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更新日:2016年4月1日

(西播磨地域)景観の形成等に関する条例による景観形成地区

西播磨地域において、景観の形成等に関する条例により指定を受けている景観形成地区を紹介します。
具体的な景観形成基準及び指定を受けている区域については、関連資料をご確認ください。

たつの市龍野地区(歴史的景観形成地区)

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 たつの市龍野地区(出典:たつの市龍野地区景観ガイドライン)

景観まちづくりの基本方針

 龍野地区は、中世末より、鶏籠山、的場山、白鷺山の三山と揖保川との間に形成されてきた城下町であり、十文字川、浦川等の水面や周囲の豊かな緑が織りなす自然景観の中に、近世の町割に沿って町家や武家屋敷、寺院、醤油蔵がみられる特色あるまちなみを残している。
また、日本のこころを唱った“赤とんぼ”の作詩者三木露風をはじめ、詩人の矢野勘治や内海信之、哲学者の三木清等を生んだ文化的風土を持つ。
これら恵まれた自然環境とこれに調和した歴史的、文化的な景観を守り育て、時代に伝えるため、次の基本方針、修景方針及び景観形成基準に基づいて景観の形成を図る。

 1 景観まちづくりの基本方針 

 (1) 守る景観 「龍野らしさを未来に」
ア 豊かな詩情をたたえる眺望景観を守る
イ 情緒・風情とハイカラな雰囲気が漂うまちなみ景観を守る

 (2) 創る景観 「龍野の地域力をあげる」
ア 歴史・文化を活かしてまちの魅力を磨き、人と人をつなぐ景観を創る
イ 暮らしの中に賑わいのある景観を創る

(平成2年3月30日指定、平成27年3月31日変更指定)

 地区指定から20年余りが過ぎ、社会経済情勢の変化、世代交代等により、景観に対する意識の薄れや景観にあわない建築物の増加等、地区の状況に変化が見られるようになってきたため、平成23年度より26年度まで、地区住民、たつの市、県民局(県民センター)が協働で景観形成計画の策定や景観基準の見直しに取組み、その成果として、景観形成地区の区域と景観形成基準の変更を行いました。


龍野らしさを未来につなごう

検討結果

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ワークショップにより作成した景観形成の基本的方向

たつの市御津町室津地区(歴史的景観形成地区)

室津のまちなみ

たつの市御津町室津地区(出典:御津町室津地区景観ガイドライン)

 小さな湾の三方を岬と山とが抱き、最も奥まった部分では四方のほとんどが山々で囲まれた天然の良港である御津町室津は、早くから海の街道の役割を担ってきた瀬戸内海で、多くの人々に知られた国家的な港津でした。これは、平安末期には京都の賀茂神社の所領する御厨となったことにも表れています。その後、江戸時代には西国から航路で江戸、京へ上る場合、播磨灘の手前にある最後の良港であるため、海の宿駅として栄え、最盛時6軒の本陣が置かれていました。
 
 現在、本陣の遺構は見られませんが、旧豪商の家屋などは僅かながら残り、江戸時代に宿場として繁栄をみせた町の面影は、本瓦の家なみと二階の発達した町家にうかがえ、町の骨格を形づくっている海岸線に平行な道と旧嶋屋の北側で東に入る谷筋の道に沿って町家が軒を連ねています。湾曲した部分では台形状の敷地割りになっており、町家も通りニワ部分で平面形態を調整しながら自然地形に対応しています。
 
 このような地区において、間口が狭いにもかかわらず本瓦葺二階屋で重厚さを備えている町家群で構成されているまちなみを保全し、創造していくため、次のとおりゾーンを分けて、景観の形成を図っていくこととします。

(1)山麓景観形成ゾーン…海側から見た場合に集落の背景となる50メートル程度の山の緑と広がりのある和風の黒ないし灰色の勾配屋根との調和を図る
(2)みなと景観形成ゾーン…海側から見た場合に集落の前景となる広がりのある和風の黒ないし灰色の勾配屋根による景観の形成を図る
(3)町家景観形成ゾーン…通りの特性に合わせて伝統的な町家を活かしたまちなみ景観の形成を図る。
 
 なお、港には、漁港として数多くの漁船が係留されており、それらがまちなみや山の緑と織りなす景観も、自然の中で生活する躍動感を感じさせるものとして評価されています。
(平成6年5月13日指定)

佐用町平福地区(歴史的景観形成地区)

平福のまちなみ

佐用町平福地区

 佐用町平福地区は慶長5~10(1600~1605)年に城下町として町割りなどの基本的な都市計画がなされた町です。
その後、旧因幡街道の宿場町となり、「大原夜で出て釜坂越えて華の平福朝駆けに」と里謡(さとうた)にうたわれるほどに繁栄しました。
 利神山の山頂付近に残る山城の石垣や麓の平城の遺構は城下町時代の名残であり、また、播州系と作州系の町家が入り交じるまちなみや佐用川の水面に映る土蔵・川座敷群には、かつて宿場町として栄えた平福をみることができます。
 多くの地域で時代の流れとともに伝統的なまちなみが失われていく中で、佐用町では昭和58年に歴史的環境保存条例が制定され、地域と行政がまちなみの保存・継承に取り組んできた結果、今なお伝統的な町家が数多く残っています。
 
(1)町家景観形成ゾーン…播州系と作州系の意匠が混在していることが特徴となっていることから、町家修景指針のいずれかを基調とした意匠とし、伝統的な意匠の保存に努める。
(2)利神城趾ゾーン…佐用川右岸から利神城趾を望む景観の維持に努める。
(3)山麓景観形成ゾーン…建築物及び擁壁の前面に、周辺の植生になじんだ樹種の中高木の植栽を施すとともに、樹木の保存に努める。
(平成23年4月1日指定)

 

 

太子町斑鳩地区(歴史的景観形成地区)

 

斑鳩寺

平安時代には建立されていたとされ、新西国33箇所の一つにもなっている斑鳩寺や約1,400年前に創建されたといわれる稗田神社がある斑鳩地区は、古くは門前町として栄えてきました。

 

 江戸のはじめには斑鳩寺のすぐそば、参道の東側に鵤宿が本陣として置かれ、幕末期は西国街道沿いに本陣が移されたことから、龍野街道、西国街道の二つの街道沿いに宿場町が形成されました。

 また、明治時代に斑鳩燐寸合資会社が創立され、戦後、東芝姫路工場太子分工場が操業するなど、太子町の産業拠点としても栄えてきました。

 斑鳩寺をはじめ地区内の歴史を感じさせる神社や寺院、広域的な歴史遺産とされる条里制の地割り及び大和三山に似た太子の三山(前山、檀特山、立岡山)などの景観資源を活かしつつ、当地区が歴史的なまちと中心市街地のにぎわいに調和した「和のまち太子」の基軸となるよう、統一感のある町並みの形成をめざします。

(1)西国街道沿い(かつての宿場町)の景観の維持・保全

(2)龍野街道周辺(かつての宿場町・門前町)も景観形成

(3)良好な参道の景観形成

(4)周辺中心市街地の都市景観との調和

(平成25年3月1日指定)

 

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お問い合わせ

部署名:中播磨県民センター 姫路土木事務所

電話:079-281-9441

FAX:079-281-4948

Eメール:himejidoboku@pref.hyogo.lg.jp