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更新日:2013年2月28日

但馬県民局 局長メッセージ (平成24年3月)

県民局長から地域の皆様へのメッセージを掲載しています

 

ふきのとう2

残雪の中芽吹くフキノトウ

 但馬の3月はまだまだ寒い日が多いですが、それでも時折、春の兆しを感じることがあります。雪深く残る山間から射す光が心なしか暖かく感じられたり、まだ完全に解けることのない里の雪の合間からフキノトウが顔をのぞかせたりと、着実にこの雪の但馬にも春の訪れが感じられます。

  今年の但馬の冬は本当に厳しい冬でした。豪雪地帯とはいえ、街中でも1メートル以上の雪が積もり、但馬の山深い地域では2メートルを超える積雪が幾日もありました。人口減少や高齢化が急速に進むこの但馬では小規模の集落で高齢者が一人暮らしをしている家も多く、除雪は重労働です。屋根の雪降ろしや、玄関や窓を覆う雪の除雪は、ときに大きな事故につながることもあります。

  そんな中、雪の多い新温泉町から相談を受け、但馬県民局からひょうごボランタリープラザに除雪ボランティアの要請をしました。快くお引き受けいただき、ボランタリープラザが40名のボランティア募集をしたところ30分で定員が一杯となりました。阪神間のみなさんがほとんどだったのですが、年齢は16歳から74歳までという幅広い層の方が応じてくれました。活動をしていただいた地域は新温泉町岸田の青下(あおげ)という地域で、豪雪地帯の中でも特に雪の多い地域で、高齢化率が極めて高い地域です。 

除雪作業をする様子

除雪作業を行う様子

 心待ちにしていたお年寄りも多く、涙して感謝して下さった方もおられました。朝早く神戸を発ち約3時間かけて現地入りし、約3時間半にわたり除雪作業をしてもらいました。みなさん慣れない手つきから始まりましたが、汗を流して精一杯頑張ってくれる姿に地域の皆さんは感謝、感謝です。私も生まれて初めて本格的な除雪作業にチャレンジしましたが、水分を多く含んだ雪の重さを実感しました。 

 このボランティア活動がマスコミにも大きく取り上げられ、その後の地域での自主的なボランティア募集につながりました。ボランティア先進地といわれる兵庫県の草の根活動のたくましさはうれしい限りです。 

 さて、先日、雪の降り積もる中、神戸から来られた方をご案内して県立コウノトリの郷公園を訪ねて来ました。歩くにも苦労する雪深い中、二人で雪の中にたたずむコウノトリを見て、その雪の色に同化するような純白と、漆黒のまざった色の優雅な姿で、他を寄せ付けないように凛として立つ美しさに感動、そして公園の敷地外にある巣塔から雪の舞う空に飛び立つ場面にたまたま出くわすことができた幸運にまた感動しました。 

 この美しい鳥に魅せられた人達がどれくらいいるのでしょうか。この鳥の圧倒的な美しさが人を魅了し、そしてこの鳥をもう一度この地で野生復帰させようと思わせたといっても過言ではないのだろうと思います。少し寒いですが、雪の郷公園、おすすめです。 

H23コウノトリ写真コンクール3

2011 コウノトリ写真コンク-ル優秀賞

「 ビックリ!」

 このコウノトリを野生復帰させコウノトリも住める環境を創造しようという取組は、長い年月をかけて公民協働でこの地域が総力を挙げて取り組んで来ているまちづくりそのものです。人里での野生復帰を遂げて来ているのは世界で唯一この但馬、豊岡盆地だけです。この取組の応援団もたくさんいます。コウノトリファンクラブの代表を務めていただいている柳生博さん(日本野鳥の会代表・俳優)もコウノトリに強く魅せられたお一人ですが、いろんな所でコウノトリの野生復帰の取組の応援をしてくださっています。先日もご一緒させていただいたのですが、ビールとコウノトリの話があればいくらでも時が過ごせます。 

 また、今年もコウノトリ写真コンクールを行ったところ、87点もの応募をいただきました。こんなに多くの人達に愛され、大切にされる鳥、コウノトリは本当に幸せ者だと思います。 

若手職員研修(新温泉町)

若手職員との意見交換

 こういった素晴らしい但馬の地域づくりのために、幹部職員はもとよりですが、多くの若手職員ともできるだけ積極的に話をし、私の思いを伝えたり、逆にストレートに意見をぶつけてもらったりもしています。「言論の自由は保障するから、私にもしゃべらせて」、これが私の職場でのスタンスです。「船は前に進むから波が立つ」、仕事が前に進むときには一杯宿題も出てきます。それを組織として受け止め、また新年度、但馬の確かな未来づくりを県民局職員一丸となって進めて行きたいと思います。

 

 最後に、来年度の但馬県民局の予算をこのホームページにアップしておきましたので、どんな形で地域づくりを進めようとしているのかまた是非ご覧ください。

  但馬県民局長 石井孝一

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