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更新日:2009年4月29日

但馬県民局/局長メッセージ(平成21年2月)

 県民局長から地域の皆さまへメッセージを掲載しています。

平成21年2月のメッセージ

◇滅び行くものはみな 美しい しかし滅びさせまいとする願いは もっと美しい

 

◇老いぬれば 幾山河のしのばれて 但馬いとしく なりまさるかな

 

■豊岡市内にある2つの句碑は、いずれも半世紀前の兵庫県知事・阪本勝氏の言葉です。

 「兵庫県を考えるに当たって、県北つまり但馬のことがいつも頭にあり、この地域に精神的な力の育つことを漠然と期待していた。これが但馬文教府創建の芽である。おおざっぱに考えてみて、偉大な精神力は雪と嵐の中に生まれることが多い。・・・まず何よりも、但馬人そのものが自覚し、起ち上がらねばならない。それには人物が要る。どこでどんな人物をつくるか。こういう自問自答から但馬文教府なるものが自然に誕生したのである。」

(阪本勝随筆集より)

 

■「一年花を植えるべし、十年樹を植えるべし、百年人を植えるべし」

 やはり、百年の大計は、教育にあると思います。学校での教育の他に、地域の教育力は、大きな意義を持ちます。故ケネディ大統領の要請で、駐日アメリカ大使に就任したライシャワー氏(1910~1990)は、その著書の中で述べています。明治維新後、世界中で類例を見ない日本の急速な近代化を成し遂げた要因には、「寺子屋」など江戸時代からのきめ細かい庶民教育の存在があった、と。

 

■1月24日(日)、やぶ市女性未来会議(小松原貴美子代表)の方々のご努力により、八鹿に「まちの寺子屋」が開設されました。

 普段は、テレビゲームなどに没頭する現代っ子たちにとっては、初めての折り紙、お手玉などは、却って新鮮な興味があったものと思います。今後の継続的な取り組みが大いに期待できます。

 

「確かな未来は 懐かしい風景の中にある」

 日本野鳥の会会長であり、コウノトリファンクラブ会長で、俳優の柳生博さんの含蓄のある言葉は、強く印象に残ります。懐かしい風景とは、カエルやドジョウ、昆虫など多様な生き物がいっぱいいて、田植え後の田んぼの上を風が吹きわたり、秋には、おじいちゃんと一緒に、お米や柿・栗を収穫し、子ども同士で縄跳び、おにごっこ、かくれんぼ・・・そして、おばあちゃんの不思議な昔話で眠りに就く。そんな風景が無性に懐かしく、まさに但馬地域で積極的に進められている環境創造型の農業など、未来を指向するためのキーワードかも知れません。

 

■年末年始の休みの間に「日本の縮図」と言われる兵庫五つの国を回遊しました。

 料金が大幅に引き下げになった明石海峡大橋を渡って淡路夢舞台・ワールドパークONOKORO、年間2,000万人以上の集客が見込まれる西宮ガーデンズ、いつも活気溢れる明石魚の棚、生まれ故郷の丹波柏原・・・そして翻って但馬。人口は、全県560万人の3.3%ですが、「この地域の彩りは、兵庫県にとって欠かせない存在感がある」と感じています。

 城崎や湯村など、由緒と風情のある温泉地、貴重な地質を見せる山陰海岸、生野・神子畑・明延鉱山の近代化遺産などに加え、粘り強く数十年かけたコウノトリ野生復帰の取り組みや出石永楽館の復原、さらにはコウノトリ育む農法の拡大による「環境と経済の両立」を支える地域の「内発力」に見られる「民度の高さ」と、地域づくりへの「気持ちの強さ」は、他の地域に優るとも劣らないものがあります。

 

■映画監督の山田洋次さんが選定委員長になった「にほんの郷100選」(朝日新聞)は、応募総数四千余り。その中に「円山川流域」(豊岡市)が選ばれました。懐かしい風景や誇るべき暮らしの文化を未来永劫、残していきたいものです。

 

但馬県民局長 谷口進一

 

☆     オバマ大統領就任演説から(平成21年1月20日)

The question we ask today is not whether our government is too big or too small, but whether it works.

(今日、我々が問うべきは、政府が大きすぎるか小さすぎるかではなく、機能するか否かだ。)

 

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