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更新日:2014年3月17日

奥隅 一博 さん(PTCA活動支援団体 18会)

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  元気な地域づくりの担い手を直撃インタビュー!キラリと光る活動や人柄をご紹介します
 北条鉄道の電車がゴトゴトと田園を抜けて行くのどかな街並みが広がる加西市。そこで“お父さん”“ボランティア”など毎年メーンテーマを決めて「親子の絆づくり」活動を進めるグループがあります。「PTCA活動支援団体 18(いちはち)会」は小学校のPTA役員OBが「このネットワークを生かして活動の継続を」と5年前にスタート。活動や思いを会長の奥隅一博さんに聞きました

地元で育む親子の絆

ソバ打ち体験・・今までどんな活動をされてきましたか
 平成20年に団体を立ち上げてから「親子の絆づくり」を目的に、毎年さまざまなテーマで活動を行ってきました。“お父さん”をテーマにしてソバ打ち体験や薫製づくりを行ったり、“ボランティア”がテーマの年は高齢者施設で交流活動をしたり、高齢者への理解を深めるため装具を使って疑似体験をしたり。PTA活動時のネットワークや活動を通じてできたつながりから、内容の幅もどんどん広がってきました。昨年は“外国人親子との交流”を軸に企画しました。日本人であっても、外国人であっても加西市で子育てをしようという方々が気軽に交流できる場を確立すること。さらに、子育てに限らず気軽に国際交流する意識や環境ができることを目指しました。

・・“外国人親子との交流”という視点での子育て支援に取り組まれた理由とは?
 加西市には22カ国623世帯(平成24年4月末現在)の外国人が住まれています。加西市の全世帯数が約16,000世帯ですので、全体の約4%を占めることになります。加西市では自家用車がなければ他市町に行くことが容易ではありません。そうした環境の中で、外国籍の方が子育てを行うのは色々と困難があるようで、特に、同郷の住人が少ない国の方にとっては仲間づくりが難しく、育児不安やそれに伴う虐待、また学校では言語や文化の違いによるいじめなどの対象になっているなどの実態があると聞きました。そのような理由から、はじめは子育て相談会に重点を置いてこの事業をスタートしたのですが、なかなか芳しい反応が無かった。そこで専門家にも交流の場に参加してもらい、その上で子育て相談コーナーを設けて気軽に相談できる雰囲気づくりを心がけました。

 

列車の車両でイベント・・その交流活動ですが、具体的にはどんな活動をしたんでしょうか?
 人気があった催しは、地元の北条鉄道の列車を貸し切り、試乗して交流をするというもの。車窓から風景を見ながら加西市のことを知ってもらったり、車両で生け花体験や日本の唱歌・童謡の合唱をしたり、大変盛り上がりました。その他、地元寺院の協力を得て住職による座禅指導や和装体験など、日本文化に触れてもらうイベントを行いました。同時に、日本文化を学んでもらうだけでなく、参加者の国の文化を日本人親子が学ぶことにも力を入れました。各国の食べものの持ち寄りパーティ、歌や踊りを交えた交流会、ブラジル料理調理体験など、初めて見て体験することに子どもたちも張り切って取り組んでいました。

 

親子で座禅体験・・1年の活動を終えて、どんな成果を感じますか
 まずは、保健師、助産師、子育て支援員(幼稚園教諭・保育士の有資格者)などに通訳付きで相談できたことで、外国人の親子にとっては、文化や生活習慣の異なる国で子育てをする不安が少しでも解消されたのではないかと思います。今後も今回生まれたつながりを公的機関以外に相談できるチャンネルとして生かしてもらいたいですね。また、同じような子育て世代が国籍を超えて交流できたことは収穫でした。子育てというのは、例え言葉が通じなくても共感できる部分やつながりあえる部分が多いですから。「同じ子育て中の日本人と友達になれてよかった」という喜びの声はやってよかったと思う瞬間でしたね。日本人親子にとっても、異なる文化を知り、理解するというとても意義深い時間となりました。
 さらに、全ての親子が同じ時間を共有し同じ体験をすることで、参加者親子の関係づくりにつながったことは大変うれしい成果です。
 

和装で笑顔に

・・今年のテーマは決まっていますか?そして今後の活動はどのように展開したいですか?
 
次は、“東日本大震災の復興支援に向けた活動”ができればと考えています。皮切りに、6月1日に市内で開催される「復興支援まつり」でブース出展をする予定です。そしてさらに一歩踏み込んで“いのちの大切さ”を伝えられるような活動も検討したいです。今後も、外国人親子との交流イベントをはじめ、これまでにやってきた活動をできるだけ続けていきつつ、新たなテーマにも取り組んでいけたら良いですね。
 また、私たちの活動がモデルとなって、PTA活動をしてきた人が引き続き活動を続けて行くような事例が増えていけば何よりです。

 “外国人親子との交流”を目指した去年の活動ですが、回を重ねるうち親子にとどまらず企業研修生や留学生など市内在住外国人の参加も増えていったとのこと。「外国人の参加者からは日本の子どもたちとふれあうことができてうれしかった、そして日本人からは加西市の中で海外の文化にふれる貴重な機会が持ててよかった、と双方から良い反応がたくさん寄せられました」と笑顔の奥隅さん。最終的に、当初目指していた目的をはるかに超えて、“国際交流”や“異文化理解”にまで活動を発展させることができたようです。また、「親よりも子どものほうが臆せず外国の方とも打ち解けた交流ができていて、驚いた」という感想にも見られるように、自身の子どもの思わぬ力を発見した親御さんも多くおられたとか。同じ体験を共有することで思い出づくりだけでなく、子どもの、または、親の知られざる一面を知る機会にもなっています。

 体験を共有することで育まれるのは、親子の絆だけではありません。子どもたちが親世代になる30年後について奥隅さんに尋ねると「ふるさと加西に戻ってきて欲しいですね」との答え。そうした“ふるさとへの愛着”も今の活動と無縁ではないと続けます。「家族ではなかなか地元で出かけることが少ないのが現実。だから地元を舞台にした親子の活動は“あの時あそこに一緒に行った、あそこで何か体験した”、そんな思いを心に残すと思うんです」。親子共通の時間は絆をつくり、思い出の蓄積はふるさとへの愛着を育む。30年後への期待も込めながら、18会は今年もたくさんの親子にふれあいの場を提供していきます。(米田)


持ち寄りパーティ☆PTCA活動支援団体18会☆
【代表】奥隅一博
【TEL】090-2352-1173
【MAIL】ptca18kai@docomo.ne.jp

☆平成25年元気アップ活動助成事業☆
~子どもと家庭を守る活動に取り組んでみませんか~
<募集> 5月21日(火曜日)必着!

【補助対象事業】地域団体やNPOなどが、広く参加者を募集して行う次の事業を対象とします。 
(1)育児不安の解消に関する事業
(2)児童虐待の未然防止に関する事業
(3)その他子育てに悩む家庭の支援等に効果があると県が認める事業
*兵庫県及び兵庫県の外郭団体から補助を受けている事業は対象となりません。

【対象団体】県内に所在するNPOや地域団体等が対象となります。
(1)法人格の有無は問いません。
(2)団体の構成員が5人以上であること。
(3)営利、宗教及び政治的な活動を主目的とする団体、暴力団または暴力団と密接な関係にある団体は対象から除きます。

【補助団体数】50団体程度(団体数は予算の範囲内で決定します。)
*応募件数や事業内容により、審査の結果、不採択や補助金額の減額もあります。

【補助金額】1団体あたり20万円限度(千円未満切り捨て)

【補助対象経費】申請事業に直接必要な経費とし、主に次のとおりとします。
○講師等謝金(原則として1時間あたり6千円程度)○講師等旅費
○印刷費等資料作成費等 ○郵送料、通信費、保険料、会場設営費等
○消耗品費(文具、用紙代等) ○会場使用料等
*事務所費用(家賃・光熱水費等)、団体人件費、団体構成員に対する謝金、飲食費等は対象外です。

【対象事業の実施期間】平成25年4月1日~平成26年3月31日までに実施、完了する事業

【提出書類】
(1)事業計画書
(2)収支予算書
(3)団体概要書、役員名簿又は構成員名簿(任意様式)、定款又は会則の写し
*提出書類の様式は、県ホームページでダウンロードできます。
*応募受付後、電話等で書類内容等の確認をする場合があります。

【応募方法】
(1)所定の書類等を書きの問合せ先まで持参または郵送してください。(必着)
(2)応募書類の作成にあたっては、県ホームページにある「応募のご案内」を参照してください。提出いただいた書類は返却いたしませんのでご了承ください。

【決定の連絡】
県において、審査会を設け、事業の効果・効率性、事業内容の具体性・広域性・専門性などの観点から事業内容を審査のうえ、補助団体を決定します。

【問い合わせ】県健康福祉部こども局少子対策課子育て支援係
〒650-8567 神戸市中央区下山手通5-10-1
TEL:078-362-4185 FAX:078-362-3011
書類ダウンロードなど、詳しくは県HPまで 
https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf11/genkiupbosyu.html
 

 

お問い合わせ

部署名:企画県民部 広報戦略課

電話:078-362-3016

FAX:078-362-3903

Eメール:kaigaikouhou@pref.hyogo.lg.jp