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更新日:2010年11月9日

神戸マラソン(ニューひょうご平成22年11・12月号)

神戸マラソン

大会概要

 来年11月20日(日)は、神戸マラソンが行われる。

 コースは、神戸市役所をスタートに、南京町をかすめ、湊川神社前を通り、長田の復興のシンボル「鉄人28号」の北側を走り、鷹取のJRの南側添いに西に向かい、須磨の海岸線沿いに、明石海峡大橋の望める舞子公園に至る往路。舞子公園を折り返して、須磨海岸を右手に見ながら、須磨海浜水族園まで至り、ここから南側に下がり、兵庫運河のある駒ケ林、和田岬地区をかけ抜け、ホームズスタジアム神戸の南側をかすめ、ハーバーランドを過ぎ、神戸駅南側の浜手バイパスを右折して逆走してポートアイランド神戸大橋を走り、ポートアイランドに入り、大学群の海側、しおさい公園で潮風を受けながらゴールの市民広場付近をめざす復路とされている。

 もちろんフルマラソンを基本とし、クォーター(1/4)マラソンとファミリーの部が併催される。制限時間は7時間、相当余裕あるものとされる。大会規模は約2万人を予定している。主催は、兵庫県、神戸市、兵庫陸上競技協会である。もとより、日本陸上競技連盟の公認コースとする。


何ぜマラソンか

 今、シティマラソンブームである。世界中でもハワイホノルルマラソン、パリマラソン、ボストンマラソンなど著名なシティマラソンが伝統を誇っているが、国内でも、東京マラソンは3万人規模で大変人気がある。各地でもシティマラソンが行われるようになった。

 神戸は、あの阪神・淡路大震災に15年前に襲われ、まちの復旧復興を県民、市民あげて取り組み、今を迎えた市街である。国内外の人々に、神戸の復興ぶりを自ら体験してもらう、一方で、この復興過程で多くの支援や励ましを受けてきた被災地として心からのお礼と感謝の意を示すことが大切である。

 マラソンは、大勢の人々にまさしく復興なった神戸の街を走ることを通じて直接感じていただけるし、選手のみならず応援関係者や家族など関係者も訪れてもらえる。一方、神戸市民は、沿道での応援はもとより沿道警護や大会運営への参加などボランティア活動を通じて、心からのおもてなしを示すことにより、感謝を伝えることができる。

 テーマは、「感謝と友情」。4年前の兵庫国体では「ありがとう 心から ひょうごから」であった。これと同じく「感謝」は被災地からの気持ちを込めた心からのお礼の発信であり、「友情」は創造的復興を果たした兵庫・神戸の姿や震災の経験と教訓を提供し、これらを共有することが仲間や共同意識をもたらすからである。したがって、神戸マラソンは単なるシティマラソンではない。震災からの復興がベースにある神戸らしいマラソンとなる。


課題は何か

 神戸は、前が瀬戸内海、後が六甲山と海山に面した横に細長い地形であるだけに、十分な余裕のあるコース設定が難しいところが多い。この難しさには2つある。1つは東西交通の確保。できるだけ幹線道路を使用しないで代替交通路が確保できるコースが望ましい。もう1つは、南北交通の確保。神戸の街路は南北の立体交差が殆どない状況であるので、マラソン開催中どうしても一定時間交通規制を行わざるを得ない。当初、コースを緊急避難路に指定され、全線開通した山手幹線を活用することを検討したが、代替交通路の確保が難しいため現在のコースになった経緯もある。それでもどうしても交通規制を一定時間行わざるを得ないので、県民、市民のご理解とご協力を得なくてはならない。よろしくお願いします。

 もう一つは、沿道対策だ。当日はぜひ沿道沿いにマラソンを走る選手をこぞって応援したい。浜手バイパスも2車線のうち1車線を利用することはできないか。何しろ「感謝と友情」を直接的に表明できる機会は沿道からの声援であろう。市民こぞって激励してほしい。

 さらに、沿道警備だ。ランナーに安全に走ってもらうためには、沿道警備はかかせない。しかも道路横断対策や給水給食などのサービス体制も不可欠。警察、消防など専門機関はもとよりボランティアの皆様の協力が欠かせない。

 大会運営にコストがかかるのは当然のこと。今のところ、5億5千万円程度かかると見込まれている。広報イベント経費、安全対策、大会運営費、エントリー記録関係費、事務経費などである。仮に、ランナーからエントリー料を1万円頂いたとしても、あと3億5千万円調達しなくてはならない。スポンサーや協賛企業などの協力体制や募金活動などを行っていかねばならない。


今からどうする

 言うまでもなく、実施スケジュールを立て、計画的に準備を進め、来年11月20日(日)をめざしていくことになる。まさしくミニ国体準備と同じだろう。

 大会マスコットとしては、あの兵庫国体のマスコット「はばタン」がランナーとして走っているイメージが良いのではないかとされている。ランナー「はばタン」を先頭に、県民全体の盛り上がりを起こしていきたい。

 それだけに、来年7月7日(木)から10日(日)まで、ユニバー記念競技場(神戸総合運動公園内)で行われる、第19回アジア陸上競技選手権兵庫・神戸大会を成功させなくてはならない。男女とも21種目が競われる。45の国と地域の参加、約600名の選手が集結する。この大会は、アジア各国のトップレベルの選手が出場し、アジアのトップをめざす大会だ。東京、福岡に次いで13年ぶりに神戸で開催される。すでにボランティア募集もされている。ぜひ成功させて、神戸マラソンに継ぎたい。

 あわせて、関連盛り上げ事業の準備を急いでいくことが必要だ。


三都マラソンへ

 来年から11月の神戸マラソンだけでなく、10月の大阪マラソン、翌年3月の京都マラソンと神戸、大阪、京都の各都市でのシティマラソンが開催されることになる。きっと相乗効果をあげることができるだろう。

 そのためにも、神戸マラソンの個性と独自性を発揮しなければならない。大震災からの復旧復興を果たした神戸を走る、来神されるランナー等へのおもてなしを通じた感謝を示すマラソンであることを踏まえた、マラソンであることを強調したい。

 神戸マラソンを成功させよう。


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