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更新日:2018年1月15日

知事定例記者会見(2018年1月15日(月曜日))

【発表項目】

 1 知事コメント「震災23年を迎えて」
 2 「東日本大震災 被災者招へい事業2018」の実施
 3 兵庫県地域創生戦略(改定案)の作成(パブリックコメントの実施)
 4 「地域創生ユースチーム」の発足
 5 「平成29年度地域安全まちづくりセミナー」の開催
 6 兵庫県・神戸市連携「商店街・市場活性化フォーラム」の開催
 7 淡路島インバウンド促進事業「台湾ファムトリップ」の実施
 8 「御食国」(淡路・若狭・志摩)香港プロモーションの実施
 9 県立歴史博物館 冬の企画展示

 

 動画(録画配信)

 

記者会見を動画で見る(約35分(外部サイトへリンク))

会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事会見内容

 

知事:

 1番目は「知事コメント『震災23年を迎えて』」です。

 震災から23年を迎えることになりました。コメントとして、以下の内容について発表させていただきます。巨大災害の危機が迫り、異常気象が猛威を振るっている状況で取り組まなければいけないのは、県民生活の基盤となる安全安心の確保が1番です。「しなやかに耐え、いち早く立ち直る」を基本に対策を行ってきています。今までに学んだことをこれからどのように備えていくかということをしっかり考えていきましょうと呼び掛けさせていただきました。防災庁創設の提言は、今までの経験や教訓があまりにも生かされなさすぎている状況から抜本的な防災体制の強化を呼び掛けていきたいという趣旨を1月17日に改めて申し述べさせていただきます。
 1月17日には、「1.17のつどい」、「ひょうごメモリアルウォーク」、「交流ひろば・ステージ」、「防災訓練」を行いますが、心配しているのは、天気予報では17日は雨だということです。メモリアルウォークは雨の中、傘を差して歩くことになるのか。少し県民の皆さまにも参加を呼び掛けにくい状況かもしれませんが、参加できる方は雨対策をしっかりやって参加してほしいと呼び掛けていきたいと思います。式典は、人と防災未来センターでテントを張って対応させていただくことになると思います。県立西宮高等学校音楽科の生徒達の演奏は、少し遠くなりますが人と防災未来センター東館のウッドデッキ(屋根あり)のところで演奏をしていただくことも考えざるを得ないのかなと思って検討しているところです。メモリアルウォークは、あまり雨の経験がありません。雪がちらついたり、若干雨が降ってきたことはありましたが、本格的な雨は降っていません。式典の途中には何度か本格的な雨や雪が降っています。今回も雨対策をきっちりさせていきたいと思っています。
 式典では、献奏曲を2曲「エスリエンテス」と「アヴェ・マリア」を演奏してもらいます。また、神戸市立なぎさ小学校の子ども達に献唱曲~しあわせ運べるように~を歌っていただきます。交流ステージでは、くまモンの登場、あまゆーずのミニライブ等もあります。県政150周年記念事業のPRもさせていただきます。高石ともやさんには、いつものようにミニライブをしていただくことになっています。防災訓練はなぎさ公園で行います。交流ひろばもなぎさ公園で計画しています。併せて、新宮晋先生の元気のぼりも展示させていただきます。

 

 2番目は「『東日本大震災 被災者招へい事業2018』の実施」です。

 1月16、17日の2日間で宮城県名取市の被災者10名と現地で支援している大学生6名をお呼びします。協賛は日本イーライリリー株式会社です。16日は長田区を中心に交流会を行っていただき、17日は阪神・淡路大震災追悼行事等に参加していただこうと考えています。

 

 3番目は「兵庫県地域創生戦略(改定案)の作成(パブリックコメントの実施)」です。

 1番大きな変更は、人口対策で自然増対策を子ども達の出生数を増やすという対策だけで人口増対策と取り扱っていましたが、長生きをしていただき長寿社会を実現するということも人口対策の一つですので、出生数を増やす対策と併せて健康長寿社会づくりも位置づけさせていただこうとするものです。人口対策の中に基本目標2として「健康長寿社会をつくる」、地域の元気づくりの中に基本目標7として「安全安心な健康福祉社会をつくる」という項目を入れさせていただいています。これが1番大きな変更です。一部の戦略の変更ということですが、パブリックコメントをさせていただこうとするものです。
 もう一つ、KPIの見直しには、実施計画であるアクション・プランで具体的に位置づけていきたいと考えており、この中ではKPIの見直しはメインとせず、考え方を整理させていただいています。116ページのアクション・プランの策定の中で、KPIの見直しを図らせていただくことにさせていただいています。重点指標の設定、政策アウトカム指標の設定、KPIの階層化・体系化、パッケージ化が見直しの大きな視点になります。ウェイトづけまでいけるのか、なかなか難しいですが専門の委員会でも議論をしていただいていますので、アクション・プランの検討の中で位置づけさせていただきたいと考えています。

 

 4番目は「『地域創生ユースチーム』の発足」です。

 1月19日に委嘱状の交付式を実施します。概ね35歳以下の県職員や市町職員、県内大学生などで構成し、県政150周年を機に意欲ある若者の参加を得て若者等をターゲットにした施策の企画・立案やSNSを活用した新しいひょうごのイメージづくり、発信などを行うチームとして結成します。
 ある意味で遊軍です。応援団とご理解いただければと思います。私は大変期待しています。実践経験のある諸先生方にアドバイザーをお願いしています。

 

 5番目は「『平成29年度地域安全まちづくりセミナー』の開催」です。

 2月6日に開催します。毎年実施しているように、ポスターコンクールやひょうご地域安全まちづくり活動賞の表彰と、今回は、摂南大学の中沼先生にご講演いただきます。

 

 6番目は「兵庫県・神戸市連携『商店街・市場活性化フォーラム』の開催」です。

 第1部では、専門家による講演、第2部では、商店街次代の担い手支援事業を活用された方々に実績発表を行っていただくものです。大変ユニークな企画ですので、奮ってご参加ください。

 

 7番目は「淡路島インバウンド促進事業『台湾ファムトリップ』の実施」です。

 台湾の旅行エージェント、雑誌社、ブロガーなどをお招きし、淡路島をPRしていこうというものです。特に、関空から淡路島へ船で渡れることが十分に知られていませんので、淡路関空ラインをしっかりPRしていきたいと考えています。

 

 8番目は「『御食国(みけつくに)』(淡路・若狭・志摩)香港プロモーションの実施」です。

 昨年の11月、「御食国・和食の祭典in淡路島」を開催しました。今回、淡路・若狭・志摩の「御食国」が連携し、発信事業として、海外初の共同プロモーションを香港で実施します。
 プレス向け発表会・試食会、また、香港の有名なレストランでのエンペラーフードフェアにおいて、食材を提供・PRするという内容を予定しています。

 

 9番目は「県立歴史博物館 冬の企画展示」です。

 特別企画展「ふろくの楽しみ 明治~平成の子ども雑誌から」を開催します。私も小学生の頃など、中身よりもふろくを楽しみに雑誌を買ってもらったりした経験があります。そのような経験のある人には懐かしいものでしょうし、そういった経験が無くても、そういう世界があるのだと知ってもらえると面白いのではないかと思います。
 また、「淡路島古代史の魅力を探る-海女(あま)と国生み神話-シンポジウム」を2月4日、淡路市立サンシャインホールにて開催します。これも面白い企画です。

 

 別途資料を配付している人事案件ですが、平成30年4月1日より県立大学の理事長に五百旗頭真先生に就任していただきます。
 12月の議会でも質問がありましたが、現在は、やむなく設置者である知事が地方独立行政法人の理事長を兼務していますが、大学の独立性などを考えると、この関係はできるだけ早く解消した方が良いと答弁させていただきました。
 五百旗頭先生という願ってもない適任者が見つかりましたので、この4月1日から新たな体制で臨んでいきます。来年度は、新学部の創設など、大学としては大きな変革の時期を迎えますので、適切なご指導をしていただけると期待しています。

 

 

 私からは以上です。

 

質疑応答

 

記者:

 明後日、阪神・淡路大震災から23年を迎えます。改めて、23年目の節目を迎えるに当たっての知事のご所見と今後に向けての対応についてお聞かせください。

 

知事:

 23年というのはかなり長い期間です。しかも震災から10ヵ年は「フェニックス計画」を策定し、創造的復興を目指して復旧・復興事業をかなり精力的に実施してきました。そのような歩みを踏まえながら23年を迎えるわけです。私は基本的に、いつまでも復旧・復興の状態に留まってはならないと考えています。これからは、復旧・復興の成果を踏まえながら新しい兵庫をどう作っていくのか、そのための努力の時が来ている。丁度、県政150周年を迎えるのもそのような意味があるのではないか。このように受け止めています。
 そうは言いながら、私たちのあの厳しい経験や教訓を今後にどう活かすかということが逆に問われているのではないでしょうか。従って、阪神・淡路大震災の経験や教訓を「忘れない」ということと、震災を知らない人が被災地でも5割を超えているはずですので、その人たちに「伝える」ということ、そして経験や教訓を踏まえてこれからの災害に「活かし」ていく、南海トラフ地震などに「備える」。この「忘れない」「伝える」「活かす」「備える」をもう一度しっかりと踏まえて、今後の対策を行っていく必要があると考えています。是非、協力をお願いします。

 

記者:

 「地域創生ユースチーム」は、募集の時にもかなり幅広く受け付け、そして期待しているとのことですが、アドバイザーの方々との連携を具体的にどのようにされていくのか、また期待されている中身をお聞かせください。

 

知事:

 我々がどう期待しているかをあまり言わない方が良いと思っています。最近の若い人たちは、すぐにそれに沿って考えてこられます。地域創生ということを考えて地域を元気にしようとした場合に、若いセンスをどう活かしてもらうか、というスタンスの方が望ましいと思っています。ただし、はっきりしていることは、人口を増やしたいと考えた時に、自然増対策では出生率を上げるというようなことと、先ほど発表したように長生きをしてもらうということ、この2つに対して何ができるのか。それから、社会増対策ではターゲットははっきりしていて、若者の就職段階での対応と転職されるような場合にUJIターンを是非ということ、また世界的に見た時に、兵庫だと働きやすい、起業しやすいというような環境整備をどうするか。このようなことが課題ですので、その課題に対していろいろな角度から提言をしてもらったらありがたいと思っています。これ以上ブレイクダウンすると、そのような面から言えばいいのだなと思われてもいけませんので、もっと若者の自由な発想に期待したいと思っています。

 

記者:

 先日も会見でお伺いしましたが、浜風の家の関係で、昨日、石井公営企業管理者から現地に石碑を残したい等の提案がありました。まず石碑の関係で、どういったもので県がどのようにしたいのか知事のお考えがあればお聞かせください。

 

知事:

 何らかの記念碑的なものを残すのはどうでしょうかという意味で管理者から提案したのだと思いますが、どんなものが良いのかはまだこれからです。しかも、残すとすると、例えば、主体は、浜風の家記念碑設立実行委員会など特別の団体を作っていただいてそこに県も参加して支援をするという形になるのではないでしょうか。基本的にはもっと広く寄付を募ってみんなで作り上げていくということになるのではないかと思います。それでないと趣旨が活きない。我々が勝手に作ったと思われてはいけないので、みんなの想いが凝縮しているような記念碑的なものを作るべきだと思います。

 

記者:

 その想いというのは震災遺児の方を支援してきたという実績を含めてですか。

 

知事:

 そうですね。

 

記者:

 確認ですが、3月末で土地の返還ということに対して、建物をそのまま残した状態で返還していただいても良いという提案もあり、これは1~3月の間に4月以降の引き継ぎ先が決まらなかったとしても構わないのでしょうか。

 

知事:

 契約上は原状回復をして返還することになっていますので、契約の通りに実行しようと思ったら、建物を全部再利用されるかどうかはともかく、撤去して返還することになります。しかし、もうあまり時間もありませんし、その間に撤去するということは、潰せということにしかなりません。移築や一部活用することなどを含めて、その後の利用をどうするかということを検討できるような状況で返還してもらえば良いのではと思っています。

 

記者:

 中庭に大きなクスノキの木があります。それも県の土地に移植するのはどうかという提案もあったようですが、一方で、藤本義一さんの故郷の堺市へ移植するという話もありました。この辺について知事は聞かれていますか。

 

知事:

 聞いていますが、それはお任せです。堺市の方に移植したいとおっしゃるのであれば移植していただければ良いし、うまくモニュメントとして活用できないかとのことであれば、そこに置いたままで利用するのも一つの案です。そこに置いたままでは利用できないのであれば、どこか適切なところに移植してモニュメントとして残す。この辺は、これから相談をしていくということになるのではないかと思います。

 

記者:

 兵庫県立大学の理事長人事案件についてお伺いします。五百旗頭先生を理事長に選ばれた理由をお聞かせください。

 

知事:

 兵庫県立大学が新しく脱皮しようとしている最中ですので、五百旗頭先生の学識、ご経験を考えれば一番適切だと思っています。五百旗頭先生は、学問業績のみならず、東日本大震災の復旧・復興の座長もしてこられましたし、ひょうご震災記念21世紀研究機構の理事長もお引き受けいただいているので兵庫の内容にも詳しい。また、災害などにも経験や知識がものすごく深い。しかも、国際政治の上では最高峰の学者として認められています。県立大学が国際化していかなければいけない、留学生など海外の学生をさらに増やしていかなければいけない、社会情報科学のようなデータ分析など新しい分野を開発していかなければいけないことを考えた場合に一番適切な理事長になっていただけるのではないかと考えたということです。

 

記者:

 熊本県立大学の方でも理事長をされていると思いますが。

 

知事:

 それが引っかかっていました。実を言うと去年の4月からでもお引き受けいただきたかったのですが、やむを得ず、設置者である知事が兼務をしていましたが、そちらの退職のめどが付いたので早速にお願いをしたところです。もし、ブランクが空くと別で取られてしまうかもしれないので、そのような意味で是非にとお願いをしました。

 

記者:

 東日本大震災や熊本地震、阪神・淡路大震災の経験もあったということですが。

 

知事:

 大きな災害を受けた3ヵ所に関わりのある五百旗頭先生が理事長に就任していただくことも何かの取り合わせなのではないかと思います。

 

記者:

 ひょうご震災記念21世紀研究機構があるHAT神戸には、県立大学の大学院(減災復興政策研究科)もありますが、その辺りの連携について現時点の構想等がありますか。

 

知事:

 特に大学院は、人と防災未来センターやひょうご震災記念21世紀研究機構の入っている所に設置しているので、既に緊密な連携が図られていると思いますが、研究機構の理事長と大学の理事長が同じ方になるということになるので、そのような意味でよりコラボがしやすくなり成果が上がることも期待できるのではないかと思います。

 

記者:

 阪神・淡路大震災から23年ということで、当時、明石市でガレキの建材撤去の仕事をされていた明石市職員のご遺族が、本日、午前中に地方公務員災害補償基金に提訴されました。阪神・淡路大震災に関わる労務災害の訴訟は初めてになると思いますが、受け止めをお聞かせください。

 

知事:

 どのような科学的な実情において、そのような状況を認定すべきとおっしゃっているのか私はよく分かりませんが、一般論的に言うと、例えば、当時もよく言われましたが粉じんが非常にひどかったということで、粉じんが原因であることが因果関係として立証され、それが何らかの要因になっていると証明されるなら、それはそれで一つの訴えの理由には十分なり得ると思います。ただ、実態がどうなっているのかは、その辺りをよく地方公務員災害補償基金の認定なども含めて、裁判になるなら裁判の場で双方(被告、原告含めて)が、しっかり明らかにしていけば良いのではないかと思っています。

 

記者:

 労災というところで言うと、一般の労災認定で認められる数字と公務員の方が認めてもらえる公務災害は、すごく大きな数字の乖離があるということで、本日も弁護団の方のお話だと基金の基準で言うと補償というところではなく、補償しない線引きのように感じるとの発言もありました。労災とすごく数字が離れているということで。

 

知事:

 実態がどうなっているかはともかくとして、地方公務員災害補償基金は、我々が作っている基金ですので、私流に言うと、本来的には仕事の上で災害が原因になっているのだとするとできるだけ弾力的に取り扱ってほしいという立場です。それに対して、基金は基金としてこれまでの運用実績があるでしょうからそれなりの議論を展開される可能性があるのではないかと思います。できるだけ弾力的に取り扱ってほしいということが我々の立場だと思っています。

 

記者:

 今回の件で言うと、知事のお考えはどうですか。

 

知事:

  今回の件は、具体的なコメントは差し控えますが、十分に23年前の実情が要因だったということを科学的に立証していただくことが必要ではないかということを一般論として申し上げたということです。

 

 

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