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更新日:2023年3月27日

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丹波県民局長メッセージ(令和2年12月)

丹波地域では、新型コロナウイルスの感染者が、3月から10月末までは14名の確認のみでしたが、11月に入ってから1ヶ月の間で9名の感染者が確認され、増加傾向にあります。県全体でも、11月20日に最高警戒レベルの「感染拡大特別期」へ移行するなど、厳重な注意が必要な段階です。

特に、「飲酒を伴う懇親会等」、「大人数や長時間におよぶ飲食」、「マスクなしでの会話」、「狭い空間での共同生活」、「休憩室、喫煙所、更衣室等」の5つの場面は感染リスクが高いとされていますので、注意してください。

また、先月号でも、お知らせしているとおり、もし発熱の症状があれば、まずは、かかりつけ医など地域の身近な医療機関に電話で相談し、指示に従って受診してください。かかりつけ医などがない時は「発熱等受診・相談センター(保健所)」「新型コロナ健康相談コールセンター(全県)」に相談してください。

 

 

さて、県民局では、丹波地域の農産物のブランド力向上と生産拡大に向けて、9月から11月にかけて開催した「丹波栗食べ歩きフェア」に続き、現在、先月号でお知らせした「丹波大納言小豆ぜんざいフェア」のほか、11月21日(土)からは「丹波篠山山の芋フェア」を開催しています。

特に、丹波地域の山の芋は、ツクネイモと呼ばれる山芋の一種で、自然薯や長芋と比べて風味が良く、肉質は純白で、粘りが強いのが特徴です。当フェアでは、山の芋を使った豊富なメニューや加工品などが味わえますので、是非、旬のおいしさを楽しんでください。

また、日本各地には、古くから長寿や健康を祈願して、お正月にとろろ飯を食べる風習があり、おせち料理などのご馳走で疲れた胃をいたわる効果もあると言われています。「丹波篠山ブランド産品戦略会議」(県民局、市、JA)でも、「正月三日にはとろろを食べましょう!」とPRしており、私も、昨年に続き、正月準備の一つとして、先日、山の芋を用意しました。

このお正月は、皆さんも是非、ご家庭で三日とろろを楽しんで1年を元気に過ごし、コロナに打ち勝ちましょう。

 

 

丹波篠山山の芋フェア

山の芋の生産者や山の芋取扱店(飲食、購入)などと連携し、「産地」としての魅力を発信するため、今回で3回目となる「丹波篠山山の芋フェア」を開催しています。丹波篠山市内の40店舗が参加しており、とろろ丼やとろろそば・うどん、ぼたん鍋、山の芋の一品料理など、粘りの強さが自慢の山の芋を使った料理が味わえます。

参加店舗を掲載したリーフレットは県民局で配布しているほか、こちら(PDF:1,980KB)からもご覧になれますので、是非、ご覧ください。

 

(1)期間 11月21日(土)~ 1月31日(日)

(2)場所 丹波篠山市内のレストラン、直売所など40店舗

(3)主催 丹波篠山ブランド産品戦略会議(事務局:丹波篠山市農都政策課内)※構成員:丹波篠山市、丹波農林振興事務所、丹波農業改良普及センター、JA丹波ささやま

 

<丹波篠山とろろご飯セットキャンペーン>

山の芋フェア参加店舗で飲食・購入してアンケートに答えいただくと、抽選で20名の方に丹波篠山とろろご飯セット(5,000円相当)が当たるキャンペーンを実施しています。(詳しくは、参加店舗にある応募用紙をご覧ください。)

○応募締切:令和3年2月19日(金)必着

 

  

 

令和2年度「チャレンジQ」

子どもたちが学ぶ楽しさを体験するとともに、ふるさと丹波への愛着や誇りを持ち、地域に貢献しようとする態度の育成を目的として、毎年、丹波地域の各種団体や高等学校が中心となり、「たんばっ子!学びフェスタ」を開催しています。

今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により、イベント自体は中止になりましたが、「チャレンジQ」と「丹波地域まちの自慢発信事業」は工夫しながら事業を継続しています。

特に、チャレンジQについては、令和2年度版の問題を作成し、丹波教育事務所ホームページ(外部サイトへリンク)で公開しています。出題する問題は、小学校2年生~小学校6年生の各学年別で作成しており、知識だけでなく思考力を問う内容で、学校の問題とも少し違うため大人でも楽しむことができます。

また、丹波地域在住の小学生のみ対象で、解いた問題を令和3年1月8日(金)までに「たんばっ子!学びフェスタ実行委員会事務局(丹波教育書内)」へ送ると、高校生などが採点してメッセージ付きで返送してくれたり、抽選で20名に高校生が学校で作ったプレゼントが当たります。(詳しくはこちら(PDF:972KB)をご覧ください。)

参考に、私がよく考えられていると感じた問題やすぐ解答できずに迷った問題を下記にて紹介しますので、是非、チャレンジしてください。

なお、「丹波地域まちの自慢発信事業」は、管内の指定4小学校の取組みをパンフレットで紹介する予定ですので、ご期待ください。(令和3年2月号に掲載する予定です。) 

  

(左から、2年生の問題、5年生の問題、6年生の問題)

第10期丹波地域ビジョン委員会 「生かそう!丹波の食」グループ/「おかの草刈り応援隊」グループ

11月6日(金)に、第10期丹波地域ビジョン委員会の「生かそう!丹波の食」グループが、柿ジャム・柿チップス・柿ようかんの試食会を開催しました。

当グループは、食材本来が持っている価値を取り戻し、食品ロスをなくすことを目的として取り組んでおり、今回のメニューの原材料となる柿も、全て獣害対策の一環として収穫した丹波篠山市畑地区の柿を使用していました。試食会では、砂糖の配合量を変えたジャム、スライスする厚みを変えたチップス、ゆずをアクセントに加えた柿ようかんなど、様々な工夫がされており、どれも美味しく頂きました。今後は、商品化を目標に、更に改良を重ねられることに期待しています。

また、11月21日(土)には、同じくビジョン委員会の「おかの草刈り応援隊」グループが、草刈りでできる大量の刈り草利用についての研修会を行いました。今後は「おかの刈り草プロジェクト」として研究していく予定で、今回の研修会は、そのキックオフ事業として灰屋(はんや)で作製した焼土肥料についての講演会を開催しました。これから実施予定の「刈り草利用のアイデア募集」やおかの地域に現存する灰屋を活用した「灰屋ウォーク」を始めとして、刈り草の有効活用が進むことに期待しています。

 

(左から、「生かそう!丹波の食」グループの試食会の様子、「おかの草刈り応援隊」グループが活用する灰屋のイメージ)

ふるさとグランツール兵庫丹波2020

10月号でご紹介しました、丹波地域のサイクリングモデルルート「兵庫丹波チャレンジ200」の策定記念イベント「ふるさとグランツール兵庫丹波2020」を、11月1日(日)に開催しました。

当日は天気にも恵まれ、遠くは静岡・愛知など、県内外から80名の方に参加いただきました。オリジナルジャージを着た参加者の方々は、県立丹波並木道中央公園をスタート・ゴール地点とし、篠山城跡、川代渓谷など「兵庫丹波チャレンジ200」のスポットを巡りながら、秋に染まる丹波路100kmを全員完走しました。途中の「エイド」では、丹波栗や黒豆など丹波の秋の味覚も味わっていただきました。

参加者からは、「楽しかった」「来年度も参加したい」などの声が多く寄せられ、大変ご好評をいただきました。今後は、このイベントを定着させるとともに、案内標識や路肩狭小区間の整備、県立丹波並木道中央公園にサイクルステーションを整備するなど、サイクリング環境の整備にも努め、丹波のサイクルツーリズムを推進していく予定です。

この「兵庫丹波チャレンジ200」が起爆剤となり、多くのサイクリストが丹波を訪れ、地域が賑わうことを大いに期待しています。

 

(イベントの様子)

丹波OB大学創立50周年記念

昭和45年10月18日に開設された丹波OB大学が、創立50周年(半世紀)を迎えることを記念して、記念誌発行のほか、記念式典と記念行事が開催され、現役生、修了生等多くの人が出席するなど、50周年を盛大に祝うことができました。

11月4日(水)に開催された記念式典では、「50年のあゆみ」のスライド上映のほか、記念行事では、落語家の桂歌之助氏による講演やOB大学、大学院をきっかけに設立され地域で活躍されている団体の活動発表などが行われました。また、4日(水)から6日(金)の間に開催された作品展では、現役生・修了生の書道や写真等の作品が展示され、力強い創作意欲を感じました。

丹波地域は、地域をより良くしたり盛り上げたりする活動に参加されている方の割合が他の地域と比べて非常に高いため、今後も、友達づくり・学ぶ喜び・趣味づくりなど、多くの方に受講いただき、生きがいづくりや社会参加を推進する場として、活用されることに期待しています。

   

(左から、式典の様子、実践活動発表の様子、記念作品展)

 

丹波県民局長 飯塚 功一 

お問い合わせ

部署名:丹波県民局 県民躍動室

電話:0795-72-0500

FAX:0795-72-3077

Eメール:tambakem@pref.hyogo.lg.jp