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更新日:2014年3月17日

今井 智彦 さん(西播磨なぎさ回廊づくり連絡会

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  元気な地域づくりの担い手を直撃インタビュー!キラリと光る活動や人柄をご紹介します。
 「なぎさ」と聞くと、皆さんはどんな風景を思い出しますか?白い砂浜、優しい波、広大な海。西播磨臨海部に広がるそんな美しいなぎさを将来にわたって守り、創り、そして楽しむとことにより、人と人、地域と地域の交流を活性化させようと、相生市、赤穂市、たつの市の住民や団体が連携して活動しているのが、「西播磨なぎさ回廊づくり連絡協議会」。同連絡会の会長で、B&Gあいおい海洋クラブの会の会長も務める今井智彦さんに、活動の根底にある思いを聞きました。

地域がつながり、人をつなげる”なぎさの魅力”

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 「赤、白、青、黄色と色とりどりのスピンネーカー(追い風用のセール)が出て快走する姿は、瀬戸内海国立公園の景観とマッチして、とても絵になる光景でした!」
6月2日、20艇のヨットが相生湾をスタートし、室津沖~新舞子浜を疾走した「なぎさ回廊ヨットレース2013」。今回が初めての開催となったヨットレースは大好評の中幕を閉じ、参加者からはヨットの楽しさをめいっぱい味わえたという声が多く上がったそうです。このイベントを企画・開催したのは、「西播磨なぎさ回廊づくり連絡会」の皆さん。会長を務める今井智彦さんは「ヨットレースはもちろん、前夜祭、アフターパーティ共に大いに盛り上がり、なぎさを舞台にたくさんの人といい時間を過ごせた」と振り返ります。


きらりすと2.

・・「西播磨なぎさ回廊づくり連絡会」とはどんなグループですか
 西播磨地域には、たつの市、相生市、赤穂市の3市にわたり、県内随一を誇る新舞子の干潟、歴史にも登場する室津・坂越・赤穂など、様々な「なぎさ」があります。瀬戸内海国立公園という保護された環境の中で、西播磨のなぎさが持つ美しさや魅力を大いに生かして、さらに海と触れ合える環境を新たに創造していこうと発足したのが「西播磨なぎさ回廊づくり連絡会」。地域住民や団体、行政が連携することで地域全体の活性化にもつなげていきたいと、地域が主体となって活動しています。設立は平成19年5月。当時私は、いなみの学園の地域活動指導者養成講座を経て、同大学院の地域づくり研究科で地域の活性化について勉強していました。この時の学びがモチベーションとなり、「地域のために何かしたい」という思いを、何もないゼロの状態から「西播磨なぎさ回廊づくり連絡会」という形にすることが出来ました。

きらりすと3.

・・どんな活動を中心に行われていますか
 活動の柱となるのは、「なぎさを守る活動・魅力あるなぎさを創るための活動・より多くの人が魅力あるなぎさを楽しむための活動・多くの人が交流する舞台としてのなぎさづくりを進めるための活動」です。そのうちの一つが、「ビーチクリエーション」。これは、海岸の清掃をすることで子どもたちに環境を守ることの大切さを感じてもらおうと、地元の小学生を対象に毎年夏に行っているものなんですが、子どもというのは正直で、清掃活動だけではなかなかおもしろがってくれない(笑)。だから海岸清掃で拾った瓶や缶、木片、貝殻を使って工作をするエコクラフトを始めたところ、子どもたちは夢中になって作業するように。去年行ったビーチクリエーションin大浦には、室津小学校の生徒とその父兄ら16名が参加してくれ、ごみを拾うのも、工作するのもみんな一生懸命で、子どもらしい自由な発想でユニークな作品がたくさん生まれました。こういったイベントを通して、なぜごみを捨ててはいけないのか、環境保全や地域資源を守る意味を実感してもらって、海においての常識を身につけてほしいと思っています。

 また「海ホタルの観察会」も夏に開催しています。始めたきっかけは、H20年2月に行った直島の地域活動団体との交流会。「海ホタルの観察会を毎年やっていて、すぐに予約が埋まってしまうほど人気のイベント」と聞き、「西播磨にもいるんじゃないか?」と西播磨なぎさ回廊づくり連絡会で生息調査をしたところ、赤穂市御崎・坂越、そしてたつの市の新舞子など数ヵ所で生息を確認。「では観察会を行って、夜のなぎさを神秘的な光で彩る海ホタルをみんなで楽しもう」とそれ以降継続して開催していて、期待通り、参加者多数ですぐに定員を超えてしまうほどの人気のイベントになっています。幻想的な光を放つ海ホタルは本当にきれいで、捕獲用の瓶を海に投げ入れ回収した後、選択綱を使って飛ばすと、まるで宝石のようにきらめき光るんですよ。海の豊かさやなぎさの魅力を知ってもらうことができるとてもいいイベントですから、今後も続けていきたいです。その他、無人島ツアーなど、この地域ならではの特徴を生かした企画を創ったり、「なぎさ饅頭」をはじめ、「なぎさおすすめメニュー」といった地域食材の開発など、西播磨なぎさ回廊に人を呼び込む仕掛けづくりも進めています。

きらりすと4.

・・なぎさの魅力の発信にも力を入れておられますね。
 
数多くあるなぎさの見どころ、遊びどころ、食べどころが一目で分かるよう、「西播磨なぎさ回廊づくり・遊び場まっぷ」と、「通行手形」を作りました。“なぎさをめぐる旅のお供に“と作成したまっぷは、主要施設や観光スポットを分かりやすく掲載したすぐ使える観光パンフレット。通行手形には、地域内にある9ヵ所の“海の茶屋”を掲載しています。海の茶屋とは、なぎさを中心とした交流の拠点となる施設。目の前に広がる美しい瀬戸内海を眺めながら、西播磨なぎさ回廊ならではの新鮮な魚介類や特産品を味わうことができると、訪れる人に人気のスポットばかりです。まっぷや通行手形はHPでダウンロードできる他、西播磨県民局や各市などで配布していますので、ぜひ皆さんに活用していただきたいと思います。
また、地域で開催されたイベントの活動レポートとして「西播磨なぎさ回廊ニュース」を年3回発行し、今後行われる催しの告知や、なぎさの生き物、瀬戸内海の話など幅広い情報を発信しています。私たちが活動を記録に残すこと、そして掘り起こした魅力を継続的に発信することはとても大事ですからね。

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・・今後はどんな風に活動を広げていきたいですか
 今年初めて開催したヨットレースも好評でしたし、今後も海を舞台にしたさらなるイベントや行事を通して、地域が一体化し、元気になるような活動を進めていきたいと思っています。中でも「海から眺める西播磨」を体験できるイベントをやりたいなと検討中。なかなか海から見ることってないでしょ?でもそれが本当にすばらしいんですよ!ぜひたくさんの方に見てもらいたいですね。そして、この地域に人の流れをつくり、交流人口を増やすためには地元の協力も不可欠。地域内外のネットワークの核となる海の茶屋がそれぞれの特徴を生かした展開ができるよう、私たち連絡会は出来る限りのバックアップをしていくつもりです。「冬は牡蠣街道」、夏は「シーサイドロード」として一年を通して楽しめる西播磨なぎさ回廊の魅力をこれからも広く発信していきたいと思います。

今回取材でおじゃました「相生市立海の環境交流ハウス」の部屋の一角に貼られていた、大きな一枚の絵。青い海を舞台に、人や動物、ヨットなど様々なものが描かれ、気になった私が何の絵か伺うと、「これいいでしょ!」と今井会長。実はこの絵は、以前こども環境会議で子どもたちが書いた“将来の夢の絵“とのことでした。海の中には貝殻の観覧車。さらにはペンギン、エイ、イルカが共存し、なんと鯨の背中にはネコの姿も(笑)。まさしく夢いっぱいの海の世界に大人も思わず心を奪われます。「この絵がすごく気に入ってしまって、いただいて帰ってきたんですよ」と微笑む今井会長の表情からは、子どもたちが描く未来が明るいことを感じたうれしさがあふれ出ていました。

美しい風景、地域特有の生き物、そこでしか味わえない産物、その全ての財産を次代に引き継いでいくのはまぎれもなく将来を担う子どもたち。だからこそ、今井さんはその大切さを子どもたちに実感してもらいたいと、体験学習を通じた“海に触れる機会づくり”にも力を入れています。どんな時も私たちの心を穏やかに落ち着かせてくれる西播磨のなぎさの風景は、地域から地域へ、そして大人から子どもへとつながれ、これからも輝き続けることでしょう。(吉田)

 西播磨なぎさ回廊づくり連絡会

【代表】 今井智彦
【住所】 兵庫県相生市那波南本町8-55 あいおい白龍城内
【電話】 0791-23-5995 (あいおい白龍城内)
【H.P】 http://www.n-nagisa.jp/

 ☆千種川圏域清流づくり委員会 夏イベント☆
~ちちこ釣り大会 参加者募集~ 
 

 「ちちこ」とは、川にすむ小さなハゼの仲間「カワヨシノボリ」の方言(佐用町久崎地区)です。流れの速い石の下などに住んでおり、主に水生昆虫を餌にしています。佐用町久崎地区では毎年夏、高瀬舟の復元に加え、昔から千種川流域で子供の遊びとして行われていたちちこ釣りを大会にし、地域の川に楽しむ機会としています。
 今年も8月に開催いたしますので、ぜひ皆さんご参加ください。

【日時】 平成25年8月18日(日曜日) 10時30分~12時30分 受付10時00分~

 ※ 雨天・増水時は中止

【集合場所】 佐用町(旧南光町) 瑠璃寺山より千種方面に100mの川側空き地 (駐車可。目印にのぼりあり)
【実施場所】 船越大門橋付近の河原)
【参加費】 大人:会員300円 一般500円、子ども(小・中・高校生以下):100円 ※保険料含む
【用意するもの】 水着(川に入ります)、水中メガネかゴーグル、タオル、スニーカーかビーチシューズ、弁当
【お問い合わせ】 兵庫県西播磨県民局光都土木事務所 企画調整担当 森安
【電話】 0791-58-2229 【FAX】 0791-58-2321

 ※ 当日の天候が微妙な場合など当日の連絡先は、千種川圏域清流づくり委員会 横山(090-3657-4907)まで。 

 ◇ 千種川圏域清流づくり委員会の活動は、こちらをご覧下さい

http://web.pref.hyogo.lg.jp/wh04/wh04_1_000000154.html

お問い合わせ

部署名:企画県民部知事室広報課

電話:078-362-3016

FAX:078-362-3903

Eメール:kaigaikouhou@pref.hyogo.lg.jp