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更新日:2017年6月13日

知事定例記者会見(2017年6月13日(火曜日))

【発表項目】

 1 兵庫県地域創生戦略 平成29年度アクション・プランの策定
 2 県民の信頼確保と厳正な規律の保持
 3 サマータイム勤務の実施
 4 家庭と子育て応援施策の推進
 5 「食の安全安心」及び「食育」の推進計画に基づく取組状況
 6 東日本大震災・熊本地震に係る支援
 7 ひょうご生活・しごと・カムバックポータルサイトの開設
 8 県政150周年記念先行事業 1年前シンポジウムの開催
 9 阪神南リレーミュージアムの開催
10 子育て世代の親と子の体験型交通安全イベント 「夏休み!交通安全コンサート」の開催
11 ジャパン碁コングレス2017in宝塚の開催
12 「続・俳句で詠む淡路島百景」の発刊 ~「淡路島百景」を題材にした俳句の募集~

 

動画(録画配信)

 

記者会見を動画で見る(約40分(外部サイトへリンク))

会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事会見内容

知事:

 1番目は「兵庫県地域創生戦略平成29年度アクション・プランの策定」です。

 地域創生戦略に基づいて、平成29年度の予算事項を中心にアクション・プランを策定しました。総論では「ひょうごで育てよう!プロジェクト」、「ひょうごで働こう!プロジェクト」、「ひょうごでかなえよう!プロジェクト」に触れています。
 各論では、9つの基本目標のもとに設定した70の施策ごとに、施策を達成するために必要な事業とその成果指標を掲載しています。平成29年度版の総括KPI数と事業数は資料のとおりです。
 今後は条例に基づいて、平成28年度の施策の実施状況を9月県議会に報告します。そして平成30年度の重要施策や予算編成を踏まえて見直しを行っていくことにします。
 資料1は、主な総括KPIの基本目標ごとの整理です。「多子型の出産・子育てが可能な社会を実現する」ということで、「出会いサポートセンターによる成婚数」は、平成28年度200組の目標に対して162組でした。「保育所等の定員」は、待機児童数が500人ほど増えてしまいました。定員を増やしましたが新たに就業を希望する方が出てきて追いつけませんでした。さらに努力を重ねていきます。平成28年4月1日の待機児童数は1050人で、平成28年度中に4807人の定員を増やしましたが、平成29年4月1日の待機児童数が1572人出てしまっています。待機児童数を平成29年4月1日に100人にする目標でしたが大幅に目標と差があります。平成29年度の待機児童数0人を目標にしていますが、なかなか難しいと思っています。国も3年間後送りしましたので私どもも、9月議会に報告をするときには、KPIの再検討をしていかないといけないと考えています。
 基本目標3の中で、「県の支援によるUJIターン就職者数」は、平成27年度は448人で目標を上回りました。平成28年度は、まだ集計ができていませんが、同じ目標数なのでどれだけ達成できるかということです。「移住相談件数<東京>」の累計は1580件です。なぜ県の支援によると記載しているかというと、市町では、十分に把握できていないところ、把握できているところ、全くデータがないところと、バラバラだからです。例えば、神戸では、入っていく人と出て行く人が膨大な数ですから調査することは不可能に近い。そのような理由から、まずは我々が実施している事業で関係した人をカウントしています。さらに精度を上げる必要があるのではないかと思っています。基本目標9の「県土空間の安全・安心を高める」では、地域防災力の向上について、「災害に強い地域と思う人の割合」が平成28年度で若干落ちていますが、微減なので問題にすることもないと思っています。
 資料2は、平成29年度のアクション・プランで新規設定するKPIを整理しています。「保育所等定員」や「シニア世代から子育て世帯へのふるさと伝承事業」を挙げています。「県内の開業事業所数」は隔年調査のためKPIも隔年で設定しています。「特別養護老人ホームの待機者数」、起業プラザひょうごも秋にオープンするので、その会員の数も目標に挙げています。「インバウンドのプロモーション事業」、「口コミコンテンツ」は、トリップアドバイザーでのランキング10位以内を目指します。「既卒者相談ネットワークにおける相談件数」、「カムバックひょうごセンターでの相談件数」を挙げています。「県内大学の県内就職率」は現在30%程度ですが、平成29年度に31.6%、平成31年度に33%を目指そうとしています。県内37大学と協定を結びましたがなかなか容易ではないと思っています。実際は、もっと高く目標を掲げた方が良いのではないかという声もありますが、大学との協定の実現状況等を見させていただこうと考えています。「カムバックポータルサイトアクセス件数」に期待をしています。「兵庫県公式インスタグラム・フォロワー数」は、平成31年で1万人を目標にしています。新しい今年予算化した事業を中心に、この新KPIは策定をしています。

 

 2番目は「県民の信頼確保と厳正な規律の保持」です。

 昨日、全職員に通知しましたが、県民の信頼確保と厳正な規律の保持について、毎年この時期に注意喚起を行っています。今回は、知事選挙があるので、知事選挙等についての服務規律遵守の徹底や、交通事故、不正受給、不祥事などが生じていますので、それらについて、さらに意識の徹底を図っていきます。また、超過勤務の縮減も進めます。

 

 3番目は「サマータイム勤務の実施」です。

 今の職員の勤務区分に加え、勤務時間を45分早めるサマータイムを実施します。ただ、どうしてもサマータイムを実施できない職場がありますので、そこに限って通常の勤務時間設定を続けることとします。
 特に、水曜日、金曜日はこれまでも定時退庁日としてきましたが、さらに定時退庁の徹底を図ります。

 

 4番目は「家庭と子育て応援施策の推進」です。

 課題は、資料に記載のとおり、家族のきずなの希薄化や地域とのつながりの低下、情報の氾濫、子どもたちの育成機会の確保、シニアの活躍、参画と協働のさらなる推進ですが、有識者からなる検討委員会から「ゆるやかな関係性」と「連携」が重要なキーワードであるとの指摘があります。そして、県へは、家族のきずなを深める気運醸成、子育て家庭を支える地域づくり、関係機関の連携と情報活用ということを3本の柱とした提言をいただいています。これを受けたものが、家庭応援と地域づくり推進プログラムです。プログラムの狙いは資料の「4 施策の視点」にまとめてあるとおりです。
 このプログラムの中で、新たな施策としては、例えば、女性の活躍推進として女子大学生向けのキャリアデザインの形成支援などを行います。また、シニア世代から子育て世帯へのふるさと伝承事業、ふるさと貢献活動の実施、地域祖父母モデル事業、地域相互見守り「地域となり組」のモデル事業の推進、鉄道駅舎のホームドア設置促進事業などを挙げています。関係機関との連携強化は、スクールカウンセラー配置事業、児童虐待防止医療ネットワーク事業、ひょうご児童虐待防止サポーター事業などの推進を図っていきます。
 地域祖父母モデル事業は、今年度は40地区16団体で実施していただきますが、昨年度は40地区14団体でした。自宅で1対1の地域祖父母関係を結ばれたのが昨年度は5組、拠点施設で1対1の関係を結ばれたのが17組、拠点施設で複数の関係づくりをしたのが376組の実績です。今年度はこれらを上回る地域祖父母の取組に向けて事業を推進します。
 ふるさと伝承事業は、今年度、17団体、19地区で別表のとおり進めていきます。

 

 5番目は「『食の安全安心』及び『食育』の推進計画に基づく取組状況」です。

 「食の安全安心推進計画」について、資料2ページ左側の取組実績をご覧ください。第2次計画期間が終了し、今年度から第3次計画が始まったところです。第2次計画では、15の指標のうち9項目は達成、2項目が概ね達成、あとの4項目はうまくいきませんでした。その4項目というのは、⑤県版HACCP認定件数と国HACCP承認件数、⑦卸売市場の品質管理高度化マニュアル策定率、⑪患者50名超の食中毒件数(年間)、⑬家庭における自然毒による食中毒事件数(年間)です。いずれの食中毒もゼロを目指していますので1件でも発生すると達成できなかったことになります。ですから、概ね計画期間中の取組は成果を上げてきているのではないかと思っています。右側に平成29年度の主な取組を一覧で整理しています。認証食品がもっと定常的に作られれば良いということと、HACCPの導入について食肉センターや大規模食鳥処理場11カ所全部を対象とすることを目指しています。
 次に、「食育推進計画」について、36項目のうち8項目が目標達成し、15項目は改善しましたが、13項目は進捗が見られませんでした。評価欄に▲が付いているところが問題です。これらを強化するよう、平成29年度からの施策を構築しているということです。高校生・大学生への食育実践セミナーの開催や魚食普及の推進、日本型食生活や郷土料理、地域の農林水産物を活用した献立を教えるふるさと料理講習会の開催、あるいは食の健康運動リーダーに1000人を超える方々がいらっしゃいますが、その方々による実践活動等を繰り広げていきます。

 

 6番目は「東日本大震災・熊本地震に係る支援」です。

 県内避難者は、6世帯11人が減りました。福島県と宮城県に戻られた方と、定住された方に分かれています。
 職員の派遣状況は兵庫県分で136人です。前年度10月時点で、1番は東京都で約190人、2番は神奈川県で約150人と承知しています。3番が兵庫県(138人)ということでした。関西広域連合分は我々の数を合わせて195人派遣しています。
 それから、被災地支援事業は、新規に音楽療法士派遣事業、県立神出学園のふれあい交流事業、ボランタリープラザの「絆」ボランティアが東日本大震災の被災地に行きます。平成28年熊本地震の被災地には、社高校生が「絆」ボランティアの一員として熊本県内に学校等協働事業の一環として入ります。

 

 7番目は「ひょうご生活・しごと・カムバックポータルサイトの開設」です。

 6月12日から『夢かなうひょうご』の愛称で、ひょうご生活・しごと・カムバックポータルサイトの運営が始まっています。一度ご覧になっていただきたいと思いますが、情報の内容がまだまだの分野もありますので、改善を加えさせていただきます。皆さんのご覧になった感想をお寄せいただいたらありがたいと思います。情報の内容が薄くても、リンク先に本格情報が紹介されるような工夫がまだ全部にできていないところがありますので、さらにブラッシュアップをします。

 

 8番目は「県政150周年記念先行事業 1年前シンポジウムの開催」です。

 7月12日に開催します。コーディネーターを田辺眞人先生にお願いして、パネリストとして永田萠さん、日本遺産に指定された3地区の代表ということで、「丹波篠山デカンショ節」と「きっと恋する六古窯」は酒井篠山市長、「国生みの島・淡路」は淡路青年会議所の時枝理事長、「播但貫く、銀の馬車道、鉱石の道」は播但沿線活性化協議会の小野代表による記念シンポジウムを行うことにしいます。ぜひ、兵庫県の歴史に関心を持っていただいて、これからを考える機会にしたいと思います。

 

 9番目は「阪神南リレーミュージアムの開催」です。

 阪神南地区にはいろいろ素敵な博物館や美術館がありますので、それらを紹介して、『阪神南のきらめく逸品をたずねて』をテーマにご覧いただこうとするものです。

 

 10番目は「子育て世代の親と子の体験型交通安全イベント 『夏休み!交通安全コンサート』の開催」です。

 尼崎市は自転車の町です。大変「ひやっ」とするような状況が多々見られます。子どもを乗せて歩道を走って人と追突しそうになることや自転車同士がぶつかりそうになることが目立ちますので、子育て世代の親子を対象にした体験型交通安全イベントを展開します。

 

 11番目は「ジャパン碁コングレス2017in宝塚の開催」です。 

 人工知能とプロ棋士による公開対局や師弟タッグマッチとして、井山裕太棋聖とその師匠・石井邦生九段が、苑田勇一九段・今村俊也九段と対戦します。それから、ライフ国際こども囲碁交流会も同時開催されます。ジャパン碁コングレスは、資料に記載のとおり、17カ国・地域延べ約2000人が参加する囲碁大会になります。宝塚では今年で2回目の開催となります。

 

 12番目は「『続・俳句で詠む淡路島百景』の発刊  ~『淡路島百景』を題材にした俳句の募集~」です。

 9月30日まで募集を行います。「淡路島百景」のうち前回紹介できなかった49景を題材にした俳句を募集します。
 赤字の歌枕のところを詠んでいただきたいということです。
 私も応募をするつもりですが、どこを詠むのか決めていません。前回は、「若人の広場」をテーマに、「秋天に 紺碧の海を 祈る人」を詠ましていただいています。ちなみにこれは、稲畑汀子賞を受賞しました。
 皆さんも奮って応募していただければと思います。

 

 私からは以上です。

 

 

質疑応答

記者:

 地域創生戦略のアクション・プランについてお伺いします。KPIは、各分野で予算措置などでも影響を受けると思われますが、KPIの設定で知事が気を配ったことや悩まれた点があればお聞かせください。

 

知事:

 保育所の定員募集や待機児童数、特別養護老人ホームの待機者数などは、一時点のデータと年間データをどう組み合わせて見てもらうかが課題です。技術的な課題で工夫の余地がありますが、今も分かりにくくなっていますので、もう一度、再検討をします。
 事業としては、例えば、カムバックひょうごセンターの相談数はある程度見込めますが、何人、本当にカムバックあるいは移住してくれるかが、なかなか見込むことができません。これまで、カムバックひょうご東京センターで相談に乗って移住された方は18人でした。1600人ほどの相談数がこれからどんどん増えていってくれるのか、我々期待をしていますが、目標設定が非常に難しいところです。また、訪日外国人数は、観光庁の訪問率で出しています。訪問率が本当に目標なのかどうかも含めて、訪日外国人数などについて、意欲的な目標を設定して県独自で対応していくような努力をどう重ねていけるかです。つまり、なかなか、不確かで予測が難しいような目標設定と努力をすればある程度目標が実現できる可能性がある目標とこれらをそれぞれ設定することは容易ではありません。容易ではないけれども、私は目標があった方が良いと思っています。達成できれば成果として胸を張れるし、達成できなかった場合は、いろいろな努力をしたが、このような理由で達成できなかったことが分かるはずです。分析ができるような目標でないといけないのがKPIですので、KPIを設定するという趣旨に則した対応をこれからもしていきたいと思っています。 

 

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