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更新日:2011年10月1日

但馬県民局/局長メッセージ(平成23年10月)

県民局長から地域の皆様へのメッセージを掲載しています。

稲の刈り入れ風景

  但馬の稲の収穫は、主に9月から10月にかけて行われます。

  この時期、農家の皆さんが丹精込めて育てられた稲穂がたわわに実り、但馬の田園地帯は黄金色に染まります。

    東日本大震災以降、これまで以上に「食の安全・安心」に注目が集まっています。但馬では、先日、早場米の収穫後の放射性物質の検査が行われました。放射性物質は検出されず、JAたじまでは米の出荷式を開催し、安全宣言もあわせて行われました。

   昨年度の但馬の米の収穫量は約3万トンで、県下の約16%を占めています。豊かな自然に恵まれ、東京都に匹敵する面積を有する但馬にあって、農林水産業の振興は、まさに但馬の地域振興の中核の一つであり、そこに但馬らしい確かな未来が開ける大きな可能性があると感じています。

朝倉山椒組合の皆さんと

   耕作放棄地の拡大や後継者の確保問題、鹿や猪等による甚大な農作物被害など、克服すべき課題は多いですが、一方で、但馬では「農」を巡る新たな動きもたくさん出てきています。

   先ず、「但馬牛」「松葉ガニ(ズワイガニ)」などこれまでから但馬を代表する農水産物に加え、「コウノトリ育むお米」「岩津ねぎ」「朝倉さんしょう」など農水産物のブランド化が進んでいることです。

   次にJAの取組として「たじまんま(「たじま」と「まんま」と「じまん」をかけた店名)」など大型のファーマーズマーケット(直売所)が開設されたり、南但馬の道の駅「但馬のまほろば」のように主として但馬の農産物を直売するほか、そこを拠点として大手スーパーとの取引を拡大したり、そこを地域の人達の様々な食の新商品の発表の場とするユニークな取組が展開されています。また、東京の銀座4丁目スエヒロ(ステーキハウス)のように但馬ゆかりの方が直接但馬の米や野菜を購入してその良さを広めてくださるなど、販路がいろんな形で広がってきていることです。

   さらに、このコーナーでも紹介した豊岡市但東の但熊さん等6次産業化の実現例が多く現れてきていることにも大きな期待が寄せられています。

来場者で賑わう但馬のまほろば

  そして、何よりも若い人達の就農への前向きな動きが見えてきていることです。先日、但馬で「農業で感動を!」というテーマで講演し、一次産業を「かっこよくて、感動があって、稼げる」3K産業にしようと呼びかけている神奈川県で養豚業を営む宮治勇輔さんのように、農家が自律するためのマーケティングやブランディングを広めて行こうとする若手農業者も出てきています。その一人でもあり豊岡にUターン就農し、「コウノトリ育む農法」の立ち上げに加わった根岸謙次さんも当日の講演会で自己の体験を披露されていました。また、農業法人化により若者達の雇用を進めて行こうとする取組も既に始まっています。

   こうしたいろんな前向きな動きをつなげていきながら是非、但馬の農林水産業の振興を図っていきたいと思います。

  先月、この大事な収穫期に台風12号、そして続いて台風15号が但馬を襲いました。このコーナーでお知らせしていました朝来グラウンドでの合同防災訓練も本当の台風への対応のために延期となりました。

  但馬では台風15号による死者1名が先月末あらたに判明したほか、道路の崩壊、土砂崩れの発生や甚大な農業被害など大きな傷跡をこの但馬に残しました。被害に遭われた皆様方には心からお見舞い申し上げます。新たな復旧への取組は既にスタートを切っていますが、これからも復旧に全力を尽くしていきたいと思います。

 

蓑 兵庫県立美術館長の講演

   さて、収穫の時期を終えると但馬の各地で主として五穀豊穣を感謝して秋祭りが催されます。今月14日と15日に開催される城崎だんじりまつり、16日の出石だんじりまつりなど但馬の伝統文化が花開き、毎年多くの見物客が訪れる祭りが続きます。是非とも多くの方々に今年も楽しんでいただきたいと思います。

   そして、この時期は芸術の秋でもあります。先月23日から今月10日まで養父市大屋で開催されているフォークアート展には、このコーナーでもご紹介しました世界的に有名な蓑豊兵庫県立美術館長が先月24日に参加され、「芸術による地域振興」というテーマでご講演いただきました。これまで大屋町時代から全国的なフォークアート展を開催し、優秀作品を購入し続けてきた息の長い取組が、地域全体を巻き込んだアート村構想として展開されつつあります。

 

  また、先月ご紹介した朝来市ご出身の児童文学作家の森はなさんの「じろはったん」のミュージカルが西宮の兵庫県芸術文化センターで今月22日、23日の両日に公演されます。こういった取組が大きく広がり、但馬の祭典20周年事業の中で、新たな但馬の夢の実現として花開くことに大きな期待が寄せられています。

そのほかにも今月には但馬各地の美術館では魅力的な展覧会が開催されるなど、まさに芸術の秋を堪能できます。

   最後に、この時期は行楽の秋のスタートでもあります。皆さん、このように様々な魅力溢れる但馬の秋を是非満喫しにおいでください。心よりお待ちしています。

但馬県民局長 石井孝一                     

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