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更新日:2018年9月3日

知事定例記者会見(2018年9月3日(月曜日))

【発表項目】

  1.  「平成30年度ひょうご経済・雇用白書」の発行
  2. 県政150周年記念事業「あいたい兵庫キャンペーン2018」の実施
  3. 東日本大震災に係る支援
  4. 県政150周年記念県民連携事業の採択案件
  5. 兵庫県公式地域創生インスタグラム フォロワー10,000人達成記念フォトコンテストの開催
  6. 知事の海外出張(マレーシア)
  7. 秋の県民局イベント等の開催
    (1) 県政150周年記念事業 姫新線グルメ列車の運行等
    (2) 夢但馬産業フェア2018の開催
    (3) 丹波栗食べ歩きフェア等の開催


動画 

 記者会見を動画で見る(約44分)(外部サイトへリンク)

 会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事記者会見内容 

 

知事:

 1番目は「「平成30年度ひょうご経済・雇用白書」の発行」です。

内容としては平成29年度になりますが、第1章で兵庫の経済雇用をめぐる動きを書き、第2章で、取り組み状況を書き、第3章で施策の概要を書き、そして、活性化プランの進捗状況を評価しているという内容です。
 まず横書きの1ページをご覧いただきますと、主要経済指標の動きですが、県内総生産は20兆8,890億円。県民総所得が21兆円というような数字が並んでいます。全国順位を書かせていただいておりますが、やはりものづくり県だという証左で、製造品出荷額が15兆1,050億円で、全国シェアは5位で5%を占めているという構造になっております。そのことは、産業構造をご覧いただいても同様でございます。
 現下の経済雇用情勢を真ん中に記載していますが、本県経済雇用情勢は緩やかに拡大している。しかし、人手不足等が課題だというふうに整理をさせていただいています。29年度の県内総生産は、速報値で名目は20兆9,000億を示したわけですが、実質は20兆1,000億で5年連続プラスではあるのですけれども、実質の方が名目よりもちょっと低いという数字になっています。若干物価増があったということです。それから日銀短観などは、従来と同様、設備投資はかなり高水準で推移しています。輸出については増加傾向にあります。それから、雇用については、有効求人倍率が、先日も1.45など人手不足感が強まっています。賃金もほぼ横ばいという状況になっています。

 その中で特集として分析していますのは、生産性です。2ページをご覧ください。県人口とGDPの推移を図表1で比較いたしておりますが、就業者数が減ってきているがGDPが増加しているという実態を示しています。図2をご覧いただきますと、この生産性はイノベーションと労働の増加と資本の増加、この三つの要素で決まると言われていますが、労働者数は減ってきている、資本増加はほぼ横ばい資本装備率は若干プラスですがほぼ横ばい。そういう中で、GDPが増えてるというのは、若干イノベーションが継続的に続いているというふうにいえるかと思います。県内産業の生産性の現状は、そこにありますように、業種別では、いろいろな隔たりがありますが、兵庫県の場合は、やはり電気とか輸送機器とか一般機械とか精密機械とかが強い。あるいは金属とか食料品、こういうところが強いということが言えるかと思います。
 それから、1人当たりの労働生産性で見ると、化学が上位を占めているということが見受けられます。卸売とか小売とか、保健衛生とか社会事業は、あまり高くありません。
 イノベーションについて分析したのは、2ページの右端で、特許の登録件数は全国6位でシェアが3%です。全国で言うと東京が1位ですが、これは本社届け出になっていますので、東京に本社が立地しているところがこれだけ多いということを示していて、実際、東京にこれだけ帰属しているかどうかはちょっと別ではあります。しかし、今みたいなことを言うと、ごまめの歯ぎしりみたいな表現になりますね。もっと兵庫県も増やさなければなりません。それから、イノベーションに寄与する機関等における従事者の状況が、図9にありますが、兵庫県の場合は、自然科学系の研究所とか高等教育機関の数はかなりあります。しかし、経営コンサルタントとかデザインとか特許事務所等は弱いという形になっております。この次世代産業分野はかなりあるわけですから、これをさらに取り組んでいく必要があろうかということです。従って、先端産業への企業参入の促進や、企業の研究開発投資の促進や、県内企業の企業学術研究機関等へのエコシステム強化などをする必要があると整理をいたしています。

 (3ページ)サービス業ですが、サービス業というのは非常に分析が難しいです。しかし一方で、第三次産業の割合は70%を超えていますので、このサービス産業が強いか強くないかは、GDPの要素としては非常に大きなものがあるということだろうと思われます。ただ、県内で言えることは、製造業に比べて非製造業の方が利益率が低いということと、売上高利益率は棒グラフで示しているのですが、それがあまり高くないというのが課題であろうかと思われます。若者の就業状況見ますと、特に図17で見ると、これは単純に22年前の国勢調査と27年の国勢調査とを比較した数字ですので、絶対数の増減を比較しているだけですので、構造が著しくこういう形で変わったというふうにまでいえるかどうかは疑問ですが、しかも人口が減っていますから疑問だといえるのですけれども、ただ傾向としては、減っているということは課題として認識しなければいけません。そして、25歳から29歳の男性を見ると、公務というものがあります。公務があることについてちょっと考えてみましたが、例えば定数削減をやってきましたけど、定数削減をやってきているというのが、ここに出ている可能性もありますので、これはもう少し何年か前から分析してみる必要があると考えています。それから転出の理由ですけれども、女性の場合は、家族の仕事の都合等、結婚のためというのが非常に大きいです。それから、仕事につくためという理由もあります。男性の場合は、仕事につくためと転勤のためが、非常に大きいです。やはり男女で理由がかなり異なるということが言えます。それから、生産性向上のための手法として、整理をしておりますが、これらは、そういう面があるということでご参照ください。

(4)で、売上高に占める研究開発費とか能力開発費の比率ですけれども、ここをご覧いただきますと、やはり製造業とか情報通信のウエイトが非常に高いということが言えます。それから、日米の投資ビヘイビアの差というのが、図23です。日本ですと、守りのIT投資と言われている業務効率化とコスト削減投資がほとんどです。アメリカですと、ITによるサービス開発強化等が大きなピークを示していますので、そういう意味で、日本企業とアメリカ企業とのビヘイビア差というのが、随分いえるものではないかと思います。

(4ページ)それから、兵庫企業1500社アンケート調査の結果です。企業抱える問題として、人手不足とか従業員の育成等が上がってきていまして、そのような意味で、従前と比べてかなりの時代変化が見られることは一つ言えようかと思います。それから、イノベーションの阻害要因として一番上がっているのはマンパワーだということです。これは、誰が回答したかということも要素に入れなければいけませんけれども、一般的にマンパワー不足、マンパワーに対する期待が大きいということが言えるということは間違いありません。AIとかIoTビッグデーターの活用等については、将来活用したいというのと、活用する予定があるという回答を入れて30%超です。すでに活用するというのを入れると、35%ぐらいです。3分の1です。こんなところなのかもしれません。人材不足を埋めたいという動機づけが強いということが言えます。それから担い手への対応というようなことで、不足感がやはり5割以上の企業にあって、それはやはり生産部門だというふうになっています。ワークライフバランスについては、代替要員の確保が一番上に来ているということですので、切実なんだろうということだろうと思います。事業承継問題も意識されています。それから、国内市場の横ばいと海外市場の拡大にどう対応していくかが課題だと受けとめていることだと思われます。インバウンドに対しては、そこにありますように、対応可能な従業員の要請だとか、情報発信力や決済対応を等について課題を認識しているだろうと思います。

5ページは、昨年度の産業雇用施策のトピックスを掲げております。県庁でロボットを展示した、航空機産業の非破壊検査トレーニングセンターが本格化した、工場立地が多く全国2位だった、起業プラザひょうごを始めた、地場産業でのブランド化のための国際展示会への出展支援、ひょうごゴールデンルートの活用、兵庫で働こう!プロジェクトの推進、ワークライフバランス、海外との経済交流として、インド・グジャラートと広東省との関係などを挙げています。30年度の施策は省略をさせていただきます。

 最後に、ひょうご経済・雇用活性化プランの進捗状況を書いておりますが、89指標を成果指標として挙げていますが、それに対して78指標が全体として、何らかの点数がついていまして、88%になっています。1点とか2点しか達成してないものについて、「◆」で現していますが、ビームラインの利用件数、オンリーワン企業の認定数、新事業創出支援貸付数、空き店舗利用数、商店街のしごと創出、海外からの観光客、新規就農者数など課題とされているようなことが挙がっておりますので、これを強化していくということにぜひしていきたいと思います。

 

 2番目は「県政150周年記念事業「あいたい兵庫キャンペーン2018」の実施」です。

 10月から12月の3ヶ月間のキャンペーンです。あいたい兵庫ガイドブックを資料につけておりますが、兵庫の遺産を七つの物語として、ストーリー仕立てでまとめています。もちろんWebサイトにも立ち上げています。資料にありますように、遺産街道デジタルスタンプラリーをやることにしていて、この7つのモデルコースをスマホでまわるスタンプラリーを開催します。資料2ページにあるように、あいたい兵庫ガイドブックとWebサイトで紹介している7つのモデルコースでデジタルスタンプラリーを行うことによって、3ページにあるような、3ルート制覇の場合、1ルート制覇の場合ということで、抽選で賞品が当たるようにしています。
 4ページにありますが、オンライン旅行社による宿泊プラン造成ですとか、神姫バスの特別仕様バスの「ゆいPRIMA(プリマ)」コラボツアー、NEXCO西日本等によるドライブキャンペーン「ぐるっとプラス兵庫プラン」、オンライン情報誌「GOOD LUCK TRIP」での発信を行います。また関連事業としてツーリズムバスの実施、まち歩きの実施、ファムトリップの実施、街頭宣伝、首都圏でのPRを行うことにしていますので、よろしくお願いいたします。
 この「あいたい兵庫」の七つの物語は読みやすい形になっています。豪商、地形の不思議、銀の馬車道鉱石の道、おのころ島伝説等、非常にキャッチがきくまとめになっていますのでご参照いただきたいと思います。

 

 3番目は「東日本大震災に係る支援」です。

 東日本大震災の県内避難者の増減はありません。職員等の派遣については、兵庫県の任期付職員が1人減りました。
 しかし、関西広域連合では、3人増えているので、全体では2人増えたことになっています。

 

 4番目は「県政150周年記念県民連携事業の採択案件」です。

 955の事業が展開されることになりました。こういう形で、県民の皆さんが県政150年を一つの節目としてとらえ、今後に対する発信をしていただく契機になっているということは、150年の節目を迎えた、一つの意味ではないかと考えていますので、ご紹介させていただきました。

 

 5番目は「兵庫県公式地域創生インスタグラムフォロワー10,000人達成記念フォトコンテストの開催」です。

 兵庫県公式地域創生インスタグラムを設けていますが、フォロワーが1万人になりました。この1万人達成を記念し、フォトコンテストを開催いたします。観光・風景・スイーツグルメ・イベントの4部門からlovehyogo大賞ほか各賞を出させていただこうとするものです。lovehyogo大賞は5点、lovehyogo賞は10点、県政150周年記念特別賞は5点ということにさせていただきます。県政150周年記念特別賞が4千円相当で、lovehyogo大賞が1万円です。とりあえずこれで臨ませていただこうかということにしていますので、どうぞ県民の皆さん奮って応募してください。

 

 6番目は「知事の海外出張(マレーシア)」です。

 今週の金曜日から来週の月曜日にかけて、マレーシアのペナンで行われている第1回アジア大会に2021年関西大会のPRを兼ねて出席して参ります。韓国の全羅北道知事と面談するのは、2022年の次期アジア大会の招致を目指されているので、協力して盛り上げていきましょうという意味です。

 

 7番目は「秋の県民局イベント等の開催」です。

 一つは、姫新線で西播磨県民局がグルメ列車を運行します。10月28日です。そしてもう一つ、9月8日から11月3日にかけて、谷五郎さんの「笑って暮らそう」という番組の中で、谷五郎さんと料理研究家の明石理香さんとの対談等で姫新線沿線の食材を紹介していただきます。5分間の紹介を9回行うことにしています。

 次に、夢但馬産業フェア2018を開催します。9月21日、22日は、講演会がありますが、中心は夢但馬産業フェア2018但馬のものづくりということになっています。資料2ページにあるように、ステージイベントも実施することにしています。学生日帰りバスツアーも行います。平成30年度但馬産業大賞は、資料別紙に記載しているとおり、キラリと世界へ輝く技術部門では、オフテクスのコンタクトレンズのケア用品。自然と共生する環境創造事業部門では、JAたじま出石フクノハナ生産部会の酒造好適米「フクノハナ」の生産。これは有機JAS認定を取得しています。そしてJAたじまつちかおり米協議会の、コウノトリ育むお米の先輩でもある特別栽培米「つちかおり米」の生産。観光交流資源を活かしたツーリズム部門については、ハマダセイの5年連続「五つ星ひょうご」に認定されている地元の魚介類を活用した新製品の選定です。蟹みそ 無添加 香住ガニが選ばれています。新分野へチャレンジする経営革新部門では、3社選ばれています。キヌガワは、鞄のクリーニングから修理まで、アフターメンテナンスに一貫して対応する「鞄のまち豊岡」らしいお店です。発酵食品ブランドとしての「HANAFUSA」という麹製品を立ち上げた花房商店も選ばれています。そして但馬漁業協同組合の「麹の魚醤」などの開発です。このような意味で但馬の地場産品を応援させていただいています。

 丹波につきましては、丹波地域の秋の味覚プロモーション第1弾で10月になると黒大豆の枝豆、11月以降になると、大納言小豆、山の芋というように味覚を打ち出していきます。それに伴い丹波味覚フェアin大阪、丹波篠山味まつり、山の芋フェア、たんばルシェ2018秋1.、秋2.、丹波大納言小豆ぜんざいフェアとあわせて、シューベルティアーデたんば、丹波焼陶器まつりを行うことにしていますので、ぜひお出かけいただきたいと思います。

 

私からは以上です。

 

質疑応答  

 

記者:

 勢力が強力な台風21号が明日にも兵庫県に最接近するというような状況ですが、県としてどのような対策をとられるかということがもしあれば、教えてください。

 

知事:

 JRも明日の10時から、運転を基本的に在来線は見合わせるというようなことが伝わってきていますし、明日1日、かなり接近するだけではなく、もしかすると、台風20号のように本県に再上陸することも考えられますので、県民の皆さんにはぜひ、今のうちからいろいろな諸準備、対策を行っておいていただきたいということを呼びかけさせていただいています。気象台ももちろん注意喚起をしていますが、市町の方にも私たちの方から連絡を取って、呼びかけをさせていただきます。こういう状況ですので、できるだけ早い時期に警戒本部会議を開催し、対策を事前に相談して、対応していきたいと考えています。どう決めたのか私にはまだ報告が上がっていませんが、10時以降、JR等が止まってしまうと、今度、職員が帰れないということになりかねませんので、どういう出勤体制をとるかということについても、一定の無理のない範囲の対応をしていく必要があるのではないかと考えています。
 もちろん、万が一の災害対応要員はきちんと確保した上での対応です。諸行事では、明日大きな行事を考えているところは、すでに中止や順延をされて、それぞれ関係先に連絡を取ったところです。

 

記者:

 今週の金曜日に自民党の総裁選が告示されます。今のところお二方が立候補を表明されていて、選挙戦になるのかなという形ですが、この選挙戦の中で、おそらくですが地方創生であるとか、地方に関係するような事柄も、争点になるのかどうかわかりませんが、議論がなされるかもしれないといった中で、知事として、この総裁選に対して、何か期待されることがあるのか、もしあればどういったことかを教えていただけますでしょうか。

 

知事:

 地方創生、私たちは地域創生と言っていますが、これについては両者ともにさらにしっかり取り組んでいくとおっしゃっています。ニュアンスの違いなどもありますが、ぜひしっかり取り組んでいっていただきたいなというのが第1です。特に東京一極集中をどのような形で是正していくか。何も東京に引っ込めと言っているわけではありませんので、東京だけではなく、地方全体としての底上げをどうやって図っていって、東京との格差をどう是正していくか、これが問われているのだと思いますので、地方創生という一言で済ますのではなく、東京との格差是正のための地方の振興ということについて具体的な提案をしていただくとありがたいと思っています。もう一つ、これは私の持論ですが、明治150年の現在、明治維新は幕藩体制という分権国家から中央集権国家をつくって近代化に棹さしていきました。敗戦やそれからの立ち上がり、高度成長という歩みも遂げて、成熟時代を迎えているのが今ですから、まさに中央集権ではなく、地方分権が時代の流れとしても望まれているんだとすれば、地方分権に対する一歩をどういう形で踏み出していくのかについて、ビジョンを述べていただくとありがたいと思っています。
 そのような意味で、先日も関西広域連合で議論をしたときに、予定されている両候補に、広域連合として、こういう点について力点を置いて欲しいという要請をした方が望ましいのではないかというご意見でしたので、今早急に取りまとめをして、まとまり次第、お届けをして、両者の戦いに反映してもらうよう要請をしていきたいと考えています。

 

記者:

 150周年の県民連携事業に関して、平成30年度分が3億円に達したということで、当初予算の段階から倍に達したという状況かと思います。今後、天井というか、上限についてはお考えでしょうか。

 

知事:

 当初予算の段階では、ひとまず枠を設定して県民に呼びかけていこうという枠として設定した額で、昨年の分も合わせて2億円です。しかし、私どもの予想以上に、県民の皆さんが150周年記念事業に関心を持ってくださり、事業展開を図ろうという動きになっています。基本的には、そういう県民の熱意や行動をできるだけフォローできるような枠を確保していきたいと思っています。どの程度の額をセットするのかについては、9月補正予算できっちり議論をします。震災20周年の際に県民協働事業を行いましたが、それよりも多くなってしかるべきだったはずですので、その辺の状況も見極めながら、4億円なのか、4億円を上回るのかというところを基本として検討していきたいと思います。

 

記者:

 メニューを見ていると、150周年との関連性がどうかというものも幾つかあるような感覚を受けますが。

 

知事:

 実際、私もそう思うものはあります。ただ、事業の内容に工夫をしていただくというのは協働事業の趣旨ですので、名前からは150周年と結びつきがありそうもないように見えても、事業の中身で関連づけ等がされていれば、それは対象にしようというのが今までの採択基準です。きっと、そういう趣旨が織り込まれた事業展開をされていると考えています。

 

記者:

 今日、神戸商工会議所の家次会頭が、3空港懇談会について、大阪の万博誘致が決まる11月以降の開催で良いのではないかという私見を述べられていました。あくまで個人的な考えだという断りをした上で、万博が決まってから、需要がどうなるかということを踏まえて開催すればいいのではないかとおっしゃっていました。この発言について知事はどう受けとめられますか。

 

知事:

 どういう思惑なのかよくわかりませんが、万博のために3空港懇談会を開催するわけではありません。いずれにしても、3空港の最適利用、私が言っていますのは、関西3空港を、神戸ターミナル、伊丹ターミナル、関西ターミナルというような考え方で、関西全体としての航空需要をどのように捌いていけばいいのかという意味での短期的、中期的、長期的な議論をしていくべきではないかということです。中長期的な議論としては、会頭のおっしゃっているような議論があるのかもしれませんが、神戸空港からすると、24時間空港なのに時間制限があるとか、十分能力があり需要を見込まれているのに、1日30便という発着回数に制限があるということへの対応は、今すぐにでも、俎上に上げて検討すべき課題ではないかと思っています。

 

記者:

 今すぐにでもというのは、万博決定を待たず、できるなら早いうちにということでしょうか。

 

知事:

 中長期的な課題でも、懇談会を始めたからといって支障になるわけではありませんから、できるだけ早く開催を図るべきだと思います。

 

 

記者:

 今日姫路市議会の開会日で、石見市長が正式に今期限りでの退任というか、次には出ないということを表明されました。4期16年、姫路市長として務められ、先日もお話しの中で、自分が姫路市長になる前は兵庫県との関係が決してうまくいってなかったところを立て直したとおっしゃっておられましたが、石見市長の正式な引退表明受けて、知事として贈られる言葉などがありましたら教えていただけますでしょうか。

 

知事:

 姫路がちょうど次のステップに入るべき時期に、石見市長が誕生したということだったと思います。
象徴的なのは、駅前高架事業です。駅前を中心とする都市改造事業が、石見市長の時代に完成を見ました。そしてその駅の高架と関連して、駅前の再開発が現在進行中だということだろうと思います。それと、まさにそれに軌を一にして、平成の姫路城の大修復も終わりました。そういう意味で、いわば姫路が持っているポテンシャルが、まちづくりという観点で顕在化して、それをベースに姫路のまちの新たな展開の基盤ができつつある。そういう中で、筋道、方向性を石見市長が立てられたという意味で、随分ご活躍をいただいたということではないかと思っています。

 

記者:

 特には、石見市長自体は後継指名というのは行わないということで、お話しされていますが、そのあたりについては何かありますでしょうか。

 

知事:

 一般的に、石見市長を支援してこられたのであって、後継者を市長が決めて、それを市民が納得するかどうかという点になると、どうなのでしょうか。個人が決めるということなのではないのではないでしょうか。だからこそ、勇退声明を出されて、次の統一地方選挙で新しい市長を選んでください。託しましたよ、という意思を表明されたということなのではないでしょうか。

 

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