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更新日:2010年10月5日

但馬県民局/局長メッセージ(平成21年7月)

ホタルブクロ

 深山幽谷から清冽な雪解け水を集めて、轟々と流れ出る「滝」には古来より人々は神仏の存在を感じ、修験道などの信仰の対象としてきました。県土の25%を占め、さらにそのうち83%が山地である但馬には、多くの名瀑があります。

 

 6月某日、南但馬の自然を守る会のメンバーの方にご案内をいただき、養父市にある「天滝」に初めてアクセス。(現地の表示は「天瀧」)駐車場から1.3km、徒歩40分とのことでしたが、約2倍の時間をかけて、周囲にひっそりと息づく植物たちの声なき声を感じながらゆっくり登りました。


マタタビ

◇主な植物

○ホタルブクロ(キキョウ科):昔、蛍を捕まえて花の中に入れ遊んだそうです。提灯のようにボーッと光ったことでしょうね。

○マタタビ(マタタビ科):疲れた旅人がマタタビの実を食べると元気回復、再び旅を続けたそうです(又旅)。マタタビ酒は薬用としても有名。

○ギンリョウソウ(イチヤクソウ科):別名「ユウレイタケ」太陽光線を必要としないため、幽霊のように葉緑素がない。

○メグスリノキ(カエデ科):古来より目の疾患に効果があることで知られていた。


 途中には「しのび滝」「岩間の滝」「連理の滝」「糸滝」「久遠の滝」「夫婦滝」そして天滝に次ぐ規模の「鼓ケ滝」。それらを過ぎ、急な坂道を上ると東屋が現れ、木々の間から落差98mの「名瀑・天滝」が裾を広げて飛沫をあげているのが見えます。

 もともと「天から降り注ぐかのような荘厳さ」からその名が付けられたとのこと。圧倒的な迫力もさることながら、気高さ、自然への畏怖を感じずにはいられません。

 滝の全容を見ることが出来る「天滝三社権現」が祭られる滝見広場で昼弁当を広げながら小一時間、その偉容を満喫しました。

 広場の案内板によると「大和長谷寺縁起」「役行者本記」にも天滝が記されており、古来より人々はこの滝が生み出す霊気に体と心の浄化を求めたことが分かります。

  飛散する細かい水滴が気化するときの涼快感、山奥の静けさ、空気の清浄さ、木々のやわらかな緑・・・いくつもの快適要因は、自然の優しさをそっと感じさせてくれ、自分のための贅沢な時間を十二分に楽しむことができました。天滝も忘れ得ぬ”My favorite”(私のお気に入り)スポットとなりました。

 

 出迎え歌碑は天瀧入り口駐車場のそばにあります。

「青雲に ひびきとよみて 落ちきたる 天瀧なりと こころつつしむ」(富田砕花)

 

◇但馬の自然を心に刻むための重要なポイントは二つ

(1)地元の人が良いと言う現場は、必ず自分で踏査すること。興味・関心が倍加します。

(2)その場合には可能な限り「案内人」のお世話になること。徒然草52段「すこしの事にも先達はあらまほしきことなり」

 

《参考》

■但馬三名瀑:(1)天滝(養父市)(2)猿尾滝(香美町)(3)霧が滝(新温泉町)

■日本三大瀑布:(1)華厳の滝(栃木県日光市)(2)袋田の滝(茨城県大子町)(3)那智の滝(和歌山県那智勝浦町)

■日本の滝100選にある兵庫県の滝(4つ)

(1)天滝(2)猿尾滝(3)原不動滝(宍粟市)(4)布引の滝(神戸市)

 

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