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更新日:2014年3月17日

山本 正信さん(阪神南ハートブリッジエイトの会)尼崎市

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   地域を元気にし、未来を創る「兵庫の人」を直撃インタビュー!キラリと光るその活動やお人柄をご紹介します。
 地域活動の核となる“地域づくりのリーダー”を育成する「ふるさとひょうご創生塾」。2年間にわたる実践学習を通じて学んだことを生かし、県内では卒業生の多くがそれぞれの地域で活躍しています。ふるさとひょうご創生塾第10期生で、現在尼崎市を中心に青少年健全育成活動などに取り組む「阪神南ハートブリッジエイトの会」代表の山本正信さんに、その活動にこめられた思いを聞きました。

学びを知恵に、地域でつなごう“心の懸け橋”

 「ふるさとひょうご創生塾」では、地域の課題を解決しようとする「志」、地域にある資源をつなぐ「視点と力」、地域課題を解決するための「専門的力」、そして魅力ある「新しいリーダーシップ」をかねそろえた“ふるさとひょうご創生マイスター”を育てるため、2年間のカリキュラムを組んでふるさとづくりに活用できるスキルを学びます。創生塾の卒業生である山本正信さんは、まちづくりを軸に、環境保全のボランティアなど、“心と心の絆づくり”をモットーに活動に取り組んでいます。

ふるさとひょうご創生塾第8期卒業生・・ふるさとひょうご創生塾ではどんなことを学ばれましたか。
ふるさとひょうご創生塾では、第10期生としてまちづくりのための技法を学びました。講座は2年間で、最初の1年は基礎的なことを学び、2年目はグループを組んで実践活動を行います。「ふるさとひょうご創生塾」の核は、ここで学んだことをどのように地域で生かしていくか、ということ。地域の課題の掘り起こしから始まり、情報収集、改善するにはどんな手法があるかを実際に考えて、自分たちの状況に応用させるノウハウをしっかり勉強しました。仲間と一緒にまちの活性化に向けて色々な問題点や解決法について毎週考えることは、地域でのつながりの構築にも通じるところがあり、創生塾を通じて“人づくり”の基礎も自然と身に付きましたね。また受講を終了すると、一定の成果を収めたとする「ふるさとひょうご創生マイスター」としての修了書がもらえます。

電気がない時は太陽光発電を利用して出展・・「阪神南ハートブリッジエイトの会」を発足したきっかけは。
 ふるさとひょうご創生塾での受講の前に、実は“第8期こころ豊かな人づくり500人委員会”に参加していたんですが、そこでは分野は違えど、“地域づくり”という同じ目標に向かって活動を進めるたくさんの仲間と出会いました。委員会を終了した平成17年3月、阪神南地域委員が集まり、「このままこのつながりを終わらせるのはもったいない!自分たちが学んだことを生かす会を運営して地域に貢献しよう」と、阪神南ハートブリッジエイトの会を発足させたのがきっかけです。現在のメンバーは男女6人。グラウンドゴルフなどコミュニティスポーツを地域で広げる人、高齢者サポートに関わる人、栄養士など、経歴や仕事も様々です。この会の名前にある「阪神南」は私たちの地域を指し、「ハートブリッジ」は、私たちもサポーターをしている「ひょうごハートブリッジ運動」からとったもので、“こころの懸け橋”という意味。“エイト”は、こころ豊かなひとづくり500人委員会の“8期生”の集まりだから。尼崎市内を中心に、大人と子どもが互いに顔の見える関係づくりの草の根運動を活動の基盤としています。

親子で楽しむ親子工作教室・・これまでの学びを生かして、どんな活動をされているのでしょうか。
 一つ目は、ものづくり教室。それも、ドングリや落ち葉など自然にあるものを使った工作教室です。子どもたちと一緒に、落ち葉をフィルムに挟んでしおりを作ったり、ドングリの実をくり抜いて笛にして鳴らしてみたり。主に町内会や子ども会、県内のイベントで行っているんですが、子どもや親子連れが200人ほど集まることも!子どもなんて本当に自由に絵を描いたり、色を塗ったりしますからね。見ていて私たちもおもしろいんですよ。でもそうやって、手先と想像力を働かしながら、根気を持って一つのものを完成させることって大事なんですね。こういった時間が地域の人たちとの、また親子の交流のきっかけにもなって青少年健全育成活動にもつながっていると信じています。

住民の手で守ろう、市の花「はなみずき」つ目は、街路樹ハナミズキの愛護活動です。以前は、ハナミズキ=尼崎の木、という程度ぐらいの知識しかなかった私がなぜ守る活動を始めたのか、実は、JR尼崎駅の南側に小中高3校を挟む道路があるんですが、そこに植えられている100本ほどのハナミズキの中にどうしても枯れるものがあるのが気になってたんです。学生たちの通学路でもあるわけですから、なんとか美しい街路樹を取り戻したいと、平成19年3月から環境活動グループ「ケナフの会」と一緒に、4年間ハナミズキの見守りを続けました。環境保全という目的はもちろんなのですが、住民が声をかけあって土を調べ、腐葉土などを入れている姿を子どもたちが見て、「地域にとって大事なことをしてくれているな」と思ってくれたらうれしいなと。よく「大人の姿を見て子は育つ」って言いますが、本当にそうだと思うんです。大人の背中で伝えることも時に必要ですからね。その他、ひったくり防止などの啓蒙活動の街頭キャンペーンや、声かけ運動などユニバーサル社会づくりのボランティアも実施しています。

・・今後の活動の抱負を教えてください。
 
まず何よりも、今のこの活動を継続すること。メンバーの高齢化も課題の一つですが、体力が続くかぎりがんばりますよ(笑)。私たちの活動は、触れ合う人たちの笑顔と感謝の声に勇気づけられ、支えられています。だからこそ「阪神南ハートブリッジの会」のモットーである「心と心の絆づくり」を大切に、ひょうごふるさと創生塾や500人委員会で学んだことを引き続き地域で生かしていきたいと思っています。活動を始めて8年。その思いは、今も全く変わりませんから!そして、メンバーそれぞれが個々の特技や趣味を生かした活動を通して、この会に広がりができたらいいですね。そうして地元尼崎がもっと元気になってくれたらうれしいです。

「落ち葉のしおりづくり」は大人も子どもも夢中に インタビューを始めようと会議室の席に着くやいなや、大きなリュックサックの中から山本さんが取り出したのは、たくさんの落ち葉のおしばなと色紙の数々。「吉田さんにも一度やってもらおうと思って」と、わざわざしおりづくりキットを持ってきてくださっていました。道端で見つけたイチョウやモミジの葉などを一枚一枚大事に押し花にして、しおりの材料にする。きれいに保管されている色とりどりの落ち葉を見ているだけで、「子どもたちに喜んでもらいたい」という山本さんの温かい気持ちが伝わってきます。「しおりをうまく作るコツは?」と聞くと、「コツなんてない、ない!(笑)好きなようにやったらええんですよ」と山本さんは笑いました。初心者丸出しの完成品を前に、「吉田さん上手」と山本さんが褒めてくださり、すっかり調子にのってしまった私はますますこだわってしおり作りに没頭するように。同じように、以前工作教室で、時間をかけて一生懸命作品を作った少年に「すごいね、工作の先生になれるよ!」と声をかけると、さらにやる気を出して、その後教室を手伝ってくれるほどになった、というエピソードがあるそうです。「そうやって子どもたちの芽や意欲を引き出してあげるのも大人の役目」と、山本さん。取材の帰り道、山本さんのまねをして足元にある落ち葉を拾いながら、ふと、地域づくりのリーダーは、大きな家族のお父さんのような存在だと感じました。大人も子どもも顔を合わせて触れ合うことで生まれる心の懸け橋は、世代を超えて今後も阪神南地域でつながり続けることでしょう。(吉田)

工作教室の作品阪神南ハートブリッジエイトの会
【代表】 山本正信
【活動拠点】 阪神南地域を中心に活動
【活動内容】 青少年健全育成、環境保全、ユニバーサル社会づくり活動




ふるさとひょうご創生塾第18期生 募集中!
~今年のキャッチコピーは、「待ってます!ひょうごの星!!」~

 ふるさとひょうご創生塾は、ふるさとづくりの「新しい地域リーダー」を育成するため、基礎的な力を地域での実践活動で応用できる力へとスキルアップを図ることを目的として、地域の現状や課題の把握、グループ運営や問題解決、まちづくりなどの企画や運営の技術を学んだ後、グループで地域課題に取り組む企画書を作成し、実践活動を行います。
 当塾では、地域活動の核となり、団体やグループの中心となるリーダーとして、地域の課題を解決しようとする「志」、地域にある資源をつなぐ「視点と力」、地域課題を解決するための「専門的力」、そして魅力ある「新しいリーダーシップ」を持った“ふるさとひょうご創生マイスター”の育成を目指し、平成25年度に新しく入塾する第18期生を、次のとおり募集します。

【対象】 まちづくりや環境保全、非営利組織(NPO)・ボランティアなど、各種の地域活動実践者及び実践を志す方で、地域づくりのための知識を学び、地域づくりの担い手として活動することができる方(兵庫県内に在住、または在勤・在学する方)
【定員】 30名程度
【募集期間】 平成25年5月21日(火曜日)必着
【申し込み方法】 受講希望者は、所定の受講申込書を持参、郵送、FAX又はE-mailで申し込みください。
【選考】 受講申込書の記載内容により決定します。(決定後、受講料の納入をもって入塾とします。)
【受講料】 年額30,000円
(また、1年次の宿泊研修や2年次に行うグループによる実践活動に要する費用、修学旅行等の実費負担が別途あります)
【受講申し込み及び問い合わせ先】 ふるさとひょうご創生塾事務局 (公財)兵庫県生きがい創造協会生きがい創造部生涯学習情報コーナー
【住所】 〒650-0044 神戸市中央区東川崎町1丁目1番3号神戸クリスタルタワー5階
【電話】 (078)360-9015  【FAX】 (078)360-9016
【メール】 plaza@hyogo-ikigai.jp
【H.P】 http://www.hyogo-intercampus.ne.jp/(外部サイトへリンク) (こちらからでも受講申し込みをしていただけます)
※講座の概要等詳細は、上記HPをご覧ください




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