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北淡路地域では花緑関連施設が複数立地しながら、広報・誘客活動が各施設での取組となっており、また、施設を巡る交通手段が十分でないなど地域全体として施設のポテンシャルをいまひとつ生かしきれていない状況です。そこで、国内外から人を北淡路地域に呼び込み、地方創生時代の地域間競争に勝ち抜くために、広報・誘客活動のソフト面や、施設を巡る交通手段のハード面などにおいて施設間の連携を強化していくことが必要となっています。そのため、各施設からスタッフが集結し、未来志向で施設間の連携戦略の展開、強化を図るため「北淡路花緑ネットワーク会議」を設立しました。
新型コロナウィルス感染防止のため、3月12日木曜日に予定していました、第3回ネットワーク会議を中止いたします。
場所:県立淡路景観園芸学校 大会議室
講師:新福 功氏 公益財団法人 四国民家博物館(四国村)企画広報課長
テーマ:「観光、連携、集客、やればやるほど難しい!だから面白い(仮題)」
香川県高松市に位置し、日本の江戸時代から明治時代の古建建築等の博物館である「四国民家博物館」の広報を担当され、瀬戸内国際芸術際2019とのコラボや周辺施設との連携、広報活動を通じて幅広い層の来客獲得に力を入れられ、また、淡路島内の観光施設、徳島県の集客施設、地域の活性化事業にも関わっておられるなど、淡路、徳島、香川各地域での現場での経験や取組などについてお話していただく予定です。
第2部では意見交換を行う予定です。
「Field Trip活動の報告」
講師:嶽山洋志氏
兵庫県立淡路景観園芸学校主任景観園芸専門員
淡路島島内の集落や庭園、里山・里海等の見学やスケッチ等のフィールドワークを行っておられ、その活動内容についての紹介や海外の大学と協働で行われている交流プログラムなどを報告していただきました。
「魅せる・伝わる観光情報」
講師:岩井貴代氏
京阪神エルマガジン社営業本部副本部長
「Meets]「SAVVY」など関西で人気のある情報誌の出版に長年携われてこられた経験から、淡路島のよいところをどのように発信していくのか、観光客の心をつかむためのノウハウ等について語っていただきました。
「ロケツーリズムによる地域活性化」
講師:津守会美氏
一般財団法人淡路島くにうみ協会職員
淡路島フィルムオフィスコーディネーター
映画・ドラマなどの島内へのロケ誘致活動を行ってきたこれまでのご経験から、島内で撮影されたロケ地について紹介していただき、ロケ地行楽度の向上のための取組事例についてお話していただきました。
「観光(インバウンド)は地方創生の切り札になり得るか」
講師:村橋克則氏
一般社団法人せとうち観光推進機構(せとうちDMO)事業本部長
瀬戸内の中の淡路という観点から観光振興や地域活性化について何が必要なのかをお話していただき、後半は各施設の夏のイベントについてのお知らせやインバウンドに対しての取組や対応について意見交換を行いました。
「ガーデンツーリズムの推進」
講師:中村孝氏
国土交通省近畿地方整備局建政部公園調整官
観光の観点から、国の支援により地域の庭園や公園に観光客を呼び込むための取組を推進する仕組みなどを説明してもらいました。
年間を通していかに淡路島へ観光客を呼び込むか、その環境作りや地域によってどのような取組が必要なのかについて、参加者全体で意見交換が行われました。
「未来観光マーケティング淡路を世界にPRする戦略的観光開発」
講師:江藤誠晃氏
株式会社BUZZPORT代表取締役
神戸山手大学現代社会学部観光文化学科客員教授
観光分野のプロデューサーとして、淡路をどのように盛り上げていけばよいかについて、観光戦略のひとつであるインバウンド対策に向け、交通手段の確保の重要性や情報発信のあり方などについて講演していただきました。講演終了後には講師の先生も交え、参加者全体による意見交換がおこなわれました。
「The Exciting Journey KANSAI を目指して」
講師:井上知美氏
一般財団法人関西観光本部戦略企画部調査役
関西をカバーする広域DNOで、関西を海外にプロモーションしている関西観光本部から井上調査役をお招き、大阪万博も決まり、インバウンドの機運が高まる関西の観光のこれからと、関西の中での淡路島の立ち位置について、観光データ等を交えながらお話いただきました。
講演会終了後は、北淡路地域に新しくできた施設や、フラワーリングバスの運行についての近況報告、参加者による意見交換などがおこなわれました。
「強みを活かした地域課題解決への貢献」
講師:粕谷朋美氏
神姫バス株式会社事業戦略部事業戦略課
海、食、花など淡路の魅力をどのように伝えていくのか、バスの広告なども使って旅行商品のメインとなるものやバスと他の交通手段との組み合わせなど新しい取組についてお話していただいた後で、各施設で予定している夏のイベントについての情報提供やフラワーリングバスの運行について参加者による意見交換が行われました。
「観光まちづくり~観光による地域活性化から(岐阜県の事例から)」
講師:古田菜穂子氏
岐阜県観光国際戦略アドバイザー
(公財)岐阜県教育文化財団文化芸術アドバイザー
山形県海外戦略アドバイザー
地域の隠された魅力的なものを見つけ新たな観光資源として国内外へ発信している岐阜県での外国人観光客誘致に向けての取組や戦略についてお話をしていただき、後半は各施設で行われた夏のイベントについての報告や意見交換が行われました。
「ネットワークとまちづくり」
講師:角野幸博氏
関西学院大学教授
ネットワークの総合的な意味を考え、「誰と」「どこと」ネットワークを組めばそれぞれの場所や施設全体の魅力が効果的に高まっていくのかを話していただいた後、各施設の特色や施設間を結ぶ春のフラワーリングバスの運行について意見交換が行われました。
「淡路島の南北連携で取り組む観光対策」
淡路島内へ人を呼び込むためのターゲットへのアプローチや宿泊者をいかに増やしていくか、また、増え続けている外国人観光客への対応策などについて各施設の取組や課題について意見交換が行われ、また、観光シーズンに発生する交通渋滞への対応について話し合われました。
「ブランドの創り方打ち上げ花火に終わらない方法」
講師:首藤明敏氏
明治大学大学院グローバル・ビジネス研究科教授
株式会社博報堂コンサルティング取締役フェロー
淡路島の魅力、ブランドを創り発信していくために必要なネットワークの充実をはかり、淡路島の玄関口である北淡路へいかに人を呼び込むかについて、講師の先生を交えて参加者全員で意見交換を行いました。
「新たな地域づくりの世界」
講師:金岡省吾氏
富山大学地域連携推進機構教授/副機構長、地域連携戦略室長、大学院芸術文化学研究科専任教員
地域活性化に大切な地域創生の核となるもの、それを支える人材をつくることを淡路でどのように結びつけていくかということをお話していただいた後に、参加者による北淡路へ人を呼び込むためのターゲットや島内にある各施設間の交通手段や情報提供、取組について意見交換を行いました。
「地域活性化を”観光”の視点から考える」
講師:吉田郁生氏
WILLER株式会社
観光地域づくりを実現するための組織づくりや戦略について他府県で行われている活動事例をお話していたただいた後に、参加者による来年度に向けての事業計画や連携戦略プランについて意見交換を行いました。
兵庫県県土整備部まちづくり局公園緑地課特定プロジェクト班
淡路夢舞台
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