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登録番号第83号

取組内容 食品工場有機性排水等の嫌気性微生物群を利用したメタン発酵による小規模発電
取組主体 株式会社マルヤナギ小倉屋
取組実施場所 加東市大門67
取組開始年月 令和元年12月
先導性の区分 原材料、技術(システム)
ホームページ https://www.maruyanagi.co.jp

取組の概要

  • 従来は自社工場の機械洗浄時の有機性排水等は好気性微生物で排水処理してきたが、嫌気性微生物群を利用した排水処理システムを構築し、メタン発酵によるバイオガス発電を実現した。
  • 製造品目の増加にあわせ、より処理能力の高い処理設備と小型ガスエンジンコージェネレーションシステムを導入することで、廃棄処分していた高負荷廃液もエネルギー利用し、汚泥排気量の低減を図った。

利活用バイオマスの種類と製品等

利活用バイオマスの種類と量
種類

有機性排水(惣菜の製造機械を洗浄する過程等で発生する廃液)

高負荷廃液(惣菜の調味料、煮汁等)

利活用量

有機性廃水 93,000立方メートル/年

高負荷廃液 60t/年

利活用技術

嫌気性微生物群によるメタン発酵、小型ガスエンジンコージェネシステム

 

エネルギー量

種類 バイオガス発電
エネルギー量

360,000kWh/年

1,296,000MJ/年

大門工場

 

排水嫌気処理設備

お問い合わせ

部署名:農林水産部 流通戦略課 食の安全・ゼロエミッション班

電話:078-362-9213

FAX:078-362-4276

Eメール:ryuutsuusenryaku@pref.hyogo.lg.jp