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更新日:2016年9月1日

みんなで育てよう尼崎の森中央緑地

100年後の尼崎の森中央緑地(イメージ)

100年後の尼崎の森中央緑地

(イメージ)

かつて美しい海辺が広がっていた尼崎の臨海部。高度経済成長期に、製鉄所や発電所など多くの工場が立ち並び、日本の発展を支えてきましたが、同時に美しい海辺も失われていきました。そこで、かつての美しい自然を取り戻そうと、みんなで100年の森づくりに取り組んでいます。

問合せ

尼崎21世紀プロジェクト推進室TEL:06-6105-4433FAX:06-6481-8251
尼崎の森中央緑地パークセンターTEL:06-6412-1900FAX:06-6412-0500

みんなで森をつくり、育て、楽しもう

尼崎周辺地域の種から園内で苗木や野草を育てて植栽するなど100年の森づくりを進めています。
尼崎の森中央緑地では、たくさんの生き物や野草などに出合えます。

アキノノゲシ

モズ

オンブバッタ

一緒に森づくりをしよう

苗木の里親制度や、親子で森づくりを楽しむ尼崎の森ファミリークラブのほか、企業、団体の協力を得て森づくりを実施しています。

森づくり定例活動
毎月2回、種を集めて苗木や野草を育てたり、間伐をしたりして森を育てています。
◆毎月第1日曜、第3金曜9時45分~12時

森の会議

尼崎の森中央緑地を中心としたエリアでの活動やイベントのアイデアを持ち寄り、実現に向けて企画を考えます。参加自由です。◆毎月第1土曜10時~12時

尼崎の森ファミリークラブ

森づくり活動を子どもの成長とともに家族で体験できるクラブができました。第1期の植樹会を開催します。
◆対象:小学1年生とその保護者◆日時:11月12日(土曜日)10時~11時30分◆定員:30組

あましん植樹祭

あましん植樹祭

県と森づくりの協定を結んでいる尼崎信用金庫主催で、苗木を植樹します。誰でも参加できます。

日時:10月10日(月曜日)祝・10時~12時※雨天時など中止の場合は10月22日(土曜日)◆定員:2,000人◆尼崎信用金庫本支店窓口へ。

 

森を学んで楽しもう

森づくりや自然観察など、さまざまな参加者を対象に環境体験学習や、親子で楽しめるイベントを実施しています。

あまがさき森っこ活動-土の中の生き物さがし-

森の土を採取し、土の中にすむ生き物をマイクロスコープを使って観察します。
◆日時:9月25日(日曜日)10時~11時30分(受付9時45分~)◆定員:20人程度

さまざまなイベント

昆虫採取イベント

大芝生広場

森の中での昆虫採取イベント、大芝生広場の広々とした空間を生かしたダンスや、音楽のイベントなどを開催しています。

10月はイベント盛りだくさん

阪神南ふれあいスポーツフェスタ

萩原智子さん

尼崎市市制100周年記念「あまがすきハーフマラソン」と同日開催。シドニーオリンピック競泳日本代表の萩原智子さんの泳法クリニックやスケート場の無料開放などスポーツ体験メニューが満載!尼崎ぱーちー(マルシェ)などの多彩な催し、フィナーレではビンゴ大会や
打ち上げ花火も楽しめます。
会場周辺に駐車場はありません、公共交通機関をご利用ください
◆10月16日(日曜日)9時~19時
◆尼崎の森中央緑地(尼崎スポーツの森、大芝生広場)阪神電鉄「尼崎センタープール前」駅から無料シャトルバスで10分。◆尼崎スポーツの森TEL:06-6412-1655FAX:06-6430-5556へ。

尼崎の森中央緑地◆

尼崎市扇町33-4
無料駐車場あり
●公共交通機関利用の場合
阪神「出屋敷」駅から阪神バス
「尼崎スポーツの森」下車徒歩5分

イベント情報や今後の最新情報は
「尼崎21世紀の森ウェブマガジン」(外部サイトへリンク)

尼崎の森中央緑地map

阪神南の街道をゆく5(西国街道(西宮市))

西国街道は、古くは大和朝廷によって京の都と九州大宰府を結ぶ道(山陽道)として整備され、江戸時代の参勤交代の大名をはじめ、多くの旅人が行き交いました。
芦屋市内は「阪神南の街道をゆく1」(平成28年5月)で、西宮市内の門戸厄神駅~西宮神社間は「阪神南の城跡をゆく10」(平成28年2月)で取り上げました。
ということで、今回は、門戸厄神駅から武庫川を目指して東へと歩きます。

西国街道(門戸厄神駅~武庫川)

街道の交差点

阪急今津線の門戸厄神駅を降り、すぐ北の西国街道を北東へ300メートルほど行くと、北側に道標が2つある交差点に出ます。道標の正面には「加婦(かふ)と山観音」「厄神明王道」とあり、尼崎から甲山神呪寺や門戸厄神に向かう参詣道と西国街道が交わる地点です。この甲山道・門戸道は大市八幡神社から南下し、阪急電鉄神戸線南の上武庫橋付近で武庫川を渡り(守部の渡し)、尼崎市内の蓬川橋西詰まで進んで中国街道に合流します。沿道には今も多くの道標があり、西宮市内でも国道171号西北側の永福寺のあたりは、庚申塔や地蔵をはじめ、古いまちなみが残っています。
永福寺の少し北の下大市会館の敷地内に「茄子苗培養法発明家頌徳碑」があります。明治の半ば、高木種蔵、久保田清右衛門の両氏は、寒い風を避けるため田んぼの周囲をわらで囲い、床に油をひいた障子紙を貼り、ふたをして育てる温床式培養法を発明。大正15年頃には、下大市だけで150~200万本の苗が生産され、「オイチのナス」と呼ばれて、大阪や姫路、丹波・但馬まで普及しましたが、収量が多い品種に押され廃れていったとのこと。尼イモ、武庫一寸ソラマメなどと並ぶ貴重な兵庫の伝統野菜。是非復活してほしいものです。

甲山道・門戸道との交差点の道標

永福寺あたりの古いまちなみ

茄子苗培養法発明家頌徳碑

百間樋用水

西国街道に戻って北東に進むと、中津浜線を渡ったあたりから、街道は脇を流れる水路と交差を繰り返します。この水は、仁川の百間樋(ひゃっけんび)を通って流れてくる武庫川の水。干ばつ時に干上がる武庫川の水を利用するにはかなり上流、仁川より北で取水する必要がありました。そこで、今から400年ほど前、天井川である仁川の川底を人力で百間(180m)掘り抜いて、武庫川の水を段上・上大市・下大市・門戸・高木の五か村に流したのです。余った水は下流の九か村(上瓦林、下瓦林、御代、広田、中、芝、津門、今津、西宮)に流す条件で、五か村を井親、九か村を井子とする井組が結成され、樋や水路が守られてきました。百間樋用水は、現在に至るまで西宮東南部を潤い続けています。
甲武中学校北側の国道171号の地下通路には、百間樋の由来と当時の水争いを描いた壁画が掲げられています。また、同校西側の用水路には「字三拾六高木村用水取樋」と彫られた樋の部材が残っています。阪神・淡路大震災で倒壊してしまいましたが、「字三拾六」は、奈良時代の条里制で武庫西条の36番目の区画にあたっていた名残りとのこと。このあたりは古くから開墾され、農業が営まれてきたのでしょう。
水路は防災にも役立ちます。震災時の西宮市の火災発生件数は神戸市を上回りましたが、焼失被害が逆に少なかったのは、西宮市を流れる水路の存在と無縁ではないといわれています。
街道は、阪神水道企業団甲東ポンプ場、西宮市鯨池浄水場の脇を曲がりくねながら、北東へと伸びていきます。報徳学園の北西角を右折すると、武庫川の堤防はもうすぐです。

農地を潤す百間樋用水

百間樋の由来の壁画

字三拾六高木村用水取樋

髭の渡しと旧甲武橋

西国街道は「髭の渡し」で武庫川を渡ります。尼崎側(西昆陽村)の街道沿いに髭をはやした老人が営む茶屋があったので、「髭の渡し」と呼ばれたとのこと。10月から春の彼岸までは板橋が架けられましたが、増水時は人足の肩越え(後には船での渡し)となり、明治42(1909)年に甲武橋が架かるまで続けられました。
西宮側の河川敷には、「甲東文化財保存会」の解説板が立っているだけです。もともとは、文政2(1819)年建立の常夜灯がありましたが、昭和30年代に松林寺境内に移され、山陽新幹線開通による寺の移転とともに、武庫川から1km近くも西に移されてしまいました。
武庫川を渡って尼崎側に行くには、国道171号の甲武橋を渡るしかありません。堤防の手前西側沿いに南下し、橋のたもとの下をくぐってすぐ左に入ると、レンガ造りのトンネルがあります。明治42(1909)年架けられた旧甲武橋の橋台の一部で、新堀川を跨ぐために作られたもの。現在の甲武橋は、工事中の交通確保の点から、旧橋の北側に並行して架けられましたが、戦争で工事が遅れ、1951(昭和26)年3月ようやく完成しました。旧橋が残れば、国道2号の武庫大橋(昭和2年)と並ぶ貴重な土木遺産となったはずですが、この橋台の規模からみると堤防高はかなり低く、治水対策の点からも保存は難しかったのでしょう。

髭の渡し付近の武庫川(西宮側から)

松林寺境内にある髭の渡しの常夜灯

甲武橋の橋台

武庫川河川敷のコスモス園

甲武橋を渡って、尼崎市側の堤防上を北へ600メートルほど行った河川敷には「髭の渡し」の行者堂と常夜灯があります。ここから西国街道は伊丹坂へと向かいますが、今日来た目的は、コスモスの種まき。
このあたりの河川敷は、ゴミの不法投棄で荒れ果てていましたが、地元の「髭の渡し花咲き会」をはじめ多くの市民の皆さんの力で、平成15年にコスモス園に生まれ変わりました。10月末から11月下旬にかけて咲き誇る見事な花のじゅうたんは、阪神間の新名所としてすっかり定着しています。
今日は、その種まきにたくさんのボランティアの皆さんが集まりました。今年は、尼崎市制100周年を記念して、「100」の花文字を描きます。11月5日(土曜日)・6日(日曜日)には、建設業協会尼崎支部青年部会さんの高所作業車に乗って、空から満開のコスモスを眺められます!

髭の渡し(尼崎側)の行者堂と常夜灯

コスモスの種まき

満開のコスモス(昨年11月)

過去のセンター長メッセージ

お問い合わせ

部署名:阪神南県民センター 県民交流室

電話:06-6481-7641

FAX:06-6481-8148

Eメール:hanshinm_kem@pref.hyogo.lg.jp