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更新日:2020年11月14日

兵庫陶芸美術館 2020年度著名作家招聘事業×テーマ展「植松永次展―土と火」(丹波篠山市)

《森のダンス(部分)》2016 撮影:安藤郁子

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概要

兵庫陶芸美術館
2020年度著名作家招聘事業×テーマ展「植松永次展―土と火」

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 兵庫陶芸美術館では、国内外で活躍する著名な作家を招聘し、若き作り手たちに刺激を与えるとともに、幅広い人々により深く陶芸に親しんでいただくため、2006年より「著名作家招聘事業」を実施しています。第15回となる今回は、土と火を素材としながら、彫刻にも、陶芸にも括りきれないような独創的な作風により、現代美術の領域からも注目を集めている作家・植松永次氏(1949- )をお迎えします。
 兵庫県神戸市に生まれた植松氏は、1970年代初め頃、東京の専門学校で油絵やドローイングを学びますが、やがて、自然の材質に惹かれ、より根源的な造形を求めていくうちに、大地とじかに繋がる「土」という素材に魅力を感じるようになりました。そして、「何かを作るとか、表現する事ではなく、土を手に、押したり叩いたりして、手と目で土の表情を感じ、質を確かめる」という行為から、自ずと生まれ出ずるかたちをテーマに制作を始めました。
 1975年に滋賀県甲賀市信楽町に移住し、製陶工場で勤務する傍ら、自らの創作活動を深めていきますが、1981年より野焼きを始め、1982年に三重県伊賀市丸柱に住居と仕事場を構えて、薪と灯油併用の窯を築きました。そして、周囲を森林に囲まれた豊かな自然の中で、様々な土の表情を引き出し、作域を広げていきました。
 植松氏の作品には、いつも印象的な言葉が添えられます。それは、植松氏の世界観を表わすものです。飄々(ひょうひょう)と、しかし、鋭い視線で世界を見つめながら、今、自身が拠って立つ場所で、周囲の自然と呼吸を合わせながら生きていくこと。そして、そこで見たり、聞いたり、感じたりしたものを、土と言葉とでささやかに創出していくのが、植松氏の創造の世界なのです。
 本展では、そのユニークな土との対話方法から、「土で表現すること」の意味を再考し、その新たな可能性を示唆するところを探ります。
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作家プロフィール

植松永次 Eiji Uematsu

 1949 兵庫県神戸市に生まれる

 1972 土の質を確かめる事からレリーフを創り、その後、東京でやきものの仕事を始める

 1975 滋賀県甲賀市信楽町に入り、製陶工場勤務の傍ら、自らの制作を続ける

 1982 三重県伊賀市丸柱に住居と仕事場を移し、薪と灯油併用の窯を焚き、野焼きも含め、作域を広める

 1996 滋賀県立陶芸の森アーティスト・イン・レジデンスのゲストアーティストとして制作

 2007 植松永次 陶芸展 土の形(伊丹市工芸センター、兵庫)

 2009 植松永次展 土・火-根源へ(小海町高原美術館、長野)

 2015 第10回パラミタ陶芸大賞展(パラミタミュージアム、三重)

 2016 植松永次 兎のみた空(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA)

     革新の工芸ー"伝統と前衛"ー そして現代(東京国立近代美術館工芸館)
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◇会期:2020年12月12日(土曜日)~2021年2月21日(日曜日)

◇開館時間:10時~18時(入館は閉館の30分前まで。)

休館日:月曜日、12月31日(木曜日)、1月1日(金・祝)[ただし、1月11日(月・祝)は開館し、1月12日(火曜日)は休館]

◇観覧料:同時開催中の特別展「ひょうごゆかりの古陶磁ー丹波焼・三田焼・王地山焼ー」(2020年12月12日(土曜日)~2021年2月21日(日曜日))の料金に含まれます。
 一般600(500)円、大学生500(400)円、高校生以下無料
 ※( )内は、特別割引および20名以上の団体割引料金です。
 ※本展のみの観覧券はありません。
 ※70歳以上の方は半額になります。
 ※障害のある方は75%割引、その介助者1名は無料になります。
 ※17時以降に観覧される場合は、夜間割引料金になります(一般300円、大学生250円)。

◇会場:兵庫陶芸美術館 展示室5

主催:兵庫陶芸美術館、丹波新聞社

 

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《痕跡の入れもの》1975

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《収穫》1988

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《ひょうたん》1993

開催期間

  • 2020年12月12日(土曜日)~2021年2月21日(日曜日)

開催場所

会場名 兵庫陶芸美術館
会場住所

〒669-2135

兵庫県丹波篠山市今田町上立杭4

TEL.079-597-3961

FAX.079-597-3967

E-mail togei@pref.hyogo.lg.jp
会場へのアクセス

詳細は:兵庫陶芸美術館アクセスページ(外部サイトへリンク)

◆JRをご利用の場合

  • 福知山線「相野駅」下車(大阪駅から約50分)、駅前より神姫グリーンバス「兵庫陶芸美術館」「こんだ薬師温泉」または「清水寺」行き乗車約15分、「兵庫陶芸美術館」下車

※ただし運行本数が限られていますので当館ホームページ(上記リンク)内、JR・バス時刻表をご確認下さい。
※相野駅よりタクシーも運行しています。

自動車をご利用の場合

  • 舞鶴若狭自動車道「三田西IC」より約15分、または「丹南篠山口IC」より約20分
  • 中国自動車道「滝野社IC」より国道372号を東へ約30分
  • 阪神方面より国道176号を北上し、三田市四ツ辻信号を左折約15分

駐車場(無料)

敷地内に58台分(普通車)の駐車スペースをご用意しています。

移動が困難な方は、館玄関前に駐車していただけますので、駐車場誘導係にお申し付けください。

観光バスの受付については、お問い合わせください。

◆その他

無料貸出:車椅子4台、ベビーカー1台

関連メニュー

2020年度著名作家招聘事業プログラム

展示解説
 日時:2020年12月20日(日曜日)11時~12時

 会場:兵庫陶芸美術館 展示棟2階 展示室5

 参加費:無料(事前申込不要。ただし参加には観覧券が必要。)

◆野焼きワークショップ
 日時:1日目/2020年12月20日(日曜日)13時~15時 成形
    2日目/2021年1月31日(日曜日)10時~15時 野焼き

 会場:兵庫陶芸美術館 エントランス棟1階 工房等、当館入口前 第4駐車場敷地内

 定員:15名(事前申込制。応募者多数の場合は抽選)※結果は郵送

 対象者:土と火、陶芸に興味がある方(2日間とも参加できる方)※原則、高校生以上(小中学生が参加する場合は保護者同伴に限る)

 参加費:3000円

 申込締切:2020年12月3日(木曜日)16時必着

◆当館学芸員によるギャラリートーク

 2021年1月17日(日曜日)、2月14日(日曜日)、2月21日(日曜日)
 ※いずれも11時より(観覧券が必要です)

■同時開催

特別展「ひょうごゆかりの古陶磁―丹波焼・三田焼・王地山―」 2020年12月12日(土曜日)~2021年2月21日(日曜日)

テーマ展「丹波焼の世界 season4」 ~2021年2月28日(日曜日)


※各イベントに関する詳細は、お問い合わせください。

※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、展覧会を含め各イベントにつきましては変更・中止となる場合があります。最新情報は、当館ホームページをご確認いただくか、お問い合わせください。

お問い合わせ

部署名:兵庫陶芸美術館