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更新日:2012年3月1日

但馬県民局 局長メッセージ (平成24年2月)

県民局長から地域の皆様へのメッセージを掲載しています

スキー場の様子

スキー場の様子

  冬の但馬が今、人気を呼んでいます。12月の但馬各地の主な施設への観光客入込数が好調で、年末年始の観光客数でみると神鍋高原のスキー場が前年比で31.6%、城崎温泉の外湯の入浴者数が同じく22.5%の増となっています。特に雪の降り方が良く、スキー場には昨年のクリスマスシーズンから適度の雪が降り、昨年のような豪雪でもなく、比較的天候が穏やかで大勢の皆さんにお越しいただいています。

賑わう百手の儀式の様子

賑わう百手の儀式

 先月このコーナーで紹介した平家の落人伝説を彷彿とさせる香美町香住区余部の御崎地区の平内神社で先月28日に行われた「百手(ももて)の儀式」にもNHKの大河ドラマ「平清盛」効果からか例年以上の観光客の皆さんにお越しいただきました。

  さて、今回は但馬の冬に欠かせない雪に関する話題を中心に紹介させていただこうと思います。

  但馬地域は、兵庫県の北部に位置し、気候は日本海側気候で、日本の中でも多雪地帯に属します。豪雪地帯対策特別措置法に基づく豪雪地帯として但馬全域(豊岡市、養父市、朝来市、香美町、新温泉町の3市2町の区域)が指定されています。県内では他に丹波市と宍粟市のそれぞれ一部区域が指定されているだけで、これだけ広範囲に地域としてまとまって指定されている所は県内にはほかにありません。 

  姫路からJR播但線に乗り播磨地域側から生野峠を越えて但馬地域に入ったときや、北近畿豊岡自動車道で丹波地域側から遠阪トンネルを越えて但馬地域に入ったときには、急に天候が変わり、雪雲や降雪が迎えてくれることがよくあります。
こんなとき、古くからの国境というものはよく考えられたものだと実感します。そこを境として大きく気象状況が変わり、地域の風習や文化が異なります。
県内にあってこの独自の文化や気候、風土を有する但馬が、どんな人々に対してもふるさととなり得る「あしたのふるさと但馬」という理念を、但馬づくりの基本理念として掲げていることの大きな意義を感じられずにはいられません。

   ところで、雪の但馬では、通勤に長靴は欠かせません。長靴はユーモアを交え「但馬ブーツ」と呼ばれることもよくあります。雪の少ない地域の皆さんが履いている長靴とは違い、履き口側から雪が入って来ないように、履き口を塞ぐ措置がされています。私も県民局に着任する前に長靴を神戸で購入してきたのですが、残念ながら役に立ちませんでした。

 雪が積もると、公舎から外に出るのも雪かきが必要となります。車で通勤している人達は車庫から出るためのルートを雪をかいて確保し、車の上に積もった雪も払いのけます。これは運転中に雪がずり落ちてフロントガラスを遮ってしまうために危険ですので必ず行わなければなりません。

 また、水分を多く含んだ雪は積もると本当に重く、屋根の雪下ろしをしなければ家がきしみ、危険を伴います。積雪量が本当に多い所では雪で玄関が遮られ外出するのも困難になることがあります。

雪があまり降らない地域で暮らす人達にとっては、雪はどこかロマンチックでホワイトクリスマスや雪見酒など、雪はいとおしむ対象となることが多いですが、但馬における雪は、スキーなどの楽しみを与えてくれるものの、やはり生活に大きな支障を来す存在です。

除雪車による作業

除雪車による作業

 このため、住民の足の確保や、観光客の皆さんの行き来を容易にするために、国道、県道、市道それぞれの道路管理者による除雪活動には多くの人達の期待が寄せられています。県民局では、午前4時の状況で除雪作業を決定し、直営の機動隊あるいは委託事業者によって、まだ暗く寒い中、除雪作業を開始します。運転手は、路面ギリギリまで除雪することを目指し、路面の傾斜に合わせブレード(除雪車の前方部分)の高さを微妙に調整しながら運転します。まさに職人芸です。また、通行の混乱を回避するため、今年度から国、県が連携し、主要道路に通行止め情報を表示したり、公益財団法人但馬ふるさとづくり協会と連携し、積雪の状況をリアルタイムで情報発信しています。少しでも但馬での活動や但馬へのアクセスがしやすいように但馬県民局の豊岡、新温泉、養父の各土木事務所の懸命の業務が続けられています。

 出初式(放水)

出初式の様子(豊岡市消防本部)

 最後に、先月、多くの消防団や消防本部の出初式が行われ、永年ご苦労されて来られた方々への表彰や、東日本大震災で懸命の救命活動の中で尊い命を落とされた消防関係者への黙祷がなされました。そして決意新たにこの一年の住民の安全・安心を確保するという任務のスタートが切られました。寒中での一斉放水には日頃の訓練成果がうかがわれるとともに、力強さ、凛々しさが感じられました。道路の安全確保もそうですが、消防活動が的確に行われることで、住民、観光客の皆さんが安心して暮らしたり、観光を楽しんだりすることができているということを、この時期改めて思い知らされます。

  冬の但馬はいろんな魅力で一杯です。是非、来られる際には十分雪情報を確認し、特に車で来られる方は雪上を走行する際にはスタッドレスタイヤやタイヤチェーンの装着を行い、事故等のないように気をつけて、思い切り冬の但馬をお楽しみください。 

但馬県民局長 石井孝一

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