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更新日:2016年9月13日

知事定例記者会見(2016年9月13日(火曜日))

【発表項目】

  1. G7神戸保健大臣会合の開催結果
  2. 麻しん(はしか)に関する県民へ正しい知識の普及啓発
  3. 「あいたい兵庫キャンペーン2016」の実施
  4. 青野運動公苑アオノグラウンド・ゴルフ場のオープン
  5. 阪神南ふれあいスポーツフェスタ2016の開催
  6. 姫新線80周年記念フォーラムの開催
  7. 「夢但馬産業フェア2016」の開催
  8. 丹波栗フェア2016の実施
  9. 「創業フェアひょうご 2016」の開催
  10. 県立美術館 特別展「世界遺産 ポンペイの壁画展」

動画(録画配信)

記者会見を動画で見る(約40分(外部サイトへリンク))

会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事会見内容

知事:

 

1番目は「G7神戸保健大臣会合の開催結果」です。

4ページ目に、「G7神戸保健大臣会合の成果の継承」を記載していますが、せっかくG7神戸保健大臣会合が開かれたわけですので、この会議で議論された事柄を未来につないでいきたいと考えています。特に私どもは「G7神戸保健大臣会合推進協議会」という、地元としての協議会を作って協力をしてきたわけですので、その成果を協議会としても未来につないでいきたいと考えています。資料に記載のとおり、一つ目は、講演会やシンポジウムを開いて、次代を担う人材の育成等につないでいきたいということ。二つ目がISPO(国際義肢装具協会)世界大会が2019年に開かれることになっています。約5000人規模の大会ですが、この国際会議のプレイベント的なイベントを計画したいと考えています。広い意味で、保健・医療に関する諸活動を展開していきたいということです。
コメントを最後に添付していますが、「神戸コミュニケ」が発表されました。この会議を契機に、今後も国際的な保健医療課題の解決に資することを期待します。「神戸コミュニケ」では、2025年問題を抱える我が国において関心の高い、高齢化の問題、認知症の問題などが盛り込まれていますので、今回の「神戸コミュニケ」に盛り込まれた知見も踏まえて、これからも全国に先駆けた取り組みを進めて参りたい。というコメントをださせていただきました。
今回の会議では、解決策が示されたというよりは世界的に当面している課題を整理して、その課題に対してG7やその関連諸国が相協力し、連携しながら対応していこうという共通認識を持たれたところが、非常に意義があったのではないかと思っています。
例えば、高齢化が日本で大きな課題に直面しているわけですが、これが第1世代だとすれば、マーガレット=チャンWHO事務局長も挨拶の中で触れておられるように、例えば、中国や韓国であれば、急速な高齢化が第2世代として迫ってきています。第3世代は、インドネシアやインド、タイなどの高齢化も何十年のうちには大きな課題になります。これらを前提にして、高齢化にどう対応していくかということを考えてみても共通認識を持たれたということだけでも大きな成果だったのではないかと思っています。
私が相楽園での昼食会の前に兵庫県の実情を説明した時に2025年問題を取り上げました。団塊の世代、世界的にはベビーブーマー世代がすべて75歳以上になるのが2025年です。その時の対応は、施設サービスだけでは対応できないので、在宅サービスをどのように提供できる体制をつくるかということが非常に大きな課題です。その在宅サービスシステムを県としても取り組んでいく決意と、兵庫モデルとして今取り組んでいるような特養が地域に出て行く「地域サポート型特養」や、老健施設の事業を紹介させていただきました。2025年問題についての共通認識が得られたのではないかと思っています。
ともあれ、保健大臣会合が無事に、大きな事故なく終えられたということは、神戸市民のみなさんを含め、感謝申し上げたいと思います。

2番目は「麻しん(はしか)に関する県民へ正しい知識の普及啓発」です。

資料2ページ目をご覧ください。兵庫県内の麻しん(はしか)患者の発生届出数を整理しています。県の健康福祉事務所管内では1~7月に1人、神戸市では関空利用者が1人いらっしゃいました。それから西宮市では関空利用者から家族4人が感染した事例です。ただし、尼崎市だけが8月以降になってかなり急増しています。尼崎市の発生者数については、市が発表した数値を記載しています。どうして尼崎市だけがこんなに多いのかはよくわかりません。わかりませんが、「はしか」に対する発生懸念がありますので、県民の皆さんに正しい知識と対応をしていただきたいということで、呼びかけをするものです。
既に、正しい知識の普及や予防対策の実施については市町や関係機関に通知をしています。また、県庁内の関係課による連絡会議も開催しました。別紙のリーフレットを市町や関係機関に配り、普及啓発を行いました。庁内連絡会議については、既に12日(月曜日)に開催していますが、適宜情報共有を行っていきます。それから、15日(木曜日)に県内の政令市・中核市も含めて保健所長連絡会議を開催し、情報を共有して対策を相談しておくことにしています。
皆さんにご理解いただきたいことを資料1ページの四角囲みに記載しています。まず、定期予防接種を受けましょう。我々の子どもの頃には「はしか」にかかることが当たり前でしたから予防接種は受けていませんが、免疫は既にできているわけです。「はしか」は感染力が強く、免疫力も一度かかってからは強いのです。ワクチンは1歳の間と就学前の1年に2回打つことになっているのですが、1回でも95%ぐらい効きます。ワクチンを打っている方は、ほとんどかからないはずです。自分はワクチンを打ったのか、打っていないのか、母子手帳等でもう一度確認してください。打っていないとなると、気を付けなければいけません。(2)に書いているように、免疫を持っているかどうかを知りましょうということです。かかったことのない人やワクチン接種が1回だけの方、1回だけの方というのは20歳代前半~40歳代前半ぐらいで、この方々は先ほど言いましたとおり、5%ぐらいは免疫力がない方がいるかもしれませんので、注意しましょうということです。抗体検査や予防接種をしていただいた方が良いということを述べています。(3)は、「はしか」にかかっていそうだなと思われたら、うつしてしまうと困りますので、病院にかかる前にはきちんと「『はしか』らしい」ということを連絡してください。お医者さんたちはきっともう抗体を持っているはずですが、他の患者さんに待合室等でうつしてはいけません。どのように訪ねて行くかということを含めて、対応してくれるはずです。「はしか」というのは、最初に熱が出て、少し落ち着き熱が下がります。そしてまた高熱が出ます。その高熱が出たら発疹が出ます。ですから、2回熱が出て発疹すれば、「はしか」だということが分かります。これが典型的なパターンだそうです。私は子供の頃でしたので残念ながら全然覚えていませんが、そういうパターンだそうですのでわかりやすい症状です。ただし、発疹前が一番うつりやすい。最初は風邪か何かと間違えるかも知れませんが、2回目の高熱が出たらもう「はしか」だということですので、よくお医者さんと相談してください。診断されたらすぐ、学校や会社等、いろいろなところに連絡して、自宅で待機をしていただくことが一番です。うつさないということが基本になりますので、(4)に書かせていただいています。
これとほぼ同じ内容をわかりやすく県民の皆さんへということで、チラシを作らせていただきました。麻しんとは何か、どんな症状か、かからないためにはどうしたらいいか、といった内容です。かかってしまったら電話で相談するのと併せて、外へ出ないでください、という呼びかけをさせていただきます。ぜひ、ご理解をいただきたいと思います。マスコミの皆さんからもきちんと、県民にお知らせしていただくとありがたいと思っています。

3番目は「『あいたい兵庫キャンペーン2016』の実施」です。

県と市町、観光関連団体、JR西日本等が連携し、「あいたい兵庫キャンペーン2016」を実施します。10月から連続テレビ小説「べっぴんさん」も始まります。従って、ツーリズム協会とも連携しながら、3ヶ月間、ひょうご別品(べっぴん)体験記というテーマであいたい兵庫キャンペーンを展開します。あいたい兵庫の冊子をお手元にお配りしてあると思いますが、いつも大変盛りだくさんなので、参考書、辞書的に使ってもらったら良いと思います。あいたい兵庫という意味は、あなたが兵庫を訪ねていただいたら、あなたの探し求めている何かに必ず会えます。そういう意味であいたい兵庫と名付けていますので、ぜひ大勢の皆さんが兵庫を訪ねていただきたいと考えています。
特設のWebサイトやフォトコンテスト、ブロガーの旅行記、それからレジャー体験予約サイトasoview!(アソビュー)等があります。それらの活用や、滞在プログラムの提案、旅行商品の造成、ファムトリップ、まち歩き、県内各地でのイベントの紹介、ツーリズムバスのキャンペーン、キャラバン隊、ショーウインドーでの展示、ツーリズムEXPOジャパンでの展示等を実施します。
ぜひ訪ねていただくとありがたいと思います。別紙にあいたい兵庫の冊子の概要を整理させていただいています。特別企画についても、紹介していますので、ご参照いただきたいと思います。

4番目は「青野運動公苑アオノグラウンド・ゴルフ場のオープン」です。

10月1日にオープニングセレモニーを実施し、オープニングキャンペーンを2週間ほど行います。グラウンド・ゴルフ場を3コース新設したということです。天然芝の常設コースで、赤コース、青コースは初心者向け、緑コースは中・上級者向けのグラウンド・ゴルフのコースをオープンしますので、ゴルフだけではなくて、グラウンド・ゴルフ愛好家の皆さんもぜひお訪ねいただきたいと考えています。

5番目は「阪神南ふれあいスポーツフェスタ2016の開催」です。

10月16日に尼崎のハーフマラソンを尼崎市が100周年記念事業の一つとして開催されます。ハーフマラソンと同じ日にスポーツ体験イベントを行わせていただきます。尼崎のスポーツの森では、25mプール、スケート場、フットサル場、のじぎく広場でスポーツ体験イベントが開催されます。大芝生広場では、大ビンゴ大会や打ち上げ花火が夜に行われます。午前中のハーフマラソンは「あまがすきハーフマラソン」と名付けられているようです。

6番目は「姫新線80周年記念フォーラムの開催」です。

姫新線は、平成27年度に年間乗車人員300万人を達成したわけですが、今年の10月10日で80年を迎えることになります。10月10日に新宮ふれあい福祉会館で、姫新線80周年記念フォーラムを開催することになっています。ステージイベント、ロビー展示、ラジオ番組の放送なども実施させていただいて盛り上げていきたいと考えています。2ページ目を見ていただきますと、今後の記念イベント等の予定を記載しています。例えば、80周年記念ヘッドマーク列車、これは龍野北高校総合デザイン科の生徒がデザインしたヘッドマークを先頭につけて運行します。あるいは絵画列車の出発式、佐用町大収穫祭にあわせた臨時列車の運行、オータムフェスティバルにあわせた臨時列車の運行、姫路鉄道部の車両基地の公開、これらも計画していますので、ぜひ参加いただきたいと思います。

7番目は「『夢但馬産業フェア2016』の開催」です。

9月30日(金曜日)と10月1日(土曜日)に開催します。講演会や小中学生向けのサイエンスショーなどの若者向けプログラム、あるいは但馬の取引商談会、出展者の交流会などを実施させていただくことになっています。ぜひご参加ください。

8番目は「丹波栗フェア2016の実施」です。

丹波栗の食べ歩きフェアやスイーツコンテストなどを行います。今年は、マツタケがどうなるのかよくわかりませんが去年は大変豊作でした。今年も豊作であって欲しいと思っています。丹波栗フェア実行委員会では、丹波栗の食べ歩きマップを作って、商品を紹介していますのでお訪ねいただくとありがたいと思います。

9番目は「『創業フェアひょうご 2016』の開催」です。

兵庫県信用保証協会が中心になり、県内の金融機関や支援機関が一体となった「創業フェアひょうご2016」を開催します。いろいろな新しい挑戦をして事業を展開した皆さんのセミナー等が中心に行われます。特に株式会社レックの高橋さんから自分の経験を生かした基調講演、そして、情報・相談コーナーや専門家の相談会、ミニセミナーなどを実施することにしています。

10番目は「県立美術館 特別展『世界遺産 ポンペイの壁画展』」です。

今年、日本とイタリア国交樹立150周年です。150周年を記念して、ポンペイの壁画展を開催します。10月15日から12月25日までの約2ヶ月強の会期です。ポンペイの壁画の貴重な資料が展示されることになるのでお楽しみいただきたいと思います。

私からは以上です。

質疑応答

記者:

G7神戸保健大臣会合についてお伺いします。今回は、2日間の短い期間での開催でしたが、海外から専門家等に神戸医療産業都市という先進的な研究を進めている場所をPRできる格好のタイミングであったと思います。海外から来た専門家の受け止めなどで神戸医療産業都市をどのように受け止められたか印象に残っていることがあればお聞かせください。

知事:

医療産業都市の視察は、久元市長が同行されたので行っていませんが、スーパーコンピュータ「京」などの活用については非常に期待を持って受け止められたと聞いています。私が同行した医療ロボット(メディカロイドロボット)は、タイの大臣とアメリカ、フランス、イタリアの皆さんがご視察になりましたが、ロボットでこのような事ができるのかと最先端の開発の状況を非常に関心を持ってご覧になられたと思っています。その後、シスメックスの研究所をご視察いただきました。通常は、大学の先生の教室に行って共同研究することが多いのですが、シスメックスでは、逆のスタイルで、テーマを作って大学の先生や関係者がシスメックスのフロアーに出かけてきて共同研究をすることになっており、その周りには、最新鋭分析機器などが整備されているユニークな状況をご視察いただきました。これは、ドイツの保健大臣とタイの保健大臣がご視察をされ、「おもしろい」との感想をいただきました。ある意味で最先端の医療の現場を直に体験していただくことができたことで、会議での課題とその課題に対して神戸自身がどのような役割を果そうとしているのかの一端に触れられたことが意義深かったと思っています。

記者:

「はしか」の件でお伺いします。今回は、県内では尼崎市でかなり目立っていますが、最初は、関西国際空港の感染から始まって近畿一円でも会議が開かれています。尼崎市と関西国際空港との関連はあるのでしょうか。

知事:

まったく確認されていません。尼崎市だけが多いのですが、よく調べてみないといけないと思っています。「はしか」は感染力が強いのでもっと増える可能性があるため、県民の皆さんに用心される意味での呼びかけをすることにしました。「はしか」だと思ったら家から外に出ないことが重要です。45歳以上の方はたいてい免疫力を持っておられるはずですので、そのような意味で「はしか」は、きちんとした対応をすれば押さえ込める病気です。事前に知識の周知と対応の基準を理解いただくためにチラシを作成しました。

記者:

神戸空港のことでお伺いします。先週の会見でも規制緩和への期待感を示しておられましたが、3空港一体運営が実現した後の規制緩和に向けて、現在の3空港の役割を見直すプロセスが必要になってくるかと思います。県として何らかの役割を果していくことがあればお聞かせください。

知事:

タイミングだと思います。どのような会社がコンセッションを引き受けられるのか。非常に今の関西国際空港・伊丹空港を引き受けられている会社と密接な関係のある会社、あるいは同じ会社であれば、3空港一元管理について、一歩進むことになるかもしれません。関連の深い会社が引き受けてくれることを期待したいと思っています。いずれにしても、一元管理的な運用ができる環境になったとすると、今の役割分担だけでいいのかという議論をしなければいけなくなると思います。その辺りはもう少しタイミングなどをよく見定めて、地域の皆さんと一緒に検討を進めていくべきだと思っています。時期を見て、県としてどのような動きをするか十分検討していきたいと思っています。

記者:

「はしか」の関連でお伺いします。予防接種が効果的だとのことですが、西宮市などの一部の自治体ではワクチンの供給が追いつかずに任意の接種が難しいとの話も聞いています。県としては、国などに働きかけて供給量の調節をしていくことが大事だと思われますが、どのように受け止められていて、どのように取り組まれていくかお聞かせください。

知事:

「はしか」は、1歳児と就学前の6歳児で計画的にワクチン接種をしています。その計画的にワクチン接種をしている量は十分に確保出来ていますが、臨時の接種については、在庫がいささか不安になっているため、現在、国に確保の協議をさせていただいています。国全体の中で調整をしていただけるようにお願いをしています。現実に、「はしか」の関係でワクチンが不足気味だといっているのは関西だけですので、一時的な調整もあり得るのではないか、そのようなことも含めて国に対して相談をさせていただいています。

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