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更新日:2015年7月16日

増田 幸市さん(一般社団法人ブリッジバイクオリティ 代表理事)
神戸市&淡路市

増田 幸市さん

 元気な地域づくりの担い手を直撃インタビュー!キラリと光る活動や人柄をご紹介します。
 大きな肉の塊を手に、はじけんばかりの笑顔!青空の似合うこちらの男性は、地域資源の魅力を伝えるイベントを各地で行う「一般社団法人ブリッジバイクオリティ」を立ち上げた増田幸市さんです。増田さんが自身の活動の中心に置いているのが、BBQ(バーベキュー)!BBQに着目した理由とは・・・BBQの魅力とは・・・?「BBQから始まるコミュニケーション」を提唱する増田さんの思いに迫りました。

バーベキューで人と地域の架け橋に-

 明石海峡大橋

  神戸市垂水区と淡路市岩屋を結び、明石海峡を横断して架けられた明石海峡大橋。世界最長の吊り橋として、1998年に完成しました。

 気持ちの良い青空が広がったこの日。明石海峡大橋のたもとの砂浜は、夏のひとときを楽しむ大勢の人でにぎわっていました。その一角のバーベキューサイトには、増田さん率いる「一般社団法人ブリッジバイクオリティ」のイベントに参加した人たちの姿が。子どもから大人まで50人近い人たちが、手分けをして調理を進めています。子どもたちも真剣なまなざしで包丁を握り、丁寧に食材を切っていました。



野菜を切る子どもたち

・・きょうはどんなイベントなんですか?
 
神戸市垂水区に住んでいる人たちはもちろん、垂水区のことをもっと知りたいという周辺地域の人たちが集まってみんなでBBQをします。きょうのメニューは、魚介類をトマトや白ワインで煮込むイタリア料理「アクアパッツァ」や、スペインの炊き込みご飯「パエリア」など。一見調理が難しそうに感じるかもしれませんが、煮込み料理なのでややこしい手順はありませんよ。私たちスタッフがレシピを口頭でお伝えするんですが、調味料などを計量カップで細かく量ってもらうようなことはしません。

垂水区で採れた海産物

「水は2リットルのペットボトルを1本全て入れて下さい!」とか「米は1袋全部入れて下さい!」など、アウトドアならではの雰囲気や豪快さも大切にしているんです。食材として用意した新鮮野菜は淡路産で、タイ・タコ・シラス・ワカメ・ノリなどの海産物は垂水産。まさに、地産地消です。この地域にこんなにおいしいものがあるということを実感してもらえればうれしいですね。
 

 

 

 特産物の説明をする増田さん

・・どんな思いから活動を始めたんですか?
 
私たちのグループ「ブリッジバイクオリティ」という名前には、特性を持ったモノとモノを結びつける架け橋になりたいという願いを込めています。この「特性を持ったモノ」というのは、地域だったり人だったり。それぞれの魅力を認め合って、地域間の交流や仲間作りが広がっていくきっかけ作りをしたいと思って始めました。
 主な活動の場としているのが神戸市と淡路市ですが、ちょうどブリッジ=明石海峡大橋でつながっています。私たちの活動の思いをわかりやすく表現できる地ではないかと思います。今回のイベントのように食材を通して2つの地域を結び、それぞれの地域の魅力を共感する人たちを結びつけていきたいです。


 

森 靖一さん

野菜を切っているこちらの男性は、増田さんと共に「ブリッジバイクオリティ」を立ち上げた森靖一さん。6年前に脱サラし、淡路島で野菜やハーブの生産に励んでいます。淡路のおいしくて安全な野菜をもっと知ってほしいという思いから、BBQイベントにはたくさんの野菜を調達してきます。色とりどりのニンジン、ホウレンソウの仲間で茎の色が鮮やかなスイスチャード、年輪のようなシマ模様が美しいビーツなど・・・。

淡路の新鮮野菜

見慣れない、そして聞き慣れない野菜のオンパレードに、子どもたちも興味津々の様子でした。おいしい野菜と消費者とを結びつけ、農業を盛り上げる架け橋にもなっているようです。





パエリアの完成を喜ぶ参加者

・・架け橋の重要な要素として取り入れているのが、BBQですよね。どうしてBBQなんですか?
 
BBQの魅力は、初対面の人同士でも作業を通して短時間で仲良くなれることではないでしょうか。たくさんの量を作りますから、協力は絶対必要になります。互いに声を掛け合わずにはいられないわけです。一緒に料理を作って一緒に同じものを食べるということは、なによりのコミュニケーションツールだと思うんです。今回のイベントには、下は2歳から上は66歳と、年齢も幅広い人たちが集まりました。世代の違う人たちが一緒に楽しめるという点でもBBQはとても有効だと思っています。子どもたちが大人や年配の方との交流を通して、地域独自の文化や慣習を自然と継承できる機会になればいいなとも思います。



 炭焼きの肉

・・BBQに詳しい増田さん!何かBBQのワンポイントアドバイスをお願いします!!
 
BBQの初めのハードルは火おこしですよね。なかなかつかない方も多いのではないでしょうか。暖房でもそうですが、暖まった空気は下から上に動きます。炭の上から着火剤を振りかけて火をつける方がいるんですが、着火剤は炭の下に入れて下さいね。着火剤の上に空気が通るように炭を立てかけて並べて火をつけると、自然と炎が上へのぼっていきます。うちわで一生懸命あおがなくても、ちゃんと自然の原理で火がつくんです。やってみてください!



・・地域の活性化や問題解決に向けて、ビジネスの手法を取り入れながら自分のやりたいスタイルで地域に関わっていく事業を「コミュニティ・ビジネス」といいます。増田さんも「コミュニティ・ビジネス」として活動をされていますが、実際にやってみて感じることとは?
 大阪出身の私は、震災後に神戸へやってきて工務店で働き始めました。40歳を迎えたとき、なにか新しいことにチャレンジしてみたいと思いたって元々大好きだったBBQを地域活性化に役立てられないかと考え始めました。そして淡路島を拠点にバーベキューを活用したイベントを運営し始めました。その後、地域と地域を魅力の面でもつなげる活動をしてみたいと思い、去年「ブリッジバイクオリティ」を立ち上げ活動しています。まだまだビジネスとして確立できているとは言い切れないですし、道半ばというかんじです。きちんとした経営のしくみづくりを構築するのはとても難しいことだとも思います。でも、「コミュニティ・ビジネス」は自分の思っていることが形にできるんですよね。これは本当にすごいことだと思います。参加してくれた人たちが喜んで帰ってくれるとき、やってきて良かった!と思うので、これからも頑張っていきたいですね。




完成したアクアパッツァ

・・今後はどんな展開を考えていらっしゃいますか?
 イベントへの参加者はリピーターが多いですし、私たちの活動が口コミでどんどん広がっていると感じます。同じ地域の住人でも、生まれも育ちもココという人と、ココに住んで1年という人では、地域に対する印象も知っていることも全く違うはずです。そんな人たちが情報交換し合って、仲間作りをする場になっていければいいなと思います。ガイドブックには載っていない地元の新たな魅力をどんどん見つけていってほしいです。そうすることで、自分の住んでいる地域のことをもっともっと好きになってもらいたいです。拠点が神戸&淡路というのは変わりませんが、これからは他のいろんな地域同士もつなげ、そこの住人同士を結びつけるイベントも積極的に行っていきたいと思っています。BBQはただの食事ではありません!人や地域の魅力と出会える交流の場だと、みなさんに知ってもらう機会にしたいです! 




料理を取り分けるお手伝い

 私も参加者の皆さんと、BBQを介して楽しい時間を過ごさせていただきました。自然の風も太陽の光も気持ちが良い!新鮮な食材で作るご飯で体も喜んでいるようでした。

 野外でこんなに本格的な調理は初めてという人も多かったのですが、増田さんはじめスタッフの皆さんの的確なアドバイスと、初対面の参加者ともチームワーク良く作業することによってスムーズに作れていました。葉付きニンジンを初めて見たある子どもは、「葉っぱはどんな味がするのかな?」「ニンジンみたいな味がするのかな?」と、いろんな疑問が沸いていました。これぞ、食育!ですね。

 参加した皆さんからは、「地産地消を実感できて良かった」「同じ地域に住んでいるいろんな年代の人と交流ができてうれしかった」「情報交換をして意外と地元のことで知らないこともたくさんあると思った」などなど、笑顔とともにたくさんの感想が返ってきました。まさに、増田さんの狙い通りですね!BBQでつながる笑顔が、これからも増えていきますように・・・。(高曽根)



【一般社団法人ブリッジバイクオリティ】
<住所>神戸市垂水区小束山本町2-27-7
<電話>078-203-5562
<HP>一般社団法人ブリッジバイクオリティ http://www.bbq.or.jp/
<facebook>BBQたるみーとあっぷ https://www.facebook.com/bbqtarumeetup
<メール>info@bbq.or.jp
※次回の開催予定などはフェイスブックでお知らせ。お問い合わせはメールでどうぞ!!

 


☆ひょうごコミュニティ・ビジネス 1DAYスクール 参加者募集☆
「コミュニティ・ビジネス」とは地域を元気にし、地域の問題を解決するために、ビジネスの手法を取り入れて地域全体で取り組んでいる事業をいいます。誰でもどんなスタイルでも始められます!
1DAYスクールではたくさんのコミュニティ・ビジネス(CB)の事例に出会え、CB実践者の体験談からヒントやノウハウを学べます。また、興味のあるテーマのCB実践者と交流会も行われます。

【日時】
7月25日(土曜日) 10時00分~

【場所】
ハーバーランド ダイヤニッセイビル 11F

【申し込み】
生きがいしごとサポートセンター(神戸東)
電話:078-841-0387
FAX:078-841-0312
メール:info@cs-wallaby.com
※託児、個別相談ご希望の方は、申込時にお伝え下さい。

【パネルディスカッション】
☆生きがいとしてのコミュニティ・ビジネス
・自分の居場所
・経験を生かしたい
・社会への恩返し など

パネリスト
1.
竹の台地域委員会
地域が運営するコミュニティカフェ
2.東灘こどもカフェ
田世代交流のできるカフェ
3.こもれび工房
規格外の小さな工事など、地域の大工仕事を請け負う

☆自分サイズのコミュニティ・ビジネス
・子育てしながら
・私磨き
・身近なことから
・仕事と家庭の両立 など

パネリスト
1.
NPO法人International Community Island
英語学童の運営
2.Winaの森
多世代コミュニティスペースの運営
3.NPO法人オーガニック・ライフ・コラボレーション
自然と調和して生きるアグリセラピーをナビゲート

☆しごととしてのコミュニティ・ビジネス
・人の役に立つ
・社会企業/ソーシャルビジネス
・社会を変える など

パネリスト
1.
NPO法人インターナショクナル
宗教などによって食べられないものがある人でも食事を楽しむための絵文字を開発普及
2.NPO法人J-heritage
産業遺産の記録・見学ツアーを実施
3.一般社団法人new-look
高校中退者のための学習支援

お申し込みはお早めに!!

お問い合わせ

部署名:企画県民部 広報戦略課

電話:078-362-3016

FAX:078-362-3903

Eメール:kaigaikouhou@pref.hyogo.lg.jp