更新日:2022年8月24日

ここから本文です。

「その時わが子を守れますか」 思いを込めた冊子で防災知識を普及

さんだ女子防災部

防災ノート

子育てを応援するNPO法人ミラクルウィッシュの活動の一つ「さんだ女子防災部」が、啓発冊子「さんだ親子防災ノート」「ポリ袋クッキング」を作成。代表の益田紗希子さんに制作の経緯を伺いました。(取材・文 本紙編集部)

防災啓発活動を始めたきっかけは

2014(平成26)年、三田市の母親たちでミラクルウィッシュを立ち上げた際、防災を学ぼうと提案。「災害時にわが子を守れる親になりたい」との思いからでした。17年以降は「さんだ女子防災部」の看板を掲げ、得た知識を伝える側に。講演やイベントを通じて子育て世代に普及しています。

「さんだ親子防災ノート」制作の経緯は

活動の教科書として著作権フリーの冊子を使っていましたが、住んでいる地域ならではの情報がないと自分事として捉えられません。昨年4月から半年ほどかけて“三田版”を制作。「三田で想定される3つの災害」などを載せています。

「ポリ袋クッキング」制作の経緯は

コロナ禍で対面活動ができなくなり、ポリ袋調理の動画配信やオンライン講座を実施。その中で人気だった6品のレシピをまとめ、今年1月に発行しました。

今後の抱負を

ミラクルウィッシュ代表の益田さん

災害時にわが子を守るには知識が必要です。防災ノートのウェブアプリ版を神戸大学の大学院生が作ってくださったことをご縁に、若い世代との交流も進めていきたいと考えています。

ポリ袋クッキング

親子丼

親子丼
【材料(2人分)】
無洗米1合、水200cc、焼き鳥缶詰(たれ)2缶、タマネギ(スライス)2分の1個、卵2個、ポリ袋(高密度ポリエチレンで「湯せん可」の表示があるもの)2袋

【作り方】
(1) ポリ袋に水と米を入れ、空気を抜いて袋の口を結び、30分置く。
(2) もう一つのポリ袋に焼き鳥缶、タマネギ、卵を入れ、軽くもみ混ぜてから空気を抜き、袋の口を結ぶ。
(3) 鍋に湯を沸かし、(1)(2)を入れて弱火で30分加熱する。
(4) (1)のご飯に(2)の具をのせる。

お問い合わせ

部署名:総務部秘書広報室広報広聴課

電話:078-362-3019

FAX:078-362-3903

Eメール:kouhouka1@pref.hyogo.lg.jp