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更新日:2015年11月10日

健康づくり(平成27年11月)

健康づくり

(私の健康法)

私の朝は、体操から始まる。目覚めるとベッドの上で伸張運動を繰り返したのち、起き出して屈伸運動、ダンベル体操、腹筋運動、スクワット、アキレス腱など約1時間行っている。それにしても、なかなか体重が減ってくれないが、それでも72キロ台をかれこれ30~40年間続けている。きっとこのような習慣のおかげだと思っている。

健康に注意することは、何も身体の調子が良いことだけでなく意欲とか頑張りとか精神面にも大きく左右する。それだけに、健康であることこそ基本としなければならない。さらに、実行していることが二つある。一つは、エレベーターを使わないこと。私の執務室は、6階だからということもあるが、ほぼ1日3回程度100段を上り下りしている。ただ、今は膝を少し痛めたので、控えているが。もう一つは、極力歩くこと。通勤に県庁まで歩いていくことはもちろん、帰路も、また寄り道したときも歩いて帰ることを原則としている。しかし、1万歩にはなかなか達しない。毎日1万歩を実践するには一時間半は歩かねばならないから大変だ。これは日課とはしていない。

なぜ、こんなに身体に気をつけているのかと問われた場合、今までは六甲縦走のためと言っていた。しかし、この2、3年は完走できていない。すでに11回縦走しているのだが。最近多忙で練習時間がとれないことが主因だ。今年も難しいだろう。

(平均寿命と健康寿命)

さて、日本人の平均寿命は、女性86.8歳、男性80.5歳と世界のトップ水準だが、健康寿命は、女性73.6歳、男性70.4歳とその差が大きいといわれる。健康社会を確立するための目標としては、この健康で行動でき、寝たきりなど不自由な状態ではない健康寿命を延伸することといわれる。この国の健康寿命の数値の算定基礎は、アンケート調査で、どこか悪いところはありませんかの質問に「ある」と答えた人は健康でないとして算出されたものだ。私たちは、この数値は主観的だし、少しでも悪いところがあれば健康でないと決めつけることはいかがかと考えた。しかも健康寿命を超えた人たちが10年近くも寝たきりなど人の介護を必要とするとは今の日本の実情ともかけ離れている。このため、兵庫県としては、せっかく介護保険制度が定着しており、身体の状況等により介護サービスの提供に段階をつけて提供されているのだから、健康の判断基準を介護度1以下の人たちは、十分自分で所作できるものとして健康寿命を算定することとした。すると、女性83.2歳、男性78.5歳となるので、兵庫県としての健康づくりの目標は、この健康寿命を1年、2017(平成29)年度までに延伸することとした。

(いくつかの健康対策)

病気になる前に健康を保持することの大切さを強調することは、やぶさかではないとしても、なかなか習慣化できないのが実際である。しかし、だからこそ「継続は力」を実践しなければならない。まず、歩くこと、姿勢を正して頭からひっぱられているような気持ちで、足はかかとから着地し、蹴るように足の指を使って歩くことが、バランスがとれて、膝を痛めない歩行らしい。しかも毎日、1万歩が目標らしい。ロコモーティブ症候群、つまり、所作が不自由にならないための予防措置になる。

二つは、メタボ対策。腹回りが女性90センチ、男性85センチ以下であることに注意すれば、内臓への脂肪の過剰な蓄積を防ぎ、脂肪肝などを予防し内臓の健康を維持できるといわれる。これがなかなか難しい。どうしてもカロリーを摂り過ぎてしまうからだ。アルコールも良くない、分かっていても止められないから困ったものだ。特定健診を受けて、よく指導を受けることだ。

三つは、健康診断。病気対策の基本は、早期発見・早期治療だ。毎年定期的に例えばガン検診を受けるようにしたい。今は、ガンだって早ければ適切な治療により治癒することが多くなっている。問題は、特に女性のガン検診の受診率の低いこと。乳ガン検診などは、38%程度で全国的にも低位にある。市町からの健診案内にぜひ応えてほしい。このため、企業には就業者の家族についての健診勧奨をお願いしている。

四つは、予防接種。今年はインフルエンザの流行が早いそうだ。それだけではない。各種予防接種はいざというときに活躍してくれる。先日私にも肺炎球菌の定期予防接種の案内がきた。必要な予防接種を受けることは必須だろう。

五つは、食生活の改善。和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたが、それは、日本の食文化が評価されたものであり、和食は栄養的にもバランスが取れている。野菜も多い。私たちは、ご飯を食べよう、減塩しよう、大豆を食べようの食生活改善運動を展開している。ご飯は栄養バランスが取りやすい。減塩は高血圧予防、脳卒中予防、大豆にはイソフラボンが含まれ、イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲン類似体であり、女性の方が平均寿命が長いことでその効果が認められるだろう。特に減塩は効果的で、地域の平均寿命を延伸することに成功した所、先進事例がある。

六つは、生涯スポーツ。どんなスポーツでもよい。生涯にわたってスポーツを行うことで身体を動かし、エネルギーを消費するバランスが取れた全身運動を行うことになると考えられる。そして、2021年の関西ワールドマスターズゲームズ、つまり中高年齢者の生涯スポーツの世界大会に出場しようではありませんか。

七つは、認知症対策。先日、WHO神戸センター主催のグローバルセッションが行われたが、その基調講演で大変貴重なことを伺った。認知症を予防するあるいは治療するのに有効な三つの動きである。一つは、声を出すこと。本を読む、歌を歌うなど声をできるだけ出すことが有効。二つは、字を書くこと。どんな内容でもよい。書くことが脳の前頭葉を刺激することになるらしい。三つは、簡単な計算を繰り返すこと。難しい問題を解くことよりも効果が大きいらしい。私は、今はまっているのが数独である。結構あれこれ考えられるから面白い。さらに左右の動きを変えることが良い。ピアノなど楽器の演奏は良いといわれる。

新しい認知症チェックシートを開発して活用している。もし認知症の疑いと出たら、認知症相談センターまたは認知症疾患医療センターに直ちに相談してほしい。

(健康対策の継続)

このように健康を維持するための試みはいろいろあるのだが、毎日のように続けることが不可欠である。良いと分かっていても実行できない場合が多いからこそ健康対策を続けようではありませんか。元気こそ健康の源ですから。

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