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更新日:2019年4月22日

知事定例記者会見(2019年4月22日(月曜日))

【発表項目】

  1. 「兵庫2030年の展望」リーディングプロジェクト設定方針
  2. 第4次病院構造改革推進方策の策定
  3. 県民の信頼確保と厳正な規律の保持
  4. 東日本大震災被災地等に係る支援
  5. 「第三回 風の能」の開催
  6. 姫新線イベント列車の運行
  7. 国道482号(町道岩小屋線)の供用開始

動画 

記者会見を動画で見る(約37分)(外部サイトへリンク)

会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事記者会見内容 

知事:

 1番目は「『兵庫2030年の展望』リーディングプロジェクト設定方針」です。

 『兵庫2030年の展望』をどのように実現していくかという意味で、展望の実現のための事業をワンパッケージで提供して、具体化を図っていこうとするものです。検討の視点として、2リーディングプロジェクトの検討(1)検討の視点に書いてありますように、重要性と先駆性と兵庫らしさ、これらを発揮できるようなプロジェクトを選びたいと考えています。
 また、第2次地域創生戦略を今年度中にまとめますが、それにも生かせられればと思います。検討の材料として、各部局にリーディングプロジェクトを検討してほしいと、政策会議で担当部局から各部局に要請しました。その際の事例として考えられることを示したのが、資料2ページ、3ページの表の右側にリーディングプロジェクト例(イメージ)として掲げているものです。例えば価値創造経済では、起業立県実現プロジェクトとして多様な主体の連携によって起業支援の仕組みを作り上げていきたい。あるいは先端産業創造プロジェクトで科学技術基盤を生かして世界をリードするような研究開発と支援ができないか。例えば新素材や創薬などを事例として挙げています。
 全員活躍社会では、80歳現役活躍プロジェクトと障害者活躍推進プロジェクトを例として挙げました。充実する「自分時間」は、地域スポーツ活性化プロジェクトです。ワールドマスターズゲームズもありますので。あるいは舞台芸術の都創出プロジェクトとか二地域居住倍増プロジェクトも挙げています。
 以上のようなことをにらみながら検討してもらったらどうでしょうかということです。体験教育再加速化プロジェクト、地域のきずな形成プロジェクト、健康寿命延伸プロジェクト、逃げ遅れゼロプロジェクト、スマートシティ創出プロジェクト、スマート農業プロジェクト、滞在型ツーリズム拡大プロジェクト、空き家再生プロジェクト等、そう奇抜なアイデアはありませんが、もう少し尖ったプロジェクトを検討できないかなという意味も込めて各関係部局に依頼しました。

 

 2番目は「第4次病院構造改革推進方策の策定」です。

 2019年度から2023年度までの5ヵ年計画です。「第4次病院構造改革推進方策の概要」資料をご覧いただきますと、基本理念は「県民と地域から信頼され安心できる県立病院づくり」ですが、四つの柱で推進を図ります。より良質な医療の提供、安心できる県立病院の実現、持続可能な経営の確保、安定した医療提供体制の確立、この四つを柱にして推進を図ろうとしております。
 第3次推進方策からの主な変更点としては、地域医療構想を踏まえた診療機能の高度化及び統合再編・建替整備の更なる推進、医療水準の向上に資する研究機能の充実、広報の充実、専門人材の確保、医師の働き方改革、安定的な地域医療の提供への貢献、これは医師会との連携なども関係しますが、これらの視点で検討を加えています。第4次の主な取り組み内容として、1つ目は、より良質な医療の提供として、診療機能の高度化をがん医療、循環器疾患医療、糖尿病医療、精神医療、救急・災害医療、小児・周産期医療で掲げています。統合再編については、がんセンターでは、あり方検討委員会の報告を踏まえて整備を進めていきます。研究機能としては、各病院の臨床データを活用して医療水準の向上に役立てます。また、はりま姫路総合医療センター(仮称)に臨床研究センターを整備して、臨床研究支援体制を充実します。そして、がんセンターのように大学企業等との連携した研究体制を整備していこうというようなことを謳っています。

 2つ目は、安心できる県立病院の実現です。地域医療連携や医療安全対策の推進などです。

 3つ目は、持続可能な経営の確保です。収益の確保と費用の抑制で、経営指標を前提にして、健全経営を実現していこうとしています。

 4つ目は、安定した医療提供体制の確立で、医師確保、看護師確保、専門的人材の確保、働きやすい職場づくりなどです。経営形態の検討も一応謳っていますが、地方独立行政法人にはしないということで、この計画期間中は変更することはないということを前提にしています。

 

 3番目は「県民の信頼確保と厳正な規律の保持」です。

 主なポイントは不祥事の防止です。大きな不祥事はなかったのですが、本県でも若干の不祥事がありましたので、不祥事の防止を謳っています。事業者との関係については、明朗公正でいることを徹底することにしています。
 仕事と生活の調和では、「兵庫県庁ワーク・ライフ・バランス取組宣言」や、超過勤務時間の上限見直し等を踏まえるとともに、4月から年次有給休暇の年5日以上の付与義務を内容として労働基準法が改正されましたので、この趣旨を生かして休暇・休業等の積極的・計画的な取得に向けての指導をしっかりしてほしいと挙げています。ハラスメントについては従来からの内容です。あとは、健康管理について強調しています。

 

 4番目は「東日本大震災被災地等に係る支援」です。

 石巻市南浜地区の復興祈念公園での「市民の森づくり活動」の応援に、景観園芸学校の方々が指導にまいります。また、6月25日から28日にかけまして、3泊4日の日程(バス泊2日)で新任職員の研修として、240名をボランティア活動も兼ねて被災地に派遣をします。
 また、下段に書いている復興サポート事業や被災地『絆』ボランティア活動支援事業、がんばろう東日本!アート支援助成事業などは、ただいま募集しているという意味で掲載させていただいています。次の3ページにあります熊本地震、昨年の7月豪雨被災地支援につきましても、同様に事業募集をしているということを記載しています。
 それから、トピックスをつけていますので、ご覧ください。4月1日に、土木職の任期付職員8名を新たに採用して、派遣することにしました。現在、全部で、県職員、市町村職員、警察官を入れて、95名が派遣をされています。

 

 5番目は「『第三回風の能』の開催」です。

 阪神北県民局で、新宮晋さんとタイアップした「第三回風の能」の開催があります。人間国宝の梅若実さんに演じていただきますとともに、同じく人間国宝である小鼓の大倉源次郎さんなどの出演で、「土蜘蛛」が上演されます。 能の中でも、「土蜘蛛」は蜘蛛の巣をぱっと投げるなど、動きの激しい能ですので、楽しんでいただけるのではないかと思います。したがって、蜘蛛の巣のようなチラシを作っているということかと思います。

 

 6番目は「姫新線イベント列車の運行」です。

 6月は、「むしむし号」昆虫採集列車、10月は楽農体験列車、12月は天体観測列車、3月は婚活列車を動かして、姫新線利用促進・活性化同盟会ともタイアップしながら、西播磨県民局の事業として行ってまいります。

 

 7番目は「国道482号(町道岩小屋線)の供用開始」です。

 国道482号は、京都府宮津市を起点に、但馬地域を経由し、鳥取県米子市を終点とする幹線道路です。香美町から鳥取県若桜町の間は通行不能区間となっています。これを解消するために整備を行って5月25日から供用を開始するという運びとなりました。そのため、供用開始の前に記念式典を第1部と第2部に分けて行います。第1部では鳥取県・兵庫県の県境付近でテープカット、くす玉開披、パレードを行います。第2部ではおじろドームで兵庫県側の式典を行います。2ページに地図がありますが、現道の国道482号は、青い線で示されていますが、ここは通行不可能です。そこで、岩子屋線が並行して走っていましたので、整備しこれを国道に振り替えて国道482号を開通させることになりました。写真をご覧いただきますと、なかなか大変な地域の道路だったのだとおわかりいただけると思います。

 

私からは以上です。

質疑応答  

記者:

 『兵庫2030年の展望』リーディングプロジェクトですが、先ほど尖ったというお話がありましたが、知事がお聞きになって尖っていると感じられたもの、インパクトがあるものはどれでしょうか。

 

知事:

 だいたい私が考えたみたいなものですので、宿題に出したわけです。基本的に政策担当部局と相談をして挙げていった事業ばかりですので、もっと専門部署から考えてくださいという依頼をしたということです。私からすると、起業立県実現プロジェクト、80歳現役活躍プロジェクト、舞台芸術の都プロジェクト、地域のきずな形成プロジェクト、健康寿命延伸プロジェクト、逃げ遅れゼロプロジェクト、スマートシティ創出プロジェクト、スマート農業プロジェクト、移動・買い物支援プロジェクト等が面白そうだと思っています。リーディングプロジェクトですので、網羅してしまうと、面白くないです。つまり、価値創造経済を作り上げていくためのリーディングプロジェクトとしてのパッケージですので、計画のように、事業が全部並ぶみたいな発想だと面白くありません。そういう計画を実現するためのプロジェクトというような整理よりは、牽引するような事業体系にしたいと思っています。書いてはいませんが、検討テーマ例のリーディングプロジェクトの右側に政策体系、事業体系が並ぶというように考えています。

 

記者:

 来年度で予算化するということでしょうか。

 

知事:

 来年度の施策に結びつくような事業提案も、もちろんこの中に入ってほしいと思っています。

 

記者:

 例えば別枠で1億円ずつ措置するなどは考えているでしょうか。

 

知事:

 秋までに検討します。できるできないにもよります。こんなのではとても別枠ではやっていられないのであればできないです。今の提案はテイクノートしておきたいと思います。

 

記者:

 統一地方選が終わりまして、姫路市と芦屋市では新しい首長が決まりました。選挙結果の受け止めと、新しい市長に対して期待したいことがありましたら、教えてください。

 

知事:

 姫路市の市長選挙は一騎打ちで激突したわけですが、結果として、清元候補が勝たれましたので、石見市政を継承しながら、姫路の活性化を図っていくということが、清元新市長への課題ということになろうかと思います。姫路市は、非常に今、元気が生まれつつあります。特に、姫路駅北側の整備については、県立の病院もとりかかるわけですが、整備がスムーズに進むということとあわせて、飯島候補がずいぶん格差是正ということを言われていたようですが、福崎町や市川町、神河町などの周辺部との関わりにおいては、圏域協議会ができているわけですので、そういう圏域協議会を活用しながら、目配りをしていただくといいのではないかと思います。
 それから、芦屋市は本当にデッドヒートだったわけですが、両候補とも芦屋らしい個性を発揮するまちづくりをしたいというのが、公約でしたから、ぜひ伊藤新市長も、芦屋らしいまちづくりを引き続き続けていただくことを希望したいと思います。

 

記者:

 発表資料の中で、「県民の信頼確保と厳正な規律の保持」がありましたが、このタイミングには何か理由はあるでしょうか。

 

知事:

 去年も今頃出しています。年度始めにあたって、しっかり県民の皆さんの期待に応えましょうという呼びかけです。これまでは、7月の初めや12月の初めなどお歳暮、お中元シーズンの前に出していたのですが、もうお中元やお歳暮の慣習はほとんど見受けられなくなっていますから、それよりは、年度始めに県民の期待にきっちりと応えながら仕事をしっかりやりましょうという意味で呼びかけさせていただこうとしています。

 

記者:

 昨日、神戸市バスの事故で二人がお亡くなりましたが、県として対応をとられることはありますか。

 

知事:

 池袋でも、ご高齢の方の誤操作なのでしょうが、大きな事故が起こり、それに立て続けてのバスの事故でした。共通しているのは、いずれもある程度年齢がいっている方ということでした。本当は、一律に高齢者だからと決めつけるのはいかがかと思いますが、やはり車は操作を間違えると凶器にもなるような道具ですので、しっかりとしたコンディションで運転するということを、交通安全キャンペーンなどで呼びかけていくということが一番なのではないかと思います。
 ただ、神戸の場合は、交通局という組織活動の中で生じていますので、交通局の組織としての対応をどうされるかっていうのは、別途検討されるのではないかと思います。

 

記者:

 リーディングプロジェクトの関連で、スマートシティ創出プロジェクトについて、基本的にたたき台を知事がお考えになったということですが、県庁周辺再整備におけるスマートシティというのは、知事はどういったイメージをお持ちでしょうか。

 

知事:

 自家発電用の燃料電池ですね。燃料電池などの装備を新しい県庁の装備として検討したらどうかということです。

 

記者:

 周辺再整備全体のデザインに関わるってくるというよりも、県庁の機能としてということでしょうか。

 

知事:

 ここでは、そういう意味で書かせていただいていますが、さらに、自立のまちづくりと言っていますから、どういう形で取り入れていくかは検討の余地があるのではないかと思っています。ただ、まだ水素は高いです。これをいかに下げるかというのが非常に重要な問題です。水素自動車がもっと普及するかと思いましたが、意外と普及していないのは、燃料代の高さにも原因があるのではないかという気がしています。ただ、もう一つ、水素スタンドが少なすぎるということもありますので、水素スタンドの誘致については、さらに努力をしていきたいと思います。補助制度は、今年も昨年同様に入れています。

 

記者:

 県庁の周辺再整備そのものの基本構想の策定が、当初の見込みよりも少しずつずれてきてしまっているようで、新年度には策定できるというお話でしたが、そのような状態でしょうか。

 

知事:

 議員の方々の意見なども、基本構想案を示しながら伺った上でまとめようという段階になっていると思います。

 

記者:

 議員の考えを伺いながら、というのは、この6月の議会でということでしょうか。

 

知事:

 協議会がありますので、協議会のメンバーの皆様からの意見を事前に聴取しながらまとめていきたいと思っています。我々の考え方は概ね固まりましたので。ただ、民間活力を利用するということですが、決めてかかるわけにはいかないかもしれません。例えば、県庁舎以外の、1号館か2号館に民間活力を活用したいと思っていますが、最初から民間活力で作るのだと決めない方が今の段階では良いのではないでしょうか。ですから、民間活力を活用するということありうべし、と書くとしても、決めつけて、民間活力でやると言い切るのは、今の段階では避けておこうと考えています。庁舎は県で作ります。

 

記者:

 堺の竹山市長が、辞職の意向を示されているということですが。

 

知事:

 そうですか。それは初めて聞きました。金額が大きすぎたのでしょうか。私は、端から見ていると、よくあんなにお金が集まるなと思ったぐらいです。もし辞められるとすれば、少し残念です。

 

記者:

 残念とおっしゃいましたが、竹山市長について、例えば、広域連合や3空港懇談会のメンバーとしても同じ仕事をされてきたと思います。その方が席を離れるということに対して、印象等があればお聞かせください。

 

知事:

 竹山市長は、堺市は大阪府の一部だけれど、大阪市の一部ではないとおっしゃっていました。400年前からの、自由都市堺の伝統ある自立したまちづくりをしていくということで市政を引っ張ってこられました。盟友でもありましたし、百舌鳥古墳群の世界文化遺産化を目前にして、志半ばという意味で、本人は残念な思いをされているのではないかと思います。
 政治資金について、一番の問題は透明性です。きちんと報告しておられれば、特に問題のある話ではなかったはずです。その辺りが少しずさんだったということになるのではないかと思います。

 

記者:

 連休中に平成が終わりますが、令和に向けての準備状況はいかがでしょうか。

 

知事:

 県庁としては、基本的にプログラムの変更は済んでいるのではないでしょうか。令和という年号さえ決まれば動かせるような変更にしていましたので、その点は心配ないと思います。一般的には、年号に西暦を括弧で入れて、年の呼称をするということにさせていただいています。
 ともあれ、平成が31年で終わります。平成の時代は、バブルが崩壊してから始まったわけですが、平らかにして成るという意味で、平和な時代であったことは間違いないと思います。一方で、阪神・淡路大震災以降、災害が続いてきた年代ですし、バブルが弾けた後のデフレ経済から未だに脱し切れているとはいえない状況が続いています。このような二つの課題に、しっかりと対応できる新しい時代としていきたいと思っています。我々からすると、今年は、まさに、2030年の展望を具体化し、実現を図る第一歩にしたいと決意しています。

 

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