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更新日:2018年2月1日

兵庫陶芸美術館特別展 「弥生の美-土器に宿る造形と意匠-」(篠山市)

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概要

兵庫陶芸美術館 特別展
「弥生の美-土器に宿る造形と意匠-」
The Beauty of Yayoi :Form and Design in Ancient Earthenware

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 明治17年(1884)3月、東京帝国大学裏手の向ヶ岡弥生町(現文京区弥生)の貝塚で口頸部は欠損するものの、胴部以下が完存する球形の土器が発見されました。その7年前の明治10年(1877)10月、エドワード・S・モース(1835~1925)によって、日本ではじめて科学的な発掘調査が行われた大森貝塚(東京都品川区・大田区)から出土した縄文土器とは異なるこの土器は、発見場所の地名から「弥生式土器」と呼ばれました。

 縄文土器と比べ、薄手で硬く、明るい褐色の土器は、その後、東海・北陸地方をはじめ、九州から東北までの広い地域から出土するようになり、それらの土器を使った時代や文化の実態が明らかとなり、弥生時代あるいは弥生文化として知られるようになりました。その文化を象徴する弥生土器は、多様な縄目文様やうつわから溢れるような突起物で装飾された火焔土器など、躍動的な縄文土器とは趣を異にし、機能性に優れたシンプルな造形と洗練された意匠は、静穏で対照的であるといえます。

 いまから約2,400年前(一説では約3,000年前)、稲作が大陸から北部九州へと伝わり、それまでの狩猟や漁労、採集を生業として自然と共生してきた人々の生活は、農耕を中心とした生活へと変わっていきました。また、稲作とともに青銅器や鉄器も伝わり、新たな素材による道具の普及は、農耕生活や社会構造に影響を与え、最も身近な道具であった土器についても、用途にあわせた多様な土器や地域によって特色のある土器が生み出されることとなりました。

 この展覧会では、全国各地の遺跡から出土した重要文化財31点を含む、160点を超える多種多様な弥生土器の優品を通して、その造形美や意匠とともに、弥生人の生活やモノづくりの技術の一端も探っていきます。

 

展覧会の特徴

(1)全国各地の遺跡から出土した弥生土器を一望する展覧会

 北は北海道から、南は佐賀県まで、各地の遺跡から出土した弥生土器や土製品などの優品約160点を一堂に会し、その造形や意匠を美術的な視点でご覧いただきます。また、併せて、それらがつくられた時代の特徴や人々の生活なども解説します。

(2)弥生土器の名称の元となった「弥生式土器第1号」が出品される展覧会

 明治17年(1884)に発見された向ヶ岡貝塚(東京都文京区)から出土した、「弥生式土器第1号」(重要文化財/東京大学総合研究博物館)がご覧いただけます。他にも、教科書や副読本、概説書などに掲載されている土器も多数出品されます。

(3)重要文化財や県指定文化財などの弥生土器が集結する展覧会

 「弥生式土器第1号」を始め、朝日遺跡(愛知県清須市・名古屋市)出土の朱彩土器や、昨年、重要文化財に指定された泉坂下遺跡(茨城県常陸大宮市)出土の人面付土器など、国指定重要文化財31点に加え、山口県や大阪府指定文化財の弥生土器もご覧いただきます。
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◇会期:2018年3月10日(土曜日)~5月27日(日曜日)

◇開館時間:3月31日まで 10時~18時/4月1日から 10時~19時(入館はいずれも閉館の30分前まで)

休館日:月曜日。ただし、4月30日(月曜日・祝日)は開館し、5月1日(火曜日)は休館。

観覧料:一般1,000(800)円、大学生800(600)円、高校生以下無料

 ※団体は20名以上です。
 ※70歳以上の方は半額になります。
 ※障害のある方は半額。その介助者の方1名は無料になります。
 ※17時以降に観覧される場合には、夜間割引料金になります。(一般300円、大学生250円)
 ※特別割引券はローソンチケット・ミニストップ(Lコード52069)、セブンイレブン(店頭マルチコピー機セブンチケットより)、ファミリーマート(店内設置のFamiポートより)で5月26日(土曜日)まで販売。

主催:兵庫陶芸美術館、読売新聞社

後援:兵庫県、兵庫県教育委員会、篠山市、篠山市教育委員会、丹波市、丹波市教育委員会、(公財)兵庫県芸術文化協会、(公財)兵庫県国際交流協会

協力:丹波立杭陶磁器協同組合

004) 壺形土器 中垣内遺跡(大阪府東大阪市)出土 弥生時代前期 東大阪市立郷土博物館

壺形土器 中垣内遺跡(大阪府東大阪市)出土 弥生時代前期 東大阪市立郷土博物館

054) 朱彩壺形土器(重要文化財) 東京都大田区出土 弥生時代後期 個人

朱彩壺形土器(重要文化財) 東京都大田区出土 弥生時代後期

148) 壺形土器 船橋遺跡(大阪府柏原市・藤井寺市)出土 弥生時代中期 大阪府庁・大阪府立弥生文化博物館

壺形土器 船橋遺跡(大阪府柏原市・藤井寺市)出土 弥生時代中期 大阪府庁・大阪府教育立弥生文化博物館

開催期間

  • 2018年3月10日(土曜日)~2018年5月27日(日曜日)

開催場所

会場名 兵庫陶芸美術館
会場住所

〒669-2135

兵庫県篠山市今田町上立杭4

TEL.079-597-3961

FAX.079-597-3967

E-mail togei@pref.hyogo.lg.jp
会場へのアクセス

詳細は:兵庫陶芸美術館アクセスページ(外部サイトへリンク)

◆JRをご利用の場合

  • 福知山線「相野駅」下車(大阪駅から約50分)、駅前より神姫グリーンバス「兵庫陶芸美術館」「こんだ薬師温泉」または「清水寺」行き乗車約15分、「兵庫陶芸美術館」下車

※ただし運行本数が限られていますので当館ホームページ(上記リンク)内、JR・バス時刻表をご確認下さい。
※相野駅よりタクシーも運行しています。

自動車をご利用の場合

  • 舞鶴若狭自動車道「三田西IC」より約15分、または「丹南篠山口IC」より約20分
  • 中国自動車道「滝野社IC」より国道372号を東へ約30分
  • 阪神方面より国道176号を北上し、三田市四ツ辻信号を左折約15分

駐車場(無料)

敷地内に58台分(普通車)の駐車スペースをご用意しています。

移動が困難な方は、館玄関前に駐車していただけますので、駐車場誘導係にお申し付けください。

観光バスの受付については、お問い合わせください。

◆その他

無料貸出:車椅子4台、ベビーカー1台

地図 地図

関連メニュー

◆記念講演会(1)「女王・卑弥呼が使った器たち」

 講師:石野博信氏(兵庫県立考古博物館名誉館長)

 日時:2018年3月17日(土曜日)13時30分~15時

 会場:当館研修棟1Fセミナー室

 事前申し込み制:定員110名(先着順)

 ※参加には本展観覧券(当日半券可)が必要です

 

◆記念講演会(2)「弥生文化の始まりとその広がり」

 講師:藤尾慎一郎氏(国立歴史民俗博物館教授)

 日時:2018年4月28日(土曜日)13時30分~15時

 会場:当館研修棟1Fセミナー室

 事前申し込み制:定員110名(先着順)

 ※参加には本展観覧券(当日半券可)が必要です

 

◆弥生vs.現代陶芸作家によるトークセッション「現代陶芸作家からみた弥生の造形、その魅力」

 パネリスト:加古勝己氏(兵庫県篠山市)・かのうたかお氏(京都府京都市)・谷穹氏(滋賀県甲賀市)

 コーディネーター:マルテル坂本牧子(当館学芸員)

 日時:2018年5月26日(土曜日)13時30分~15時

 会場:当館研修棟1Fセミナー室

 事前申し込み制:定員110名(先着順)

 ※参加には本展観覧券(当日半券可)が必要です

 

◆ワークショップ:「弥生土器をつくろう」(全2日間)

 日時:土器づくり 2018年4月15日(日曜日) 13時30分~15時30分

 野焼き  5月13日(日曜日) 10時~14時

 会 場:当館エントランス棟1F工房、第4駐車場

 事前申し込み制:有料、定員20名(応募者多数の場合は抽選)

 応募〆切 2018年3月22日(木曜日) 16時必着

 

◆当館学芸員によるギャラリートーク

 2018年3月24日(土曜日)、4月 7日(土曜日)、4月21日(土曜日)、5月 5日(土曜日)、5月19日(土曜日)

 いずれも11時より1時間程度(観覧券が必要です)

 

■同時開催:テーマ展

「丹波焼の世界」 ~2018年5月20日(日曜日)

「丹波焼の世界 season2」 2018年5月23日(水曜日)~

 

■次回特別展・テーマ展

「県政150周年記念事業 ひょうごのやきもの150年」 2018年6月9日(土曜日)~9月9日(日曜日)

「テーマ展 丹波の民藝ー生田和孝の陶業」 2018年6月9日(土曜日)~9月9日(日曜日)

 


※詳しくは兵庫陶芸美術館ホームページをご確認いただくか、お問い合わせください。

お問い合わせ

部署名:兵庫陶芸美術館