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更新日:2016年1月1日

「ひょうご安全の日のつどい」を実施します。

阪神・淡路大震災の経験と教訓を発信・継承するため、平成28年1月17日(日曜日)に「ひょうご安全の日のつどい」を実施します。
1月は減災月間。県内各地でさまざまな取り組みが実施されます。犠牲となられた方々を追悼するとともに、震災の経験と教訓を地域や世代を超えて伝えていきましょう。

ひょうご安全の日のつどい(ひょうごメモリアルウォーク、1.17のつどい等)や減災月間事業の詳細はこちらをクリック(PDF:3,290KB)

1.17ひょうごメモリアルウォーク2016

2015年「1.17ひょうごメモリアルウォーク」の様子

1.17ひょうごメモリアルウォーク2015

震災から復興したまちなみを巡り、防災意識を高めるとともに、交通機関の途絶による帰宅困難に備えるため、緊急時の避難路・救援路として整備された山手幹線等を歩きます。
一般ウォークとして、東ルート3コース(15km・10km・2km)、西ルート3コース(15km・10km・5km)を実施するほか、子ども(親子)ウォーク(西ルート5kmに併設)、帰宅訓練ウォークを実施します。

【一般コースの東ルート(15km・10km)の概要】
西宮出発コース(15km)
スタート会場:西宮市役所前六湛寺公園(西宮市六湛寺町)
スタート時間:8時(受付開始7時20分)
芦屋出発コース(10km)
スタート会場:芦屋市川西運動場(芦屋市川西町)
スタート時間:8時30分(受付開始8時)

→住吉川東緑地(休憩所)→灘区民ホール(休憩所)→赤十字合同社屋(休憩所)→ゴール会場(HAT神戸)

スタート会場(西宮)
スタート会場(西宮市役所六湛寺公園)付近の地図

スタート会場(芦屋)
スタート会場(芦屋市川西運動公園)付近の地図

ゴール会場(HAT神戸)
ゴール会場(HAT神戸)付近の地図

1.17のつどい

メモリアルウォークのゴール会場HAT神戸では、震災の犠牲となられた方々へ哀悼の誠を捧げるとともに、安全・安心な社会づくりに向けて歩む決意を国内外や次世代に発信する「1.17のつどい」などを開催します。

【1.17のつどい】
場所:人と防災未来センター慰霊のモニュメント前
時間:11時50分~12時30分(献花は17時まで)
内容:黙とう、献唱、1.17ひょうご安全の日宣言など


1.17のつどい(2015年)

 

 

 

 



【交流ひろば・ステージ】
場所:なぎさ公園
時間:10時30分~15時
内容:炊き出し、ワークショップ、高石ともやミニライブ、復興支援アカペラコンサートなど

【防災訓練】
場所:なぎさ公園
時間:13時~15時
内容:体験型防災訓練、津波災害対応海上防災訓練など

減災月間事業

阪神・淡路大震災の経験と教訓を地域や世代を超えて発信・継承するため、県民の皆さんやNPO法人、各種機関・団体等が関連事業を県内各地で実施します。
【主な事業】
ひょうご安全の日阪神南地域のつどい~1.17は忘れない地域防災訓練~
実施主体:阪神南県民センター、尼崎市
実施日:1月15日(金曜日)
場所:尼崎市立武庫東小学校ほか
尼崎市防災セミナー
実施主体:尼崎市
実施日:1月16日(土曜日)
場所:尼崎市立中央公民館
1.17芦屋市祈りと誓い
実施主体:芦屋市
実施日:1月17日(日曜日)
場所:芦屋公園内

問合せ阪神南県民センター県民交流室総務防災課
電話06(6481)4519ファックス06(6481)8148

阪神南の城跡をゆく9尼崎城(尼崎市)

株式会社ミドリ電化の創業者である安保詮さんと尼崎市との間で、尼崎城の建築及び寄付に関する協定書が締結されました。安保氏が城址公園内に尼崎城を建築し、市に寄付されるとのこと。今年、尼崎市は市制100周年。そして再来年(2018年)は尼崎城築城400年。歴史的な節目を前に大変喜ばしいニュースです。


大物くずれ石碑

中世の尼崎城
尼崎城は古くは大物城と呼ばれ、室町時代末期の永正16(1519)年に細川高国が砦を築いたのが始まりといわれます。高国と細川澄元・晴元親子との抗争の舞台となりましたが、享禄4年(1531)の決戦で高国勢は総くずれになり、高国は大物の広徳寺で自刃します(大物くずれ)。その後、摂津伊丹城主荒木村重の支城となりますが、天正6(1578)年に村重が信長に反旗を翻して敗退。尼崎城に逃れた後、毛利氏を頼って備後に落ち延びると、激怒した信長は、村重の一族郎党600余名を尼崎の海岸で殺し、尼崎の地を焼き払いました。
この時代の城の位置は判然としませんが、寛政12(1635)年の尼崎城下絵図には尼崎城の北東に「古城」と記載された場所があり、この付近(阪神電車車庫東側)といわれています。

近世の尼崎城
元和3(1617)年、近江膳所から戸田氏鉄が入封し、徳川幕府から新城築城を命じられます。氏鉄は、のちに大坂城修築の普請総奉行も務める築城巧者だったとのこと。元和9年には、約300メートル四方、甲子園球場の約3.4倍に相当する敷地に、三重の堀と四層の天守閣をもつ城が完成しました。庄下川を西側の外堀として利用し、沖からみると城全体が海に浮かんでいるように見え、美しく水に写る姿は「琴浦城」と呼ばれました。
本丸の規模は東西94間・南北91間。徳川直轄の城である名古屋城(東西96間・南北98間)、二条城(東西99間・南北99間)と比べても遜色ありません。大阪の陣後の大名統制策として元和元年に「一国一城令」が出され、城の修理にも幕府の許可が必要となっていた時期。5万石の大名の城としては大きすぎる城を幕府が作らせたのは、豊臣恩顧の大名が多く残る西国への抑えという役割を期待したからでしょう。
明治6(1873)年に廃城が決まった後、城の建物は取り壊され、堀も次第に埋められました。一帯は、明治から大正にかけて市役所、警察署などが建てられ、尼崎の中心的な官庁街となり、今では城の遺構は全く見ることはできません。


尼崎城址公園の現況


上空からみた城内地区


櫻井神社の九曜紋入りの瓦

「尼崎発祥の地」城内
阪神尼崎駅の南を東に進み、庄下川を渡ると城址公園が見えます。工事が中断している石垣を見ながら中央図書館の西側を南下すると、開明橋の東南角、西三の丸跡に櫻井神社があります。この神社は、1882(明治15)年に尼崎藩主松平氏の祖、櫻井内膳正信定を祭神として、旧藩士の有志によって建立されました。尼崎藩ゆかりの資料が残されているほか(一部は尼信会館で公開)、境内では、尼崎城の九曜紋入りの瓦、「尼崎城址」の石碑を見ることができます。
ここから城内を東に行くと尼崎市立文化財収蔵庫。かつては城内中学校(旧尼崎高等女学校)の校舎でしたが、現在は尼崎市の文化財を収納・展示する場所として活用されています(「倉庫」ではありませんので、自由に見学できます)。尼崎城や城下町のミニチュア模型も展示されています。
文化財収納庫の南、明城小学校の校庭には、何と、尼崎城天守閣が!。これは昭和15(1940)年に同校の教職員と児童が、1学期間かけて昔の写真をもとにコンクリートで製作したミニチュア模型。校庭西隅の国道43号沿いには、本丸太鼓橋の橋脚を用いたという尼崎城址の碑も立っています。また、昨年の夏には、尼崎城一夜城プロジェクトとして、県立尼崎高校美術部のみなさんの協力で、実物大(約20m×20m)の超巨大天守の絵画が校舎に掲げられました。
阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた校舎の建替え工事に先立って行われた発掘調査では、礎石を据付けるための大きな穴が規則正しく並んだ状態で多数見つかり、尼崎城の本丸御殿の中央部にあたることが確認されました。


尼崎城天守閣のミニチュア模型


尼崎城址の碑


実物大の超巨大天守

築地と寺町
ここから南に国道43号をくぐり、橋を渡ると、築地です。築地は江戸時代前期に尼崎城の南の葭島を整地して、新たに造成されました。碁盤目状の街割や古い町家に、城下町時代の雰囲気を残していましたが、震災で液状化現象が起き、大きな被害が生じました。住民の皆さんのご尽力で、地区全域にわたって平均1.5mの土地のかさ上げを行い、住宅地と工場の分離や景観に配慮したまちづくりが進められましたが、残念ながら古い町屋はほとんど残せませんでした。
再び国道43号をくぐって北へ戻り、開明橋から西へ行くと、寺町に出ます。尼崎城築城に伴い移転を要する寺院を、城下町の北西隅、武家屋敷の北側に集めて作られました。町場から分離して寺院の力を弱めるとともに、巨大な建物群を利用して城を防備する役割を担わせる目的があったといわれています。江戸時代初期には20か寺、現在は11か寺が軒を連ねています。阪神尼崎駅すぐ近くにありながら周囲の喧騒から隔絶された、江戸時代の城下町の雰囲気がよく残っている一角です。


築地に残る古い町屋


寺町のまちなみ


旧尼崎警察署

「尼崎城再建」のニュースを聞いて、私も、早速ふるさと納税をさせていただきました(安保さんの10万分の1くらいの微々たる額ですが)。公共施設整備基金(市制100周年記念)を指定すると、城内地区の整備に活用してもらえるとのこと。
城内地区には、旧尼崎警察署、阪神電鉄レンガ倉庫などの古い建築物も残っており、寺町とともに歴史文化ゾーンとしての整備が待たれます。
市制100周年を契機に、市民のみなさんが力を合わせて、尼崎城の再建、城内地区の再整備に取り組むことが、地域の歴史への関心や郷土への誇りを高め、尼崎の地域創生の原動力となることを期待しています。

過去の阪神南県民センター長メッセージ

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お問い合わせ

部署名:阪神南県民センター 県民交流室

電話:06-6481-7641

FAX:06-6481-8148

Eメール:hanshinm_kem@pref.hyogo.lg.jp