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更新日:2017年8月10日

平成29年度 兵庫県中学生水の作文コンクール 入賞作文

最優秀賞

「はばたけ!日本の水技術」

西宮市立 中学校二年  

 

みなさんは、「水」と聞いて、何を思い浮かべますか。洗濯や料理、飲み水やトイレを思い浮かべる人もいれば、津波や氾濫などの水害、台風を思い浮かべる人もいるでしょう。私は、「水」と聞いて、生活になくてはならないもの、きっと、人間が自然の中で最も恩恵を受けているもの、と考えます。

蛇口をひねれば、当たり前のように出てくる水。しかし、それは下水処理場や浄水場で働き、安全できれいな水を送り届けてくれる人々のおかげなのです。その一方で、世界には、水技術がないために、泥水のようににごった水を飲み、病気になったり亡くなってしまう子どもがたくさんいるのです。今回、この作文を書くにあたって、水技術の発展と日本が水に関して国際的にできることについて考えたいと思います。

ここでは、私たちの住むアジアの水技術について考えたいと思います。

アジアの中で最も水資源が安全な国は、日本です。一方、モンゴルや熱帯に属する一部の国では、安全な水資源が確保されているとはいえません。

次に、安全な水資源とそうではない水資源を比較してみようと思います。日本では、蛇口から直接水を飲むことができます。なぜなら、人体に影響を及ぼす、大腸菌などの細菌が含まれていないからです。海外邦人医療基金のホームページによると、インドネシアのジャカルタでは、約20%の飲料水から大腸菌群が、約83%の飲料水から一般細菌が検出されたそうです。つまり、ジャカルタの飲料水は糞便系汚染、細菌汚染があり、病気を運ぶ「水」だったのです。

はじめにも述べましたが、「水」は私たち人間にとって生活になくてはならない資源です。そんな水が汚染されていて、安全でなければ、安心して暮らしていくことはできません。だから、水に関して各国の差をなくすために、日本のように安全な水を確保できる水技術をもった国が、その技術を活かして途上国を支援してあげるべきだと思います。

実際に例をあげると90年代に始まったカンボジアへの日本の支援です。日本(JICA)の支援が入ったことで、従来は70%以上もあった無収水率(漏水や盗水で失われる水の割合)が8%にまで激減したそうです。さらに、ハード、ソフト両面から支援を行った結果、いまだに水道の品質は高いまま保たれているそうです。

世界にも目を向けてみましょう。日本の他にも、安全な水が確保されている国があります。例えば、オーストラリア、アメリカ合衆国、カナダ、北欧の国々などです。日本単独で途上国に支援するのではなく、幾つかの国で協力して支援することで、各国の得意分野を活かし、より安全な水を供給できると私は考えます。いつか、世界中の人が水資源に悩まされなくなるように、私も自分にできる寄付などの支援をしていきたいと思います。

次、このような仕事を担うのは、私たちの世代です。水に関する知識だけではなく、国際交流も必要になってくるのではないでしょうか。

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