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播州織PR・展示販売会の開催

2021年7月5日

担当部署名/北播磨県民局県民交流室  直通電話/0795-42-9080

 

播州織は、自然な風合いと豊かな色彩、肌触りの良さが特徴の先染織物として知られ、兵庫県を代表する地場産業の一つです。西脇市・多可町を中心に、加西市、加東市、丹波市の5市町に展開する事業者が分業することで成り立っています。

今年も、県庁において、来庁される県民の方々や職員に対して、播州織のPRを行い、播州織の良さを手にとって実感していただくため、播州織PR・展示販売会を開催します。

 

1 日 時  令和3年7月13日(火)11:00~15:00

2 場 所  県庁1号館1階A会議室

3 主 催  西脇商工会議所、北播磨県民局

4 協 賛 (公財)北播磨地場産業開発機構

5 内 容

播州織のPR・展示販売

〈販売商品例〉

 ・オーダーシャツ、既製シャツ(長袖・半袖)、マスク、ストール、バッグ、扇子等

播州織の特徴

糸を先に染め、染め上った糸で柄を織る「先染織物」という手法が特徴。国内先染織物の約60%のシェアを占めており、その独特の製法により、自然な風合い、豊かな色彩、素晴らしい肌触りの生地に仕上がり、シャツやハンカチなど様々な身近な製品に加工されている。

播州織の歴史・現状

約220年以上前の江戸時代中期に京都西陣の織物技術をもとに、農家の副業として西脇市を中心に北播磨地域で生産され、明治時代後期に「播州織」と称される。

 大正期の鉄道開通により全国に輸送されるが、第一次世界大戦後は東南アジア向けの輸出が中心になる。第二次世界大戦後にアメリカ市場の開拓により最盛期を迎え、女性労働者を全国から募集した。

 近年は、低調な国内需要と安価な海外製品の流入により、生産量は減少傾向にあるが、染から織、仕上げまで産地で一貫した工程を行える強みを生かし、国内外向けの高品質製品として販路拡大に努力している。