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このページでは、毎月作成、公表している兵庫県鉱工業指数の、一年間の結果について、基礎データの修正に伴う指数値補正、季節調整済指数の改訂の処理をした上で取りまとめた「兵庫県鉱工業指数(年報)」について掲載しています。
現在掲載している年報は、「令和2年兵庫県鉱工業指数(年報)-平成27年基準-」です。
全国の鉱工業生産活動は、生産は、前年比10.4%減の90.6と2年連続で低下した。業種別にみると、全15業種のうち電子部品・デバイス工業(同1.5%増の96.4)で上昇したものの、それ以外の業種は低下した。
出荷は、同10.6%減の89.6と2年連続で低下した。在庫は、同2.9%減の100.6と4年ぶりに低下した。
近畿の鉱工業生産活動は、生産は、前年比8.7%減の91.3と2年連続で低下した。出荷は、同8.6%減の91.4と2年連続で低下した。在庫は、同2.9%減の99.7と3年ぶりに低下した。
兵庫県の鉱工業生産活動は、生産は、前年比9.7%減の94.0と2年連続で低下した。
これを四半期別にみると、1~3月期が前期比4.9%減、4~6月期が同10.4%減、7~10月期が同2.1%増、10~12月期が同4.8%増となっている。
鉱工業出荷指数は94.0で前年比9.6%減(H31年・R1年同1.1%減)と2年連続で低下した。
鉱工業在庫指数は110.0で前年比0.7%減(H31年・R1年同2.3%増)と2年ぶりに低下した。
令和2年の鉱工業の生産活動は、1~3月期では低下し、4~6月期は、大きな低下幅となったが、7~9月期と10~12月期には持ち直しの動きがみられた。
原指数(平成27年=100) | |||||||||
区分 | 生産 | 出荷 | 在庫 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
年 | 全国 | 近畿 | 兵庫県 | 全国 | 近畿 | 兵庫県 | 全国 | 近畿 | 兵庫県 |
28年平均 |
100.0 |
100.8 |
99.4 |
99.7 |
101.3 |
99.4 |
99.1 |
99.5 |
104.7 |
0.0 |
0.8 |
-0.6 |
-0.3 |
1.3 |
-0.6 |
-0.9 |
-0.5 |
0.0 |
|
29年平均 |
103.1 |
103.3 |
101.9 |
102.2 |
103.4 |
101.3 |
99.4 |
98.7 |
104.8 |
3.1 |
2.5 |
2.5 |
2.5 |
2.1 |
1.9 |
0.3 |
-0.8 |
0.1 |
|
30年平均 |
104.2 |
104.2 |
104.7 |
103.0 |
104.6 |
105.2 |
102.0 |
99.9 |
108.3 |
1.1 |
0.9 |
2.7 |
0.8 |
1.2 |
3.8 |
2.6 |
1.2 |
3.3 |
|
31・元年平均 |
101.1 |
100.0 |
104.1 |
100.2 |
100.0 |
104.0 |
103.6 |
102.7 |
110.8 |
-3.0 |
-4.0 |
-0.6 |
-2.7 |
-4.4 |
-1.1 |
1.6 |
2.8 |
2.3 |
|
2年平均 | 90.6 | 91.3 | 94.0 | 89.6 | 91.4 | 94.0 | 100.6 | 99.7 | 110.0 |
-10.4 | -8.7 | -9.7 | -10.6 | -8.6 | -9.6 | -2.9 | -2.9 | -0.7 | |
上段は年指数、下段は対前年比(%) |
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