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更新日:2010年10月5日

但馬県民局/局長メッセージ(平成21年4月)

県民局長から地域のみなさんへのメッセージを掲載しています。

平成21年4月のメッセージ

東井義雄先生

 第6回東井義雄賞「いのちのことば」が発表されました。

 今年は、北海道から九州まで全国から721編の応募があり、100編が入選、そのうち5編が栄えある「東井義雄賞」を受賞しました。珠玉の言葉の数々に、強く勇気づけられる作品や、感動で目頭が熱くなる作品にも出会います。

 印象に残った作品を紹介すると・・・

 

 「怠けると言う事の痛さを知るのは、今のお前で無く、未来のお前だぞ。」 

 

 大阪府在住17歳の高校生。高校受験の際に、おじいさんから言われた言葉だそうです。普段は無口な祖父の一言が、生涯にわたって、この人の心の支えになるのだろうと思うと、言葉の持つ不思議な力を感じます。

 私も「参加することに意義あり」と応募しましたが落選。21年度、第7回の募集テーマは「いのちを感じさせてくれた、あの一言」に決まりました。捲土重来、次回も参加し、多くの感動に出会いたいと思います。

 但馬に赴任して以来、東井義雄先生(1912~1990)の著作に触れる機会が増えました。

 読むほどに、「相田みつを」氏の思想にオーバーラップします。

相田みつお氏から東井義雄先生への郵便

 昨年末、東井先生が住職をされていた東光寺(但東町)をお訪ねする機会を得て、そこで東井先生は相田氏と親交があったことを知りました。先生が師範学校を卒業後、豊岡小学校に赴任された昭和初期は、大恐慌の余波で日本中が不景気のどん底、欠食児童が全国至る所に居るという惨状の中、どんな環境からでも、どういう状態になっても立ち上がれる子どもを育てようとされました。

 「村を育てる教育」を実践した情熱の教育者として、幼き子ども達に注がれた、限りなく慈愛に満ちた眼差しと不屈の魂は、その死後何年経っても色褪せることはなく、郷土・但馬の誇りです。

 ところで、私は相田みつを氏の言葉が好きで「幸せはいつも自分の心が決める」を座右の銘として、十年前から彫り続けているお地蔵さんにはこの言葉を刻字しています。

 

○最後に金子みすずを想起させる東井先生の詩を一編

 

《生きるということ》

じゃがいもを掘る

数しれない小蟻たちが

びっくりして右往左往している

巣をこわされたのだ

みみずがはねでる

闇の中をけんめいに生きていたみみずが・・・

もぐらのトンネルから 

巣がでてくる

 

生きると言うことは

いろんな生きものたちに

ご迷惑をかけるということ

 

ごめんなさい。

「東井義雄詩集」から

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