ホーム > 2023年5月記者発表資料 > 棚田ボランティア保全活動開始!「ボランティアによる棚田保全と地すべり災害防止」

ここから本文です。

棚田ボランティア保全活動開始!「ボランティアによる棚田保全と地すべり災害防止」

2023年5月9日

担当部署名/但馬県民局豊岡土地改良センター農村計画課  直通電話/0796-26-3715

但馬県民局では、農地地すべり防止区域における棚田保全支援事業の一環として、農作業を手助けする「棚田ボランティア」を令和4年3月から募集を開始し、現在10名の登録があります。

棚田の保全は地すべり災害の防止につながる重要な活動の一つであり、本年度もボランティアによる棚田保全活動(田植え、草刈り)を下記のとおり実施します。



1.日時

令和5年5月21日(日曜日)10時00分~12時00分(小雨決行)

2.場所

板仕野地区棚田(香美町村岡区板仕野 水車小屋付近)

3.内容

棚田ボランティア(9名)による田植え

(ブランド米「とろかわの恋」を栽培する棚田での手植え、草刈り等)

4.今後の予定

令和5年7月下旬:田での草取り、畑での野菜収穫

令和5年9月下旬:稲刈り体験

随時:草刈り

5.その他

棚田ボランティアは随時募集中です(別添チラシ参照)


(参考)棚田保全支援事業

県民局では、管内の農地地すべり防止区域で対策工事を進めているが、現在、区域内の一部で耕作放棄地が発生しており、これに起因する地すべりが懸念されている。耕作放棄地の発生を防ぐためにも、「農作業を手助けする“棚田ボランティア”(農業に興味を持つ企業や個人等を想定)を募集し、派遣する仕組みづくり」を支援するため令和3年度に創設。

【取組み内容】

令和4年:棚田ボランティアによる保全活動の取組みを実施するとともに、棚田ボランティアの参加を呼び掛ける啓発グッズの作成等

令和5年:棚田ボランティアや村岡高校生による保全活動を実施するとともに、ボランティア活動の情報発信により活動への参加者(登録者数の増加)を促す。

【参考:農地地すべり防止区域】

農林水産省農村振興局が所管する地すべり防止区域で、但馬管内の区域面積は県全体の10%を占める。

(県全体:77箇所、2,650ha、但馬管内:10箇所、251ha)