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更新日:2019年2月12日

知事定例記者会見(2019年2月12日(火曜日))

【発表項目】

  1. 兵庫五国連邦(U5H)プロモーションの実施
  2. 三井住友銀行との「遺贈希望者に対する遺言信託業務の紹介に関する協定書」の締結
  3. 防災と福祉の連携促進シンポジウムの開催
  4. 兵庫県立芸術文化センター佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2019「オン・ザ・タウン」全12公演
  5. 兵庫陶芸美術館特別展「瀬戸ノベルティの魅力-世界に愛されたやきものたち-」

動画 

記者会見を動画で見る(約33分)(外部サイトへリンク)

会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。 

知事記者会見内容 

 

知事:

 1番目は「兵庫五国連邦(U5H)プロモーションの実施」です。

 パネルが5つ並んでいますが、このパネルに象徴されているように兵庫の五国の特色、特性をアピールして、五国を訴えようという企画です。
 ふるさとを、みんなでつくると書いていますけれども、そこに住んでいる人が五国をつくっていただくのは当たり前なのですが、意外と他の五国を知らない人が兵庫県民でも非常に多いです。ですから、みんなのエピソードを集めて、ふるさとを再発見しようということは、他の五国をよく知って、兵庫としてのまとまりを生み出していきたい、五国は一つ一つだけど「兵庫」として一つになるという意味があると考えています。
 このポスターは、JRの駅、私鉄の駅、県や市町の施設、県立高校、地域の日帰り温泉、商業施設等で順次掲出をしてまいります。
 ほかの地域は皆それなりに可愛らしいのですが、この播磨のキャラクターはなぜか泣きべそをかいています。仕事と祭りのどちらをとるのかと言われたら、祭りの方を優先するのが当たり前ですよね。こういう真面目な人が最近増えてきているということなのでしょうか。
 こういうキャラクターを全面に打ち出して、そして、地域の特性を競い合おうという企画ですので、ご理解いただきたいと思います。「私は兵庫、けれども、播磨です。」五国全部がそのように書いています。最初の案はもっと過激でした。「私は兵庫ではありません。」というフレーズだったのですが、兵庫ではありませんと否定されてしまったら、五国を強調するのはいいのだけれど、兵庫はどこかへ飛んじゃうので、これは反対ということで、「私は兵庫、けれども、○○」に落ち着きました。あまり私が解説するより、県民の皆さんや記者の皆さんが、どういうふうに取り上げるかということを期待したいと思います。最初に、記者クラブの皆さんがどういうふうな取り上げ方をするのかで、その一人一人の筆力が問われますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。

 

 2番目は「三井住友銀行との『遺贈希望者に対する遺言信託業務の紹介に関する協定書』の締結」です。

 遺贈というのは、自分が亡くなったときに自分の財産の全部または一部を自分の指定する者に贈与する、という行為です。それを信託で引き受けます、という遺言信託業務があるのでそこに紹介しようするものです。
 相談等の場合には、窓口を紹介して、そして、遺言の信託業務の実施をお願いしていくことになります。このことは、高齢社会にとってはかなり基本的な社会基盤になります。
 今、県で推奨しているのが、社会福祉協議会や一定のNPO法人等に対する法人の後見制度です。個人の後見制度は時々問題を起こしていますけども、法人の後見制度、特に社会福祉協議会等の信頼性のある団体への後見制度、これの普及を図ろうとしていますが、あわせてこのような遺言の信託というものも、作れる時にきちっと作っておいて、いざという時に対応するという意味で、高齢社会下における一つの社会基盤という役割を期待できるのではないかと考えています。

 

 3番目は「防災と福祉の連携促進シンポジウムの開催」です。

 立木先生に基調講演をしていただきながら、モデル事業等を紹介していこうとするものです。個別支援計画づくりがいかに重要かということを毎回、特に避難行動要支援者に対しての個別計画づくりが重要かということを強調させていただいていますが、このモデル事業を播磨町と篠山市で今年度やってきました成果を、このようなシンポジウムで発表して普及を図りたいということです。

 

 4番目は「兵庫県立芸術文化センター 佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2019『オン・ザ・タウン』全12公演」です。

 オン・ザ・タウンということで、佐渡監督の師匠でありましたバーンスタインが、去年生誕100周年だったんです。それでそのプラス1年でも、生誕100周年にちなんだオペラとして、公演させていただこうとするものです。
 資料にありますように、英語上演で行わせていただきます。指揮はもちろん佐渡監督で、管弦楽は芸文センター管弦楽団、それから合唱は臨時編成のプロデュースオペラ合唱団、アンサンブルは選抜メンバーで行います。
 このオペラは東京公演も行うことにしておりまして、全部で12回公演をやるわけですが、東京で4回、芸文センターで8回行うことにしております。今までほぼ満員でしたので、今年もぜひ好評を博したいと考えております。
 あわせて関連企画として、「オン・ザ・タウン」ハイライトコンサート~ええとこどり!というのをやらしていただくことにしておりますし、ワンコイン・プレ・レクチャーというような形で、それぞれ佐渡監督や小林伸太郎さんや田尾下哲さんに講演をしていただくことになっています。乞うご期待ということでありますので、よろしくお願いいたします。

 

 5番目は「兵庫陶芸美術館 特別展『瀬戸ノベルティの魅力-世界に愛されたやきものたち-』」です。

 瀬戸で作られた置物の展覧会を行います。随分複雑な置物が並んでおります。今日たまたま昼休みにテレビを見ていましたら、有田を中継していましたが、ひな人形を有田焼でつくったりして、大変精巧な焼き物ができますし、例えばマイセンにも柿右衛門に倣ったものもありますから、そういう意味からすると、日本にはいろんな産地がたくさんあるということではないかと思います。立杭焼はご承知のように日本六古窯ということで、日本遺産にも指定されているということです。

 

私からは以上です。

  

質疑応答  

記者:

 兵庫五国連邦について、それぞれの出身地の「あるあるエピソード」を投稿してもらうということですが、知事の(子どもの頃の)播磨での「あるあるエピソード」は、どのようなものがあるでしょうか。

 

知事:

 子供の頃の祭りの話はあっても、子供の頃ですので、仕事との板挟みというものはありませんので、どうしましょう。

 

記者:

 祭り以外では何かありませんでしょうか。

 

知事:

 今、たつの市の旧新宮町が売り出し中の新田山(しんでんやま)という山があります。龍野北高校の北側のコンモリした100mくらいの山ですが、この山が我々の子供の時代の遊び場でしたから、新田山のエピソードを集めるというのは面白いのかもしれないと思います。自転車でずっと回っていた火野正平さんもその新田山に立ち寄ってくれました。立ち寄った理由は、私の小学校の同級生が、火野正平さんに立ち寄ってくださいという手紙を書いて、それが原因になって立ち寄ってくれました。知る人ぞ知る山です。

 

記者:

 兵庫五国連邦の連邦長は知事だということでしょうか。

 

知事:

 兵庫県知事ですから、充て職になるのではないでしょうか。

 

記者:

 連邦長としての意気込みをお聞かせください。

 

知事:

 先ほども触れましたように、五国がお互いに共通の情報になっていないという現状がありますので、これをぜひ共通情報にして欲しいというのが願いです。神戸の人は姫路を知っているかということで、神戸の人に聞いてみると、姫路城に登ったことがないという人が結構います。姫路城でさえそのような状況ですので、竹田城に登ったことがあるか聞いたら、きっと、もっと少ないでしょう。篠山城はどうか聞くと、さらに少ないかもしれません。洲本城も、そんなにないかもしれません。今度、明智光秀が大河ドラマの主人公になりますが、黒井城はどうかとなると少ないでしょう。お城を取り上げても、五国にそれぞれの特色のある城がありますが、ほとんど知られていません。ですから、これらをまず知っていただくというのが始まりではないかと思います。知ると、それにまつわるエピソードなどを承知していく。承知してくると、行きたくなる。さらに歴史を知ったり、自然との繋がりを知ることになってきますので、このプロモーションがそういうきっかけになってくれることを期待しています。

 

記者:

 以前からe-県民制度など、県内と県外の関係を作るような制度をやってきていて、この取り組みも、後々、県外との関係に繋がってくると思いますが、どのように繋げていきたいとお考えでしょうか。神戸に住んでいる方が播磨に行くなど、県内の動きを考えておられると思いますが。

 

知事:

 これは県内に限る必要は全くありません。県外の方々、兵庫に関心を持つ方々、まさに「あいたい兵庫」の対象になっている方々によく承知していただくということも、そのきっかけにしていきたいと思っています。e-県民の方にも、もちろんこういうキャンペーンを行っていることをお知らせして、投稿していただくようなことも一つのPRになるのではないかと思います。

 

記者:

 この取り組みと関連するかもしれませんが、地域創生の関係で、今年度、県としては、市町の地域創生の取り組みを支援する取り組み、ひょうご地域創生交付金を展開されてきました。この1年を振り返って、この事業をどう評価されるか教えてください。

 

知事:

 地域創生交付金は、国の制度がありますが、国の制度の採択がなぜされなかったかということについての理由が明確でないケースもたくさんありました。そういう場合に、採択されなかった事業を県独自の交付金事業で復活することができたという意味で、効果は大きかったのではないかと考えています。
 また、やはり、創意工夫を皆でする一つのきっかけ作りにも繋がったと思います。そして、現実にそれが事業化されるという意味で、具体化の裏打ちになったのではないでしょうか。そういう意味で、私は、平成31年度も同規模で実施することにしました。1年ですので、今申しましたように、まだきっかけぐらいの成果しか上がってないかもしれませんが、3年程度経ってからしっかりと評価して、継続するかどうかを決めていきたいと思っています。

 

記者

 先週、神戸市の職員の組合員のヤミ専従問題について、職員の懲戒処分がかなり多く出たという案件がありました。これについて、知事はどう見られているのかということと、併せて、そういう問題があることが、トップの耳に届いていなかったという現状があったようですが、これについて、知事はどうお考えかお聞かせください。

 

知事:

 神戸市のような大都市でそのようなことが未だに行われていたというのは七不思議の一つでしょう。トップとしても、副市長から入っていますから、予想もしていないような話ですので、そういう職場の実務を十分に把握しきれなかったのではないかという意味で同情します。しかし、今回、積年の弊を思い切ってきっちり整理されたということではないでしょうか。それは、しがらみがないからできるともいえるのではないかと思います。よく生き残っていたというのが私の率直な感想です。考えられませんね。

 

記者

 見方としては、総務省からの久元氏が市長になられたことが一つのきっかけだったのではないかという見方でしょうか。

 

知事:

 こういう話は、自ずとそれとなく出てくる話ですから、それが、たまたま久元市長の時代だからこそ出やすかったとは言えるのではないでしょうか。労使の癒着という議論がされたのは、2~30年前の話ですので、私も、よく残っていたと、しかも、神戸市のような政令市で、と申し上げました。

 

記者:

 三井住友銀行との遺贈の協定ですが、実際協定が始まっていくと、どれぐらいふるさとひょうご寄付金プロジェクトに貢献されるのか、想定されている額や件数等があれば教えてください。

 

知事:

 全く読めません。というのは、遺贈信託はまだまだこれからの分野ですから、きっとご家族等がいらっしゃらないような方が一番多いのかもしれませんけど、想定はなかなかしにくい分野なのではないかなと思っています。私たちもまだ試算ができていません。

 

記者:

 兵庫県の方からアプローチしたものなのか、三井住友銀行の方から提案があったのでしょうか。

 

知事:

 本会議での質問を受けて、私たちの方でこういう取り組みはできるかとお声がけをしたら、三井住友銀行からこういう制度があるとご紹介を受けましたので、こちらから働きかけをしたということです。 

 

記者:

 県の方からということですね。
 また、先ほど出たヤミ専従のことですが、現職のトップ、前職の矢田市長も新聞のインタビュー等で知らなかったということを言われていますが、トップが知らなかったということに対する責任というのはどうお考えでしょうか。

 

知事:

 それは責任あると思います。組織としての行為だったわけですから、知っている、知らないということではなくて、組織の長として責任は当然あると思います。ですから、お詫びをされているということではないでしょうか。
 しかし先ほど言いましたように、発覚が遅すぎているのではないかという気はいたします。

 

記者:

 遅すぎるというのは、これまで二人の首長は選挙もされてきているのですから、もっと早い段階で気づくことができたのではないかということでしょうか。

 

知事:

 これは何とも言えませんけれども、まさか思いつきもしないことだったかもしれません。想定外の想定外の想定外ぐらいだったのかもしれませんから、整理がされているものだと思い込んでしまうと、気がつかないということもありますから、そういう事態だったのではないというふうに思います。30年40年ぐらい前は随分ありました。ですから、それが整理されたはずだったのですが、生き残っていたということですので、本当にびっくりしました。これは民間でもあった事柄ですので、正常な労使関係を形成しようということで、解消されていたはずでした。

 

記者:

 遺贈の件ですが、ここには三井住友銀行と協定を締結するとありますが、他の県で同じように遺贈について同様の取り組みをしているケースを把握していれば教えていただきたいということと、もう一つは、ふるさとひょうご寄付金ということですが、遺贈した場合に税制上何か優遇措置みたいなものがあるのかという2点について、教えてください。

 

知事:

 他の例は知りません。聞いておりません。大学への遺贈は結構一般的に見受けられる現象ですから、それほど大学は目新しいことはないのではないかと思います。遺贈ですので、ふるさと寄付金を活用するというのはどれだけ意義があるのかわかりませんが、遺贈契約は結びやすいという効果があるかもしれないと思います。実行の段階でどういうことになるのか、ちょっと私自身は想像がなかなかつきにくいのですが、きっかけ、誘引になるということだと思います。

 

記者:

 個別支援計画のモデル事業について、知事は先日からこの個別支援計画の遅れをずっと課題だと言い続けてらっしゃったと思いますが、このモデル事業の結果をみての発言だったというふうに理解をしてもよろしいでしょうか

 

知事: 

 個別支援計画は避難行動要支援者対策で、私たちは指針まで実を言うと用意していますが、個別支援計画の対象者に対する策定率が兵庫県でさえ10%を切っています。従って、住宅再建共済制度ではありませんけど、少なくとも90%ぐらいにあげていかないといけない話だと思いますので、そのような意味で強調させていただいています。
 特に7月豪雨での真備町での犠牲者の方々は、大半が避難行動要支援者だったということもありますので、だからこそ、避難行動要支援者対策の基本ですので、そこのところをしっかりとしていきたいと思っています。来年度の事業でも、2市町の取り組みをモデルとして、少なくとも41市町でモデル的な地区の選定をしていただいて、個別支援計画づくりに取り組んでいくことを41市町で始めますが、それに繋がっているというふうに理解していただいたらありがたいと思います。

 

記者:

 この2市町の取り組みというのは、このモデル地区で一応の成功を収めたような形として知事は認識をなさっているということでしょうか。

 

知事:

 成功というよりは、策定作業に取り組んでいただいて、何が問題なのかというような点を踏まえながら、策定作業に取りかかっていただいたわけですから、その辺りは他の地域でも参考になるのではないかと思っています。

 

記者:

 「兵庫県でさえ」というのは、もちろん阪神・淡路大震災を経験した「兵庫県でさえ」という意味でよろしいでしょうか。

 

知事:

 そうです。

 

 

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