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更新日:2017年9月25日

知事定例記者会見(2017年9月25日(月曜日))

【発表項目】

 1 21世紀兵庫長期ビジョンの推進状況(平成28年度)
 2 兵庫県地域創生戦略の実施状況(平成28年度)
 3 「起業プラザひょうご」の開設
 4 金澤副知事の海外出張(ドイツ連邦共和国・フランス共和国)の概要
 5 東日本大震災被災地支援に係る兵庫県任期付職員の募集
 6 「尼崎運河オープンキャナルフェスティバル2017」の開催
 7 山陰近畿自動車道「浜坂道路」の開通
 8 余部鉄橋「空の駅」を活用したジオツアーの実施
 9 県立人と自然の博物館 秋の企画展示

 

 

動画(録画配信)

記者会見を動画で見る(約40分(外部サイトへリンク))

会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事会見内容

知事:

 1番目は「21世紀兵庫長期ビジョンの推進状況(平成28年度)」です。

 本文の1ページに記載のとおり、展望年次としては2040年頃をベースに、想定年次としては2020年頃を想定している構想になっています。創造と共生の舞台・兵庫がビジョンの基本的な理念です。全県ビジョンが描く将来像として、創造的市民社会、しごと活性社会、環境優先社会、多彩な交流社会の4つを協働して実現しようとしています。創造的市民社会ではトピックスとして、県立美術館開館以来の入館者数1000万人の達成、リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックでの兵庫ゆかりの選手の活躍、G7神戸保健大臣会合の開催、県立こども病院の移転・開院を挙げています。しごと活性社会でも未来を拓く産業の力を高める、地域と共に持続する産業を育む、生きがいにあふれたしごとを創るなどに取り組んだ事業を挙げています。トピックスとして、次世代産業の育成と企業立地の促進ということで本社移転をしていただいたキャタピラージャパン社を取り上げていますし、若者の県内就職の促進や誘客の促進、「あいたい兵庫キャンペーン2016」等により国内外からの誘客を促進、IWC2016「SAKE部門」の兵庫県開催などを挙げています。環境優先社会ではトピックスとして、熊本地震の被災地支援、11月13日に行った14市1町26万人を対象とした南海トラフ地震津波一斉避難訓練、兵庫県地球温暖化対策推進計画の策定、朝来市における木質バイオマス発電の本格稼働を挙げています。多彩な交流社会ではトピックスとして、カムバックひょうごセンターを中心とした移住の促進、基幹道路ネットワークの進捗状況では、特に大阪湾岸道路西伸部の整備について触れています。また、モディ首相と安倍首相の立ち会いのもとインド・グジャラート州と覚書の締結、兵庫楽農生活センターの開設10周年を挙げています。12ページ以降に、地域ごとにそれぞれ整理していますので、ご参照願います。
 22ページの「兵庫のゆたかさ指標」によるビジョンの推進状況評価ですが、4つの社会像と12の将来像に仕分けをしています。前年を下回った項目は将来像8、10、12の3つです。減少した理由として、将来像8は項目の全部が低くなっています。再生可能エネルギーとごみの分別、環境への配慮がそれぞれ若干下回っています。将来像10は基盤を整えるで、これも大きな差ではないのですが微妙に下回っています。将来像12は世界との交流です。これも若干下回っている状況になっています。地域別点数で見ると、阪神北が大きく下回っています。家庭で災害に対する自主的な備えをしている人が3.14から2.86になっていますので、これらが大きく影響しています。神戸でも、節電が自主的呼び掛けに変わり、かなり電気の余剰感が出て節電できていないということでこのような数字が出ているのではないかというような状況です。いずれにしても、意識調査ですので、この程度の若干の変動、減少の幅ならば許されるのではないか。ただ、これが長期的傾向になってくるとしっかり見極める必要があると考えています。
 「全県ビジョンフォローアップ指標」は、特に大きな変動として、行動目標別「資源を生かし躍進する」という項目がかなり大きく伸びています。この点は、なぜ伸びているかということをプラスの面でも確認しておかないといけないと思っています。

 

 2番目は「兵庫県地域創生戦略の実施状況(平成28年度)」です。

 3つの戦略目標を掲げています。自然増対策では、出生数の目標を4万4000人にしていますが、平成28年の実績は4万4132人ですのでオーバーしていますが、これは長期減少傾向です。1年前の平成27年度では、4万4706人で550人ほど減少しています。従って、44,000人をこれからずっと確保できるのかという点からすると、この実績や目標を達成しているからといって安心できることではありません。今年はどうなるのか大変心配しています。また社会増は、転出超過が332人の減少で目標の1割にも満たなかったので、課題とする必要があります。改善したとは言っても現実に転出超過が6760人になっているので、さらに社会増対策を特に20代の若者への対策を行う必要があります。県内総生産(GDP)は、実質でも名目でも国の伸び率を上回っています。GNIは平成26年度が実質も名目も9.8%で、増加傾向です。
 10ページの基本目標及びKPIの達成状況を見ていただくと項目によっていろいろですが、事業KPIによる評価では、若干前年対比で落ち込んでいる項目が多いという印象がありますので、これについても努力をしていく必要があるのではないかと考えています。

 

 3番目は「『起業プラザひょうご』の開設」です。

 ひょうご産業活性化センターが入っていたサンパルビルの6階に、起業や創業の場として、スモールオフィスや交流機能等の提供を行う「起業プラザひょうご」を開設します。10月23日が正式オープンですが、10月16日にオープニング記念式典、10月18日からプレオープンし、10月18日に記念講演会を実施します。利用には若干の月額料金をいただきますが、事業のスタートの場として活用していただきたいと期待しています。

 

 4番目は「金澤副知事の海外出張(ドイツ連邦共和国・フランス共和国)の概要」です。

 資料14、15ページにシュレスヴィヒ・ホルシュタイン州と兵庫県の友好提携20周年の共同声明について記載しています。その他詳しくは資料をご覧ください。

 

 5番目は「東日本大震災被災地支援に係る兵庫県任期付職員の募集」です。

 20名程度の採用を予定しています。ぜひ応募していただき、来年度から活動を展開していただきたいと思います。

 

 6番目は「『尼崎運河オープンキャナルフェスティバル2017』の開催」です。

 10月14日に「尼崎運河○○(まるまる)クラブ」の主催により、尼崎運河の北堀キャナルベース周辺で名産品づくり体験やメガSUP体験などのイベントを実施します。

 

 7番目は「山陰近畿自動車道『浜坂道路』の開通」です。

 11月26日の式典実施後に開通の予定です。プレイベントとしてサイクリング大会やウォーキング大会を開通15日前の11月11日に実施します。道路の舗装などの工事は既に完了していますが、まだ細かな工事が残っていますので、本格開通は2週間後としています。

 

 8番目は「余部鉄橋『空の駅』を活用したジオツアーの実施」です。

 「空の駅」のエレベーター「クリスタルタワー」が完成します。これに関連し、ジオウォークの開催や但馬牛とクリスタルタワー、浜坂海鮮の食べ放題と遊覧船を組み合わせた事業なども計画していますので、ぜひご参加ください。
 私は、以前より冬の日本海を皆さんにぜひ見ていただきたいと思っていましたが、そのために空の駅に上がろうとすると、大変急な坂のため簡単には上がれませんでした。このエレベーターができたことで、勇壮な日本海を見ることができるようになりますので、ぜひ体験してください。春から秋の日本海はとても穏やかですが、冬は激変します。この変化を味わっていただきたいと思います。
 新温泉町の浜坂には道の駅がオープンしましたし、空の駅の下には香美町の道の駅がありますので、これらが1つのネットワークを組んで発信してくれることを期待しています。

 

 9番目は「県立人と自然の博物館 秋の企画展示」です。

 「ひとはく研究員のいちおし25選(秋の部)」が始まり、その中で、資料に記載のとおり、「岩槻名誉館長が選ぶシダ25選」、「中瀬館長が選ぶ“にわ”25選」、橋本研究員の「ボタニカルアートでみる日本の固有植物25選」を開催します。
 収蔵資料展では「ひょうごの針葉樹」を実施します。とても面白い企画に仕上がっていますので、ぜひご来館ください。

 

 

 私からは以上です。

 

 

質疑応答

記者:

 神戸空港の関連でお伺いします。明日、コンセッションの実施契約が結ばれますが、来年春から民間企業による3空港一体運用に期待することをお聞かせください。

 

知事:

 我々は、3空港の一体運用がこれからの関西を発展させる交流基盤の大きな一つだと主張してきましたし、期待をしてきました。国の管理する2空港が先行しましたが、地方空港のいわば一番利用客の多い神戸空港が関西エアポートの100%出資の子会社になるので実質的に同一会社が3空港を運用することになりますので、是非、一体運用の見知でそれぞれの空港の能力を最大限発揮できるように運用していってほしいと願っています。
 管理運営する会社としても、いろいろな利用の将来像があるのかも知れません。明日、正式契約ということになるので、それを受けて一挙に突き進むことは難しいのかもしれませんが、例えば、神戸空港について言えば、せっかくの海上空港ですので一日の便数や時間制限の撤廃、あるいは、外国便の定期運航は直ちには難しいかもしれませんが、チャーター便の利用が認められるようにするなど、着実な利用価値が増すような企画を進めていってほしいと願っています。

 

記者:

 規制緩和に向けて理解を示す声も広がっているように思われますが、一方で、先日、神戸商工会議所の家次会頭が国際空港化の話をした時には、やや波紋が広がったり、思惑や進め方には認識のズレがあるような気もします。合意形成に向けてどのようなリーダーシップを取っていかれるのかお聞かせください。

 

知事:

 どのような理想の姿を描くかということと、それに対する手順をどのように追っていくのかが単に違っているだけで、理想の3空港一元管理運用は、きっと3空港全てが国際空港化して、これからもっと増える海外路線の受入れをしっかり進めながら内外乗継ぎの便利な国内便との運用をしていくことになると思います。それが理想の姿だと思うので、その理想の姿を目指してどのような手順を追っていくか、そこの手順の差が短期的なのか、中長期的なのかの違いではないかと思っています。
 そのような意味で、早く懇談会を開いて、地元、航空会社、自治体、管理運営会社、それぞれの立場から意見を出し合って当面と中長期的対応を話し合っておく必要があるのではないか。だからこそ、早く懇談会を開くように申し入れをしているところです。

 

記者:

 衆議院の解散総選挙について、本日夕刻に安倍晋三首相が記者会見を開いて言及されるとの報道です。全体の流れから見て、衆議院が解散されるとの大きな風が吹いている状況ですが、この時期に解散されることについて知事ご自身はどのように受け止められますか。

 

知事:

 解散は総理の大権ですから、総理が決断されたら解散をする、その理由は総理が自ら説明されるということだと思います。ですから、基本的に私からコメントすることはないのですが、やはり一番気にされたのは、じり貧解散のような、来年になると任期が来てしまうので任期満了解散だけは避けたかった、ということが一つあるのだと思います。それから、北朝鮮との問題が取りざたされていますが、この問題は待ったから良くなるわけでもありませんから、逆に早く解散をして態勢を作っておいた方が望ましいのかも知れませんので、そのようなことも考えられたのでしょう。また、争点になると考えられている消費税の2%分の使途の問題も、社会保障財源の方に手をつけるのではなくて、それ以外の部分、つまり過去の赤字国債の償還に当てようとしていた分について、少しそのペースを落とし、教育のために使うということを問おうとされています。この辺りは一つの総理なりのご判断ではないかと思っています。解散についての適・不適のコメントは私どもがする立場にはないと思っています。

 

記者:

 衆議院解散に関係して、今まさに東京都の小池知事が新党について、「希望の党」という形で発表しています。この新党の動きをどう見ていらっしゃいますか。

 

知事:

 国政(の政党)ですから、橋下前大阪市長が「日本維新の会」を作られたのと同じ立場です。二元代表制のもとで、地域政党の党首と知事を兼ねることはどうかという問題はあり得ますが、今回はそれとは異なる国政の政党ですので「日本維新の会」の例などから倣ってもあり得るとは思います。
 ただし、どのような主張をされていくのか、そこのところがよく見えませんので、よく見極めていく必要があるのではないでしょうか。もう一つは、「希望の党」という名前はともかくとして、東京都以外にどのような政策や主張があるのか、影も形も見えませんし、声も聞こえてきませんから、国政の政党として打って出るからには、そこのところが一つのポイントとなるのではないかと思います。

 

記者:

 昨日、堺市長選で現職が3選されました。これについてどのように分析されていますか。

 

知事:

 競っている、競っていると言う割にはそれなりの差(約2万3000票差)がついたということではないでしょうか。もう一つは、やはり堺市は大阪都に入らないで自主的に政令市としてやっていくという市民の声が強かったということではないかと思います。東京都が作られた時も東京市と東京府との制度として作られました。ですから、逆に堺まで巻き込まない大阪都構想というのを進められれば理解が得られるというシグナルかも知れません。堺市長選で維新の候補が負けたからといって、大阪都構想がダメという烙印を押されたわけではないと私は考えています。

 

 

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