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更新日:2016年3月1日

阪神南地域の夢を私たちと実現しましょう 

2040年頃の社会を展望し、県民の皆さんと一緒に地域の夢や将来像を描いた「阪神市民文化社会ビジョン」。市民主体の幅広い社会経済活動が展開する「阪神市民文化社会」の創造を目指しています。この実現に向けて公募で選ばれたビジョン委員がさまざまな活動をしています。

増野茂樹委員増野茂樹(ますのしげき)委員
退職後に活動を始めました。生き物写真展やお寺でのジャズコンサート、戦後70年文学講演会などを、私たちビジョン委員が主催しています。活動の輪が広がり楽しいです。

林俊子委員林俊子(はやしとしこ)委員
ビジョン委員になったことで、尼崎市、西宮市、芦屋市の違いや共通点など阪神南地域全般について知ることができました。また、活動を通じて行動範囲も広がり、人とのつながりもできました。

ビジョン委員の活動(第7期)

行動目標1
多様で個性的なライフスタイルを育むことができる社会をつくる


ほっとかれへんMAP

ほっとかれへんグループ
尼崎市内を中心に、町内会の皆さんと共に、ごみや不法投棄など街の中にある「ほっとかれへん」場所を地図にする活動を展開。地域活動の「輪」を広げ、誰もが参加しやすい街づくりを目指しています。

 




淡路島芸術文化ふれあいバスツアー

芸術文化活動グループ
昨年秋の「淡路島芸術文化ふれあいバスツアー」では、写真や写生の愛好家が多数参加。3月1日(火曜日)~6日(日曜日)に開催する「第9回阪神南ふれあい美術展」で、その成果を発表する人もいます。ぜひ、ご来場ください。



行動目標2
自律と協働による温かいコミュニティをつくる


ミニセミナー「お寺とジャズとコミュニティ

■コミュニティ夢の小槌グループ■
グループ委員各自を「知恵を備えた夢を実現する神様」になぞらえ、打出の小槌を振りながら、多世代コミュニティの活性化を図るミニセミナーを開催しています。

 



行動目標3
自然と豊かに調和した安全・快適な都市環境を創造する

「尼崎の森中央緑地」での植樹

自然と共生するまちづくりグループ
クロマツの保全活動では、武庫川の松笠から育てた苗を「尼崎の森中央緑地」敷地内に植樹。2月6日(土曜日)~12日(金曜日)に、アクタ西宮東館2階で「生き物写真展」、2月11日(木曜・祝日)には、西宮市大学交流センターで身近な自然に関する講演会を開催します。

 

行動目標4
豊かさとにぎわいを創出する新たな阪神経済を展開する


戦後70年文学講演会

■あにあんクリエイトグループ■
尼崎(あ)・西宮(に)・芦屋(あ)の魅力を創造・発信し、ツーリズム振興や文化・芸能イベントで地域の活性化を推進。昨年夏には、戦後70年文学講演会「阪神間文学にみる大戦下の街と暮らし」を開催しました。




ビジョン通信でさまざまな活動をレポートしています


ビジョン通信

活動内容はホームページでも紹介しています。

第7期阪神南地域ビジョンへはこちら

ビジョン委員(第8期)を募集しています

「阪神市民文化社会ビジョン」の実現を目指して、4月1日から活動するビジョン委員(任期2年)を募集しています。
募集人数60人
任期平成28年4月1日(金曜日)~平成30年3月31日(土曜日)(2年)
募集期間2月29日(月曜日)まで
応募方法所定の応募用紙(ダウンロード可能)に必要事項を記入の上、下記まで
阪神南県民センター県民運動課電話06(6481)4558ファックス06(6482)0579
詳しくはこちらをクリック

Q.具体的にどんなことをするの?
行動目標をもとに、活動の目的や内容などを話し合い、まちづくりや社会福祉、環境保全などの活動に、企画から実施まで取り組みます。第7期は上記のグループで活動し、地域に定着してきました。下記の夢会議を実施するほか、ビジョン専門委員(大学教授等)による実践活動に生かせる内容の講演、他地域のビジョン委員との交流会等に参加します。
Q.夢会議って?
阪神南地域ビジョン委員による自主企画・運営イベントです。各グループの活動事例紹介、地域住民と地域の課題や夢などを語り合う意見交換などを実施します。
日時2月20日(土曜日)13時~16時45分
場所尼崎商工会議所701会議室
※参加を希望される方は、応募状況を上記の県民運動課までお問合せください。

阪神南の城跡をゆく10越水城(西宮市)

西宮北口駅から阪急電車に乗って西に向かうと、夙川駅の手前北側で甲山から伸びる台地が迫まります。今回は、西国街道を歩き、西宮のまちを見下ろす越水城(西宮市桜谷町)を訪ねます。


門戸厄神駅付近の西国街道

西国街道
阪急今津線の門戸厄神駅を降りると、すぐ北側の踏切が西国街道です。京の都と九州大宰府を結ぶ道として整備され、江戸時代の参勤交代の大名をはじめ、多くの旅人が行き交った道。沿道には、道標や祠、お地蔵さんなど、歴史を感じさせるものが点在しています。
国道171号と平行してまっすぐに伸びるこの道は、自動車に追い立てられず通行でき、自転車や歩行者にとって便利な道です。
右手にわが母校の広田小学校を見ながら南西へ進むと、街道跡は東川の手前でいったんなくなりますが、広田神社の参道付近から再び南西に伸びていきます。正面に見える台地の上が越水城。桜谷町に入ったあたりから坂を上ると、5分ほどで城跡です。

越水城
越水(小清水)城は、応仁の乱に始まる戦国時代初期、永正13(1516)年頃に瓦林政頼によって築かれました。もともとは、観応2(1351)年、足利尊氏と弟直義が戦った陣所跡だったといいます。
政頼は、細川氏の内紛で高国方に属し、阿波から進攻する細川澄元を越水城で迎え撃ちますが敗れます。その後、越水城は三好長慶の居城となり、阿波・摂津・京への勢力拡大の重要拠点に。長慶の死後、松永秀久、篠原長房の居城となりますが、天文11(1568)年、織田信長の摂津進攻で落城し、永禄・元亀年間に廃城となったといいます。
西国街道を見下ろし、西国と京を結ぶ海上ルートに面する打出浜にも近い要衝の地。南北約200メートル・東西約100メートル、天守があったという説もあり、「おおよそ目を驚かす風情」であったといわれます。
現在ではすっかり住宅地となり、大社小学校の南東に石碑はありますが、遺構を見ることはできません。大正期まで越水集落の東南に残っていた堀跡も現在は消え、城ケ堀町といった地名が当時を偲ばせるだけです。
周辺には、地名(小清水)の由来となった泉が3か所(東井・中井・西井)あります。祠を立て、地域の方々が大切に守ってきた泉は、阪神・淡路大震災で貴重な水源として利用されたとのことです。


門戸厄神参道との分岐点の道標


越水城の石碑


越水(小清水)の井戸(西井)

一本松
大社小学校から南に歩くと、阪急電車の線路に接する小丘陵に西田公園があります。現在は万葉植物園として整備されていますが、竪穴式住居跡、弥生式土器、ガラス玉などが多数出土。城跡という伝承はありませんが、一種の高地性集落だったのかもしれません。
西田公園から札場筋の2本西の道を南下し、山手幹線を渡ってしばらく行くと、谷崎潤一郎の『細雪』にも登場する「一本松」(常磐町)があります。傍には2つの石碑があり、「一本松地蔵尊」と刻まれた石碑の上部には分銅(天秤ばかりのおもり)型の刻印が。松江藩主堀尾茂助の家紋で、豊臣秀吉の大坂城築城の際に刻まれたものです。江戸時代には石橋として使われ、「分銅橋」と呼ばれて、地名の由来にもなりました。

 


西田公園


一本松と2つの石碑

マンボウ
「一本松」から落ち着いた住宅街を200メートルほど南に行くと、JRの線路下をくぐり抜ける「マンボウ」があります。『細雪』には「マンボウはトンネルの短いようなものを指す。今のガードなどと云う語がこれに当てはまり、和蘭陀語のマンプウから出た。鉄道の堤防に、小さい穴のような、人が辛うじて立って歩けるくらいな隧道が一本穿ってある」(抜粋)と書かれています。
用水路が流れるように作ったトンネルを、人が通れる大きさに作り変えたもので、そのせいか足元の板敷きの下からは汚水のような臭いも。西宮市内には3か所のマンボウがありますが、大きさや構造は少しずつ違います。


細雪のマンボウ(平松町)


甲子園口のマンボウ(二見町)


大谷町のマンボウ(大谷町)

暴れ川」夙川
マンボウをくぐって、国道2号を渡ると、西宮神社東側に通じる参道に出ます。西宮神社は、現在は夙川(武庫郡と菟原郡の境界)の東にありますが、平安時代(927年)の『延喜式神名帳』には菟原郡と書かれています。先程の「一本松」の2つの石碑のもう1つにも「武庫菟原郡界傳説地」とあります。
これは、夙川が、平安時代まで西宮神社の東を流れていたためです。夙川は、六甲山地から運んできた土砂が堆積して氾濫を繰り返す「暴れ川」でした。鎌倉時代に、西宮神社の西、洗戎川付近に付け替える工事が行われ、さらに南へまっすぐ付け替えられて、現在の夙川の流れになったとのこと。
西国街道も、現在の国道171号は、越水城付近で真南に向きを変え(札場筋)、大阪から西へ伸びる中国街道に西宮神社付近で合流しますが、かつてはそのまま南西に直進し、JRさくら夙川駅付近を通って、森具・打出付近で中国街道に合流していたようです。それが、17世紀初頭に国道171号のルートや、さらに東の市立中央体育館から南下するルートに変わったのも、夙川の氾濫で一帯が通行不能となったことが原因かもしれません。
最近は、ゲリラ豪雨など短時間に強い雨が降るケースが増加しています。短時間に大雨が降ると、雨水処理が限界となり、河川の氾濫がなくても浸水被害が起こる場合もあります。県では、西宮市とも連携し、東川や洗戎川への地下貯留管、高潮排水機場の設置改築など総合的な治水対策を進めています。皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。


西宮神社十日えびすの「招福マグロ」

平成25年8月25日の豪雨により西宮市能登町で浸水被害が発生
西宮市能登町の浸水被害(平成25年8月豪雨)

過去の阪神南県民センター長メッセージ

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お問い合わせ

部署名:阪神南県民センター 県民交流室

電話:06-6481-7641

FAX:06-6481-8148

Eメール:hanshinm_kem@pref.hyogo.lg.jp