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更新日:2011年9月1日

但馬県民局/局長メッセージ(平成23年9月)

県民局長から地域の皆様へのメッセージを掲載しています。

穏やかな円山川

  9月は防災月間です。

  この但馬は過去に大きな災害に見舞われています。古くは大正14年の北但大地震。記憶に新しいところでは平成16年の台風23号、平成21年の台風9号などがあります。

  特に台風23号の円山川の氾濫は、様々な恵みを与えてくれる「但馬の母なる河」ともいうべき円山川が、日常の穏やかな表情を一変させ、牙をむいて人を、田畑を、そしてこの地域全体を襲いました。

 

  私達は自然と共生しています。今も雨量の多い台風が近づく度にこの円山川の水位に注目し、災害が発生しないかと私たち行政関係者も住民もみんな心配します。

  一方で、世界が注目する、地球上で唯一、人里での野生復帰を実現しつつあるコウノトリは、この水の流れが穏やかで湿地帯が存在する豊岡の街だからこそ、ここを絶滅した際の最後の生息地としていたのであり、今また野生復帰をこの地で果たそうとしているのです。

 

  私達は自然に親しみを感じながらも常に自然に対する畏敬の念を忘れてはなりません。いついかなる場合においても災害は生じるものであるという前提で、行政は行政レベルで、地域は地域レベル、個人は個人レベルできっちりと日々の備えを怠らないようにしていきたいと思います。

稲葉川の堤防設置工事現場

  今月4日には、この日を「但馬地域で防災を考える日」としてとらえ、全県レベルでの合同防災訓練がここ但馬の朝来グランドをメイン会場として実施されます。防災意識の高揚や防災関係機関の連携強化を行い、災害対応能力を向上しようとするものです。

  9月を迎えるにあたって、今一度、もちろん私自身も含めて一人ひとりが減災へ向けた備えを日頃から行いたいと思います。

 

  先月、台風23号の被災箇所である円山川支流である稲葉川(いなんばがわ)の堤防設置工事現場や同じく六方川(ろっぽうがわ)の排水機場の更新工事現場などを視察して来ました。元にあった状態に戻すという意味での復旧土木工事は既に終了していますが、この二つの工事はより高度な防災機能を持たせようとする復興に向けた工事現場です。

  派手さはないかもしれませんが、県民局の土木事務所の総力を挙げて取り組んでいる事業です。是非、その懸命な取組振りをご覧いただければと思います。

但馬空港フェスティバル

 

  さて、夏祭りの季節も過ぎ、まだ残暑が厳しい中にもふと夏の終わりを告げる風を感じる頃になりました。

  私の住んでいる公舎の扉の前に力尽きた雄と雌のカブト虫が倒れていました。虫は虫なりに精一杯この猛暑の夏を生きたのだろうと思いつつ庭に埋めてやりました。

  また、近所には普段は今川焼屋さんなのですが、夏場はかき氷だけを売っている店があり、私もこの夏に4~5回お世話になりました。今川焼屋さんだけあって小豆のおいしいことは言うまでもないのですが、氷もきめ細やかで、猛暑の日にはお客さんが行列をなしていました。但馬外からもこのかき氷を目指してやって来られる人達もおられますが、間もなくこの店もかき氷が影をひそめ元の今川焼店に戻ります。

 

 

  今、但馬では平成6年に但馬全域を挙げて展開した「但馬・理想の都の祭典」から20周年を迎える平成26年度を、但馬の新たな飛躍の契機として、但馬が抱える課題の解決や新たな夢の実現に向けた記念事業を展開することとしています。

  今月1日には公民協働で推進する母体となる推進協議会が設立され、その取組が本格化します。

  既に事前のキャンペーン事業として、多くのお客様にコウノトリ但馬空港にお越しいただくとともに空や飛行機の魅力を感じていただく但馬空港フェスティバルや、但馬の自然やコウノトリの野生復帰などをテーマに絵本を作成し続けてくださっている永田萌さんをお迎えしての「たじま絵本フォーラム」など、但馬人にとっては誇りを持つことにつながり、但馬外の皆さんにとっては但馬のことを好きになってお越しいただけるような事業を実施しています。

たじま絵本フォーラム

 

  また、但馬(朝来市)で生まれ、播州(加古川市、高砂市)を中心として活躍された児童文学作家森はなさんをテーマにNHKの朝の連続ドラマに取り上げてもらおうという運動が但馬、播州の地域を中心として展開されており、その要望を先月神戸NHK放送局に関係市長さんや県会議員の皆さん方と共に行ってきました。

  森はなさんの代表作「じろはったん」は、英語版、ドイツ語版も出版され広く海外にも紹介されており、ミュージカルとしても公演されていますので、是非「じろはったん」にも触れていただければと思います。

 

 

  このようないろんな取組が展開されている但馬です。

  世界が注目をするコウノトリの野生復帰、世界が認めた山陰海岸ジオパークなど「世界が注目する但馬ってどこだ?」と多くの人々に思っていただけるよう但馬が地域を挙げて頑張りたいと思います。

  「はばたく但馬 確かな未来へ」が今、但馬県民局が目指す但馬づくりへの想いです。

 

但馬県民局長 石井孝一   

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