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更新日:2011年2月1日

但馬県民局/局長メッセージ(平成23年1月)

山陰海岸ジオパークの世界ジオパークネットワーク加盟決定!(10月)

 明けましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願い申し上げます。

ドクターヘリ(4月)とドクターカー(12月)

●昨年の暮れ、但馬版・県政10大ニュースを発表した際、私は次のようにコメントしました。
 平成22年は、ヴァージョンアップした新しい但馬、いわば「但馬2.0」の地域づくりへ向けた条件や基盤、仕組みが着々と整った一年なのではないかと。
 たとえば、山陰海岸の世界ジオパークネットワークへの加盟決定(10月4日)。先人の努力の上に、山陰海岸ジオパークがいよいよ世界を舞台に活動するチャンスを与えられました。
 第4回コウノトリ未来・国際かいぎ(10月30、31日)では、これに先立つCOP10の会合でその国際的な意義を認められた、コウノトリの野生復帰やコウノトリ育む農法など環境との共生への取り組みが、さらなるステップアップをめざす第二段階へ向けたスタートを切りました。
 但馬技術大学校自動車部の活躍。バイオディーゼル燃料部門でのエコカー世界大会優勝(7月)と世界記録更新(8月)は、環境の世紀を先導する但馬の若い力が達成した快挙です。
 過去最多となったクマの大量出没(目撃・痕跡情報の件数が昨年度の10倍以上)は、奥山や里山の荒廃という、これからの地域づくりのために最優先で取り組むべき課題の所在を告げる警鐘だったのかもしれません。
 兵庫・鳥取・京都の三府県共同によるドクターヘリの就航(4月17日)。ドクターカーの始動(12月5日)とあいまって、中山間地域における救急医療の先駆的なモデルとなりました。
 JR山陰線余部橋梁の完成(8月12日)、鳥取豊岡宮津自動車道・余部道路の開通(12月12日)など交流基盤の整備も着実に進みました。
 県・市町の職員が「チーム但馬」を組んで消費生活相談にあたる「たじま消費者ホットライン」の開設(4月19日)や、市町と県が民間と力をあわせて取り組んだ口蹄疫対策(4~7月)は、これからの行政の枠組みの方向を指し示したのではないかと思います。
 そして、「理想の都の祭典」20周年キャンペーンの開始。シンボルイベント「まるごと感動市」(11月13、14日)は、目標の10万人を超える来場者を記録しました。

但馬まるごと感動市(11月)

●坂村健氏が、毎日新聞のコラム記事(外部サイトへリンク)で、「ガバメント2.0」という考え方を紹介しています。
 「ウェブ2.0」の命名者であるティム・オライリーが提唱している概念で、「オープン・ガバメント」や「プラットフォーム(土台)としての政府」といったアイデアとともに、最近のアメリカで注目されているものです。
 坂村氏によると、政府が行政サービスを自己完結的に責任を持って提供するのが「ガバメント1.0」。これに対して「ガバメント2.0」では、行政は基本的には情報だけを提供し、具体的サービスは民間を中心とした多くの組織、個人がネットワークで連携して実現することになります。
 これを読んで、私は、阪神・淡路大震災を想起しました。
 その復旧復興のプロセスで発揮されたのが、後に、日本における「ボランティア元年」や「NPO元年」と称されることになった「市民の力」でした。
 人の命は人が救う。行政の力には限界がある。自助・共助・公助のバランス。新しい市民社会。新しい公。その他、当時さかんに議論された印象的な言葉が記憶に残っています。
 当時、これらの語彙を使って、政府(行政)と市民(民間)との新しい関係性が模索されていました。
 こうした震災の経験と教訓を踏まえ、「参画と協働」の基本姿勢をもって、県民主役・地域主導で作成されたのが「21世紀兵庫長期ビジョン」です。
 「ガバメント2.0」への動きは、アメリカに先んじて、兵庫の地で(いわば「兵庫2.0」へ向けた取り組みとして)すでに始まっていたのです。

余部道路の開通(12月)

●大震災に襲われたのは平成7年1月。その前年に始まった但馬・理想の都の祭典が、ちょうど最終局面を迎えているときでした。
 祭典を通じて培われた「あしたのふるさと但馬」の理念を継承し、「活力・交流・循環・協働~コウノトリ翔る郷~」を但馬地域のめざすべき方向として定めたのが、長期ビジョンの地域版である「但馬地域ビジョン」です。
 この地域ビジョンが作成されたのが、21世紀初頭の平成13年2月。それからまもなく10年の節目を迎えます。
 いま、そのフォローアップの作業を進めています。作成後の時代の変化を踏まえて、ビジョンの理念や方向性を検証し、必要な見直しを行おうとするものです。
 そして、見直し後のビジョン実現の過程を目に見えるものとして内外に発信するため、また、未完の「但馬2.0」への再チャレンジの場として、祭典から20年目の平成26年度に、但馬全域を舞台とする通年の記念事業の開催を計画しています。
 地域ビジョンの見直しと祭典20周年記念事業の計画づくり。
 それらは、平成6年度から取り組みが始まっていた「但馬2.0」への道筋とその内容を、いま一度あらためて見定めようとする試みです。

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