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更新日:2016年8月22日

知事定例記者会見(2016年8月22日(月曜日))

【発表項目】

 1 「民泊サービス」に関する国への提案
 2 東日本大震災・熊本地震に係る支援
 3 ひょうごKOBE医療健康フェアの開催
 4 ひょうご北摂Jobフェアin東京の開催
 5 曇川排水機場の完成

 

動画(録画配信)

 

記者会見を動画で見る(約30分(外部サイトへリンク))

会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事会見内容

知事:

 1番目は「『民泊サービス』に関する国への提案」です。

 国へ制度設計にあたって更に留意してほしいことを申し入れることにしました。「参考資料」として最終報告書の概要を記載しています。一定の要件の範囲内で実施される民泊サービスについては、「家主居住型」と「家主不在型」に区別した上で、住宅提供者、管理者、仲介業者に対する適切な規制を施しながら、民泊サービスが行政としても把握できる仕組みを作りたい、ということが提言されています。あわせて、旅館業法とは別の法制度として整備することを検討されているようです。旅館業法の適用を排除しながら特別法を作ろうということなのではないでしょうか。
 (2)民泊サービス事業者に対する規制として、「家主居住型」は住宅提供者自身による管理が可能であるが、「家主不在型」は近隣トラブルの危険性が高いため、住宅提供者に管理者の配置を求めることになるようです。住宅提供者は届出、管理者は登録する仕組みを前提に、民泊サービスの事業者の責務としては、名簿の備付けや衛生管理、面積基準、利用者に対する注意事項の説明、標識の掲示、苦情への対応、契約・管理規約違反の不存在の確認などがあります。契約・管理規約違反の不存在の確認とは、「又貸し禁止」ということが契約上記載されていれば又貸しできませんので、「又貸し禁止でない」施設だという確認をきちんとするという意味です。それらに違反した場合には罰則があります。(3)仲介業者についても、行政当局への情報提供やサイトにきちんと表示することを求め、違反に対しては罰則を設けます。
 民泊については、旅館等との区別をするために、半年未満の範囲内で適切な日数を「年間提供日数の上限」として設定する。「年間提供日数の上限」が設定されることに伴って、住宅専用地域でも民泊サービスの実施を可能にするような改正もあわせて行う。これらが答申の制度設計のあり方についての考え方で示された内容です。
 我々としては、(1)近隣住民への迷惑行為等の防止についての事前説明義務に関する記述がない、(2)仲介事業者への対応が定義も不明確、海外であった場合にはどのような対応ができるのかということがよく見えないなどの課題を挙げています。
 以上を踏まえて、1枚目の資料に記載のとおり、1番目が制度化を今の状況の中で急いで欲しいということです。2番目がポイントなのですが、集合住宅においては管理組合、戸建住宅においては自治会に対して、誰が、どこで、迷惑行為の防止や安全確保のためどのような措置を講じて民泊サービスを行うのか、苦情窓口の連絡先も含めて事前説明をきちんと行い、了解を得ることを義務づけて欲しい、ということです。例えば、「管理者に全部任せています」、すると管理者は「そんなことは言われておりません」、などと言われては困るわけです。きちんと義務づけてもらわなければなりません。3番目は、仲介事業者の定義を明確にするとともに、海外の事業者に対してどのような取り扱いをするのかについても明確にしてもらう必要があります。4番目は、旅館業法に基づく場合であっても、「家主不在型」に対する対応はきちんと付け加えていただく必要があるのではないか。本件は厚生労働大臣と国土交通大臣との共管になるようですので、両大臣に申し入れたいと考えています。

 

 2番目は「東日本大震災・熊本地震に係る支援」です。

 東日本大震災については、最初の3つの事業、園芸療法を活用したプログラム、山の学校地域ボランティア実践研修、復興サポート事業による被災地支援が新しく追加になりました。特に、山の学校の生徒たちの地域ボランティアの実践研修や景観園芸学校の園芸療法によるこころのケアを行うことになります。
 熊本地震については、激甚地である西原村や益城町に景観園芸学校が園芸療法を活用したプログラムを展開します。また、きょういく環境プロデュースというのは、現職の先生方でEARTHのOBの人達が作っているNPOですが、この方々が昨日(21日)から西原村に入ってこころのケアの支援をしています。あと、災害看護支援機構や家島ふるさとづくり協議会がワークショップなどを地元の方々と一緒に開催するというのが新しい事業です。
 それから、9月1日から上益城地域振興局の農地整備課に農業土木の職員を派遣します。10月1日には事務職員を派遣することにしています。当面は今年度いっぱいという取り扱いにします。

 

 3番目は「ひょうごKOBE医療健康フェアの開催」です。

 9月11日、12日にG7神戸保健大臣会合にあわせて、先端医療やロボット、その他の医療健康にかかる地域の取り組みや、観光・食などの紹介を「ひょうごKOBE医療健康フェア」として開催することにしています。リハビリロボットの実演紹介や子ども向けの調剤体験、健康相談などができるコーナー、足湯体験、食のPRなどがあります。
 国際フロンティア産業メッセが9月8日、9日の2日間実施されます。G7神戸保健大臣会合に先立って、医療産業都市を中心に健康医療の先進地である神戸・兵庫の状況もあわせて、国際フロンティア産業メッセでも紹介しようという意味で2日間早めに開催します。展示内容としては、医療・健康コーナー、観光・食コーナー、屋外屋台コーナー、国際フロンティア産業メッセ特別展示、地震体験車による地震体験、防災体験なども味わえるような内容にしています。パンフレットを添付していますが、裏面にご紹介したような内容を国際展示場の3号館に展開することにしています。関西PRエリア、先進医療エリア、医療健康体験エリア、震災エリア、イベントエリア、会合エリア、観光と食エリア、屋外の屋台体験エリアなどになっています。

 

 4番目は「ひょうご北摂Jobフェアin東京の開催」です。

 8月24日に東京新宿において、来年3月に卒業する予定の方、あるいは既に卒業している人達で兵庫にUJIターンをした就職などを検討されている方を対象に合同企業説明会を開催します。今回は阪神北県民局に関連する26社が参加して実施をすることになります。あまり大きな規模で説明会を実施したとしても焦点がぼけてしまうことが考えられます。今回の事業が成功すれば、各県民局単位、もしくは、二つの県民局合同というようなことで、検討していくことも考えています。

 

 5番目は「曇川排水機場の完成」です。

 加古川に流れている曇川の排水機場が、12年、42億円の事業費で完成をすることになり、お披露目をさせていただきます。従前から老朽化が著しくて、平成23年度から本格的な改築工事を進めてきたものが完成することになります。曇川下流部の本格的な改修は、引き続き完了するわけでなく続けて行っていきます。

 

 私からは以上です。

 

質疑応答

記者:

 リオオリンピックが閉幕しました。兵庫県関係でいうと、シンクロで乾さんが銅メダルを獲得し、高飛び込みの板橋さんや重量挙げの八木さんが入賞されました。4年後の東京オリンピックに向けて何かご感想があればお聞かせください。

 

知事:

 今回のリオオリンピックでは、過去最高の41個のメダルを獲得しました。どこともそうですが、次の開催地はそれなりに本番にあわせてがんばってくることが通例です。私は、リオオリンピックでの日本選手の活躍は、いわば、東京オリンピック、パラリンピックでの活躍の一つの大きな足がかりの大会に位置づけられると思っています。それにしてもよくがんばったと思います。吉田沙保里さんの4連覇が達成できなかったのだけが残念でした。私もテレビで見ていましたが、出てきた時から精彩がなかったと思います。そのような意味からすると勝つときは勝つという基本姿勢がスポーツの場合も必要だと改めて感じました。

 

記者:

 民泊についてお伺いします。住居専用地域についても民泊可能とするという最終報告の内容でした。その中で、地域住民の実情に応じて条例等で住居専用地域での民泊を制限する対応もあり得る内容でした。住居専用地域について制限を設けるようなことのお考えはありますか。

 

知事:

 住居専用地域に制限を設けるかどうかは、どのような制度にされるかによります。住居専用地域でも、我々が提案しているように自治会の了解が取れるような民泊運営が保証されるなら、あまり大きな迷惑をかけることがないと思います。提案しているように、特に、不在型の場合に適切な運営が保証されるかをきちんとしていく必要があるのではないか。これは、小規模な旅館の場合も同じですので、きちんと地域の自治会等の了解を取り付けて実施しなければいけないことを提案しています。

 

記者:

 先日、本県で施行された指導要領がありましたが、その必要がなくなるような法改正を兵庫県としては求めているということですか。

 

知事:

 そうです。もし、不十分だとすると指導要領を続けるかどうかの検討をする必要があります。指導要領を作成した時も今回の民泊制度がどのような形で制度化されるかをよく見極めたうえで再検討するという打ち出しをしていましたので、よく見極めたうえで対応を検討したいと思います。

 

記者:

 リオオリンピックの閉会式が行われました。安倍首相が人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」の主人公に扮して登場する場面がありました。登場のしかたにご感想があればお聞かせください。

 

知事:

 東京とリオの位置関係は真反対になっています。東京からまっすぐ掘っていけばリオに行きます。真反対という位置関係でバトンタッチをされることをどのように訴えるかということの発想として、「スーパーマリオブラザーズ」が提案されたのではないでしょうか。私も娘が幼稚園の時に「スーパーマリオブラザーズ」のゲームで一緒に遊びましたが、安倍首相もそのような遊びをされたのではないでしょか。まっすぐトンネルを掘って飛び出ればリオに着いている。反対にリオから東京に飛び出るという「近さ」を訴えたかったのではないでしょか。皆さんビックリされたと思います。「スーパーマリオブラザーズ」は世界中で愛されているゲームですので、元祖はやはり日本だったと主張することにも繋がり、映像文化・マンガ文化というようなものをもつ日本ということも訴えることができたのではないでしょか。一方で小池百合子知事は、和服で五輪旗をバッハ会長から受け取って、旗を振って意気を示されたということですから、総じていうと味な演出がなされたということではないかと思います。アピール力は結構あったのではないかと思います。

 

記者

 知事が参加されることになっていれば、はばタンの仮装で出席するか、和服姿ででるのか、どちらがよろしいですか。

 

知事:

 年齢が違いますので、両方ともご遠慮しなければいけなかったのではないでしょうか。

 

記者:

 東京オリンピックに向けて、民泊も非常に重要になってくると思います。民泊サービスで国に先駆けて指導要領等を出されていますが、条例のような形で兵庫県が率先して、オリンピックに向けて範を示すようなことをお考えでしょか。

 

知事:

 民泊サービスに対する枠組みをどう作るかは国の仕事です。しかも、考え方、制度設計の基本方針を出されているわけですので、できるだけ早く制度設計をして、適切な枠組みを作った中で運用されるようにしていただきたいということが基本です。ただ、国の対応が遅れるようなら県としての対応を行う事はやぶさかではありません。

 

記者:

 リオオリンピックの関連でお伺いします。日本としても過去最多のメダル獲得でしたが県勢も随分活躍しました。飛び込みの板橋選手は80年ぶりの入賞、シンクロでは乾選手が銅メダルを獲得されました。県勢の皆さんの活躍を振り返って感想をお聞かせください。

 

知事:

 シンクロの乾選手の銅メダル、飛び込みの板橋さんや重量挙げの八木さん、バレーボールにしても入賞と活躍してくれました。入賞された選手には、私から祝意は表させていただいています。パラリンピックの成績は9月6日からですから、大いに期待したいと思っています。東京オリンピック・パラリンピックをめがけて、兵庫県勢の組織的な人材育成についても、今回のポストリオ、東京オリピック・パラリンピック対策として体育協会を中心にきちんとしたシナリオづくりをしていかなければならないと改めて感じました。よく相談をさせていただきたいと思っています。

 

記者:

 メダルを獲得した方や入賞した選手に対して県のスポーツ賞などを検討される予定はありますか。

 

知事:

 県のスポーツ特別選手賞については、基準が決まっていまして、3位以上の方々に賞を差し上げることになっています。従って、その基準で対応することになろうかと思います。先ほど、お話しましたように入賞者には私からおめでとうの挨拶をしていますので、感謝状などを出すかどうかは今のところ考えていません。これもあわせて検討をしてみたいと思います。きっとスポーツ特別選手賞で基準を作っているため、その基準に従うのが、今の段階では筋ではないかと思っています。

 

記者:

 先週土曜日まで、家島でネット依存症の子ども達向けにオフラインキャンプが4泊5日で行われました。私も取材させていただきましたが、非常に子どもの顔がはつらつとしていて印象深かったです。終わってすぐなので、検証結果等についてはまだご報告はあがっていないと思いますが、取り組みについて現時点で、知事がどう評価されているのかお聞かせください。

 

知事:

 今回の事業結果については、まだ報告がありませんのでコメントはできませんが、今まで承知している限りでは、もともと自然体験が少ない子どもたち、それから物余り世界で育った子ども達です。情報もスマホでも見られるように直ちにとれるような社会です。そこから一転、食糧も一定の食糧を持たされて自分で料理をする。電話もネットも使えない。いわば、自分で1人立ちしていくしかないような環境の中で生活せざるを得ないため、今までの自分たちの生活と島でのロビンソンクルーソーのような生活とを比較して、異次元体験というのができて、そのことが社会に戻ったときに、非常に新鮮な驚きとして受けとめられる。そのような体験をしてもらうことが、もともとのキャンプの趣旨ですので、きっとそのような成果が上がるのではないかと期待をしています。

 

記者:

 17日で丹波豪雨から丸2年を迎えました。復旧工事が進む一方で、生活再建がまだ進んでいない被災者の方など課題は他にもあると思いますが、知事として現状をどのように受けとめられているか。県として今後必要な対応というのをどのように考えられているかお聞かせください。

 

知事:

 必要な対応として、道具立ては揃っていると思っています。例えば、河川改修が終わって、農地の改修が終わって、砂防堰堤、治山ダムを作っていくというような手順があります。一挙にできていないところが復旧事業の遅れみたいな感じに受け取られがちです。ここは手順があるにしても、急がなければならないのではと思っています。不自由な生活、仮住まいされている方も、何世帯かおられるため、早く仮住まいを解消できるような努力を関係者と一緒になってしていくという必要があると思っているところです。
 防災安全度についても、基本的にはほとんど従前より上がっているのですが、一部、例えば、JRの線路下の河川拡幅などが残っていますので、これは基本的に行うことになっている事業ですから、JRと十分に協議を進めながら、安全を確保しつつ、安全度を増すという姿勢で臨んでいきたいと思っています。

 

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