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更新日:2016年8月1日

阪神南地域を丸ごと楽しむあにあん倶楽部

尼崎(あ)、西宮(に)、芦屋(あ)の頭文字と楽しむ人(ん)=「あにあん」。「あにあん倶楽部」では、3市の魅力をより多くの人に再発見してもらおうと、阪神南地域内のスポットを5テーマに分けて紹介するほか、さまざまなイベントを実施しています。会員登録(無料)をして、阪神南地域の魅力を見つけてみませんか。

あにあん倶楽部をホームページで探してみよう

あにあん倶楽部ロゴ(外部サイトへリンク)

寺町

めぐる
神社や歴史遺産、近代の建造物
など歴史散歩が楽しめます。

なぎさ回廊_芦屋市立美術博物館

学ぶ
大人も子どもも楽しみながら学べ
る工場見学や体験施設を紹介し
ています。

近松記念館資料室

感じる
古今の文化人に愛され、名歌や
名作の舞台にもなった場所を
紹介しています。

甲山森林公園展望台

遊ぶ
山あり海ありの恵まれた自然環境は、阪神南地域の大きな財産です。

芦屋パン

味わう
灘の酒、人気のスイーツ、パン、B級グルメなども紹介しています。

あにあん倶楽部の公式キャラクター「アニワン」です

アニワン尼崎・西宮・芦屋エリアのお散歩と夕陽を眺めることが大好きな女の子(犬)です。明るく、元気で前向きな性格。尼崎市、西宮市、芦屋市の地形からできています。

【あにあん倶楽部会員募集中】(無料)

あにあん倶楽部会員になると入場料、入館料の割引(一部施設)や、コンサートや美術展の招待券、特産品などが抽選で当たります。また、あにあん倶楽部が実施する日帰りバスツアー(阪神南再発見モニターツアー)など、さまざまなイベントも実施中。入会費や年会費は無料です。
あにあん倶楽部新規登録◆登録方法="右記QRコードまたはホームページからメールアドレスを送信してください。送信されたアドレス宛てに、登録の案内メールをお送りしますので、本文中のURLをクリックし、本登録をしてください。

あにあんホームページには、イベント投稿フォームもあります。地域のお祭りや季節の催し物、芸術、文化行事など、耳寄りなイベント情報を投稿してください。

fbwww.facebook.com/anianclubtwitterhttps://twitter.com/anianclub_jp

◆問合せ:阪神南県民センター産業振興担当TEL:06(6481)7663FAX:06(6481)4387◆

応募しよう!阪神南「あにあん」フォトコンテスト

訪れてもらいたい、見てもらいたいと思う阪神南地域の魅力が詰まった写真を募集しています。今年のテーマは「尼崎・西宮・芦屋の絶景」「大好きな私の家族と阪神南」の2つです。

募集期間=平成29年1月13日(金曜日)まであにあんフォトコンテストQR
応募方法[インターネット(スマートフォン)]
右記QRコードにアクセスし、必要事項を入力の上、応募
[郵送]
所定の応募用紙に記入の上、郵送
賞品金賞…3万円の商品券銀賞…2万円の商品券など

あなたのまちに展示スペースはないですか?展示スペース

店舗、フリースペースなど、阪神南「あにあん」フォトコンテスト優秀作品を展示する場所を募集しています。

問合せ:あにあん倶楽部運営事務局TEL:06(6365)1510FAX:06(6365)1342◆

阪神南の街道をゆく4(中国街道(尼崎市))

中国街道は、大坂と尼崎、西宮を結ぶ街道で中世後期ごろにできました。特に安土桃山時代以降は「天下の台所大坂」から「城下町尼崎」と「門前町西宮」を結ぶ交通路として賑わいました。
ということで、今回は、尼崎市西部の中国街道を武庫川目指して歩きます。

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中国街道(尼崎市西部)

不動明王

阪神尼崎駅を北西に出ると、出屋敷駅との間約1キロにわたって商店街が広がり、阪神間でも最大の商業地域となっています。市立尼崎高等学校の甲子園出場を祝う横断幕や阪神タイガース優勝マジックの「めでタイガー」を見ながら10分ほど歩くと、新三和商店街の西口近くに、幕末の弘化元(1844)年に建てられた道標があります。「左:西ノ宮兵庫、右:大坂道」とあり、尼崎城の南を通り貴布禰神社から北上してきた中国街道は、ここで向きを西に変えます。
道標のすぐ西の北沿いには「不動明王」があります。大正時代に高野山から移設されたとのことですが、古くから中国街道の往来の安全を見守ってきたかのような佇まい。今もお参りする人が絶えません。
竹谷交番前の交差点を渡って西に進むと、道は2車線歩道付きの幹線道路「琴浦通り」となり、10分ほどで蓬川(よもがわ)を渡ります。春には両岸が桜のトンネルになり、大勢の花見客で賑わいますが、もとは武庫川の旧河道で、川辺郡と武庫郡の境、明治40年まで渡しがあったそうです。東岸は中山寺への中山道、西岸は神呪寺への甲山道の両参詣道の分岐点になっていました。尼崎市東部を流れる藻川(もがわ)と名前が似ているので、「同じ字やのになんで読み方が違うんやろ」と思ってましたが、字(ヨモギ)が違うんですね。

市立尼崎高等学校の甲子園おめでとう

市立尼崎高等学校甲子園出場おめでとう

新三和商店街西口近くの道標

不動明王

琴浦神社

蓬川橋を渡った成徳小学校の北あたりから、歩道に大名行列のタイル絵が描かれるなど、旧街道にちなんだ景観が整備されています。
道意線を渡って北側の「琴浦神社」には嵯峨天皇の皇子の源融公(822~895年)がまつられています。『源氏物語』の主人公・光源氏のモデルといわれ、京都六条の河原院の邸宅に、陸奥の塩釜の風景を模した庭園をつくり、毎日30石の潮水を尼崎から運んで、塩を焼かせたと伝えられています。当時この地は海岸で他より景観が優れていたので、「異浦」と呼ばれたとのこと。その様子は、奉納された絵馬の図柄をもとに大庄地区会館の緞帳に再現されています。
一筋北側に入ると「子安地蔵尊」があります。「ながされてここにおさまるぢぞうそん」と御詠歌に歌われるように、海から流れて蓬川の入江橋のたもとで拾われ手厚く祀られたといいます。このお地蔵様は木でできていて、桑の木の杖をもっているので雷が落ちないとか。毎年8月の地蔵盆にはちょうちんで飾られ、夜店も立ち並ぶとのことです。周りは旧家が点在し、懐かしい町並みが残るエリアです。

歩道の大名行列のタイル絵

大庄地区会館の緞帳(京都六条の河原院)

子安地蔵尊

大庄の名建築

琴浦通りに戻ってさらに西へ行くと、尖塔アーチの窓が美しい「大庄小学校」の校舎が見えてきます。昭和8(1933)年の建築ですから、後述する「大庄公民館」の4年前。当時の大庄は新興工業地帯として財政力豊かな村でした。
20世紀に入った明治後半以降、阪神間の臨海部は重化学工業化のため開発が進みます。江戸時代に開発した新田がその適地となりました。特に昭和9年の室戸台風の復興期には、農業をやめて、工場や住宅などへの市街地化が急速に進んだといいます。人口も増え、税収も伸びていったのでしょう。
車道を隔てて西の「大庄公民館」(国登録文化財)は、昭和12(1937)年旧大庄村の役場として建てられました。「日本一の村役場」といわれた建物は、当時まだ新進気鋭だった村野藤吾(1891~1984年)の作品。暗く濃い褐色の全面タイル、クリーム色の動植物のレリーフや独特の窓枠が印象的です。村野藤吾が手掛けた公共建築は、阪神南地域では、他に尼崎市庁舎(昭和37(1962)年)、西宮商工会館(昭和41(1966)年)などがありますが、旧大庄村役場は初期の作品になります。

大庄小学校

大庄公民館(ギリシャ神話の動物グリフィン
のレリーフ)

契沖顕彰碑

雉ガ坂

尼宝線との交差点にある口の開公園に「契沖顕彰碑」があります。契沖(1640~1701年)は江戸時代中期の真言宗の僧侶。万葉集を中心とする古典研究に実証主義的方法を確立した国学者です。尼崎藩士の子として尼崎城内で生まれた契沖が姫路の母を訪ねて通った中国街道は「契沖ロード」と称されています。
このあたりから街道は琴浦通りから外れ、北側を西に延びていきます。地蔵尊を見ながらさらに進むと武庫川の堤防が見えて来ますが、堤防にのぼるなだらかな坂道は「雉ガ坂」と呼ばれています。天正10(1582)年、本能寺の変を知り備中から急ぎ引き返す羽柴秀吉一行がこのあたりまで来た時、雉が飛び立つのを見て、明智光秀の兵が待ち伏せしていることを知り、道を変えて難を逃れた故事にちなんだもの。しかし、両軍が激突したのは京都の手前の山崎ですから、はるか西の武庫川で待ち伏せがあったというのは少し信じがたい気もします。
中国街道は、「西新田の渡し」で武庫川を渡ります。西国街道の「髭の渡し」には仮橋が架けられ歩行(かち)渡りをしていたのに対して、こちらは人足の肩越えの渡しでしたが、江戸時代後期には大坂の繁栄に伴って「髭の渡し」を上回る賑わいとなり、舟に切り替えられたとのこと。渡しの場所は、現武庫川橋の300メートルほど上流ですが、下流の素盞嗚神社に「西新田の渡跡」の石碑があります。武庫川の氾濫被害からの鎮護を祈願する神社の境内には松の巨木があり、中国街道を歩く旅人が目印にしたといいます。

雉ガ坂

西新田の渡し

鼓情炎の演奏(大庄支部受賞祝賀会)

今回のルートは、大庄まちづくり懇話会が作成した「ほんわか大庄めぐり」を参考にしました。地域の歴史もわかる便利なまち歩きガイドブックで、大庄の魅力を伝えたいという想いが伝わってきます。
大庄地域の皆さんは、社会福祉協議会大庄支部を中心に、みんなが安全で安心して暮せるまちを目指して、高齢者や子どもの見守り、防災訓練や防犯パトロールなどに取り組んでおられます。このたびの平成28年春の褒章で、永年にわたって武庫川河川敷の清掃を続けてこられたことに対して、緑綬褒賞が授与されました。
今年は市制100周年。この記念すべき年に、尼崎の地域福祉活動をリードしてこられた大庄支部が受賞されることは、誠に喜ばしいことです。皆様方には、尼崎の次の100年、そして、兵庫の未来を切り拓く地域創生のリーダーとして、ご活躍いただきたいと思います。

過去のセンター長メッセージ

お問い合わせ

部署名:阪神南県民センター 県民交流室

電話:06-6481-7641

FAX:06-6481-8148

Eメール:hanshinm_kem@pref.hyogo.lg.jp