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更新日:2015年5月21日

山本 陽子さん(まどいせん-madoisen-オーナー) 高砂市

まどいせんオーナー 山本陽子さん

 
 元気な地域づくりの担い手を直撃インタビュー!
キラリと光る活動や人柄をご紹介します
 「専業主婦の私には無理かなって思うこともありました。でも、諦めるかやってみるかのどちらかしかないですもんね!」そう言って明るく笑う姿からは、妻として、母として、そして起業家としての前向きなパワーが感じられます。高砂市に育ち、高砂での結婚・子育てを経て改めて感じる街への愛を、みんなが集える「カフェ」という形で表現した「まどいせん-madoisen-」オーナーの山本陽子さんにお話をうかがいました。

時を超えて-愛され続ける場所へ

 高砂市高砂町。その昔、「高砂城」の城下町として栄えたこの場所は碁盤の目状に整備され、広い通りから一本横道に入ると、歴史を感じさせる家々が立ち並んでいます。しかし現在、このあたりの古民家の多くは空き家となっていて、その数は約300軒。街の活性化のためにも、空き家対策は急務となっています。

まどいせん外観

 その中にある築80年以上の一軒の古民家に、小さな看板が出ていました。

 「まどいせん」。

 雑貨販売やレザークラフト教室、そしてコーヒーやスイーツを楽しめるお店として、去年オープンしました。「遠き山に日は落ちて」という曲、小学生の頃歌った方も多いのではないでしょうか。「まどいせん」とはその歌詞の中に出てくる言葉で、輪になって楽しく過ごすという意味です。 みんなが楽しく集まれる場所になりますように・・・。
店名にはそんなオーナーの思いが込められていました。



ファイヤーキングのマグカップ

・・「まどいせん」をオープンさせるきっかけは何だったんですか?
 
結婚するまではバスガイドとして、各地を駆け回って仕事をしていました。結婚後は専業主婦となり2人の子どもにも恵まれましたが、子どもが大きくなって手を離れたときに何か仕事をしていたいと、将来のことを考えるようになりました。このとき、下の子は3歳。そばにいながらできる仕事を考えて始めたのが、大好きだった「ファイヤーキング」の販売でした。ファイヤーキングとはコレクターも多くいる人気のビンテージ食器で、本場アメリカから買い付けます。私は英語が大の苦手だったのですが、見よう見まねで海外からの輸入に挑戦!それを、ハンドメイド作家の方々が開くイベントやネットなどで販売しました。

 

山本さんのレザー作品

ハンドメイド作家さんと交流する中で、自分の思ったことが形にできる「作家」への憧れがどんどん芽生えていき、革製品を作る「レザークラフト作家」としてものづくりに取り組むようになりました。作家として活動するようになると今度は、雑貨店や役場から教室やセミナーを開いてほしいという声をたくさんいただくようになりました。役場の「いきいきセミナー」では60~80歳の方々に教えたのですが、ものづくりを通して元気になったり喜びを感じてくれたりする様子を間近で見て、この活動で誰かの役に立ちたいと思うようになりました。自分の教室を開ける場所を持ちたいと考えたのが、店を始めるきっかけですね。

 

 


改装前の店内

<改装前>

改装後の店内
<改装後>

・・店内にはアンティークのものが多く、「古き良きもの」があふれるすてきな空間ですね。
 
もともと古いものが好きでした。ファイヤーキングは何十年も前のものが今もしっかり使えるし、革も長年使うと味が出てきます。私のコンセプトは、「いつまでも一緒に」。末永く使えるものとずっと向き合っていきたいんです。だからこそ、この古民家にも心引かれたのだと思います。
 高砂では、商工会議所を中心に3年前から「ATP(アートタウンプロジェクト)」に取り組んでいます。地域活性化を目指して、空き家にカフェや芸術家を誘致する活動で、現在7店舗が入っています。私もプロジェクトに参加してこの古民家と出会い、ご縁があってここを借りることになりました。でも建てられて80年以上も経過していますから、お客さんを迎えられるようにするためには大きな改装が必要でした。そんな大改装は私だけでは無理ですが、同じ市内に「ろくやおん」という自分のギャラリーを一人で建てた女性がいらっしゃって、その方が協力してくださることになったんです。ノウハウのある方の力を借りながら、女性だけで1年かけて店を完成させました。手をさしのべてくれる人がいたからこそ、チャレンジできたのだと思います。


・・チャレンジし続ける山本さんを見て、まわりの反応はどうでしたか?
 
いつも迷ったときには、夫が「失敗を恐れずやってみればいい」と背中を押してくれました。息子や友人も改装を手伝ってくれました。ありがたいことに実母も義母も近くに住んでいるので、いつも協力してくれます。そして近隣の人は、「店がオープンしたことで通りが明るくなったからありがたい」と言ってくれたり、「駐車場が足りなければ使えばいい」と土地を提供してくれたりしました。本当にまわりの人に助けられていると感じます。

ご自身の経験を通して、改めて女性が起業することについてどう思いますか。
 私自身お店を持ってみたかったけれど、それは夢のまた夢で、あまり現実味の無いものでした。でも、一歩踏み出すかどうかは自分次第なんですよね。実は店の改装に追われていたとき、このページで赤穂市「御崎ガラス舎」の岡本佳子さんの記事をたまたま読んで、県の女性起業家を支援する補助金のことを知りました。こんな制度があるんだと初めて知って、これはチャンスかもしれない!と思いました。締め切りが迫る中、慌てて書類を書いたのを覚えています。やる気があっても、どうしても資金面で起業を諦めざるを得えなくなってしまう人もいると思うので、そんな人には強い味方ですね。私も補助金の情報を知ることができて本当に良かったと思っているので、この記事を通して、夢を追う次の女性起業家へバトンを渡せたらと思っています。

 

まどいせん内観

・・これからこのお店をどんな場所にしていきたいですか。
 最初にファイヤーキングの輸入販売するチャレンジをしてから、約10年で今の形にたどり着きました。今「まどいせん」の場所を提供して、他のお店の方が1日限定でランチを出したり、音楽家がライブを開催したり、他の作家さんがワークショップを開いたりしています。これからもっともっといろんな人とのコラボを増やして、多くの人のチャレンジや夢を応援する場所になっていければいいなと思います。高砂の街が元気になるように、地元の人も観光客も、若い人もお年寄りもみんなが集える、そんな場所にしていきたいです。

 

レザークラフトに挑戦

 山本さんに教わりながら、私もレザークラフトを体験させていただきました。山本さんの教室では、携帯ケースや扇子入れ、ポケットティッシュケースやがま口財布など様々な革製品作りを体験できます。今回私が挑戦したのは、ブックカバー。最初に刻印を入れたのですが、ハンマーでたたく力加減によって深く入ったり浅く入ったり。一たたきごとに緊張してズレてしまった部分もありますが、それも踏まえて手作りの味わい!ですよね。

完成したブックカバー

 専用の道具を使って革に糸を通す穴を開け、一針一針糸で縫い合わせていく間にどんどん作品に愛着がわいていきました。完成したブックカバーは手にしっとりとなじみ、早く使われたがっているような表情をしていました。



カフェメニュー

 私がブックカバー作りに奮闘している間も、ふらりと店に立ち寄るお客さんの姿がありました。山本さんと笑顔で会話を交わし、コーヒーを飲みながらのんびりとそれぞれの時間を過ごして帰って行く。古民家の雰囲気と山本さんの人柄が、この穏やかな空間を作り上げているのだと感じます。とにかく、チャレンジ!そして、まわりへの感謝の気持ちを忘れない!そんな強さと優しさがとても魅力的だと思いました。
 ファイヤーキングも革製品も古民家も、時が経つほどに味が出て、長く愛され続けるもの。それらを大切に思う山本さんだからこそ、「まどいせん」もきっと長く愛される場所になっていくに違いありません。(高曽根)


【まどいせん -madoisen- 】
<住所>兵庫県高砂市高砂町魚町545
<電話>070-5654-2987
<営業時間>11時00分~16時00分
<定休日>水~金曜日
<HP>http://ameblo.jp/madoisen
※開催される教室は要予約です。
※レザークラフトの他、ワイヤークラフト・ヨガ・布小物・ソックモンキーなど、今後も様々な教室を開催予定です。
  詳しくはお店までお問い合わせ下さい。



今年度は「女性起業家支援事業」を拡大し、
新たに「シニア起業家」「兵庫県へのUJIターン起業家」も支援します!!

☆平成27年度 女性起業家支援事業の募集について☆
 意欲ある女性の新たな活力を引き出すため、起業・第二創業を目指す女性起業家の新規事業開発や新規事業展開を
 支援します!
1.応募対象事業
☆新たなビジネスプラン開発や新事業展開を行う事業であること
☆地域経済の活性化に資する事業であること
<事業例>
子育て教室併設のカフェの経営、ビジネスマナー指導等の教育・研修事業、アレルギーに対応した
洋菓子の販売、農漁村体験等のツアー企画、Webによる日本酒の海外販売など

2.事業概要
★応募資格★
女性の代表者(実質的な経営者)で、県内に活動拠点を置いて、平成26・27年度(平成26年4月1日~
平成28年2月末日)に、新たに起業や第二創業をした方、またはする予定の方。
★補助対象経費★
事業の立ち上げ等に必要な経費として明確に区分できるもので、かつ証拠書類によって
発注・納品・支払い等の金額・時期・内容等が確認できる経費
(※平成27年4月1日~平成28年2月末日までに物品等の引き渡しや役務の提供
 および支払いが完了する経費に限る。)
○事務所開設費・初年度備品費・専門家経費・事業費
★補助金額★
上限100万円/年(補助率:1/2以内)
★補助対象期間★
平成27年4月1日~平成28年2月末日(11カ月)
★審査方法等★
応募書類審査およびヒアリング審査により選考(必要に応じて現地調査を実施)

3.受付期間
平成27年6月4日(木曜日)~7月2日(木曜日)<最終日16時必着>


4.お問い合わせ・申請先
公益財団法人 ひょうご産業活性化センター 創業推進部 新事業課
〒651-0096 神戸市中央区雲井通5-3-1 サンパル6階
TEL:078-230-8110 FAX:078-230-8391
詳しくはコチラ→ http://web.hyogo-iic.ne.jp/kigyo/joseikigyou


☆シニア起業家支援事業募集について☆
豊富な経験や技術・幅広い人脈を生かし、兵庫県内で起業・第二創業を目指す
シニア起業家の新規事業開発や新事業展開を支援します!
1.応募対象事業
☆新たなビジネスプラン開発や新事業展開を行う事業であること
☆地域経済の活性化に資する事業であること
<事業例>
地元食材を使った割烹の経営・次世代エネルギーの新技術開発・経営コンサルタント事業・
伝統技能の伝承・海外展開事業など

2.事業概要
★応募資格★
シニア(平成27年4月1日時点で55歳以上)の代表者(実質的な経営者)で、県内に活動拠点を置いて、
平成26・27年度(平成26年4月1日~平成28年2月末日)に、新たに起業や第二創業をした方、またはする予定の方。
★補助対象経費★
事業の立ち上げ等に必要な経費として明確に区分できるもので、かつ証拠書類によって
発注・納品・支払い等の金額・時期・内容等が確認できる経費
(※平成27年4月1日~平成28年2月末日までに物品等の引き渡しや役務の提供
 および支払いが完了する経費に限る。)
○事務所開設費・初年度備品費・専門家経費・事業費
★補助金額★
上限100万円/年(補助率:1/2以内)
★補助対象期間★
平成27年4月1日~平成28年2月末日(11カ月)
★審査方法等★
応募書類審査およびヒアリング審査により選考(必要に応じて現地調査を実施)

3.受付期間
平成27年6月11日(木曜日)まで <最終日16時必着>

4.お問い合わせ・申請先
公益財団法人 ひょうご産業活性化センター 創業推進部 新事業課
〒651-0096 神戸市中央区雲井通5-3-1 サンパル6階
TEL:078-230-8110 FAX:078-230-8391
詳しくはコチラ→ http://web.hyogo-iic.ne.jp/kigyo


☆ふるさと起業(兵庫県へのUJIターン起業家)支援事業の募集について☆
 
県外の優秀な人材の活力を引き出し、地域経済の活性化を図るため、UJIターンにより兵庫県へ移転し、
県内で起業・第二創業を目指す人の新規事業開発や新規事業展開を支援します!
1.応募対象事業
☆新たなビジネスプラン開発や新事業展開を行う事業であること
☆地域経済の活性化に資する事業であること

2.事業概要
★応募資格★
県内に活動拠点を置いて、平成26年4月1日~平成28年3月末日に、新たに起業や第二創業をした方、
またはする予定の方。平成27年3月20日~平成28年3月末日に県外から兵庫県へ移転し、
かつ平成31年3月末日まで県内に居住し続ける意思を有する方。
★補助対象経費★
事業の立ち上げ等や移転などに必要な経費として明確に区分できるもので、かつ証拠書類によって
発注・納品・支払い等の金額・時期・内容等が確認できる経費
(※平成27年4月1日~平成28年3月末日までに物品等の引き渡しや役務の提供および支払いが
 完了する経費に限る。)
○起業にかかる経費 事務所開設費・初年度備品費・専門家経費・事業費
○移転にかかる経費 引っ越し代・移転後の住居家賃等
★補助金額★
上限200万円/年(補助率:概ね1/2)
★補助対象期間★
平成27年4月1日~平成28年3月末日
★審査方法等★
応募書類審査およびヒアリング審査により選考(必要に応じて現地調査を実施)

3.受付期間
常時受け付け中 <予算消化次第終了>

4.お問い合わせ・申請先
公益財団法人 ひょうご産業活性化センター 創業推進部 新事業課
〒651-0096 神戸市中央区雲井通5-3-1 サンパル6階
TEL:078-230-8110 FAX:078-230-8391
詳しくはコチラ→ http://web.hyogo-iic.ne.jp/kigyo/furusatokigyou

お問い合わせ

部署名:企画県民部知事室広報課

電話:078-362-3016

FAX:078-362-3903

Eメール:kaigaikouhou@pref.hyogo.lg.jp