ホーム > イベントカレンダー > 兵庫県立美術館 特別展「小磯良平と吉原治良」展(神戸市)

ここから本文です。

更新日:2018年4月12日

兵庫県立美術館 特別展「小磯良平と吉原治良」展(神戸市)

koiso-yoshihara

概要

本展のみどころ

神戸を代表する洋画家で当館でも記念室を設けている小磯良平と、戦後の日本を代表する前衛美術集団、具体美術協会(具体)を率いた吉原治良のふたりを同時に扱う回顧展です。
○小磯・吉原ともに初期から晩年までの作品を、時代を追ってご紹介します。特別展として彼らを当館で大きく扱うのは、小磯は当館の前身となる県立近代美術館で開催した「没後10年小磯良平展」(1998年)以来約20年ぶり、吉原は2004年に開催した「あの熱い時代が目を醒ます!結成50周年記念「具体」回顧展」以来14年ぶりとなります。
○具象絵画の巨匠小磯と、抽象絵画のパイオニア吉原。かたや東京美術学校を首席で卒業、かたやほぼ独学で絵画を学びました。職業画家をきわめた小磯に対し、吉原は生涯にわたり家業の製油会社経営と画業の両立を果たした点など、非常に対照的なふたりですが、画家として活躍していた時代や地域はほぼ共通しています。そうしたふたりの対照性と類似性を考察します。
○彼らふたりを同時に扱った数少ない例として、1997年に県立近代美術館を含む阪神間4館で開催した「阪神間モダニズム」展があります。本展はそれから20年を経て、彼らふたりを生み出した神戸・阪神間という地域性をあわせて考察します。
○小磯と吉原の油彩画約160点に加え、資料類もあわせて展示します。

開催趣旨

小磯良平(1903-1988)と吉原治良(1905-1972)は、ともに戦前から戦中、そして戦後にわたって阪神間を主な拠点として活躍した画家です。小磯は東京美術学校を卒業後渡欧し、アカデミックな西洋美術の正統な継承者をめざし、官展や新制作派協会にて類いまれなデッサン力を駆使した珠玉の人物画を数多く制作・発表し、日本を代表する具象絵画の巨匠として活躍してきました。一方の吉原は、家業である製油会社を経営しつつ、ほぼ独学で絵画の技法を習得し、戦前の海外の抽象絵画に影響を受けた前衛的な作品を二科会の九室会で発表、戦後は日本の前衛美術を代表する具体美術協会の主宰者として数多くの抽象絵画を手がけました。このようにほぼ同時代を地理的にきわめて近い位置において制作してきたにもかかわらず、彼らを同時に評価する機会はほとんどありませんでした。しかし「同時代性」と「地域性」に着目してみると、小磯と吉原にはまったく対照的であると同時に類似性も認められます。ともに西洋美術に自らの創作の規範を求め、それを極限にまで推し進めることで同時代の日本の美術界に大きな影響力を与えたこと、戦後には、片や母校の東京芸術大学で、片や具体美術協会を中心とした組織で優秀な後進を数多く輩出したこと、また戦後にともに舞台美術を手がけたことなど、その画業には何かしらの共通点があります。
この展覧会は阪神間の生んだこのふたりのモダニストの足跡を、代表作を時代毎に「並置」することで、その対照性と類似性を明らかにしつつ、それぞれの画業を再確認するものです。

関連事業

連続鼎談
1.吉原治良編
4月22日〔日〕14時から(約90分)
出演:加藤瑞穂氏(大阪大学総合学術博物館招へい准教授)、高柳有紀子氏(大阪新美術館建設準備室主任学芸員)、鈴木慈子(当館学芸員)
2.小磯良平編
5月6日〔日〕14時から(約90分)
出演:辻智美氏(神戸市立博物館学芸員)、恵崎麻美氏(関西大学東西学術研究所非常勤研究員)、西田桐子(当館学芸員)
場所:いずれも当館ミュージアムホール(定員250名/先着順・友の会優先座席あり)
聴講無料(ただし展覧会観覧券もしくは半券が必要)

■学芸員による解説会
4月14日〔土〕、5月19日〔土〕いずれも16時から(約60分)
場所:いずれも当館レクチャールーム(定員100名)聴講無料

■学芸員による夜のガイドツアー(「美術館の日」関連事業)
4月28日〔土〕18時から(約60分)当館3階「小磯良平と吉原治良」展入口前集合参加無料(ただし要観覧券)

「美術館の日」
2002年4月6日に兵庫県立美術館が開館したのを記念して、4月28日(土曜日)・29日(日曜日)に、多彩なイベントを開催!


■ミュージアム・ボランティアによる解説会
会期中の毎週日曜日午前11時から(約15分)場所:当館レクチャールーム(定員100名)参加無料

開催期間

  • 2018年3月24日(土曜日)~2018年5月27日(日曜日)

開催場所

会場名 兵庫県立美術館
会場住所 神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1(HAT神戸内)
会場へのアクセス

電車
○阪神岩屋駅(兵庫県立美術館前)から南へ徒歩約8分
○JR神戸線灘駅南口から南へ徒歩約10分
○阪急神戸線王子公園駅西口から南西へ徒歩約20分

バス
○JR三ノ宮駅から、阪神バス「HAT神戸行き」、神戸市バス「101系統」「29系統」にて約15分、「県立美術館前」下車すぐ。


○阪神高速3号神戸線「摩耶ランプ」から「摩耶ランプ南」交差点を西へ。「摩耶ランプ」から約5分。

国道2号線から「岩屋中町4」交差点を南へ。
○地下有料駐車場・・乗用車80台
○団体バス待機所・・要事前予約

地図 地図

主催

兵庫県立美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会

お問い合わせ先

主催者名 兵庫県立美術館
住所 神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
電話 078-262-0901
FAX 078-262-0903

関連メニュー

開館時間

10時00分~18時00分(入場は17時30分まで)

特別展開催中の金・土曜日は夜間開館~20時00分(入場は19時30分まで)

休館日

月曜日(ただし4月30日[月]は開館、翌5月1日[火]は休館)

観覧料金

一般:1,300(1,100)円

大学生:900(700)円

70歳以上:650(550)円

高校生以下:無料

()は、前売及び20名以上の団体割引料金。70歳以上の前売はありません。

主なチケット販売場所:JTBレジャーチケット(セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルK・サンクス、ミニストップ)
コンビニ商品番号前売券:0247970当日券:0247971

障がいのある方(70歳以上を除く)は各当日料金の半額、その介護の方1名は無料。
※割引を受けられる方は、証明できるものをご持参のうえ、会期中に美術館窓口で入場券をお買い求めください。
※県美プレミアム展の観覧には別途観覧料が必要です(本展とあわせて観覧される場合は割引あり)。


お問い合わせ

部署名:兵庫県立美術館