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更新日:2013年8月9日

ダニ媒介性感染症の予防について

マダニとは

マダニ類やツツガムシ類は、野外のやぶや草むらなどに生息しているダニで、食品等に発生するコナダニや衣類や寝具に発生するヒョウダニなど、家庭内に生息するダニとでは種類が異なります。
マダニ類は、固い外皮に覆われた比較的大型(吸血前で3~4mm)のダニで、主に森林や草地等の屋外に生息しておりますが、市街地でも見られ日本全国に分布しています。人は農業・林業などの野外作業やアウトドアレジャーの際に咬まれることがあります。
これらのダニは病原体を持っていることがあり、咬まれると日本紅斑熱やつつが虫病などの感染症にかかる危険性があります。これらの疾患にかからないようにするためには、ダニに咬まれないことが重要です。

longicornis01_thumb_1フタトゲチマダニ(出典:国立感染症研究所)

ダニ媒介性感染症

  • 日本紅斑熱:日本紅斑熱リケッチアによる感染症でマダニ類に咬まれることで感染します。咬まれて2~8日頃から頭痛、倦怠感、高熱等で発症します。主に西日本で見られます。
  • つつが虫病:つつが虫病リケッチアによる感染症でツツガムシに咬まれ5~14日の潜伏期の後に、全身倦怠感、食欲不振とともに頭痛、悪寒、発熱などを伴って発症します。咬口は皮膚の柔らかい隠れた部分に多く、発症後には不定型の発疹が出現します。重症になると肺炎や脳炎症状を来たします。全国で発生が見られます。
  • 重症熱性血小板減少症候群:SFTSウイルスを保有するマダニに咬まれることで感染します。潜伏期間は6~14日。発熱、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)等が出現し、重症化し、死亡することもあります。平成21年に中国で初めて特定され、日本国内では、平成25年に入り初めて確認されました。西日本を中心に平成25年8月7日までに24例の感染が報告されており、そのうち7例の方が亡くなっています。

ダニに咬まれないために

  • ダニは、山林、草地、荒地などに生息しており、特に春から秋にかけては活動が活発になるので注意が必要です。
  • 農作業、レジャーや庭仕事など野外で活動する際には、次の点に注意しましょう。

    • マダニの生息する場所に入る場合には、長袖の服、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用し、肌の露出を少なくしましょう。
    • 帰宅後はすぐに入浴して体をよく洗い、付着したマダニがいないか点検し、衣服は洗濯しましょう。(ダニはすぐには咬みつかず、やわらかい皮膚をさがすようです。)
  • やぶ等で、犬や猫などの動物にダニが付くことがあります。除去には、目の細かいクシをかけると効果的です。

ダニに咬まれたら

  • ダニに咬まれても、痛みや痒みはあまりなく、気づかないことが多いようです。放置すると数日間以上吸着して吸血し続けますので、みつけたら早めに取り除きましょう。簡単に取れないことが多く、無理にとろうとすると、つぶれたり一部が残ってしまうことがあるので、できるだけ医療機関(皮膚科等)を受診し処置してもらって下さい。
  • マダニに咬まれた後(数日~2週間程度)、発熱・発疹等の症状があった場合には、医療機関に早めに受診しましょう。ダニに咬まれたことを伝えて下さい。日本紅斑熱やつつが虫病には有効な治療薬があります。

その他詳しくはQ&Aを参考にしてください。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&A(厚生労働省ホームページ)(外部サイトへリンク)

お問い合わせ

部署名:西播磨県民局 赤穂健康福祉事務所

電話:0791-43-2321

FAX:0791-43-5386

Eメール:Akoukf@pref.hyogo.lg.jp