ホーム > 県政情報・統計(県政情報) > 知事のページ > 知事定例記者会見(平成28年) > 知事定例記者会見(2017年5月8日(月曜日))

ここから本文です。

知事のページ

更新日:2017年5月8日

知事定例記者会見(2017年5月8日(月曜日))

【発表項目】

 1 兵庫県立工業技術センター100周年事業の実施
 2 平成28年度「ひょうご縁結びプロジェクト」等の実績
 3 阪神南地域安全まちづくり県民交流大会の開催
 4 県立美術館 ベルギー奇想の系譜展
 5 県立考古博物館加西分館「古代鏡展示館」 開館記念フォーラム「古代中国鏡 千石 コレクションの魅力を語る」

 

 

 

動画(録画配信)

 

記者会見を動画で見る(約30分)外部サイトへリンク))

会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事会見内容

 

知事:

 ゴールデンウィークの4、5日に案の定、大交通渋滞が生じました。阪神高速3号線が混んだからかもしれませんが、本州四国連絡高速道路も30~40km混みました。先ほど、神戸商工会議所の主催で、湾岸道路西伸部のプロジェクトセミナーがあり、末松副大臣以下関係者に来ていただいて、要望会とセミナーが開催されました。どんなに早くても10年以上はかかるため、このような状態がまだまだ続くということを考えるといささか大変だという思いがしないわけではありません。これからスパートをかけなければいけないという思いをしました。
 資料にはありませんが、本日13時から新たな広報戦略検討委員会を開催しました。兵庫県はいろいろな事業を展開していますが、周知度が低いことを随分指摘されています。「県民だより」の下段に書いている私の随筆について、いろいろな会合で「読んだことありますか」と聞いてみると、たいていの人が読んでいない状況です。そのようなことを考えると、どうやってメッセージを伝えるのかが、兵庫県の施策を理解し、活用していただく基礎にもなるため、新たな広報戦略検討委員会を始めさせていただいています。今年中に方向付けをしていただけるとありがたいと思っています。

 

 1番目は「兵庫県立工業技術センター100周年事業の実施」です。

 県立工業技術センターが100周年を迎えます。工業技術センターは大正6年の創立で、中小企業の技術拠点として存在感を示してきました。この工業技術センターを中心として、利用者の技術振興協議会が出来ています。こちらも発足して50周年ということになりますので、工業技術センター100周年と技術振興協議会50周年を記念した大会を6月6日に神戸市産業振興センターの3階ホールで開催します。
 関連事業として、夏休みには「工業技術センター公開DAY」ということで見学をしていただけます。10~11月にかけては、研 究成果の発表会をすることにしています。
 平成29年度のトピックスとして、航空産業非破壊検査トレーニングセンターの開設と12月を目途に金属・砂型3Dプリンタの整備を行うことにしています。これも中小企業ではなかなか整備しにくい施設ですので、活用していただくことを期待したいと思っています。

 

 2番目は「平成28年度『ひょうご縁結びプロジェクト』等の実績」です。

 はばタン会員のうちで成婚者は115組でした。我々の目標は200組でしたが、なかなか思いどおりにはいきません。それでも115組が結婚にこぎつけていただきました。平均年齢は男性38.7歳、女性35.9歳です。お見合いから成婚までの期間の平均は388日。最短は1ヶ月半、最長は3年11か月ということになっており、平均的なのではないかと思っています。それから、東京センターでもこの2月に成婚第1号が誕生していますし、この4月に成婚第2号が誕生しました。閲覧は1万3359件。お見合いは4769組。交際開始が1071組。交際継続中が343組という実績ですので、交際中の方が増えれば増えるほど、成婚に結びつくということで期待をしています。はばタン会員は、5596人ということになっています。
 今後、専門職向けの出会い支援事業を本格的に実施させていただきます。3月25日には、県警の職員と看護職の職員の出会いを支援しました。男性職場、女性職場に偏りがちな専門職のみなさんの出会いの機会を平成29年度に積極的に提供していく予定にしています。また、絶対数として4万4000人の出生者数を確保していくことが地域創生戦略の一つの自然増対策ですので、この数値を目指していきたいと考えています。

 

 3番目は「阪神南地域安全まちづくり県民交流大会の開催」です。

 5月25日に西宮市フレンテホールで地域安全まちづくり推進員や防犯活動に関わる団体を対象に、阪神南地域安全まちづくり県民交流大会を開催します。基調講演は神戸女子大学の梶木先生にしていただきます。また、活動事例の発表をしていただく予定です。

 

 4番目は「県立美術館 ベルギー奇想の系譜展」です。

 いわば、奇想天外な幻想絵画のカテゴリーの展覧会です。だまし絵展を以前行いましたが、それに次ぐ「奇想」の系譜展ということになります。なかなか面白い展覧会になっていると思います。
 見どころとしては、ベルギーのフランドル地方周辺で生み出された奇想の表現の流れを追うということですが、恐ろしい、あるいはユーモアなど、非常にジャンルの広い展覧会になろうかと思います。資料の3ページに記載のとおり、15世紀から17世紀のフランドル美術では、ブリューゲルやルーベンスの世界が紹介されます。第二章で19世紀から20世紀初頭のベルギーの象徴派・表現主義、第三章で20世紀のシュルレアリスムから現代までということで、ヤン・ファーブルなどの現代のベルギー美術が紹介されています。
 関連事業として、いろいろな記念イベントを行います。ベルギーですから、6ページに紹介している「幸福のチョコレート講座」や、「ベルギーの音楽とビールの夕べ」など、ベルギーらしい集いも行いますので、ご参加いただけるとありがたいです。

 

 5番目は「県立考古博物館加西分館『古代鏡展示館』 開館記念フォーラム『古代中国鏡 千石 コレクションの魅力を語る』」です。

 大変好調な入り込み状況が続いています。開館記念展は、「百花繚乱」と銘を打ちまして、4月14日にオープンしてから9月5日まで行っています。その中で、加西の健康福祉会館の大会議室で、千石コレクションの魅力についてフォーラムを開催します。最初に鑑定等をしていただいた難波先生を司会にお迎えし、関係の皆さんで千石コレクションの価値について語っていただこうとするものです。
 フラワーセンターの中で開催できれば良かったのかもしれませんが、フォーラムの前後でご覧いただき、そして確認をしていただくようなセミナーとして参加していただけるとありがたいと思います。

 

 私からは以上です。

 

 

質疑応答

 

記者:

 県立工業技術センターに関連して、航空産業非破壊検査トレーニングセンターの開設があります。昨今、MRJの納入が少し延期になるなど、若干、航空産業がこの先どうなるかと見られている部分があるかと思います。県として航空産業をどのように誘致するのか、戦略等あれば改めてお聞かせください。

 

知事:

 航空産業非破壊検査トレーニングセンターを一つの大きな拠点として活用していくべく、施設整備は国の助成金を活用して、県が整備を行って人材育成をしていきます。兵庫県はもともと航空機産業の組み立て工場はありませんが、航空機の産業部品の製造メーカーがかなりあります。中小企業の代表として言えば、ミツ精機(株)が淡路市にあります。これだけではなく、もともと川崎重工業(株)も三菱重工業(株)、それから、新明和工業(株)などは自分で飛行艇を作っていますので航空産業発展の素地があります。大きくはないですが、すでにサプライチェーンが形成されています。これをさらに新規参入を促しながら、強化していくことが航空産業育成のベースだと考えています。
 最近の動きとしては、川崎重工業(株)が明石工場内にエンジンの工場を作られました。また、三菱重工業(株)が躯体の工場ラインを神戸造船所の中に作られました。これらが象徴しているように、航空機の部品は世界中の関連業界が部品を作り、それを集め、組み立てて生産するということですので、日本の航空産業の中心は中部地域、名古屋周辺ですが、関西の、特に兵庫もポテンシャルがあるということで努力していきたい、整備を進めていきたいと思っています。
 新規に立地することは非常に少ない事例になってしまうのでないかと思いますが、工場や事業所の拡張ということは考えられるので、スクラップアンドビルドだけではなく、工場を隣地開発していくことに対しては、できるだけ弾力的に協力したいと考えています。

 

記者:

 先月の関西広域連合の中で、山田京都府知事が政府のカジノ実施法案が固まった段階で、関西広域連合として、改めて研究会を再開することを検討する旨の発言がありました。7月に向けて実施プログラムや概要が出てくると思いますが、知事として、どのタイミングでどのような提言をしていかれる予定かお聞かせください。

 

知事:

 関西広域連合で観光計画を議論した時に、カジノの取扱いについては意見が二分しました。当時は法律の提案もされておらず、政府自体の議論も進んでいない状況でしたので、とりあえず結論を保留しました。今回は、法律が通過して実施法案はこれからですが、このような状況を踏まえた上でカジノというよりはIR(統合型リゾート)の位置づけについてきちんと再検討をしていく必要があるのではないかということが山田広域観光・文化・スポーツ振興担当委員(京都府知事)の提案でした。それは、経緯を踏まえた上での発言だったと思います。関西広域連合として検討を始めることはやぶさかではないと考えています。
 これからは、研究会を発足して本格的な議論をすることになります。ただ、特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律が作られており、枠組みを埋める実施法の内容として、特に依存症対策やマネーロンダリング対策などをきっちりしていくと触れられているので、我々としてもタイミングを見て、それらに対してきちんとした意見を言っていかなければいけないと考えています。それは、関西広域連合ももちろんですが、兵庫県の立場も同様で、県としても依存症対策やマネーロンダリング対策に対して提言するべく検討をしています。
 ツーリズム拠点という観点で依存症対策は、外国人だけで良いのかどうかということもポイントになるでしょうし、依存症対策はカジノだけで良いのかという議論もあります。パチンコ依存症などもあるので、そのような面も含めて検討していかなければいけません。また、マネーロンダリングは絶対に許してはいけません。シンガポールなどで仲介業者のようなところが借り切ってカジノ事業をやらしているケースがありますが、中間組織が入ることを許さないことが必要なことではないか。それ以外にもたくさん経験があるので、それらをきちんと整理して盛り込んでもらわないといけません。
 特に関西は、いろいろな意味でそのような事に関係したい勢力がないわけではないので、十分注意していく必要があるのではないのかと考えています。

 

記者:

 神戸山口組傘下の団体の一部が離脱してから1週間が経ちます。GW中にもこの動きに関連して、双方の組員同士が殴り合って逮捕される事件も発生しました。住民への被害も懸念される中、改めてこの騒動をめぐっての受け止めを一言いただきたいと思います。

 

知事:

 何とも言い難いのですが、いずれにしても、近い関係の仲だとすると、より近親憎悪的な行動や敵対関係などが見られがちです。連休中の乱闘事件などもそのような関係で起きたのかも知れません。事務所が入り乱れているとはいわれながら、新しく内紛を起こしているのか、分裂しているのかよく分かりませんが、尼崎や豊中などの辺りです。それと山口組に残っている組もありますし、いわば三つ巴で、その中心組織が兵庫県内に3つあるということにもなります。そのような意味で、一般に迷惑をかけないようにして欲しいと思っています。警察もきちっと対応してくれるのではないかと期待しています。

 

記者:

 県としては暴力団排除条例の改正ということで、検討を進めていらっしゃいますが。

 

知事:

 今月23日まで、パブリックコメントを求めています。(追加の立地規制の対象は)近隣商業地域と商業地域です。現時点で事務 所が、その傘下の事務所も含めて存在しているところは、商業地域等が多くなっています。事務所になってしまっているところは、なかなか遡るわけにはいきませんけれども、多いということは逆に言うと、今後の対策としては、かなり効果もあり得ることだと思います。立地規制をきちっとしていくことも、これらの紛争を未然に防ぐ意味での効果もあると期待しています。

 

記者:

 発表のあった縁結びの関係で、地域創生戦略で200組が目標になっています。今後5年間の目標値は当面変えないのか、それとも今後は、ビッグデータの活用等も今年度から実施していますが、もう少し幅広く展開するなど、思っていることがあれば教えてください。

 

知事:

 200組の期待数値を挙げながら、縁結びプロジェクトでの成婚数は115組ですので、これを300組に上げると言ったら、「お前、何を考えているんだ」と言われかねません。従って、まずは今掲げている200組を達成できるような努力を重ねていくということではないかと思っています。
 そのためにはやはり、はばタン会員をもう少し増やすということ。それから、専門職同士の出会いの機会をできるだけ作っていくということが重要なのではないかと考えています。例えば、看護師、保健師、幼稚園教諭、県庁職員、県警もそうです。かなり独身率が高い職場について、専門職同士で出会いの機会を提供していくことを、今年度から重点化していくつもりです。
 一昨年の国勢調査の結果分析では、50歳時点で一度も結婚したことがない生涯未婚率は、男性は23.3%、女性は14%と、前回の国勢調査からの5年間で、約3ポイント増加しています。各県を比較するとかなりばらつきがありますので、この辺りも睨みながら、独身者対策というのをターゲットにして、進めていく必要があるのではないかと考えます。

 

記者:

 7日に行われましたフランス大統領選挙について、EUとの関係強化を訴えます中道で無所属のマクロン氏が、極右政党のルペン候補を破りました。これについてどのようにお考えですか。

 

知事:

 これは一般的なマスコミを含めた評価とあまり違わないと思いますが、いずれにしてもEUの一体化という流れの中で、イギリスの離脱に続いて、EUを作った中心はドイツとフランスですから、そのフランスがEU一体化に対して揺らぐようだと、大変世界の秩序が混乱の方向に動くのではないかという懸念をされていました。そのような状況には至らないという選択をフランス国民がしたということですので、一種の分裂のリスクに対する評価が、反対の方向の評価が強まったということではないかと思います。韓国はどうなるか。次の関心ですね。

 

記者:

 兵庫県はパリ事務所があると思いますが、影響や期待については。

 

知事:

 フランスとは、アヴェロン県、セーヌ・エ・マルヌ県、アンドル・エ・ロワール県とリールがあるノール県の4つの県とお付き合いしていますので、このような交流が今後もしっかり交流ができるということに繋がるのではないかと思っています。

 

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

部署名:企画県民部知事室広報課

電話:078-362-3018

FAX:078-362-3903

Eメール:kouhouka1@pref.hyogo.lg.jp