ひょうごエディターズ倶楽部

活動レポート

2025年度 第2期

第2期メンバー
インタビュー

1年間活動してきた第2期メンバー。
参加してみての感想や気づきを
インタビューしました。

まるで「クリエイティブ同好会」。
120%味わいたいなら、
現地参加がオススメです。

スエマサ エリコ (神戸市)

コピーライターとして独立して12年。普段は一人で仕事をしているので、ここで生まれた横のつながりや、プロ同士の刺激が純粋に嬉しくて。気づけば、ほぼ皆勤賞でした。憧れの会社とご一緒できたイベントの取材案件など、積極的に手を挙げたからこそ得られた経験も。引き出し豊富なエディターたちと更に親睦を深めながら、どん欲に表現の幅を広げていきたいです。

スエマサ エリコ

妄想力も編集スキルに?
表現の『私らしさ』を
再構築できました。

髙澤 美奈 (芦屋市)

初めは皆さんの才能に「自分は凡人だ」と凹んだことも。でも、答えの完成度は気にせず毎回ファーストペンギンとして真っ先に課題に飛び込んでみようと決めてからは、素直に場を楽しめるようになりました。「デートを編集する」のテーマには得意の妄想が止まらず大興奮。編集の奥深さも知りました。たくさんの刺激を受けて向上心に火がついた今、私にはまだまだ伸びしろがあるんだと実感。私らしくクレイジーさを磨いて、これからも自由に表現を楽しんでいきたいです。

髙澤 美奈

突如やってきた人生の転機。
自信を持って進めたのは、
ここでの経験があったから。

孝岡 未子 (明石市)

エディターズ倶楽部での経験が、長野に移住し編集の仕事をするという大きな決断を後押ししてくれました。特に印象に残っているのは、インタビューについて深掘りした回。事前準備から相槌、服装にいたるまで、メンバーの数だけスタイルがあり、正解がないことを知りました。会議を通して「こうじゃなきゃ」を手放せたことが、未知の土地へ踏み出す勇気になったと思います。これから先も仕事で迷った時はここでの会話を思い返しながら、型にハマらないユニークな切り口を模索し続けたいです。

孝岡 未子

あなたにとっての楽しみも
転がっていると思う、多分。

伊関 由希子 (明石市)

仕事で広報に携わっていますが、また違う「冒険」ができる場を求めて飛び込みました。編集会議は毎回あたまを耕すような感覚。“トマト”をいろんな切り口で表現するワークは、周りの視点も借りながら思考をめぐらせ、緊張感もありながら共同作業のようでもある、新鮮な回でした。家庭の都合で参加できたのは数回でしたが、それでも密度は十分すぎるほど。誰かがポロっと漏らした言葉が、翌日の仕事のヒントになる。次年度もペンとメモを片手に、耳を澄まして参加します。

伊関 由希子

猛者たちとのゆる会議。
なんだ、緊張しなくて
よかったじゃん。

山根 博美 (西宮市)

県外から引っ越してきたので、兵庫の方とお近づきになりたくて参加しました。会議では、皆めちゃくちゃ深く考えてて、言葉の猛者が多くてびっくり。私も刺激されて、ついもっと面白く言えないかな、深いことを言いたいなって欲が出てきちゃってましたね。最初は勉強会っぽいのかと思いきや、拍子抜けするくらいラフな空気感。それも心地いいんです。だから、緊張してないでもっと他のメンバーに話しかけたらよかった~と少し反省中。次年度こそは、積極的に発言していきたいです。

山根 博美

「トマト」に対して、
こんなに切り口が!?
編集的視点って、
デザインにも
活かせるんだなって。

Y. N

グラフィックデザイナーとして働いており、“編集”に触れたのは今回が初めて。最初の頃は「私の仕事はジャンルが違う…?」と、迷いもありました。ですが、「“トマト”に対して、異なる切り口を考える」お題に皆で挑戦したとき、「デザインを考える場合も、こんな切り口で見てみるといいのか!」という気づきがあって。この倶楽部では、編集ならではの“考え方”を吸収しようと思えるようになりました。また、参加者の皆さんと繋がりができたことも嬉しく、気づけば来期も継続参加したいと思えるほど、この場を楽しめるようになっていましたね。

Y. N

新聞の一面広告に何載せる?
“感動”の語釈は?
ユニークなテーマが、
私の考えたい欲を刺激してくれた。

田中 綾香 (神戸市)

会議毎のテーマについては、自分なりの答えを考えるようにしていました。例えば「兵庫県の年末年始の新聞一面広告を考える」では、手を動かしてアイデアを形にするのが面白かったですし、「“感動”の語釈を考える」では、一つの言葉に色んな解釈があることを実感。家で家族にも話しましたね。他の皆さんの答えを聞いて、なるほど、と気づく瞬間も楽しみでした。私は普段、喋る仕事で「耳への入り方」を意識した表現の機会が多いのですが、ここでは、文字や写真など「目で見てどうか」を意識した表現にも触れることができ、自分の表現の幅を広げる良い機会になっています。

田中 綾香

編集の面白さを
浴びたい一心で応募。
正確な「作業」と
自由な「切り口」、
2つの「編集」を往復できたことで
広がった私の世界。

N.Y (宝塚市)

実は第一期の募集で応募しそびれ、第二期は「今度こそ!」と応募しました。編集の面白さがここにはありそうだと思えたから。型に沿った正確さが求められる本業に対し、編集会議では真逆の自由さを実践。異なる二軸があることは財産です。本業の動画編集は素材のカットや字幕入れなど作業としての『編集』が中心ですが、ここでの『編集』は切り口そのもの。それぞれ異なる楽しさがあります。ほぼオンライン参加でしたが、そこはPC画面を通し、現場を俯瞰して観察できる「特等席」でもありました。現場で起きた謎の笑いを、断片的な情報から推察。不便さの中に見つけた、これもまた一つの編集の醍醐味でした。

N.Y

異なる個性の掛け合わせで、
企画が「化ける」瞬間に
立ち会えた。

kako (神戸市)

9年前に神戸へ移住。知らない土地での不安を街の人達に救われた経験から、神戸・兵庫愛は強め。この街の魅力を伝えたい想いで応募しました。編集会議への現地参加は叶いませんでしたが、現場での製作活動に携われた事は大きな収穫。イベントレポートの案件では、チームで盛り上げて、企画そのものが成長していく過程を体感。時として孤独な一人完結のクリエイティブとは異なり、他者の視点を交え、共に作り上げる経験から確かな手応えを得ました。来期の目標は編集会議へのリアル参加。背景もスタンスもそれぞれ異なるメンバーとの刺激的な共創に挑みたいです。

kako

インタビュー担当

髙澤 美奈 / 田中 綾香 / 横田 菜緒

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編集会議の様子

インタビューの
因数分解から
デートプランまで!?

- 第1期生に聞いてみた
「エディターズクラブって何してるの?」 -

兵庫県の「エディターズクラブ」って、
「具体的にどんなことをやってるの? 」
「編集会議ではどんな話をしている?」
そんな声を受けて、
第1期から2年間在籍するメンバーに
お話をうかがいました。

聞き手:太田

(第1期メンバー)

構成:川崎

(第1期メンバー)

第1期生 座談会参加メンバー

万庭
県内のホテルに勤務。商品プロモーション企画や屋上展望施設のブランディング・PR、企業広報などに携わっている。
鈴木
大手印刷会社勤務を経てフリーランスに。雑誌やウェブ記事の取材・執筆や企業の広報支援を、出身地の京都や住み始めた神戸で行っている。
可児
雑貨やファッションを扱う神戸の企業に勤務。商品企画を経て、現在はファッション関連の販促ツール編集を担当。
安部
デザイン会社でグラフィックデザインなどを経験後、フォトグラファーに。県庁など行政機関での勤務経験も持つ。
中井
中学生の頃に動画編集と出会い、制作を続ける。SNS広報会社での勤務を経て、現在はフリーランスの動画クリエイターとして活動。
座談会の様子

1期生の皆さん 今日は編集会議についてなど、色々うかがいたいのですが、その前に、皆さんも「エディターズクラブって何やってるの?」と聞かれますか?

一同
聞かれます!(笑)
万庭
1年前、2期生募集をしてた時に、興味を持った後輩から聞かれましたね。でも、何をやっているかは、説明しにくかったかも。
鈴木
私も、フリーランス仲間から「何やってんの?どんな感じ?」って聞かれて。その時は、大学のゼミみたい、と答えました。一方的に教えてもらうのではなく、テーマについてめっちゃ語る座談会みたいと。

ゼミみたいって、具体的には?

鈴木
私は広告論のゼミだったんですけど、好きな広告を持ち寄って、その広告の何がいいかを分析していたんです。先生が作ったフォーマットに沿って、自分の考えを発表する。先生には「そんな浅い考えで!」と、ぶった切られていたけど。エディターズクラブは、その大人版。配慮はした上で、議論していく感じ。皆さん経験も知識もあるから、学生より経験に裏打ちされた話が出てきて、中身は深い。
座談会の様子

たしかに、そうかもしれませんね。さて今期は、編集会議が13回ありました。毎回違うテーマの中で、印象的だった回はありますか?

可児
私が感動したのは、嵐の総集編的なCMやブルータスの特別編集の話が出てきた「再編集の妙」。「再編集って、一緒の時代を生きてきた時間の共有だね」という名言まで生まれて。嵐のあのCMで心打たれても、なぜそうなるかは上手く答えられないけど、ここにはそれを言語化してくれる人が必ずいる。あと話してるうちに「再編集とセレクトの違いって何やろ?」と、また深掘りが始まっていって、そんな展開も面白かった。
座談会の様子
川崎
具体的に役立ったのは「インタビューの現場を因数分解」する回。1年目にもインタビューテーマの回はあったけど、どちらかと言うと受講したという印象。今回は、参加者の実例を見たり、体験や悩みを聞きながらだったので、すごくリアルで実践的でした。
安部
そのインタビューについては、撮影やデザインの話もあったので面白かった。インタビュー中、カメラマンも会話に参加してもいいのか?という質問があって、参加を歓迎するライターが多いのは意外でした。話しやすい雰囲気にもなるし、良いのだなと。これまで自分は撮影だけに集中してたけど、今は話を聞きつつ撮って、参加することを試みています。
座談会の様子
中井
私は、デートの会! めっちゃ楽しかった。「デートはエディトリアル」という視点で、初デートから3回目までのデートプランを妄想しましたよね。私は実体験も交えながら考えて発表したけど、出てきた内容がみんな全然違った。計画的に少しずつ距離を縮める人もいれば、一気に自分の世界に引き込む人もいて。好きな人とどう関係を築いていくか、編集力が発揮されていました。
万庭
「行政ぽいって何?」の回で感じたことがあって、行政って全方位に向けて広報をしているんだなと。私が勤めるホテルも色々な層がいて、ビジネスもブライダルもあれば、ファミリーから大人まで来て、ナイトプールもあったり…本当にありとあらゆることをやっている。万人に刺さろうと思ったら、結局尖らなくて伝わらないんじゃないか?と悩んでた中で、教わったのは、対象が多くても、それぞれの層を意識してレイヤーを作っていけばいいんだよって。すごくストーンと落ちて、なるほどと。普段の仕事でやってることと、ここで気付かされることが繋がったのは、何度かあります。
座談会の様子
鈴木
印象に残ってるっていうより、ちょっと心残りがあったのは、兵庫県の新聞広告を考えた時。思いついたことはあったけど、ふざけすぎかなと思って、提出しなかった。皆さんの発表を聞いてると、すごく真面目に考えてて「出さなくて良かった…」と思っていたら、最後に有田プロデューサーが刺激的な案を出してきた。実はそれが、私の案と近い方向性で「それもありなんだ!」と。出さなかった後悔もあるけど、改めてエディターズクラブの自由度を感じました。

編集会議の数日前に出てくる
“お題”に対しては、どんな風に考えていましたか?

万庭
私は通勤中に、電車で景色を見ながら考えていました。仕事では管理職になり実務は部下に任せて、自分で言葉やクリエイティブについて考えるのは減ってきた中で、このお題に対してはゼロイチで深く向き合いましたね。
鈴木
私は、お題が出てからずっと頭の片隅にあって、洗い物をしながら。ぼんやりでも考えて、言語化しようとするのが、結構大事かも。課題に対して自分の考えを言語化し伝えることを繰り返す中で、仕事のインタビューでもより踏み込んだ質問ができるようになったり、原稿に落とし込む精度が上がった気がする。編集会議がトレーニングの機会にもなっていてありがたいです。

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