリーナの補助体育館で親子ため池探検アドベンチャーを行います。メダカのコタロー劇団が出場してくれますし、高校生の企画によるため池ソングを歌ってくれることになっています。ぜひご参加ください。

 

 4番目は「横尾忠則現代美術館 『ヨコオ・マニアリスムvol.1』」です。

 8月6日から約3ヵ月間、横尾忠則現代美術館で横尾さんの新しい展覧会を開催します。関連イベントとして、8月28日には細野晴臣さんと糸井重里さんの「夏の夜の夢トーク」を実施しますのでご期待ください。また、8月19日はワークショップ、8月13日と9月10日はイブニング・ギャラリーツアーも計画していますのでご参加ください。今回は、ある意味で、横尾さんの作品の中の、非常に横尾さんらしい典型的な作品が並ぶとことになるのではないかと思います。ご期待をいただきたいと思います。

 

 私からは以上です。

 

質疑応答

記者:

 今月の31日に投開票が行われる東京都知事選についてお伺いします。今回の都知事選は、元岩手県知事が立候補されるなど東京の一極集中是正が叫ばれる中で論戦が展開されています。そこで、今回の東京都知事選で東京都と地方といった観点でどのような論戦を期待されているかお伺いします。

 

知事:

 テレビや新聞の報道を見ている限りでは、地方分権や地方創生があまり論点になっていないのではないかと感じています。東京都の方は、地方創生等に関心がないため、候補者も東京一極集中是正という課題になかなか触れづらいのではないかと思います。住民基本台帳の移動報告などで分析してみると年間の東京への移動者数が去年より増えています。現状は、東京一極集中が加速していますが、東京及び周辺の方々はそのような動きに対して無頓着の方々が多いのではないかと思います。そのような状況を受けて3候補もなかなか触れづらい状況にあると思います。特に増田さんは、地方消滅に対してどのように対処するかが持論であった方でした。一極集中の本拠に乗り込もうとされているわけですのでなかなか苦しいお立場におられるのではないかと拝察しています。いずれにしても、地方創生や東京一極集中の是正という観点で、東京自らが受け止めていただき、どのようなことができるかを新しい都知事さんに検討していただくことを期待しています。

 

記者:

 ゲームアプリ「ポケモンGO」の配信が開始されました。ゲームをしながら歩いて事故に発展するケースなども出てきています。これらの社会現象について知事のご所見をお伺いします。

 

知事:

 青少年愛護条例を一部改正して、いわゆる「スマホ」の使用等について適正なルールを作り、そのルールの中で利用することを呼び掛けていることが、今度の「ポケモンGO」にも当てはまるのではないかと感じています。つまり、自分自身が楽しむ分には良いのですが、結果としてゲームをしながら自転車を運転して歩行者にぶつかってしまうなど、ルール意識の欠如が問題です。ゲームそのものを楽しむTPOをきっちりと確立してほしい。そのために我々もTPO感覚をきっちりもっていただいて楽しむことを呼び掛けていく必要があると考えています。

 

記者:

 六甲山の規制緩和についてお伺いします。環境省が国立公園のブランド化ということで8カ所選定されました。六甲山はその中では選ばれませんでしたが、今後、改めて六甲山観光を再生していく中でどのような取り組みを進めていくか、国に対してどのような規制緩和を求めていくのかお聞かせください。

 

知事:

 六甲山が観光地としての魅力を失ったと思われてしまっています。私は、六甲山からの夜景や自然環境の豊かさ、ハイキングコースなどは世界に誇るべき資産だと思っています。なぜ、輝きを失ったのかというところから考えてみる必要があると思っています。今回の8カ所に入らなかったのは、六甲山は、瀬戸内海国立公園の一部となっており、瀬戸内海国立公園はすごく広いエリアとなっているためだと思っています。六甲山だけの募集であれば可能性はないわけではありませんが、国立公園としての選択だったため、なかなか難しかったのではないでしょうか。ただ、六甲山の再開発や開発地が放置されて自然景観まで傷ついてしまうことに対して国立公園の管理上として問題も生じてきており、環境省も六甲山の再開発については関心をもたれていると聞いています。
 我々もかつての六甲山の魅力の再生するため、神戸市と一緒になってプロジェクトチームを作って推進をしようとしており、国の協力も得ながら具体的な対応を進めていきたいと思っています。私流に言いますと、阪神・淡路大震災で六甲山も相当な被害を受けています。ただ、保養所やセカンドハウスといった施設であったため、まずは、まちづくりや住宅、仕事などの復旧・復興が急がれたことから六甲山のようなある意味で観光や保養などの役割を果たしていたところが後回しになって結果的に魅力減退に繋がってしまった一因があるのではないかと思っています。大きな流れの中でいうと、六甲山に関しては復旧・復興が終わっていないのではないかと認識すべきだと思っています。そうすると、どのような手立てを講じたらいいかというところを出発点とする必要があると思います。

 

記者:

 確認ですが、環境省も関心をもたれているのは、具体的には規制緩和についてということでしょうか。

 

知事:

 規制緩和ももちろんですが、現状を放置することはいかがだろうか、という意味での関心を持たれているとの理解です。

 

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