ホーム > まちづくり・環境 > 環境 > 水・土壌環境 > 第8次総量削減計画を策定しました

更新日:2020年8月17日

ここから本文です。

第8次総量削減計画を策定しました

兵庫県では、瀬戸内海の水質の改善を図るため、昭和55年4月から7次にわたり総量削減計画を策定し、目標達成のため下水道の整備、総量規制基準の設定等の施策を実施し、化学的酸素要求量、窒素及びりんの汚濁負荷量の削減に取組んできました。その結果、第7次までの総量削減計画では、目標年度における目標量を全て達成してきました。また、化学的酸素要求量の環境基準は一部未達成の水域がありますが、窒素及びりんは全ての水域で環境基準を達成しています。

窒素及びりんは一次生産者である植物プランクトンの栄養として海域の生態系の維持に必要であり、極端に濃度を低くする必要はないとされていますが、瀬戸内海特に播磨灘では窒素及びりんの濃度は環境基準値を大幅に下回っています。このまま海域の窒素及びりんの濃度が低下し続ければ、生物生産性や生物多様性への影響も懸念されます。このため、平成27年10月に改正された瀬戸内海環境保全特別措置法では、生物の多様性及び生産性が確保されている等、瀬戸内海が有する多面的価値及び機能が最大限に発揮された「豊かで美しい里海」とするという基本理念が明確化されました。

このような状況を踏まえ、栄養塩類の適切な循環の確保に向けた水質の保全及び管理の取組を推進するため、第8次水質総量削減計画を策定しました。また、目標達成の方途の一つである総量規制基準は、現行の基準のままとなります。

なお計画の策定にあたり、平成28年12月28日から平成29年1月17日まで県民の皆様からの御意見・御提案の募集を行ったところ、1名の方から2件のご意見等をお寄せいただきました。提出いただいた御意見等の概要とこれに対する県の考え方及び最終決定した総量削減計画を下記のとおり発表いたします。

 

 

第8次総量削減計画

化学的酸素要求量、窒素含有量及びりん含有量に係る総量削減計画(兵庫県)(PDF:197KB)

 

パブリック・コメント手続結果

提出された意見等の概要とこれに対する考え方(PDF:62KB)

 

参考

「第8次水質総量削減計画(案)及び総量規制基準(案)」の策定に関する県民意見募集(パブリック・コメント手続)関係資料

  1. 本資料
  2. 参考資料

お問い合わせ

部署名:環境部 水大気課 水質班

電話:078-362-3285

内線:3390

FAX:078-362-3966

Eメール:mizutaiki@pref.hyogo.lg.jp