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平成27(2015)年に国連サミットにおいて採択されたSDGs(持続可能な開発目標)は、誰一人取り残さない持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現に向けて取り組むものです。SDGsの一つである「つくる責任 つかう責任」は、事業者任せでなく消費者自らが意識を持ち、行動することが前提となっています。また、温暖化等の環境問題のほか、発展途上国における劣悪な労働環境、被災地の復興、疲弊する地域経済など、消費生活の中で、社会課題の解決に向けた取組が行えることは数多くあります。
(出典)国際連合広報センターホームページから引用
エシカル消費(倫理的消費)とは、地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮した商品等を選んで消費することです。
私たちは、環境を配慮した商品やフェアトレード(*)商品、被災地産品の購入、地産地消の推進などの消費行動により、地球全体の課題の解決に向けて貢献することができます。さらに、私たちが社会や環境を意識して行動することは、課題解決に向けた事業者の取組を後押しすることにつながります。
*フェアトレード・・・発展途上国の原料や商品を適正な価格で、継続的に取引する貿易の仕組み)
※円グラフは令和2年度県民 モニターアンケート調査結果より引用 |
エシカル消費について、県民モニターに対しアンケート調査を実施した結果、「言葉も内容も知っている」「言葉は知っているが内容は知らない」と回答した割合の合計は約3割(29.3%)となっています。
(詳細は令和2年度第2回県民モニターアンケート調査結果へ)
人・社会・地域・環境に配慮した商品等を選んで消費するとは、実は日常的にすでに実践している行動が含まれているかもしれません。
私たち一人ひとりが少し心がけるだけで、持続可能な社会の形成に貢献することにつながります。
【エシカル消費の具体的な行動の例】
SDGs・エシカル消費に関連した講座・セミナー等は、消費生活総合センターでも開催しています。
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