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更新日:2018年5月30日

第8期丹波地域ビジョン委員会実践活動

第8期丹波地域ビジョン委員会では、丹波地域ビジョンの5つの将来像実現のために8つのグループに分かれて実践活動に取り組みました。

将来像1:みんなで創る”自立のたんば”

発見「食」丹波

 食丹波 地域に埋もれている食材やレシピを活用して新しいビジネスを創り上げる、それが地域の「自立」につながる、という想いのもとに活動し、有害獣として駆除数が増加している鹿肉の商品開発に成功しました。

 お土産用ということを念頭に、「鹿肉を食べたことのない人でも、気軽に食べられること」をコンセプトとして、保存性/運搬性が高い「ジャーキー(干し肉)」に加工。「丹波いっぷく茶屋」(氷上PA)、丹波市立薬草薬樹公園「丹波の湯」、鹿肉料理専門店「無鹿」等のお土産コーナーでの販売委託をお願いしたところ、平成29年4月からの販売実績が200個以上となり、黒字化することができました。今後は、有志で商品販売を継続し、近隣の道の駅や全国のジビエ料理店、ネット上に販路拡大することを検討しています。

 2年間の活動で、起業/事業化ということは特に難しいものでなく、ハードルが低いということがグループ員で共有できました。今後も、こういった活動をさらに続けていき、丹波地域の「自立」を促していきたいと考えています。

将来像2:都会に近い田舎を楽しむ”交流のたんば”

里山deふれあいグループ

 「裏山に子どもの遊び場を」森の音楽会

 私たちの活動は、ある女性委員のそんな声から始まりました。地元(丹波市山南町坂尻地区)の方への呼びかけや模擬的な体験会の開催を通じて、地元のママパパ世代のやる気と、委員の豊富な経験・知識がうまく合わさり、準備段階から一緒に作業を進めてきました。

 平成29年9月に開催した音楽会では、私たちが整備した裏山に総勢150名の方が集まり、木漏れ日が差し込む、朗らかな雰囲気の中で、ハンモックや窯焼きピザなど、里山ならではの遊びや食を楽しみました。

 単に荒れた里山を綺麗にするだけでなく、地元の方のバックアップを得ることもでき、地域一体の取組へと繋がったことが何よりも嬉しいことであり、こうした「山づくりを通じた地域づくり」が広がっていけばと思います。

将来像3:やりがいを実感できる”元気なたんば”

丹波の里塾

 農薬や化学肥料を使わない野菜づくり里塾

  • 大人も子どもも汗を流して畑・土・野菜作りを楽しみました。
  • 篠山市、丹波市、そして阪神間からたくさんの方の参加をいただき、初心者からベテランまで笑顔いっぱいで2年間活動できました。
  • 大根・白菜の種子を見たこともない大人・子ども。そんなみんなが、まず座学で知識を得て基本的な栽培方法を学びました。
  • 畑に出て有機栽培・自然栽培の実践。思うように育たなかった事もありました。
  • 自分の手で種子をまき、育てた野菜を収穫し、大きなお鍋で作ったみそ汁は特別な味。とてもおいしかったです。
  • 何より子ども達がイキイキと楽しそうな笑顔を見せてくれました。2年間食と農を通して丹波の魅力を発信することができました。
  • 手作りの黒豆きなこで食べたお餅もおいしかった!!

丹波job

 都会の人から見ると田舎の人が気づいていない魅力的な仕事にスポットライトを当てようとしているグループです。丹波job

 田舎社会だけでは解決できない課題が深刻化し、田舎へ憧れを抱く都市住民も増えている昨今。田舎社会と都市住民のバランスを考え、“丁稚奉公”という新たな企画に取り組みました。

 “丁稚奉公”という言葉を知らない人はほとんどいないでしょう。しかし、“丁稚奉公”をしている知り合いがいる人もほとんどいないでしょう。時代錯誤な制度かもしれませんが、田舎での生活や仕事は、都会の人には時に時代錯誤と感じることもあります。

 この企画を通じて、田舎の人も、都会の人も、新たな学びや出会いの機会となり、これからの田舎社会において重要な気づきを提供したいと考えています。

将来像4:多世代が支えあう”絆のたんば”

高齢者のいきがいづくりグループ ~丹波地域に思いやりの心をつなげていこう~

  年齢や障害にかかわらず、誰もがいきいきと暮らせてお互いに支えあう丹波地域を目指し、多世代交流イベントを開催しました。高齢者G

 お子さんたちと一緒に、認知症について勉強したり、健康法を学んだり、話し合いをしたり。共にすごす時間の中で、他者への興味と理解が深まることを実感しました。

 高齢化先進地として、丹波地域の先輩方には、ぜひ率先して活動し、わたしたちのお手本になって頂きたいと考えます。

 また、より良い暮らしと人生にするため、住民のみなさんへ、次の3つを提案します。

  1. 認知症予防のためにも、心と体を健康に保つこと
  2. 人と仲良く、積極的に人のために行動すること
  3. 心配ごとがあれば、不安になったり避けたりせず、知恵を借り、協力を求めること

きずな

 私たちのグループでは、ひきこもり・不登校の当事者や家族を地域で支えるネットワークづくりに取り組みました。きずな1
 篠山の「遊び村」では、ひきこもり経験のある若者等がスタッフとなり「流しそうめんと昼間の花火大会」を開催。ウインナーやミニトマト、おもちゃなども流れてくる流しそうめんに子ども達は大喜び。お腹が一杯になった後は、花火やゲームをして交流を行いました。
 フリースクールの夏休み特別教室。楽しい理科実験では不思議なコマ作り。手作り楽器工作で三味線を作ったり、冷たいわらび餅作りなど、延べ30人ほどの参加者が大人も子供も一緒になって楽しみました。
 「生きづらさを抱えている若者の就労支援」をテーマとする学習会では、発達障害についての講演で理解を深め、親・支援者が意見や悩みを語り合いました。
 活動を通して、当事者に居場所と自分を受容する環境整備が必要ではないかと考えました。今後も取組を進めていきたいと思います。

夢ジョッキー

 私たちは、高校へのキャリア教育支援事業を行ってきました。夢ジョッキー1
 高校生は卒業と同時、もしくは遅くても数年後には社会人になります。しかし、今の高校教育の流れの中では、社会の現実に触れる機会が少なく、それが原因でたくさんの社会問題に発展しているように感じています。
 そこで、足りないものを社会人が埋めていく仕組みとして行っているのが、『夢授業』です。

 様々な職種の地元の社会人に、ご自身の高校時代から今までの経験や、この場でしか聞けないような仕事のリアルなお話をしてもらう事で、高校生に社会の現実のイメージを届けることを目的にした対話型授業。
 「10年後にどこに住んでいる?1.地元、2.地元以外」など選択式の質問に次々と答え、未来の自分をイメージしてみるワークショップ型授業の二つの授業形態が主軸です。

 4年前に氷上西高校ではじめた『夢授業』は、2年前から篠山鳳鳴高校、篠山東雲高校にも恒例の授業として取り入れていただいています。

 平成29年12月20日に行った篠山鳳鳴高校の授業は、2年生約160人を対象とした過去最大の規模となり、たくさんの社会人の方にご協力いただいたおかげで大盛況のうちに終えることが出来ました。

 毎回、授業後に行うアンケートでは、全ての授業で満足度が90パーセントを超えており、高校生が未来を考える一つのきっかけとして、この丹波地域に定着しつつあると実感しています。
 今年度中に、法人化を計画しており、自立した団体として地域で持続する仕組みを目指していこうと考えています。

将来像5:ともに暮らす”安全安心なたんば”

さるが出た!!!

 災害やトラブルをよそごとと思わず、自らのこととして考えようという趣旨のグループです。この2年間で、自治会等への出前啓発講座を20カ所、公開無料講座を4回行いました。さる1

 学習メニューも拡充し、

  1. 家庭用コンセントから発火するトラッキング現象の実演と紙芝居「火の無いところから火が出た!」 
  2. 実例を元にした防犯紙芝居「ほめほめ詐欺にご用心」 
  3. 男女共同参画を考える紙芝居「さんかくちゃん」「地域・家庭における男女の役割」 
  4. 透析治療を続けるメンバーの体験をふまえた「要援護者が語る災害対策」 
  5. 簡易な放射線測定も行う「知ってるつもり!?原子力災害」

の5つになりました。

 災害等は自分には関係ないと思いがちで、住民学習会の参加率はあまり高くないのが実情です。集会や祭り等のついでに気軽に取り入れられるような、親しみやすくて分かりやすい啓発活動を心がけてきました。地域ビジョンが目指す“安全安心なたんば”の実現に少しでもお役に立てたならば幸いです。
 

 

お問い合わせ

部署名:丹波県民局 県民交流室 総務防災課(ビジョン担当)

電話:0795-72-0500

FAX:0795-72-3077

Eメール:Tanbakem_01@pref.hyogo.lg.jp