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更新日:2017年10月23日

知事定例記者会見(2017年10月23日(月曜日))

【発表項目】

 1 台風第21号による被害等
 2 兵庫県史の編纂方針
 3 青少年愛護条例(改正骨子案)に関するパブリック・コメントの実施
 4 東日本大震災・熊本地震に係る支援
 5 ひょうご博覧会in大阪2017の開催
 6 知事の海外出張(インド)
 7 若者向け創業セミナーの実施
 8 北摂里山博物館(地域まるごとミュージアム)構想の推進
 9 県道川西インター線の全線開通
10 北播磨インバウンド推進事業(ファムトリップの実施)
11 “東条川疏水の日”シンポジウムの開催
12 企業・大学・学生マッチングin HIMEJI 2017の開催

 

 

動画(録画配信)

 

記者会見を動画で見る(約40分(外部サイトへリンク))

会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事会見内容

 

知事:

 1番目は「台風第21号による被害等」です。

 人的被害は負傷者56名で、重傷が8名、軽傷が48名です。重傷は風にあおられて転び、骨折をされた方が大部分だと把握しています。住家被害は、一部損壊が12棟、床下浸水が2棟です。県管理道路の詳細は別紙に添付していますが、114ヵ所通行規制をしています。うち全面通行止めが56ヵ所です。国管理道路は、28号線は通行止め解除、29号線と9号線で通行止めのヵ所が出ています。高速道路は、中国自動車道(上り)加西~ひょうご東条、山陽自動車道(上下)赤穂~備前、舞鶴若狭自動車道(上下)舞鶴西~三田西が通行止めになっています。これも徐々に解除されると思います。河川の状況は、神戸市西区櫨谷町の友清川の左岸が崩壊し、土嚢等で対策を行っています。また、県内1万6000世帯で停電中です。鉄道は運転見合わせをしているところが若干ありますが、順次開通されると思います。農地農業用施設の状況は、高畠池が溢水しました。これは工事中で堤体を下げていたところから溢水したようです。農地に被害が生じましたが人家への被害は生じていません。観光施設では、竹田城の登山道で土砂崩れが起きました。残念ですが当分の間、閉山です。
 避難勧告等の状況、避難所の開設状況、気象等の状況は資料を確認願います。6ページの降雨等の状況は、但馬で平成16年の台風23号のときよりも降雨量が若干オーバーしています。あの時は260mm/日ぐらいだったと思います。そのため、但馬では警戒態勢を取られたという状況になりました。洲本市は、平成16年の台風23号のときは309mm/日でしたが、今回は、それを超えていない状況です。時間雨量は5地点で見ていただいても25~26mm/hですので、いかに長期間降り続いたかということがわかると思います。また、何より風が強く、最大瞬間風速は神戸で45.9m/sでした。大きな事故が起こらなくて良かったです。ただ、公館の前のヒマラヤ杉が倒れるなど、市内のあちこちで樹木の倒壊が見られています。人と防災未来センターもライトアップの設備が飛ぶなどの被害が出ています。はん濫危険水位を超過した県管理河川は美嚢川、湯舟川、矢田川です。国管理河川でも加古川上流ではん濫危険情報が発表され、円山川・奈佐川の立野水位観測所ではん濫警戒情報を発表されています。非常に大型で、暴風域が県内全域をすっぽり囲むような台風でした。被害は今説明したように生じていますが、大被害にならなかったということで我々としてもほっとしているというのが実情です。今回もはん濫危険水位を超えた所が何ヵ所かありましたので今後の対応をどうするか、万全を期していきたいと考えています。

 

 2番目は「兵庫県史の編纂方針」です。

 「兵庫県百年史」が昭和42年7月を契機に編纂が始まりましたので、150周年を契機に県史編纂をしようとするものです。本編は作業してみないとわかりませんので、規格は1~3巻程度としています。全体構成は、昭和42年からの平成30年までの50年間です。5年間くらいの予定で編纂をしようとしていますが、進行状況によってはもっと延びるかもしれません。2ページに編纂委員会と編集会議それぞれのメンバーを挙げています。編集会議はそこに挙がっている方々に、政治、経済、社会、文化、防災復興の各分野を総括していただき、執筆者を選んで実際に執筆していただこうとするものです。一方で、県庁も協力しなければなりません。特に資料の提供などです。従って、庁内推進会議をつくって協力体制をしっかりしていこうと考えています。

 

 3番目は「青少年愛護条例(改正骨子案)に関するパブリック・コメントの実施」です。

 内容は3つあります。1つ目は、JKビジネス営業に対する規制で、青少年の被害の未然防止を図ること。2つ目は、児童ポルノ自画撮り被害の防止を図ること。3つ目は、青少年のインターネット利用に関連し、すでにフィルタリングを義務づけていますがさらに徹底することです。JKビジネス営業に対する規制では、店舗型有害役務営業や無店舗型有害役務営業に対して、禁止行為と義務を定め、違反者に営業停止命令と罰則を課すことで保護しようとするものです。また、立入調査ができるように規定しようとしています。それから、児童ポルノ自画撮り勧誘行為の禁止は、青少年自身に児童ポルノなどの記録を提供するように当該青少年に求める行為を禁止したいと考えています。その場合にも罰則を検討します。3つ目のインターネット上の有害情報等への対応の強化では、携帯電話事業者等に対する義務として、フィルタリング義務をかけて、保護者がフィルタリングをしない特別な事情があった場合には申し出を受けます。単に申し出をするだけでは今までと同じなので、どのような申し出、手続きを付加するかは十分に検討していきたいと考えています。また、業者から保護者等へきちんとフィルタリングとルールづくりの説明義務を課すことにしたいということを、今日からパブリック・コメントにかけさせていただきます。今回の改正案については、青少年愛護審議会で議論をしていただいています。

 

 4番目は「東日本大震災・熊本地震に係る支援」です。

 東日本大震災被災地支援は、宮城県女川町でミニチュアランドセルづくりのワークショップ等を行う豊岡総合高校インターアクトクラブの活動が新規に追加されています。熊本地震被災支援は、神戸まちづくり研究所に益城町や南阿蘇村で復興まちづくり活動等を展開していただきます。

 

 5番目は「ひょうご博覧会in大阪2017の開催」です。

 11月11、12日に「ちゃやまちプラザ」で開催します。3月も「ちゃやまちプラザ」で行いましたが、今回は「ちゃやまちプラザ」の周辺の集客施設も活用させていただきます。資料に記載のとおり、梅田ロフト、NU茶屋町、NU茶屋町プラス、MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店にご協力いただき、拡大した博覧会にさせていただこうとしています。兵庫にゆかりのあるタレントの皆さんの応援もいただきながら、魅力のある活動を展開していきます。全部で67ブースが一挙に展開してくれますので、お楽しみいただけるのではないかと思っています。

 

 6番目は「知事の海外出張(インド)」です。

 10月29日から11月3日までグジャラート州等への海外出張に出掛けさせていただきます。ご承知のように、昨年秋、グジャラート州と兵庫県が相互協力に関する覚書を結んだわけですが、この4月にグジャラート州から訪問団をお迎えしました。答礼を兼ねた、新しい協定に基づく交流の始まりですので、訪問させていただきます。裏面に記載のとおり、兵庫県代表団と県議会訪問団とビジネスミッション団と淡路人形浄瑠璃団。併せて、神戸市と神戸市会の代表団が訪問する予定になっています。今のところ、モディ首相に会えるかどうか日程はまだはっきりしていません。お会いできればご挨拶したいと申し出をしています。

 

 7番目は「若者向け創業セミナーの実施」です。

 キックオフステージ(初心者向け)ということで、起業家の体験談と参加者との交流会を行います。ステップアップステージでは、20名程度の受講生に対して、講師から指導をしていただきます。なかなかしっかりした講義内容になっていますので、応募をしていただければと思います。

 

 8番目は「北摂里山博物館(地域まるごとミュージアム)構想の推進」です。

 北摂SATOYAMA国際セミナーを11月18日に開催します。シェンリン・チャンさん、マーリット・マイナーズさん、赤木直人さん、大谷雄治さんらによるゲストスピーカーの基調報告のあと、パネルディスカッションを行います。北摂里山博物館(地域まるごとミュージアム)構想の一環として展開させていただきます。

 

 9番目は「県道川西インター線の全線開通」です。

 11月11日に開通式典が行われます。すでに半分のエリアで開通していますが、今回全線開通になります。

 

 10番目は「北播磨インバウンド推進事業(ファムトリップの実施)」です。

 今回は、ゴルフを中心とした旅行プログラムが専門の旅行会社3社を招待し、インバウンドの促進を図ります。北播磨地域を中心に、11月6~9日の3泊4日の日程で推進を図ります。

 

 11番目は「“東条川疏水の日”シンポジウムの開催」です。

 昭和26年の11月23日に東条川疏水の主な水源である鴨川ダムが完成しました。この日を東条川疏水の日として、東条川に関連するいろいろな記念行事を実施しています。第1部は、公演「酒米“山田錦”を育む東条川疏水」、トークセッション「聞き問答:酒米“山田錦”と人生」、提言「これからの疏水のあり方~疏水の未来」。第2部では、メダカのコタローによる環境アニメ紙芝居「東条川の疏水はぼくたちが守る!」が行われます。

 

 12番目は「企業・大学・学生マッチングin HIMEJI 2017の開催」です。

 県立大学姫路工業キャンパス体育館を利用して、企業から53ブース、大学等から25ブースの78ブースを出していただきます。ものづくりの実演PRコーナーも設置し、未来を開く最新技術の展示をして理解を深めようとするものです。ぜひ参加をしていただきたいと思います。

 

 

 私からは以上です。

 

 

質疑応答

記者:

 青少年愛護条例の改正についてお伺いします。JKビジネスと児童ポルノ自画撮りの被害ということで、両方とも被害が急増して対策が注目されているところだと思います。今回の改正で全国や関西圏で初めて規定されるようなことがあればお聞かせください。

 

知事:

 JKビジネスについては、初めての取組ではありません。このような内容の条例を作るのは全国で4番目になります。既に3都県が実施しているので、そこで問題になっていることは盛り込んで対応していきたいと考えています。またフィルタリングは、本県がフィルタリングの説明義務を課してから法改正で説明が義務化され、それを本県では更に強化しようと考えていますので、そのような意味では運用の実績なども反映していきたいと思っています。

 

記者:

 兵庫県史の編纂方針ですが、知事は以前から50年で大きく時代は変わるとお話をされていますが、どのような県史にしたいと考えているのかお聞かせください。

 

知事:

 県史は、県の出来事をきちんとまとめておくことが第一です。50年史を記録として残せるような編纂が必要ではないかと思っています。ただ、年表を作れば良いわけではありません。その時代の課題がなんだったのか、その課題に対してどのような取組みが行われていたのかということが県史編纂の視点になるのではないかと思っています。この辺りは、編纂委員会・編集会議で十分に議論をしていただくことが肝要かと思っています。
 12月初旬に編纂委員会・編集会議合同のキックオフ会議を行いますので、その際に十分議論をさせていただきたいと思います。

 

記者:

 JA全農兵庫の直営レストランで偽装問題の報道発表がありました。本日の発表にもありましたが、県外でも兵庫の食のアピールしていくことを、今後も進めていくことになると思いますが、知事の受け止めをお聞かせください。

 

知事:

 大変、心外です。しかもJAですからね。お膝元で、いわば偽装行為が行われている。しかも神戸プレジールはJA直営店で、ある意味で一番信頼のあるお店だったわけです。そこが、神戸ビーフの基準を満たしていない但馬牛を一部提供していたということで大変残念だと思います。
 銀座店も大変評判になっています。まさか、銀座店でもやっていないと思いますが、その辺りもきちんと調査をして襟を正してもらいたいと思っています。
 兵庫県の食材全部がそのようなことをやっていると誤解を受けないようにしないといけませんので、早速にきっちりとした対応とアピールをしていただきたいと思います。

 

記者:

 昨日、衆議院選挙、神戸市長選挙などの投開票がありました。衆議院選挙に関しては自公が3分の2の議席を獲得し、兵庫県の選挙区でも自公が独占したことになりました。全体の結果をご覧になって知事の受け止めをお聞かせください。

 

知事:

 野党が一本化しないで分裂したため、小選挙区は本来1対1選挙が政権選択の選挙として予定された方法です。分裂すると1対2分の1や3分の1になるので、そもそもこのような構図になってしまったことで今回の結果をもたらしたのではないかと思います。唯一、比例復活で立憲民主党の方が当選されましたが、民主党が大勝ちした時の裏返しのような状態になってしまった結果ではないかと感じます。
 神戸市長選挙は、久元市長が2期目になるので、1期目の事業を継続してしっかりと続ける事が市民の期待であったのではないかと思います。それを受け止めて久元市長がリーダーシップを発揮されることを期待したいと思います。

 

記者:

 青少年愛護条例関係でお伺いします。JKビジネスについては東京都の条例でもお店が減ってきて効果が上がっていると聞いています。兵庫県でも条例を改正することで、どのような効果を期待されていますか。

 

知事:

 私たちからすると、そのようなお店を無くしたいと考えています。青少年に悪影響を与える店は、法の下における営業の範囲内でしかできないように、青少年に対する悪影響を根絶したいと願って条例を作ろうと考えています。

 

記者:

 自画撮り被害の防止は、密室で行われる行為なので条例を作ってどの程度の効果が見込めるのか想像ができていないのですが、どのような効果を期待されているかお聞かせださい。

 

知事:

 少なくとも自画撮りを求めてはいけないということにしています。自画撮りをして持ち込んでもそれを扱うと法律上罰せられるので、そのような意味で自画撮りを求めてはいけないと規制すれば、2つを併せることで基本的に出回ることを防げるのではないかと考えています。自画撮りをして持ち込んで商売にするグループが出てきた時に、持ち込んで取り扱うと処罰されるはずなので、既に今の制度で担保されていると思いますが、制度を条例化する際には穴がないようにしっかり検討を進めて行きたいと考えています。

 

記者:

 インド出張に行かれるにあたって、期待されることをお聞かせください。

 

知事:

 交流を重ねることが非常に重要です。この4月にお見えになったグジャラート州の代表団の皆さんに対する答礼をすることで、少なくとも毎年のように交流が重ねられる関係を作りたいと考えています。グジャラート州とは、2001年インド西部大地震の被災地であったことから、そこの小中学校の寄宿舎の再建を兵庫県の県民の義捐金で支援をしたことが交流の発端です。そのような意味で地震対策なども交流の一つの大きな柱になるのではないかと思います。
 2つ目は、デリー、グジャラート、ムンバイはインドの経済発展が期待されている地域です。デリー・ムンバイ間産業大動脈構想の対象エリアでもあり、既にグジャラートとムンバイとの新幹線が日本方式で整備することが決まっているので、そのフォローもきちんとすることによって、日本の新幹線技術と車両が役立ってくれることを支えられると思っています。
 3つ目は、インドは若い国なので環境問題含めていろいろな技術支援・交流の機会が多いと思います。そのような技術交流・支援の機会を作るためにしっかり意見交換をしたいと思っています。
 4つ目は、グジャラートには神戸市内の私立高等学校が年に一回修学旅行の様なものとして訪ねています。グジャラートでも日本への関心が高まっているので、青少年交流や教育交流などについても意見交換を行い、グジャラートから来てもらえるような可能性も探っていきたいと思っています。

 

記者:

 神戸市長選に関してお伺いします。市長選挙の応援の時から県市協調で進めるとのお話がありました。既に長田の合同庁舎など事業を進めていますが、今後の県市協調事業でお考えがあればお聞かせください。

 

知事:

 具体的には、三宮の市街地再開発事業を推進する時に、県としてその再開発事業にどの程度の協力ができるかがあると思います。六甲山の利用促進などにあたっても、規制緩和は神戸市自身にもやってもらわないといけませんが、国立公園の議論も進んでいるので、国立公園の公園計画の改定について県の意見をできるだけ、盛り込んで行きたいと思います。現実に絵が描けたとしても民間利用がなければ困ります。既に民間利用の支援措置を制度化して、遊休保養所から不特定多数が利用可能な集客施設への改築等では県、市補助金と国の交付金を合わせて最大800万円の助成措置を制度化しています。これらの充実を更に検討していく余地もあると思っています。
 また、大阪湾岸道路西伸部の事業が進めば、市の負担の2分の1を県が負担することになっているので、その協力も進んで行くことになるので、そのような意味でこれからプロジェクトごとに相談をしていくことになると思います。
 強く要請されているのは、鳥獣被害対策と六甲山などの土砂災害防止、森林の保全対策なども協力していく分野になるのではないかと思っています。

 

記者:

 衆議院選挙の関係で、今度の自公政権に対して注文することがあればお聞かせください。

 

知事:

 結果としては、自公政権(与党)が勝利したわけですが、野党が結束できなかったことで、小選挙区制の1対1選挙にならなかったことから与党が勝利しました。その結果をきちんと受け止めて国会運営や政治運営をしていただく必要があるのではないかと思います。つまり、独りよがりになるなということです。
 もう一つは、アベノミクスは、それなりの成果を上げているので、今後は、第三の矢と言われていた成長産業をいかに育て上げていくかというところにしっかり目を向けて対策を行っていただきたいと思います。その点は、日銀の金融緩和の出口対策をどうするかということも絡みながら検討していただきたいと思います。
 併せて、それに関連して消費税の8%から10%の税率引き上げは、社会保障財源の確保と教育、特に幼児教育の無償化を公約されていたので、しっかりと制度化していただきたいと考えています。 

 

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