ホーム > 食・農林水産 > 環境整備 > 森林 > 松くい虫の伐倒駆除について

ここから本文です。

更新日:2017年7月3日

松くい虫の伐倒駆除について

松くい虫被害を受けた松が9月頃から赤くなり枯れ始めています。

被害を受けて枯れた松には、マツノマダラカミキリ(以下「カミキリ」という。)が産卵し、その卵からふ化した幼虫が翌年5月に成虫となり、被害木から脱出して健全な松を後食し、被害をまん延させます。

被害木を放置すると来年の松枯れ被害の発生源となり被害が広がるため、兵庫県では被害木を伐倒して駆除措置を行う、伐倒駆除を行っています。

1.伐倒駆除の種類

伐倒駆除(薬剤散布)

ア 伐倒駆除:被害木を伐倒して、薬剤散布又はくん蒸処理

イ 特別伐倒駆除:薬剤を使用せずに、被害木を破砕又は焼却処理


2.松くい虫伐倒駆除の実施における留意点

伐倒駆除の駆除措置の実施にあたっては、下記の点に留意しています。

 

カミキリが被害木の中にいる5月までに駆除する必要があります。

→兵庫県では例年5月末頃にカミキリが被害木から脱出しています。5月以降の駆除措置ではカミキリが脱出して被害木の中にいないため、駆除効果はありません。

カミキリの個体数を減らすため、駆除率を93%以上に行う必要があります。

→1匹のカミキリが産卵すると、次の年には約15匹にも増えるため、カミキリの死亡率を93%以上にしなければ個体数は減少しません。

カミキリの幼虫は、太さ2cm以上の枝や主幹で生育が可能です。

主幹では太さ10cm、枝では太さ6cm程度に多いため、幹だけではなく、枝条も含めて駆除しています。

カミキリの幼虫は、9月頃までは樹皮と木部の間の層を食害していますが、10月頃から坑道を作り材中に潜入するため、できるだけ早期の駆除を行うことで駆除効果を高めることができます。

被害木を破砕する場合は、破砕後の木片の厚さが6mm(木材チッパーにより破砕する場合は15mm)以下となるよう破砕する必要があります。

被害木を焼却する場合は、辺材部から1cm程度炭化するまで焼却する必要があります。

また、焼却する際は、関係法令等を遵守し、実施箇所を管轄する消防署や市役所(町役場)等の関係機関と十分連絡調整のうえ実施しています。

関連メニュー

お問い合わせ

部署名:農政環境部農林水産局森林保全室

電話:078-362-3474

FAX:078-362-3954

Eメール:yutakanamorizukuri@pref.hyogo.lg.jp